○過去のかんそーぶん一覧 page.26(2009年03月〜2009年03月)

@ 『クリムゾン グレイヴ(4)』:三宅大志(ISBN9784047125766)。 ドラゴンエイジ、ドラゴンエイジPure連載。

元・死の神にして神々への反逆者アッシュと 最強の傭兵『クリムゾン』の称号を持つもののひとり・ミリムの旅は続く。 今日もまた救世の名を借りて人々の魂を集めようとする神々の手先・ 人々の信仰を集める教団の教主を殺めたアッシュ。 何も知らぬ人々の命を救うたび人々の憎しみを買い、恨まれてゆく… そんな無間地獄の中、それでもアッシュは自らの信念を貫いてゆく。 それは800年前…史実としてして語られる神話の時代の出来事に起因していた。

ということで本巻から過去編へ突入とのことでシリアス度高め。 ミリムさんのぬぎぬぎ分は前巻などと比較すると控えめです。 というか過去編は当然ミリムさんが居ません。 それでもぬぎぬぎさせられるのがミリムさんの業な気もします。 神の軍勢VS人の軍勢+竜族という構図は、ありがちな気もしますが 燃えるシチュエーションでよろしゅうございました。 以前登場した竜族さんとの関わりもこのへん起因なわけね。

掲載誌のぶれ等もあると思いますが、 巻ごとに収録エピソードの傾向に一貫性が無いのは あまり褒められたものではないのですが 物語の根幹を示すエピソードということで 続刊を期待しつつ待ちたいと思います。 まだ仇敵サイラスとアッシュの関係とか謎のままだからなぁ。 ここ数巻のグダグダ感はさすがに評価しづらいので頑張っていただきたいところです。

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@ 『おたくの娘さん第五集』:すたひろ(ISBN9784047125742)。 ドラゴンエイジ連載。ダメオタ一直線の青年の元に突然現れた「実の娘」。 紆余曲折の末に築かれた親子初心者の二人の生活もはや半年、 夏に秋にのイベントでさらに親子の関係を深める二人に訪れる新たな波乱とは ほのぼのオタクコメディの中間地点の第5巻目。 発売されたドラマCDの収録風景レポ漫画も掲載。

オタク的夏の祭典も終わり、今日は神社の夏祭り。 かんけーねーよと引きこもりを決め込んでいた耕太だったが、 娘の叶ちゃんがお祭りで男と初デートすると小耳に挟んで半狂乱。 はたして叶ちゃんのデートのお相手とは…。 そして秋。叶ちゃんがくじ引きで当てた旅行券をきっかけに 一泊二日で温泉旅館にやってきた彼岸荘ご一行様。 初めての親子旅行に大興奮の叶ちゃん&その他だったが、 宿泊先の旅館には意外な人物がいて…。

ついに叶ちゃんのお母さん・望さんが本編に登場したりと 作者自ら中間地点というだけあって、ほのぼのとした展開の裏で物語はグッと進展。 ふたりの関係に早々に期限が切られるとは思ってませんでした。 これがどういう風にふたりに影を落としていくことになるのか、 期待と不安が半々という感じですね。 ふたりだけの問題ではないという意味深な言葉の意味も気になるところです…が 寸前に凄い肩すかしをやってくれてるのではてさてどうなるのやら(^^; それにしても望ママさんのぶっ飛びっぷりが半端無くてどうしようかと。 そりゃこれは耕太くんだけが悪いとはとてもいえないわ。

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@ 『える・えるシスター(1)』:邪武丸(ISBN9784758061193)。COMIC REX連載。行きすぎやり過ぎ?学園らぶらぶ姉妹愛コメディの一巻目。 「える・えるシスター=L-Size little Sister」とのこと。 連載分とやや設定の違う先行読切版を収録。

2年前の高校入学と共に入寮し、 それ以来音沙汰の無い大好きなお姉ちゃん・一菜(いちな)を追いかけて、 同じ高校へ入学を果たした女の子・ふたばちゃん。 ふんわり優しい性格から生徒みんなに慕われる生徒会長となっていた一菜お姉ちゃんとの 再会を無事に果たしたけれど、同時にお姉ちゃんの「秘密」も知ってしまい、大混乱。 そう、憧れのお姉ちゃんは妹 …つまりはふたばちゃんが好きで好きで好きで好きで大好きすぎていぢめちゃいたいという とってもダメな人だったのです!! 180cmを誇る高身長に反して小心者のヘタレさんなふたばちゃんと 妹のことになるととことんダメな人な一菜さん …ふたりの行きすぎ姉妹愛の行き着く先は果たして?

ふんわり優しい雰囲気を持つ可愛らしい絵柄とお話が大好きな邪武丸氏初の一般誌連載単行本です。 今回のお話もそのあたりの特性をストレートに生かす形の しんどい部分の無いおんなのこオンリーの陽性のコメディに仕上がってます。

ポイントとしては、主人公であるふたばちゃんの外見と中身のギャップ部分がまず一つ。 外見は高身長&ショートヘアで快活そうな印象を醸すも、 実体は生真面目だけれど鈍くさい子犬系の小心者という部分、 いやこれは確かにいぢめて楽しみたくなるのもわかるというもの:D  いちいち反応が可愛いのもポイント高いですね。 ものすごーく嬉しそうな顔してすり寄ってくるあたりがもうたまらんですわ。 あと姉ラブっぷりも○。 一応ヒロイン?なお姉ちゃんの一菜さんのダメっぷりも光ります。 ふたばちゃんのことになるとどこまでもぶっ壊れていく様がなんともいえず。 姉妹以外のレギュラーメンバーである生徒会の面々も一癖ある娘が揃ってるので バリエーションも出て賑やかですね。

百合風味というよりはらぶらぶ姉妹愛コメディの印象が強いですが 可愛い女の子たちのじゃれ合いっぷりを堪能したい方には強くオススメしておきます。ハイ。 なお、ストレートな意味でのえっち方面は期待しない方が良いです。 可愛らしさでお腹いっぱいになれますけれどね。

メディア展開があるなら一菜お姉ちゃんのCVはぜひ柚ねぇでお願いします!!<ストレートすぎる

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@ 『リカバイヤー[奪還者](下)-喪失れた女神-』:神野オキナ/隅田かずあさ(ISBN9784344814684)読了。幻狼ファンタジアノベルス新刊。人の手により地上に生み出された亜神たちの戦いに巻き込まれた[奪還者]の少年は愛した少女を護りきれるのか?

壮絶な戦いの中で互いの想いを通じ合わせた[奪還者]守央と祭香は [奪還者]の現地協力者の元で一時の安らぎを得る。 しかし祭香の中に存在する自らの半身を狙う強力な亜神・ヴァルムヘルカ、 そして創造主たるアメリカに従わぬ亜神を回収しようと 目論むアメリカ軍とアメリカに従う亜神たちの魔の手は刻々と迫っていた。 壮絶を極める三つ巴の戦いの中、守央は祭香を護り抜けるのか?

上巻ではやや抑えめに感じていたエログロ路線も下巻ではかなりスロットルアップ。 がっつりと人死にが前面に押し出された神野作品は久々だったので、その容赦のなさ が逆に清々しくもありといったところでしょうか。 特にK・レクトーの醜悪さはお気に入りです。 後半の無茶な盛り上がりっぷりも良。 現代兵器と神の奇跡とのぶつかり合い…ああ、なんて甘美な中二の味か(ぉぃ

物語は守央が真実の意味で「奪還者」となる話ってところですかね。 一応のケリはついているものの、 正直なところここで終わられると消化不良感があります。 サブキャラ陣などいろいろな要素がわりと置きっぱなしになってる面もあり、 続編展開も期待したいところですが、はてさて。

個人的にはもうちょっとアカネさんの活躍が見たいです:D

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@ 『おとして↓アプリガール(1)』:望月菓子(ISBN9784757524156)。月刊ガンガンWING連載。 新米女教師と一風変わった女生徒たちの繰り広げるドタバタ成長物語の1巻目。 最初の課題は「全ての生徒をダウンロードすること!?」

周囲を拒絶し、また周囲から拒絶され、 勉強一筋の真っ暗な学生生活を経て教師となった新米女教師・黒瀬潤(くろせ うるみ)。 初めての赴任先である学園を訪れた彼女を待ち受けていたのは 無人の校舎と一台のノートPCだった。そして潤の目の前で突然ノートPCが輝きだし その中から制服に身を包んだ少女…「クラス委員長・真白」が現れる。 彼女…いや彼女たちこそ実体化する能力をもった人工知能「アプリガール」であり 潤は彼女たちに「人間としての心」を教え、学園を立派に卒業させるために雇われたのだ。 そのために学園長から与えられた 最初の課題は「クラスメートを全員ダウンロードし揃える事」。 しかし、生徒たちには個別に隠しダウンロード条件が設定されていて一筋縄では行かなくて…。 勉強はともかく人としてはダメダメな潤と、ちょっと変わった生徒達の奮闘の日々が始まる!!

作者初連載作品とのこと。 絵柄に惹かれたので表紙買いしてみたのですが、個人的にはまずまずの感触でした。 絵柄はおまんじゅうフェイスにおめめぱっちり系のガンガン系ではおなじみの優しいタイプ。 設定をみて分かるとおり、女の子てんこ盛りのネギま!フォーマット(+その他諸々)の作品ですが 「ダウンロード」という要素を組み込むことで女の子達を小出しにして扱いやすくしていたりと 工夫の跡が見られるのは好印象です。

物語としては、生徒たちの成長物語であると同時に、 教師である潤先生の成長物語…失ってしまった学生時代を取り戻すという側面も持っています。 潤先生がらみの展開があるおかげで、物語としての主軸がしっかりして 単なるドタバタハーレムものから一歩踏み出した形で楽しめるようになってるかなと。

まあ、トンだキャラが多い生徒たちも …特にパパ大好きツンデレへっぽこ番長さん(健康)とか可愛いのですが なにはなくとも潤先生ですよ、潤先生!!:D 黒髪ひっつめメガネにスーツとお堅い女教師を絵に描いたような潤先生の 非コミュ的へっぽこっぷりが可愛くてしょうがないのですよ。 なんともいぢめたい欲求を喚起するそのお姿にノックダウンされました。 コスプレさせられるはパンツは晒されるわと健康的お色気?的シーンもありなのも うれしいところです。自ら最も苦手とするコミュニケーションについて 先生として生徒に教えなくてはならなくなった彼女の奮闘っぷりは見所です。

とまあ、個人的にはまずまずアタリ。潤先生でだいぶ補正されてはいますが:D おんなのこだらけのちょっぴり百合っぽさもある世界ですので、 そういう視点でも楽しめると思います。 気になったらガンガンWING公式サイト等参照されるとよろしいかと。 (Permalink)



@ 『めしあのいちにち(2)』:岩田洋季/佐藤利幸(ISBN9784048672726)読了。電撃文庫10月の新刊。 世界滅亡の予言と共にこの世につかわされたか弱い無力な救世主と、彼女を守る「家族」たちを巡る戦いと恋物語の2巻目。「もう日本も私の頭も夏です\(≧▽≦)@」

電撃文庫MAGAZINEに掲載された1編に描き下ろし2編及びインターミッション等を加えた一冊。 このシリーズはこういう短めのストーリーの組み合わせで行く構成なのかな? 今回は1巻目よりも殺伐度合いは低めで、ドタバタラブコメディ感の強いお話が揃ってます。 めしあの良い子っぷりと、それに振り回される殺ヶ原家の面々が楽しい#5や めしあの「救世主」としての可能性に触れていく#7も面白いのですが やはり白眉は#6「殺ヶ原練子の恋」でしょう。 今後の本筋にも大きく影響しそうなキャラが颯爽と登場したと思ったら矢先 練子に徹底的に振り回されてズタボロにされていく様がなんとも涙を誘います。 同じ境遇である保と通じ合ったりしてる所もまた…。 初登場に失敗すると後が辛いよなぁと思わざるを得ません。最強なのに。 今後ずーーーっと言われ続けるに違いない。

一方、恋に暴走する練子ちゃんの様子は大変可愛くてよろしゅうございました。 当事者になったらたまったもんじゃないと思いますけれど。 オチも可愛らしくてラブリーでした。

主軸は殺伐としつつも、ラブコメ要素をしっかりと盛り込んでくれれば…というのが 1巻を読んでの希望だったのですが、そのへん期待通りだったので満足の一冊でした。 それにしても今回は挿絵に色っぽいものが多くて眼福だったなぁ。 練子ちゃんにしろ、蛍雨ちゃんにしろ:D

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@ 『ねこむすめ道草日記(1)』:いけ(ISBN9784199500985)。 COMICリュウ連載。作者初単行本。とある田舎町に住む妖怪たちのほのぼのドタバタ物語。 サンプルを何ページか見てのお試し購入。 ザンバラおかっぱ頭からぴょんと飛び出したねこみみとツリ目のコントラストが 大変に可愛らしい<ねこむすめ>の黒菜さんを中心とした 肩の力を抜いて楽しめるお話です。

黒菜<くろな>は渋垣にある藤森商店でおばあちゃんといっしょに暮らす一匹の黒猫。 彼女は日々<ねこむすめ>の姿になって楽しい事、面白い事を 探して小さな山間の田舎町をお散歩します。 妖怪仲間のエロ河童や、町の妖怪のまとめ役の化けガラスたち、 そして人間たちとの楽しくて優しくて賑やかな日常の中で はてさて、今日はどんな出来事に出会うやら。

絵柄はまんがちっくなまるっこいディフォルメが 強めでちょっと懐かしさを覚えるラインです。 でも古くさいというわけではなく、 パッと目を惹く華やかさと暖かみ、 そして元気よさに溢れた独自の魅力を備えています。

そんな絵柄で描かれる黒菜さんの生き生きとした姿が極めて魅力的。 猫らしい気まぐれさ、楽しい事が大好きでめいっぱい楽しむ姿、 人間に対する尽きせぬ愛情、そんな人間に裏切られたという複雑な想いなどなど いろんな表情を見せてくれるナイスな娘さんです。 いやもう笑顔と八重歯にやられるね:D 活動的なわりに隙のある格好をしていたり、エロ河童くんがいたりするため したちちだったりおヘソだったり、腰だったりお尻だったりスパッツだったりと ちょっぴりせくしー(笑)なラインが出るのも良いですな。微笑ましい程度ですけれど。

個人的なお気に入りは耳としっぽを隠した人前モードの黒菜さんかな。 ストレートおかっぱ美少女化するのが素敵だなぁ:D

ネタ的には大きく捻った部分の無いストレートな作品ですが その分、料理人の腕をしっかり感じ取れる面はあるかなーと。 ともかく読んでいて元気になれる作品です。オススメ。

収録:#1〜#5。デビュー作「妖怪っぽい!」(第二回龍神賞<銅龍賞>受賞作品)。 (Permalink)



@ 『リカバイヤー[奪還者](上)-喪失れた女神-』:神野オキナ/隅田かずあさ(ISBN9784344814363)読了。幻冬舎の新・新書レーベル「幻狼ファンタジアノベルス」の新刊。

見荻守央…わずか17歳の美貌の少年。彼は世界最小の民間軍事企業・邦人救出を専門に活動する通称「奪還者」の創設者にして唯一の前線実働隊員であった。 そんな彼の元に舞い込んだ新たな救助依頼。それはとあるアジアの小国で発生したクーデターに巻き込まれた日本企業の社員達の救助ミッションだった。 単身、混乱の続く小国へと乗り込んだ守央は無事救助対象者である少女と合流を果たすが、 そんな彼らの前に人知を越えた存在「亜神たち」が立ち塞がり…。

久々にストレートにエログロラインな神野オキナ作品ですね。 まあ、どちらもフルスロットルとは言えず、比較的抑えめですが。 超人的な能力を持つ線の細い美少年主人公やら、両性具有さんやら、神さまやら なんか企んでる米軍やら、各種現代軍用兵器群やら、パツキンお姉さんやら、各種化け物と いつもの要素を詰め込みつつも、謎をちりばめ読み手を引き込む内容になってます。 とはいえ、メインストーリー自体は下巻待ちといった感じで 今回は謎とキーワードのばらまきと承から転に入り始め?というところで止まってます。 楽しみに下巻を待ちたいと思います。

それにしても本当に神野作品でのコメリカ(違)ってろくな事企みゃしないなぁ(苦笑

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@ 『神のみぞ知るセカイ(2)』:若木民喜(ISBN9784091214973)。 週刊少年サンデー連載。 悪魔の少女エルシィと共に、地獄から逃げ出した「駆け魂」回収のため 現実-リアル-の少女たちを攻略する羽目になったギャルゲー神と 呼ばれる少年・桂馬の苦闘の日々の2巻目。

今巻では第三のターゲット・病んでるアイドル・中川かのん編と 第四のターゲット・図書館の無口図書委員・汐宮栞編など収録。 1巻発売に合わせて本誌で発表された2ページの告知編「FLAG.@」も収録されています。 当然、1巻同様にかのんちゃんと栞ちゃんのその後を描いたおまけ4コマもあります。

今回のふたりも1巻のふたりとはまた違った意味でどちらも魅力的なヒロインです。 今をときめくアイドルでありながら、 その心を自身の存在への疑問や他者からの認知への不安感という深い強迫観念を抱え、 それを脅かすものにはスタンガンを振り回す「病み」系ヒロインのかのんちゃん。 そして本が好きで、図書館が大好きで、そしてその思いを他人と共有したいという 強い欲求があるのに、頭の回転に口がついて行かず、結果無口で喋れないという ジレンマを抱えた栞ちゃん。 この難敵ふたりに対して、あくまでもギャルゲーの知識と経験則で対抗していく 桂馬の頑張りが見てて泣けてきます。 彼の場合、飄々とこなしてるように見えて、実は内心ヒヤヒヤでやってる描写が あちこちで入るのが好感度高いんですよね。 嫌がりながらでも決めるべきところではしっかり決めてくれるところも素敵です。 エルシィのマスコットキャラっぷりはさらに進行してますが、 可愛いからいいんだ可愛いから!!(思考停止

個人的にはかのん編が白眉です。 アイドルの魅せる極めシーンの演出が非常にツボでして。 〆も綺麗で好きなんですよね。 だいぶ話題になって売り上げもそこそこ好調っぽいですが まだまだ売れて欲しい…そして連載も続いて欲しいのであざといですがオススメですよ。 (Permalink)



@ 『まかないこむすめ(1)』:小谷あたる(ISBN9784048673129)。COMICシルフ連載。女流作家さんのお宅に住み込み家政婦としてやってきたちっさい垂れ犬耳っ娘・山中千恵子さんを中心に住人・縁者たちが繰り広げるほのぼの家政婦コメディの1巻目。

新しい職場に希望を抱きながら意気揚々とやってきた家政婦の山中千恵子さん(たれ犬耳)。 さっそく働き先である女流作家・柳沢さなえさんのお家を訪ねてみたら、 当のさなえさんにそんなことは知らないと冷たくあしらわれてしまう。 仕事が始まる前から大ピンチ! 前途多難の状態から始まった千恵子さんの家政婦生活の行方は…。

商業単行本化も果たしたWebコミック「はねむす」シリーズの作者さんによる商業連載初単行本。 西洋風世界観のはねむすとは違い、こちらは大正時代風の世界観。 とはいえ、いぬ耳さんや化け猫さんが珍しい存在ではあっても、 けっして奇異の視線を向けられる対象ではないというファンタジックな要素も持っています。 ちっさい身体で一生懸命働く千恵子さんや、 つっけんどんでズボラながらも優しい雇い主のさなえさん。 そして謎のイケメン(笑)化け猫青年、太郎さんの3人を主体としてふんわりのんびりとした お話が綴られていきます。

千恵子さんは家政婦としてのスペックは上々ですが 全体に運が無い感じで、要らない騒動に巻き込まれてる感じですかね。 ちんまい身体で一生懸命働く姿がなんとも保護欲をそそります。 あとは少女小説好きで、憧れの作者さんの話に目をきらきらさせたり さなえの甥っ子である碧くんとちょっぴりいい雰囲気になってみたりと 可愛らしさ満点。エプロンドレス姿がキュートでたまりません。

はねむす同様に時折「ドキッ」とするような大人な(笑)視点が入り込むのが楽しいところかな。 隠れてエス小説も執筆しているさなえさんの意味深な過去とか 優しい物腰からふっと現れる黒い表情が素敵で、あからさまに怪しい太郎さんの行動などが 刺激的なスパイスになって、ふんわりのんびりした世界を引き締めてくれてます。

どのキャラクターも生き生きしていて読んでいてとても楽しい作品です。 「はねむす」が好きな方ならマストバイかと。 (Permalink)



@ 『とらドラ9!』:竹宮ゆゆこ/ヤス(ISBN9784048672658)読了。 電撃文庫新刊。TVアニメも放映中!な竜虎合いはむ超ド級ラブコメの9巻目。

雪山で起きた大河遭難事件の最中、 偶然にも大河の秘めた想いを知ってしまった竜児。 修学旅行も終わり、日常へと帰った後も、入院先の病院から実の母親の元へ行ったという大河は なかなか帰ってこず、取り残された形の竜児は整理の付かない想いに悶々と過ごす羽目に。 しかし、そんな竜児の元へ唐突に舞い戻った大河はそのときのことを一切覚えていなかった。 大河の意志を尊重する形で、知ってしまった事を心にしまい込み忘れようと努力する竜児だったが…。 時はおりしもバレンタイン…そして高校2年もあとわずか。 学生の身には恋以外にも色々と悩み事が多いようで…。

いや…なんつーかこう、進路相談周りの話がですね、 私自身の状態と照らし合わせたりというか 読むのがたいへんきつかったです(泣 やっちゃんと竜児の激突も、どちらの想いもわかるわけで…これまたしんどかった。 ラブコメ方面では、遂に吐露されたばかちーの想いとか みのりんの力強い男前っぷりとか非常に清々しくてよろしゅうございました。 そしてついに通じ合っちゃったふたりのびみょーなやりとりがなんとも微笑ましく… とか思ってたらまたラストに大爆弾が。 障害の方は見当ついてたけれど、その対応方法がそんな鉄板展開だとは 裏の裏をかかれた感じ。…いや、だってあのふたりだよ? あのふたりがそんな 鉄板展開なんて予想できねースよ。

本格的に終盤感が漂ってきましたが、このままずずいと走りきっていただけると 嬉しいかなと。次巻が待ち遠しいです。 エロゲーだとそろそろエッチシーンな展開ですよ?<……

でも今回のMVPは恋ヶ窪ゆり先生こと独身(30)とやっちゃんだね:D (Permalink)



@ 『マリア様がみてる-卒業前小景-』:今野緒雪/ひびき玲音(ISBN9784086012140)読了。 コバルト文庫新刊。

卒業式を翌日に控えた放課後、 リリアン女学園高等部にはそれぞれの想いを胸に思い思いの時間を過ごす 3年生達や、その後輩たちの姿があった。 「薔薇の館」では毎年恒例の「物置部屋の忘れ物探し」が行われていた。 そこで祐巳は「そこに無いはずのもの」を見つけてしまう。 祐巳は事の真相を確かめるため、そして言葉に出来ない不明瞭な想いに 突き動かされて祥子の姿を探して学園内を巡る…。

祥子様たちや祐巳さんを始め、瞳子や乃梨子ちゃん、 蔦子さんなどなど主要な登場人物たちの視点ザッピングで 卒業式前のなにげなく、でも大切な一日の出来事を追うという構成。 ストーリーの筋は一本通ってるので短編集とは違いますね。 真美さんと令さまなどいつもとは違った人物の組み合わせも多くて やりとりが楽しい一冊でした。 淡々としていつつも、別れに臨む切なさが胸に迫るなぁ…。

今回もいじって楽しい三奈子様が可愛くて良し。 あとは珍しくやり込められる蔦子さんもナイスでした。 普段は一人称が回らないようなキャラクターたちの内面も 垣間見る事が出来たのは良かったかなと。

次巻はついに卒業式かな。色々と伏線もありましたし しんみりしながらも華やかな内容になりそうです。 マリみてというシリーズとしても大きな節目 …もしくは〆となる巻でしょうし期待しつつ待ちたいと思います。 (Permalink)



@ 『ROOM NO.1301 #10-管理人はシステマティック?-』:新井輝/さっち(ISBN9784829164129)読了。 富士見ミステリー文庫新刊。 存在しない13階に集う若者たちが繰り広げるちょっぴりエッチな成長物語、 ラストへ向けて急転直下の10巻目。「僕は恋愛に向いていない」

他、プロローグ「彼はシュートに恋してる」、インターミッション「彼氏は男に恋してる……わけない!」、エピローグ「僕はまだ何も知らない」を収録。

ほぼ丸1年ぶりの本編新刊。 シーナ編のラストと、最終章への助走といった感じでしょうか。 屋上でのシーナとの会話、健一と父親とのシーン、波奈とのシーンなど見所は 多く、特に感情を爆発させる健一の姿に日奈…シーナとの絆の深さが感じられて泣けました。 あと親父さんとの会話シーンは、その内容も併せてニヤニヤが止まらず。 こういう関係はいいなぁ。 シリーズ当初は無機質な人物ばかりという印象があったのですが 今となっては皆血肉の通った人たちばかりに思えます。

で、鈴璃さんです。インパクト的にはひとりで全部持って行ってますね。 苦節10巻、ついに本編で主人公とまともに顔を合わせられたのに 良い意味でこれはひどいとしか言いようのない暴走機関車っぷりに全俺が泣いた。 なんかもう人として危険な領域でヤバさを醸してるよ、鈴璃さん…。 そして鈴璃さんについて言及されて狼狽し倒す八雲さんもかわゆうございました。

次巻「#11 彼女はファンタスティック!」がシリーズ最終巻予定ということで 残念ではありますが、楽しみに待ちたいと思います。 非常に気になる引きで終わってるので早く出してくれないと泣きそうです。

富士見ミステリー文庫以外での外伝刊行も告知されたので そちらもチェックしたいと思います。 しかし、後書きみる限り、 ROOMと一緒に富士見ミステリー文庫も終了なんでしょうねぇ。あとがきでモロに…。 (Permalink)



@ 『パンプキン・シザーズ(10)』:岩永亮太郎(ISBN9784063755213)。 月刊少年マガジン連載。陸軍情報三課<戦災復興部隊> 通称パンプキン・シザーズの活躍を描くシリーズ第10巻。

カルッセルから無事に帰還した情報三課の面々。 またまた病院送りになったオーランド伍長だったが、ある日病室から姿を消してしまう。 どうやら「故郷」で不穏な動きがあると耳にし、<家族>の様子を確認しにいったらしいのだ。 事情を知ったアリス少尉は伍長の故郷へと足を踏み入れる…そこは無法という法が支配する魔窟<0番地区>… つまり<オーランド>だった。かつての苦い思い出の残るその場所で アリス少尉を待ち受けるものとは何か? 帝国の行く末を左右する「西方諸国連盟合同会議」を目前に控え、新たな波乱が巻き起こる!!

今回のシリーズはオーランド伍長のルーツに迫る&新たな大波乱の幕開けって感じでしょうかね。 いつもとはガラリと印象の違うカバーイラストに一瞬見逃しそうになりました。 あの伍長の家族ですから一筋縄では行かない状況なんだろうなとは思ってたのですが 予想以上に複雑で、さらに予想外に元気いっぱいの面々で、 物語の根底に流れるどうしようもない不安感を吹き散らす大活躍っぷりでした。 …まあ、引き続きいつ命を落とすかハラハラもんですが(汗

新キャラの魅力的にはやっぱりCJ…もといウルスラちゃんが最高:D____ 元病弱系のツンデレデレ妹ってそれなんてエロゲ? それもお仕事そっち系だし。 あとはやはり<家族>を前にしての伍長の表情でしょうね。 いつもの顔とは違う、兄としての、人としての表情がたっぷりと盛り込まれていて さらに愛着が沸きました。901という危うさを秘めた存在である伍長が 未だに人の領域で立ち止まれているのは、アリス少尉の影響はもちろんのこと この可愛らしい家族たちの存在も重要なんでしょうね。 それだけに、彼らの存在の危うさはイコール伍長の危うさにも感じられるわけで 不安と期待の狭間で続刊を待ち望みたいと思います。

とりあえず、君は泣いていい…泣いていいぞ、スナイプス(つ−; (Permalink)



@ 『ぷりんせす・そーど!(2) 戦うサツキとヴァルキリー』:神野オキナ/深山和香(ISBN9784797350586)読了。 GA文庫新刊。TS系ドタバタラブコメバトルの2巻目。 物語は急転直下? 最近の神野作品には欠かせないちびマスコットキャラも登場です。

神が実在するという異世界からやってきたハーフエルフの姫君・ファリィの戦神騎士として 国家間の代理戦争「国交決闘」に携わることになった少女のような美少年・五月。 様々な苦難の末、「騎士の剣」たる武騎人の少女ジリオラと共にはじめての勝利を勝ち取り、 総勢十カ国を相手にした国交決闘が本格的に始まる…と思いきや、 やってきたのは決闘の無期限延期を一方的に通告する知らせの山だった。 国交決闘史上かつて無い出来事に何か重大な異変が起きているは確かなのだが、 詳細が分からぬ五月たちは戸惑うばかり。 一方その頃、人里離れた山奥にこの世ならざる雷光と共に一人の戦乙女が降り立った。 「神の娘」たる戦乙女の出現は五月たちに何をもたらすのか?

ドタバタとコメディ成分多めのシリーズの2巻目。 前巻の内容から、この後も多彩な相手との国交決闘が紡がれるのだとばかり 思っていたところ今回はいきなりそれをひっくり返す形になっていて驚きました。 善し悪しは判断尽きませんが、 ともかく思い切って舵を切ったなぁというのが正直なところです。 全体としては状況の仕切り直し的な印象で、お話としての細かいところは 以下続刊ってなところですね。

今回の見所はラブコメ感たっぷりの南天家の皆さんのやりとり…かと思ってたんですが 最後の最後でもの凄い爆弾が炸裂したために、色々吹っ飛んでしまいました。 やー、あの手のキャラ付けで登場しといていきなりそこまで踏み出すとは 流石に予想の範疇を超えますって…。ギャップ萌えの極致かもしれません。 なんかこう流れ的に噛ませ犬にしかならないようなのが不憫ですが 出来る限り頑張って頂きたいところ。 あとはもうなんか五月くんがあっちこっちにフラグ立てまくった感じですね。 次から繰り広げられるだろう修羅場が楽しみです。

それにしてもかつてここまでぞんざいかつ悲惨な目にあったヴァルキリーキャラは居るだろうか(苦笑>チビバル まあ、可愛いのでいいのですが。カバー絵もかわいらしさ満点でいいですのぅ。挿絵に助けられる形で使い捨てキャラから脱却出来たようなので今後の活躍に期待したいところです。 『まんまー!!』

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@ 『ちちこき』:睦茸(ISBN9784862970640)。エロ漫画。 ジーウォーク社のテーマ別アンソロジーコミック「MOMOPAN」シリーズにて 発表された短編集。作者初単行本です。

まるっとした顔に大きな瞳と親しみやすい可愛らしいアニメ絵系の絵柄で描かれる むっちりもちもち少女がたっぷり詰まった一冊。 全身どこをとっても柔らかそうなお肉たっぷりの女の子がともかく魅力的です。 おっぱいは大きいかつるっつるかの2択で。 特におっきな方は押せばどこまでも沈み込むような柔らかさと、 ほどよい弾力が表現されていてむしゃぶりつきたくなりますね。 局所描写は最近の作品としてはかなりシンプルですが、 他が全体的に良いのであまり気になりませんでした。

女の子の性格付けは、小悪魔さん系か、ふんわりぽややん系のどちらかが基本タイプ。 求められるままにたいした抵抗もせず/出来ずに身体をむしゃぶり尽くされる女の子たちの エロスっぷりは非常にGood。 一方の小悪魔さん系は、その可愛らしい容姿と、全力で虐げるようなS言動のギャップが 素敵です。

気に入ってるのはふんわり奴隷妊婦姉という桃源郷シチュエーションが素敵過ぎる「みんなの姉」、 自分好みに仕立て上げたふんわり妹を手籠めにしちゃう「天然素材」あたりかな。 どっちも一棒主義者には辛そうな展開だったりしますが、 他の男たちはあんまり画面に入ってこないので、個人的には気にならず。 あとは深窓のお嬢様然とした女の子のペットという 一部の特殊な方にはたまらないシチュな気がする「紺淫届」あたりも好きですね。

初単行本ですが作画面でのブレは無視していいレベルです。 前述の通り、元がテーマ別アンソロ収録作品群なので なかなかバラエティに富んだ作品が揃った一冊になってます。 そのぶん全体的なマニアック度はやや高めかもしれませんが 妊婦、母乳…くらいなのでご安心ください。 カバー絵が気に入ったら手に取ってみても損は無いと思います。 (Permalink)



@ 『僕の愛玩具』:堀博昭(ISBN9784903714219)。エロ漫画。 COMIC真激にて発表された短編集。 与えられる苛烈なまでの快楽に身も心も蕩けてゆく女たちの肢体がたっぷり。 人妻、女教師、実母、義姉籠絡や痴漢天国女子校生籠絡など。

作者10冊目の単行本とのこと。 成年マーク付きの作品集としては、 いつもと比較してややライトなノリの作品が多いかな? 後半はそれなりにブラックなんでずが、 前半の短編連作「先生観察日記」シリーズの ライトさが際だってるのでそう感じるのかもしれません。 なお以前の単行本では何冊か続いた、ラストですべての物語が繋がるような展開もありません。

今回特に目がいくのはカバーイラストでもその存在感を主張している たわわに実った爆乳描写ですかね。たっぷりと身の詰まった大きすぎる乳房が 後背位で重力のままに垂れ下がる様がなんとも扇情的。 それらを使ってのパイズリ描写もまさに包まれてる感じが出ていて良いです。

あとはたっぷりのアヘ顔描写と淫語描写でしょうか。 快楽の中で、普段の表情をかなぐり捨てて見せるだらしのない表情と 呂律の回らなくなった口から紡ぎ出される不明瞭なおねだりの言葉の数々は圧巻。 その果てに堕落しきり、頭の中をピンク色の欲望で一杯にさせた 女性陣の痴態は必見です。

お気に入りのエピソードは「先生観察日記」シリーズかな。 気の強いポニテ剣道先生が焦らしエロ漬けの末に見る影もなく堕落する姿は なんともエロス&キュート。 あとは痴漢電車ものの「Stand by me」かな。 3本分のページをたっぷりと使って描かれる少女達の堕落絵図がなんとも言えません。 無数の痴漢達の手によって親友と共に堕落し、頭の中を染め上げられる課程は 見応え十分です。

とまあ、エロ度はたっぷり。 それを駆動するためのストーリーとしても過不足はありません。 堕落する女性の姿が好きな方はマストバイの一冊。 ただ「絆-あそび-」は女装少年が責められたりもするので ちょっと好き嫌いが分かれるかもしれません。 私は別に気になりませんが:D (Permalink)



@ 『マイティ♥ハート(4)』:マツリセイシロウ(ISBN9784253213943)。 週刊少年チャンピオン連載。 正義の最弱ヒロインに惹かれる悪の怪人くんの明日はどっちだ?お色気ドタバタコメディの4巻目。 本編第34断から第44断までと、メインキャラクターたちの初期設定資料も収録。

マイティハートによる度重なる作戦妨害に業を煮やした怪人軍団指令・ドゥーベは 自らと同格である幹部怪人たち…「怪人騎士」を招集する。 そして怪人ヴォルケンこと天河十市のの前に現れる怪人騎士メラクベータ。 彼女がヴォルケンに命ずる「愛の餓狼作戦」とはいったい何か? ついに舞島への恋心を自覚してしまったヴォルケンに試練の刻が迫る!!

…嘘は無いのに我ながらなんだこのシリアスっぽいあらすじは(^^;; つーことで名バイブレイヤー・メラク師匠こと怪人騎士メラクベータ登場の第4巻です。 いきなり単行本カバーを飾ってるあたりからもその重要度が伺えるというものです。 チャンピオン漫画の師匠キャラは強力な人が多いのですが、 メラク姐さんもご多分に漏れずなかなかに濃ゆい人で、 物語を良い感じに引っかき回してくれます。 奔放かつ結構面倒見の良い人なのでヴォルケンとの絡みが純粋に楽しいのもありますが、 性的な意味でサービス精神旺盛なのも素敵ですね:D

十市と舞島さんのラブコメもこのあたりから一気に加速がつき始めます。 第41断「PHANTOM PAIN」で繰り広げられる二人の初々しいこっ恥ずかしさに 満ちあふれたやりとりは非常に良かったです。 その後の曖昧だった想いをはっきりと自覚してしまった十市くんの右往左往っぷりが 楽しいやらもの悲しいやら(つー; マジ頑張れ男の子…

今回も見所たっぷりで楽しい一冊です。 既刊含めオススメ。


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@ 『ちぇり×ちぇり-CHERRY×CHERRY-(1)』:そりむらようじ(ISBN9784047125643)。 月刊ドラゴンエイジ連載。ちっちゃ可愛い小悪魔妹たちが巻き起こす大暴風に お兄ちゃんはタジタジです的ちょっとえっちなドタバタコメディの1巻目。 「お兄ちゃん…せらのえっちなトコロ……見たい………?」

オタクの浪人生・神代智希の家に突然現れた金髪碧眼の幼い双子の少女・「せら」と「りる」。 考古学者として海外を飛び回っている智希の父親の「隠し子」だという二人との 共同生活はこうして突然始まった。 天使のような外見の妹達の突然の登場に戸惑いを隠しきれない智希… さらに彼女たちはその外見とは裏腹に一筋縄では行かない小悪魔だったりで 即席兄妹は事あるごとに衝突しっぱなし。 お隣の世話焼き爆乳お姉さん・美那穂をも巻き込んだ大騒動の日々が幕を開ける。

エロ漫画方面ではおなじみの「そりむらようじ」氏(反村幼児から改名)の 初連載&初一般単行本になります。…そう、一般なんですが これでもかといわんばかりの幼女パンツと幼女の下腹部の詰め合わせという まあ、ある意味期待を裏切らない内容ですね(汗 コスプレ成分も多め。 本筋の方はギャルゲーのような展開も現実で…となると大問題とでもいいましょうか 我が侭な金髪妹達にたぁぁぁぁっぷりと振り回される喜びを噛みしめられる内容になってます。 おませで挑発的な二人が、ふっと見せる年相応の表情が素敵です。 あとはエロ要員以外の何者でもない美那穂さんの活躍っぷりかなぁ。 たわわすぎるおっぱいが示す無限の母性にクラクラです。

初の月刊連載ということもあってか、 絵柄の方はやや不安定で荒さが目立つ感じなのが残念ですが 持ち味である可愛らしい女の子達の生き生きした姿はたっぷり詰まってます。 どうしてもセンセーショナルな部分が目立ちますが 基本は即席家族が本当の家族になっていくお話ですので、そのつもりでどうぞ。 (Permalink)



@ 『エンバーミング-THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN-(1)』:和月伸宏(ISBN9784088745084)。 ジャンプSQ連載。 19世紀の大英帝国を舞台に繰り広げられる人造人間-フランケンシュタイン-を巡る物語の一巻目。 「この復讐はオレのものだ!!」

猛烈な吹雪の夜の惨劇…立ち往生した馬車を襲ったツギハギの殺人鬼により 家族を奪われた少年・ヒューリーとレイス、そして少女・エーデル。 偶然同じ乗り合い馬車に乗り合わせただけだった3人の運命は大きく流転する。 5年後、力強く成長したヒューリーとレイスは再び「ツギハギの殺人鬼」に対峙し 協力してこれを追い詰るが人外の化け物の本性を現した殺人鬼によって レイスは惨殺され、ヒューリーも殺人鬼と相打つ形で意識を失ってしまう。 そして一ヶ月後。 医者を自称する謎の女、Dr.ピーベリーの手で命を救われたヒューリーは ワイス卿の屋敷へと舞い戻る。そこで待っていたのはワイズの養女となっているエーデルの 代わらぬ笑顔と死んだはずのレイスの姿だった…。

読切りとして発表されていたシリーズが連載化。 以前の読切りの主人公達も後々登場する予定なのかな? ともかく新たな主人公を据えての物語の「序章」です。 細かな要素がしっかり立てて構成してあり、 この物語世界への導入として非常に分かりよい作りになってます。 元々重なることが無いはずだったヒューリーとレイス、二人の運命が 交錯し、そして再び離れてゆく様、決定的なまでの別離の描き方は 物語がもつ仄暗さを象徴するようで読み応えがありました。 印象としてはジョジョ第一部のジョナサンとディオの関係がちょっぴり 脳裏をよぎったかな。まあ流れはまるで違いますけれど。

なんにしても和月作品をまた読めるのは非常に嬉しいことで 個人的にしっかり応援していきたいところです。SQは買う予定有りませんが:D

余談。本作品でも和月先生のぶっちゃけ過ぎトークコーナー満載なわけですが こんなところにまでさらっと出てきて多大な影響を残していくジェピロ先生に笑った:D まったく…さすがだなぁ。 (Permalink)



@ 『アットホーム・ロマンス(2)』:風華チルヲ(ISBN9784832277243)。 まんがタイムきららキャラット連載。 弟スキスキブラコン姉とママンスキスキマザコン弟が繰り広げる笑いあり 感動?アリのドタバタコンプレックスコメディ4コマの2巻目。 なお、オビはブラコン声優として名を馳せる「河原木志穂」さんの直筆メッセージ入りです。 「竜〜ちゃん♥、リアル姉ごっこしよっ♥」

筋金入りのマザコンである息子・竜太朗と、仕事が上手くいかず飲んだくれる夫に 更正を促すため実家に帰ってしまった母・明美。 悲嘆に暮れる男どもの尻を叩く役を仰せつかった長女の暁子だったが、 彼女も筋金入りのブラコンで…。 暁子により日々繰り返される濃密な『姉プレイ』によって マザコンとしてのアイデンティティの危機に直面した竜太朗。 そんな竜太朗の姿にどうしても母に勝てない自分を痛感した暁子はついに家出してしまう。 学校ですら顔を合わせようとしてくれない姉に対して竜太朗は?

いろんな意味でダメな皆さんがハイテンションに繰り広げる家族愛が楽しい本作品。 竜太朗のマザコンっぷりはやや痛々しいですが、 まあ甘えたい気持ちは分からんでも無いので生暖かい目で。 今巻ではクラスメートの女の子たちにもいろいろと無意識にフラグ立てしていってる なんとも罪な野郎です(^^;;;; 彼と急接近してドギマギしっぱなしのなっちゃんの 可愛らしいことといったらありません。

一方の暁子ねーちゃん。毎朝全裸で弟の布団に潜り込んでいたり、 毎日お風呂でおっぱいで背中を流してくれたり、 おトイレで拭いてくれたり、トランクス履かせてくれたり、自分で履いてたり、 弟の布団に顔を埋めてクンクンハフーンしてたり、そんなダメっぷりも愛おしいですねー。 ぷりぷりボディでポニーテールの姉にこんな風に接せられたら…ハァハァ<………

今巻は竜太朗と暁子の関係に大きなうねりが生じたりと全体的にイベントたっぷりで 読み応えがあります。すべてが過剰な周りを巻き込みまくりの大騒ぎですが 根幹にあるのは家族愛なのが分かるので安心して読めます。 お話的には〆に向かってる感がありますが、どういう結論へ行き着くのか。 それが楽しみな所です。

そして、個人的に今巻一番の見所は『ママ喫茶マーミヤン』編ですね。 実家で暇をもてあました明美ママがパートするお話ですが パート先の「ママ喫茶マーミヤン」がともかく強烈。 「人妻に癒されたい殿方とママに甘えたいボクを優しく迎え入れるウエートレス」という なんとも素敵なコンセプトと、それに馴染みまくる明美ママの姿がたまりません。 現実にあったら是非挑戦したいところです。もちろん個室でお願いします!! こらそこ、どこの風俗ってゆーなー(汗
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@ 『メイドはミラクル(1)』:琴の若子(ISBN9784408171401)。エロ漫画成年マーク無し。 コミックキャンドール連載。メイドの国からやってきた見習いメイドたちと そのご主人様たちのえろえろライフの1巻目。

不慮の事故で両腕を骨折してしまった大学生・政二。 お見舞いに…と実家と大学の女先輩から贈られてきた二つの「しびん」に同時に触れたところ 煙とともにしびんから二人のメイドさんが現れて…!? 一人前のメイドになるためメイドの国からやってきたという二人… 幼い容姿ながらに甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるおかっぱメイド・ミントと 無愛想ながらナイスなバディのツインテールメイド・メイ… タイプの違うふたりの見習いメイドの御主人様となった政二の桃色の日々が始まります。

三和出版の「完全服従メイド」(かんそーぶん)に収録されている「ふしぎマイメイド」(掲載誌休刊に伴い中断)や同人誌にて展開していたメイドの国のメイドさんシリーズの世界観を受け継いだ長編シリーズ1巻目になります。 それらからの引き続いて登場するメンバーもちらほら居ますが、 メインメンバーは新規キャラクター中心なので、ここから読んでも特に違和感は無いかと。 ラストで前メインヒロインのミラ=クルさんも出て来てくれたのはうれしいところですが:D

匂わされるミントの過去や、しびんにまつわる謎(前シリーズ読者には自明ですが)など ややビターな流れも内在してますが、基本はお気楽なラブラブえっち漫画です。 容姿などが正反対の可愛いメイドさんに入れ替わり立ち替わり甲斐甲斐しく世話を …もちろんえっちなお世話も…焼いてもらう幸福感はやはり格別です。 ミントちゃんも良いのですが、やはりメイちゃんがツボかなぁ。 愛想はありませんが、その豊かな胸を使ってのご奉仕などは積極的にしてくれますし いろいろと複雑そうな表情を見せるのもミステリアスで良いものです。

成年マーク無しなので、局所に関しては完全な白抜きですが、絵柄の可愛らしさと それに反するえっちさはお墨付き。個人的にはおすすめの一冊です。 (Permalink)



@ 『職業・殺し屋。(12)』:西川秀明(ISBN9784592145028)。 「嗚呼、なんて卑しい職業なんだ…」、 ネットの「殺人逆オークション」を通じ、殺しの依頼を安値で買い叩き実行する 「職業・殺し屋」たちの活躍を描くピカレスクエログロロマンの12巻目。 前巻から続く「非ずの村」編ラストまでをメインで収録。

新たな殺しの依頼を受けて人里離れた山村にやって来た志賀と死条。 そこは戦国時代の面影を残す奇妙な村…「非ずの村」…だった。 標的である「日神火」の強襲をなんとか切り抜けた志賀たちだったが、 死者の骸を自在に操る日神火の能力、 そして瀕死の死条を易々と救った非ずの村の『超科学』に強い違和感をもつ。 その疑問をストレートに問う志賀に依頼者 水月が語る非ずの村の者たちの正体とは? 一方、敗北しプライドを大きく傷つけられた死条はその傷に付け入られ、 生きながら日神火の骸にされてしまう。 イカレた銀髪の蜘蛛VS死条皇神流最終継承者・死条誠…職業・殺し屋。 最強のふたりが今、激突する!!

いろいろとフリーダムな本作品でも飛び抜けてフリーダムな展開だった「非ずの村」編も ふたを開けてみれば「職コロ最強決定戦」だったと。 まあ、殺し技の使い手ばかりなので後腐れ無く戦うにはお膳立てがいりますかねぇ(^^;;;; 二人のガチバトルは非常に見応えがありました。 いままで多少は苦戦しても飄々とした様子は崩さずに勝ち残ってきた銀髪の蜘蛛を 文字通り絶体絶命の危機に追い込むあたり、死条の名前は伊達じゃないってところですかね。 ラストは一回転してほとんどホラー状態になってましたが、 女の情念の仄暗さが大変素敵でした。水月さんハァハァ:D______

それにしても表紙には居るのに本編に2コマ …それもギャグ顔オンリーという蟷螂の扱いが泣けます。 め、メインヒロインーー!!! (Permalink)



@ 『キミキス-various heroines-(4)』:東雲太郎(ISBN9784592144441)。 ヤングアニマル連載。PS2の恋愛シミュレーションゲーム「キミキス」のヒロイン別コミカライズシリーズ第四弾はヒロインの中でもひときわ高い人気を誇る孤高の天才少女・二見瑛理子編です。

初雪の降り始めた放課後、校舎の屋上から飛んできた答案用紙で作られた紙飛行機 …それが光一と天才少女・二見瑛理子との出会いのきっかけだった。 瑛理子の、超然としながらどこか寂しげな様子に強く惹かれた光一は、 彼女へのアプローチを始める。最初はつれない態度だった瑛理子も、 光一のひたむきな様子に次第に興味を惹かれてゆく。 そんなある日、放課後の理科準備室で瑛理子は光一に提案する 「わたしと実験しない?」と …その一言が二人の関係を大きく変えて行くのだった

ということで待望の二見さん編。 ページ数に余裕がある分、「実験」までの課程が丁寧に描かれていて 二見さんが光一を実験相手に選ぶことの唐突さがかなり緩和されてるかな。 あと「デレ」る前の二見さんの超然っぷりも丁寧に描かれて 後半とのギャップに効果絶大ですね。 東雲太郎氏の描く二見さんはその鋭利さと美しさが全面に押し出されていて非常にいいです。 そんな彫刻然とした彼女の表情が次第に解けてゆく様は必見。 後半に見せる無邪気で無防備な笑顔にやられない人は居ないでしょう(断言

相変わらずキスシーンその他スキンシップ描写のエロスっぷりは留まるところを知らず 君らよくキスで満足できるね的なテンションアップっぷりがなんともまぶしいです。 テクニシャン光一くんの貪るようなキスにとろとろに蕩けてしまう二見さんをたっぷりご堪能ください:D (Permalink)



@ 『森口織人の帝王学(1)』:真田鈴/おかゆまさき(ISBN9784048672511)。 COMIC電撃大王連載。 COMICポプリクラブ等にてエロ漫画家として活躍している真田鈴氏を作画担当に迎えて 「撲殺天使ドクロちゃん」のおかゆまさきが贈るドタバタ妄想エロコメディーの1巻目。 なお原作?扱いになっている電撃文庫の「森口織人の陰陽道」の方は未読です。

吝華高校へ転校してきた当日、濃い霧の中で森口織人が出会った一人の少女・遙奈原初雪(はるなばら はつき)。偶然、彼女の秘密…「触れた相手に自分の思考を伝えてしまう」能力…を知ってしまった織人は、その秘密を守ることを彼女に誓い、クラスメートとして協力していくことになる。 そんな織人にとって最大の問題は、初雪が「ものすごい妄想家」だったということで…。

身も蓋も無く端的に言ってしまうと サトラレ能力者がとんだドMエロ妄想でいつも頭いっぱいの女の子だったらというお話。 いや、よくこの内容に真田鈴さんを起用したものだよ。なんというナイス判断か。 線描の醸すエロさ、羞恥に震える赤面表情、そして華やかで可愛らしい下着の数々と 真田鈴さんの良い部分をグッと生かす素敵な内容です。 あくまでも妄想中心で、いわゆるモロな描写はありませんが、脱がなくたって乳がでなくたって エロさは表現出来るんだよ!!という力強い何かを感じずには居られません。 ブルマ内視鏡プレイだとかスク水ガラス押しつけプレイだと首輪レオタード緊縛プレイだとか、 色々妙な方向に頑張ってますので まあ、ともかく少年向けのエロめなのが読みたいんだよ!!内容無くていいから!!!という向きには なかなかおすすめの物件かと。

キャラ。初雪ちゃんは基本は人を寄せ付けないクールめの印象のストロングお嬢様ですが 実態はやや泣き虫さんの強度エロ妄想家という子です。 このへんのギャップ感や、いぢめて感がなかなかにたまらんなぁと。 真田鈴さんの瑞々しさの中にエロたっぷり含有な絵柄とベストマッチですしねー。

まあ、真田鈴さんにはまだまだエロで頑張って欲しいのが正直なところですが こういう内容ならば個人的には歓迎です。 (Permalink)



@ 『よつばと!(8)』:あずまきよひこ(ISBN9784048671514)。 電撃大王連載。天真爛漫少女・よつばちゃんの驚きに満ちた日々の8巻目。

今巻は夏から秋にかけてのイベントが目白押し。 風香ちゃんとこの文化祭や、地元のお祭り、そして台風などなど 様々な体験を全身で受け止めるよつばちゃんの姿は毎度ながら 楽しく、可愛らしく、そして懐かしいですね。 どのイベントも独特の楽しさのあるものですから よつばちゃんの反応のおもしろさもひとしおでした。

お祭りの話はどこかの実際のお祭りなんだろうと思うんですがどこでしょうね? 場の空気感や賑々しさが伝わってくるのが素敵です。 あとはおめかしモードのみうらちゃんですか。 改めて美少年…もとい美少女っぷりが強調されてて良かったです。

今巻で秀逸だなと思ったのは108ページ。台風話のラストページです。 サイレントでの3段ゴマですが、それぞれのコマの人物絵が ページ単位で一直線になって不安定の中で安定してるのが 非常に印象に残って、何度も見直してしまいました。 (Permalink)



@ 『はなまる幼稚園(4)』:勇人(ISBN9784757523302)。 ヤングガンガン連載。超なごみ系幼稚園児物語の4巻目。

今日も元気な杏ちゃん達。クリスマスやお正月など楽しいイベントもつっちー達と大満喫。 運動会でとっても頑張る小梅ちゃんや、柊ちゃんの保育参観での出来事、 そして杏ちゃんパパとママの馴れ初めとつっちーのお話などなどありまして…。 和やかな幼稚園での日々は続きます。

イベント消化しつつ、メインキャラの掘り下げ中心かなという巻。 お気に入りは柊ちゃんの保育参観でのお話かな。 生き字引的に普段は落ち着いた柊ちゃんも大好きなパパの事だと 年相応の反応をしてくれるので、普段とのギャップで可愛らしさも倍増しです。 あとは恒例感のあるつっちーと杏ママの桜さんの過去話ですかね。 ついに杏ちゃん両親の馴れ初め、そして杏パパの画面登場まで進みました。 これはつっちーがある意味吹っ切ったんだということなのかなぁ。 他のエピソードに関しても今更言うまでもなく可愛くて可愛くてしょうがない お話ばかりなのでこれはもう読んでくれとしか。

そして山本先生の破壊力が凄すぎる…orz 単行本カバー絵もあれですが、描き下ろし恒例の山本先生姉妹編での水着試着がもう…。 な、なんかこうはみ出してるよ? 収まってないよ?的なアレでソレ。 妹さんのナイスチョイスっぷりに心からの絶賛を。 どうやら近々のヤングガンガン本誌連載分と連動してるようなので ちょっとチェックしたいところです。単行本派の人は次巻待ちかな。 (Permalink)



@ 『もっけ(8)』:熊倉隆敏(ISBN9784063145212)。 月刊アフタヌーン連載。人の目には見えぬ妖と関わる力を否応なく持った姉妹が 彼らとの関わり方を学びながら成長してゆく物語の第八巻目。

ふたりが別々に生活するようになってどうなるのかなと思ってたのですが 思った以上に好調ですね。それぞれの成長と自立への苦しい戦いが強調される形になって 良いと思います。瑞生ちゃんの方は今回は精神的な成長が見て取れたかな。 危うさよりも頼もしさの方が勝ってきたというか。弟分が出来たのも 大きな要員でしょうね。一方の静流ちゃんの方はまさしく正念場という感じで しんどい話が多かったです。問題の種の百瀬さんは…面倒くさい子だなぁというのが 正直なところですが…なんつーか居るよねこういう子(^-^;;;; そしてふたりの流れが久しぶりに合流する今巻巻末の#44「アクガレ」が 今回の白眉ですね。遠く離れていてもどこかで繋がっている姉妹の絆が 微笑ましかったです。パンイチなのがいまいち締まりませんが:D (Permalink)



@ 『ゼロイン(8)』:いのうえ空(ISBN9784047125599)。 ドラゴンエイジ連載。凶悪化する犯罪に対して警察組織に代わって 荒事を請け負う民間の警察組織 通称・民警の若きエージェント達。 その一人・強力な近接帯銃格闘術・コマンドゼロの使い手みくると 彼女の仲間達のむっちりビターな刑事物語の8巻目。

今巻は明確にみくるさんが主軸の短編が続く形で、 白石くんはじめ他の民警メンバーはやや添え物的に。 わりかし平和な短編の中でもさらっと白石父が出てきたり、 みくる母の魅せる地獄の一丁目で出会う聖母の微笑みだったりと バラエティ豊かなエピソード揃いでした。 そしてラストでまた爆弾が。正体は一切不明ながらもかなりの強敵が登場。 前巻でみくるの心の中に根付いた部分が嫌な芽吹き方をしそうです。 次読むのがやや憂鬱だなぁ…。 (Permalink)



@ 『誘惑はあかね色』:URAN(ISBN9784894218291)。エロ漫画。 COMICペンギンクラブ山賊版にて連載された表題シリーズと短編をまとめた、 作者さんの初単行本とのこと。 和姦オンリー。むっちりぷりぷり女の子の赤裸々誘惑えっちが満載。

ボリューム感たっぷりの胸や腰と、 キュッと締まった肢体の組み合わせが大変素敵な作者さんです。 トーンで表現された肌の張りも自然なイメージでほどよく、 そのすべすべむちむち感を強調しています。 絵柄は線のくっきりハッキリとしたアニメ絵系で強いアクは無く万人向け。 可愛らしさ優先ですね。 見所はやはり立派なおっぱいですかね。メロンやスイカ的な丸々としたおっぱいが 重力に合わせて形を変えていく様が非常にいいです。 また、そんなおっぱいと素敵なコントラストを演出する筋肉がほどよくしまった お腹まわりがこれまた良いのです。柔らかいだけではない瑞々しさが感じられます。 ストーリーは短編でもわりとしっかりとした「物語」を提示してまとめていて 作品に没入しやすい作りですね。

メインは表題作「誘惑はあかね色」。 エロとストーリーがしっかり両立したいい作品です。 教師である井ノ上を赤裸々に誘惑する小悪魔少女・あかねちゃんが極めて魅力的。 そんな「遊び人」の仮面の下から時折覗く「恋する少女」の素顔がまた良いのですよ。 紆余曲折の後、最終話でのふたりの想いを剥き出しにしたSEXシーンは心に迫ります。 結末に関しては読み手の好みの分かれるところかなとも思いますが たまには登場人物たちの心情を噛みしめるのもアリかなと。 主人公たる井ノ上先生は……なにこの羨ましい人生?とだけ(本音が漏れた

なお、この長編「誘惑はあかね色」は デビュー作なわけですが、これは最初から予定して長編に挑戦したとのこと。 アンケートが良く短編予定が結果的に長編になった…という話は結構ありますけれど こういうのはわりとレアケースかな。

短編では「僕とネットの女神さま」が好きかな。 実験的にキャラクターの目を小さめに描いたとのことですが、個人的に これくらいのバランスが一番好きなので。ポニーテールだし<それか。 「保体のせんせい」は美人系の保健教諭に主導権握られて責め立てられる姿が Mッけを刺激してくれて素敵です。 「注文の多い定食屋」はオチが好みなので:D

とまあ、全体的に満足度がかなり高い一冊でした。 初単行本ということもあり絵柄の変遷はありますが、 一番古い作品でもかなりしっかりした絵で描かれているので極端な見劣り感は無いかと。 着実な技術力アップと表現増加が見て取れるので、今後が非常に楽しみです。 表紙絵に惹かれたら手にとって損はありません。 (Permalink)





Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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