バカとテストと召喚獣(2) (ファミ通文庫)』:井上堅二/葉賀ユイのかんそーぶん

@ 『バカとテストと召喚獣(2)』:井上堅二/葉賀ユイ(ISBN9784757735057)。 ファミ通文庫2007年4月あたりの新刊。 シリーズ2巻目に愛すべきバカ野郎たちが挑むのは学園祭と 召喚トーナメントと大切なあの娘と学園の未来を賭けた大陰謀? 「秀吉の性別は[秀吉]だから!!」

学年最下位のFクラスが大旋風を巻き起こした試召戦争から1ヶ月。 文月学園は学園祭の季節を迎えていた。 そんな折に持ち上がった姫路さんの転校話に明久たちは大慌て。 様々な面で劣悪なFクラスの環境を問題視したという 姫路さんの父親の意向を覆すためには学園祭の出し物を成功させた上で、 開催される召喚トーナメントに優勝し、Fクラスの実力を示すしかない。 しかし、環境改善の直談判をするために学園長の元を訪れた明久と雄二に 学園長は意外な交換条件を出してきて…。

今回も賑やかなお祭り感がたっぷりの一冊でした。 クラスメートを守るために一丸となって頑張る姿というのは美しいですな。バカだけど:D 全体にキャラ立ちがいいので、 生き生きと動く彼らの姿を想像するだけで楽しいのは強いです。 召喚トーナメント戦は1巻の内容を存分に 活用した卑怯っぷりがなんとも悪辣でGoodでした。 ただ、新キャラの葉月ちゃんの登場があまりにも唐突な気もします。 もうちょっと自然に出せなかったものかと…。 このへん短編集とかで補完されたりするのかしらん?

ラブコメ方面は姫路&美波の片思いコンビの連携っぷりが秀逸。 相変わらず報われなさすぎる美波が涙を誘いますが。 壊れ方が加速していく姫路さんもラブリーでした。 一方、翔子×雄二方面は翔子さんの病み一途っぷりが可愛くていいです。 端から見てる分には、ええ。もう雄二もさっさと観念すればいいのに。 でも最萌えはちょっぴり寂しいそうなミニチャイナの秀吉だけどな!!!<……

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■関連情報
タイトル『バカとテストと召喚獣(2) (ファミ通文庫)』
作者井上堅二/葉賀ユイ
出版社エンターブレイン
発売日2007-04-28
区分一般
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ページ執筆者:東雲あずみ

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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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