○過去のかんそーぶん一覧 page.42(2009年03月〜2009年03月)
@ 『ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟』:上遠野浩平(ISBN4840233845)読了。 高校生・須磨貞夫。彼が所属する「クレイムクラブ」は 統和機構を監視する一般人による秘密クラブだった。 過去の因縁から統和機構に興味を持ち、 クラブに関わるようになった彼が直面する事態とは…?
んー。ちょっと酷いなぁ。 今回のは、結局なんだったんだ? 好意的にみれば今回の話はMPLSを掘り込む話だったとも見れますが 位置付けが曖昧すぎてなんとも。 ブギーポップの、 というか統和機構の話を私は本筋だと思っていたわけですが そういう意味では今回のお話はまるっきり関係が無い。 進まないメインストーリーに正直いいかげん疲れてきました。 ちらっと見てた感想サイトで「番外編だった」と書いてる方がいらっしゃいましたが そう言いたくなるのもわかります。前述の「本筋」が事実本筋であるという 過程の上に立てば…ですが。そうじゃないなら上の不満は根底が崩れるわけですが:D
それにしたっていいかげんガイドブックが欲しいですよ。本当に。 人間の記憶力にも限界ってものがあるんですよ…。 もう覚えきれてない。思い出せない。 (Permalink)
@ 『The Five Star Stories XII』:永野護(ISBN4048539507)。 月刊ニュータイプ連載。いつぶりの単行本だったかなぁ。 魔導戦争は熾烈を極る。堕ちたハスハ王宮から 騎士に連れられて逃げだ幼きマグダルを追うバッハトマの軍勢。 追い詰められたマグダルたちを救ったのは…? などなど。 いつもに増して多様なメンバーが登場し、前の巻の内容がうろ覚えということもあって 頭がついていってません(汗 とはいえ、大量の新型MHと千切れたキャラクターの味はいつも通りですな。 エンゲージVS○ー○ェは燃えですよ。つーか、そんな機体あったんかい。 (Permalink)
@ 『武装錬金(10)』:和月伸宏(ISBN408874019X)。 赤マルジャンプ誌に掲載されたシリーズ最終章『武装錬金ピリオド』と 同誌掲載の読み切り『エンバーミング-DEAD BODY and BRIDE-』、 そして書き下ろし『武装錬金アフター』を収録した『武装錬金』最終巻。 「アフター」は必読。ここまで読んできてる人は必ず読むべし。 幸せな戦士達のその後…斗貴子さんラブラブすぎですよ!! 恋の花が咲きすぎですよ(笑
今更言う事も特に無いのですが、 うち切られてなお、こういう形できちんとした結末を 遂げる事が出来たことを喜びたいですね。 詰め込みすぎという部分は確かにありますが、それも物語としての密度を適度にあげ 盛り上がるための一要素として機能出来てるんではないかと。 久しぶりに熱い少年漫画が読めました。 もっと読みたかったのが正直なところですが、今更詮無い事。 次回作に期待です。 氏の新しい方向性を探る上で今回収録されている『エンバーミング』は貴重。 少年漫画の枷を取り除いた新たな一面が垣間見えます。
なぜかドラマCDも出るということでそのときまで武装錬金は終わりませんが 今回で間違いなく一区切り。読めて幸せでしたよ。 (Permalink)
@ 『痴女が恋しちゃダメですか』:さきうらら(ISBN4887741812)。エロ漫画。 COMIC MUJIN誌に掲載された表題の中編シリーズと、短編3本を収録。 4年ぶり4冊目とのこと。3冊目はカバー絵には見覚えありますね。
表題作「痴女が恋しちゃダメですか」。 電車の中で美少女に告白された主人公の少年。ただし、彼女に痴漢されながら。 淫蕩な彼女に翻弄されつつも、次第にその陰に隠れた彼女の本音に気づき 惹かれていく…そんなお話。 お嬢様然とした風貌ながら、徹頭徹尾淫乱痴女さんな 彼女さんがとても可愛いですね。 顔を真っ赤にしながらも淫靡な言葉でおねだりするわ襲うわ、 玩具は入れっぱなしだわと、なかなか特殊な可愛らしさ(笑 こういうキャラ付けだとどうしても乱交系のネタが入ってきたりするんですが そこはストーリーで回避しつつ、二人の恋愛を描いてる部分を高評価。 短編の方も総て現代劇&学生系。どれも緩やかに「痴女〜」と繋がっていて 世界観を広げてくれます。
絵柄は線クッキリ、メリハリの利いたもの。 ティーアイ系ということもあって局所描写は濃い目。むっちりとした肉っぽさが良。 キャラクターの表情も豊富ですし、女の子の描き分けもしっかりしてます。 表紙絵よりは裏表紙絵の方が中身の絵柄の参考としてはいいかな。 ということで評価は高め。 凌辱系のネタは無いのでそうじゃないと嫌という方以外は絵柄が気に入ればどうぞ。 (Permalink)
@ 『The Birth of Wallkure-ワルキューレの降誕-(2)』:冨士宏(ISBN4861272572)。 COMICブレイドガンズ連載。ナムコの『ワルキューレの冒険』シリーズに登場する 女神ワルキューレ最初の冒険の最終巻。
世界に起きた怪異の謎を探る、未だ名も無き未熟な幼女神。 旧世界を滅ぼした巨人の生き残り・グロールは遂に封印を破り現世へと姿を表す。 破壊の限りを尽くすグロールに幼ワルキューレは簡単に打ち倒されてしまう。 一方、幼ワルキューレに救われ、地上世界へと逃れたサンドラ達は 自分たちの力の限界を思い知りつつも、世界を救うための行動を開始する。
神の身でありながら、地上の危機を救うために幾度も降臨することになる 女神ワルキューレの源泉となるエピソード。 未熟な幼ワルキューレが、旧時代の戦乙女や地上人達との触れあいの中で成長していく様が良い感じですね。 ゲーム版の設定も消化しつつ新しく神話を構築していく手腕が素晴らしい。 まあ、生みの親なのだから当然といえば当然ですが。 今風の絵とは言えませんが、しっかりした地力のある作画はいつの時代でも良いものだと思いますよ。 (Permalink)
@ 『瀬戸の花嫁(9)』:木村太彦(ISBN4757516487)。 ガンガンWING連載。任侠人魚ラブ?コメの9巻目。 今回も相変わらずのドタバタ、と言いたいところですが、 ともかく今回は新キャラのサーたんに尽きるでしょうねぇ。 インパクトのある登場、奇行の数々、そして大惨事とめちゃくちゃです。 見た目はわりかし可愛いですが行動がもうね。 その強烈なキャラクターに押されて憐ちゃんとか出番が少ない少ない。 長澄くんもさっくり逮捕されるしナー。ひさびさ最登場の悟ちゃんはなかなか可愛らしくて良いかと 特にスク水エプロンとか:D (Permalink)
@ 『マリア様がみてる-くもりガラスの向こう側-』:今野緒雪(ISBN4086007436)読了。 コバルト文庫新刊。シリーズ23冊目かな? 波瀾のクリスマス会も終わり、新たな年が近づく頃 祐巳の元に届いた一通の手紙は、祥子様からの、 昨年同様の小笠原家での新年会のお誘いだった。 それも今回は他の薔薇姉妹も参加の上、男子禁制!! そして、お正月。 山百合会の面々+清子小母様との楽しいひと時を過ごす祐巳だったが、 心にぽっかりと空いた穴はどうしても埋まらなくて…。
という感じで新年会in小笠原邸ふたたびな今回。 相変わらず清子小母様が天然かつ可憐かつお茶目さんで可愛すぎですね:D 重たい部分はとりあえず置いておいての、 久々にひたすらに賑やかなイベントで読んでいて楽しいです。 …いや置くなという声が大きいのは承知ですけど(^-^;;; ひとつ物語的にとても大きな転換もありますし、 祐巳さんの妹問題については…\ (Permalink)
@ 『初恋マジカルブリッツ-大好きです。あなたにだけ伝えたい!-』:あすか正太(ISBN4086302853)読了。 スーパーダッシュ文庫新刊。ちょっぴり?Hな純愛バトルシリーズ4巻目。 宿敵ヴィーゴに挑むも、力及ばず満身創痍となったユージェニー。 彼女を救うために力を求め、遂にリリスとの会合を果たした鼓太郎だったが、 交わったものを犠牲とするリリスの誘いを拒み、ヴィーゴに敗北を喫する。 気を失った鼓太郎は、祈梨との触れあいの記憶の中を漂い、 それをヒントに最後の賭けに出るが…。 一方、異変に気づいた祈梨は、鼓太郎を探して夜の町を彷徨う。
「もう押しつけちゃって、ぜんぜん平気ですから! 無理しないでくださいっ!」 いやもう、前巻ではしょられた祈梨ちゃんとの「仲直り」シーンがもうね、 電車の中で読んでるこっちの身にもなれというか…。 いっぱいいっぱいな二人の…特に祈梨ちゃんの爆弾発言の絨毯爆撃っぷりに 数行進むたびに吹きだしたい欲求に駆られてしょうがなくて困りましたさ(苦笑 前巻のラストから、今回はバトルメインになるしかないよなぁと思ってたんで こういう挟み込み方するとは思ってなくて、そのぶん嬉しかったかな。 この一連のシーンだけで、読んでる価値を見出せますが、私的に:D 正直時列が飛びまくるので読み難くはあるのだけど。 まあばっちりセックスシーンはあり、描写もそれなりに赤裸々ですが あくまでも気持ちを先行させてるのが一服の良心であり、 免罪符でもあるわけですかねー。 後半部分でのユージェニーの内心描写の可愛らしさは卑怯ですよ。 そのぶんもっと尺が欲しかったですが、何をってナニの。
祈梨ちゃんにしろ、ユージェニーにしろ、 その健気さっぷりが素晴らしくてよいヒロインだと思いますよ。 鈴蘭の困った子っぷりも楽しいですが、なでてやるからこっちへ来いと。 新しく出てきた彼女は…時流に乗ってますなぁ。威厳もへったくれもない(苦笑
ある意味で第一部完。次から学園編とありますが果たしてどうなるのやら。 思い切って路線変更だったりして…。 (Permalink)
@ 『フタコイ オルタナティブ』:あらきかなお(ISBN4840234205)。 電撃大王連載。TV放映されたアニメシリーズのコミカライズ版。 基本ラインはTV版のストーリーを追う形ですが月刊誌連載ということもあり ラストエピソードであるVSイカファイヤーへの布石が最初から打ち出され、 枝葉が切り落とされてストーリーが整理されているため TV版ほどの唐突感は無いですね。まあ展開を知っているからそう思うだけかもしれませんが。
作画担当のあらきかなお氏はさすがというかなんというか、ともかく女の子ぷにぷに感や 滑らかそうな肌がエッチでエッチでたまりませんな:D 無駄に可愛い衣装着せてみたり、半脱ぎだったり、おぱんつだったり、消されたたてすじだったりと 青少年のリビドーを直撃という感じです。ハァハァ。 他の双子陣の端役っぷりはTV版より酷いですが、沙羅双樹好きの人、表紙にピンと来た人は 思い出を掘り起こす意味で買ってみるのも良いかと。 (Permalink)
@ 『いぬかみっ!(1)』:松沢まり(ISBN4840234175)。 電撃文庫の同名シリーズのコミカライズ版。原作は未読。 四月からアニメ化ということでお試し購入。 犬神使いの一族に生まれながら犬神から選ばれず、不遇の日々をおくっていた啓太。 そんな彼を気にいっていたという美少女犬神ようこが現れ、 嬉々として契約を行うが…これがとんでもない世間知らずのわがまま娘ですったもんだの大騒動が勃発。 ちょっとHなドタバタ退魔ストーリー。
なんというか極めて懐かしいテイストの作品ですな。 男の子の欲望に比較的忠実だが、それなりにようこのことも大事に思っていると啓太と、 基本わがまま娘でいたずら者だけど、それなりに啓太のことも好いているようこという 図式は微笑ましくもあり、安定感を感じます。 お風呂場やら薄着やら半裸エプロンやらと青少年の妄想を掻きたてる エッチなシーンも多数用意されていてそのへんも人気の秘密かなといった印象。 ええ、個人的に大好きですよ、こういう作品は:-D 作画担当の松沢まり氏の絵柄もほどよい柔らかさで、コロコロと変わるようこの表情が 可愛らしくて良です。
でもこれって調べてみたらテレ東系みたいなんですが、どこまでこっち系の成分だせるんでしょうねぇ。 結構重要なところだと思うんですけど。 (Permalink)
@ 『看板娘はさしおさえ(1)』:鈴城芹(ISBN4832275704)。 まんがタイムきららMAX連載。 質屋のひとり娘の小絵ちゃんはとっても元気でお金にシビアな小学一年生。 優しいけれど商才ゼロのお父さんを助けて、今日もお店のお手伝い。 そんなある日、お店に引き取られてきた 古い行李には、江戸時代生まれの女の子の幽霊「十世さん」が憑りついていて…。 賑やかな質屋で繰り広げられるちょっぴりマニアック!?なほのぼの4コマ漫画の1巻目。
カバー絵のおかっぱ割烹着&なで肩っぷりにアンテナが反応したので お試し購入。なかなか当たりでした。 行李に入れられた衣服が姿に反映されるため さんざん着せ替えおもちゃにされる十世ちゃんも可愛いのですが、 桜子おかあさんがダントツに可愛すぎですね。 繰り広げられる意味深な奥さん発言にドキドキですよ(<……) 絵的にもストーリー的にも一定のクオリティが保たれているのは好印象です。 表紙絵に眼が止まったならお試しにどうぞ。
@ 『陰からマモル!(1)』:まだらさい(ISBN4840113769)。 COMICフラッパー連載中。TVA放映中の『陰からマモル』の 原作ノベルの挿絵を担当しているまだらさい氏自らによるコミック版。 お話の方はまあ、マモルですねという感じですか。 アニメ版のキャラデに比べると数倍可愛かったり凛々しかったりして それだけでも十分に嬉しいわけですが:D 椿さんがとても綺麗で良いのですよ。 (Permalink)
@ 『たかまれ!タカマル(9)』:近藤るるる(ISBN4757726708)。 ファミ通連載中。 タカマルくんとゆきえさんが雪で遭難でぺちゃぺちゃぬるぬるだったり、 温泉で混浴ドキドキだったり、 部長と副部長の受験の行方は?だったりの9巻目。 ファミ通の現在の主要読者年齢層がどのへんなのかは知らないのですが… お前らそこまでしてフェチを育てたいか! と思わず叫びたくなるくらいにゆきえさんが可愛すぎますね:D 小学生くらいでこんなの読んでたらぜったい歪むってばさ。いや、別にいいけど<いいのかよ。 相変わらず賑やかで楽しげな部活風景が楽しいですね。すでに部活じゃない気がしてしかたないですが。 (Permalink)
@ 『乱飛乱外(1)』(ISBN4063730190)は週刊少年サンデーで「暗号名はBF」を連載していた田中ほさな氏の 新作。改名し、月刊少年シリウスに場所を移しての再登場です。BFを応援していた身としては 買うしかないっしょということで。連載は追っていないので読むのが楽しみです。 つーか、オビの登場人物紹介に載ってる位牌はいったい……(汗
読了。時は戦国。村はずれに住む額に角を持つ少年雷蔵はその異形ゆえにつま弾きにされる不遇な日々をおくっていた。そんなある日、雷蔵は川に流れ着いた美女を救う。かがりと名乗る女は雷蔵の角こそが滅亡した刀家のご落胤の証であり、自分はあなたを探していたのだ語る。とまどう雷蔵をよそに、美女(だけどちょっとバカちん)と優しさだけの気弱少年の御家再興のお気楽珍道中が始まるのだった。
グラマーお姉さんがたゆんたゆんペッタン位牌がカターンカターン(謎)。時代考証なんてクソ喰らえと言わんばかりのタイトな忍び装束が乱舞する超戦国物語ですな(^-^;;;;; メインラインはそれなりにハードな方向で立ててあるようですが、本巻ではどちらかというと珍道中記としての趣が強いです。お前らもっと忍べ!とツッコミたくなるグラマーくのいち3人娘(-1)が繰り広げるしっちゃかめっちゃかな騒動が楽しいですな。 かがりさんも根本的におバカさんですが、その一途さがなんとも可愛らしくて庇護欲をそそるというお姉さんであってお姉さん的でない部分がまたなんとも。 絵柄はBFのときよりも線の強弱、入り抜きが強調され、硬さが緩和された印象かな? なんにしろ続刊が楽しみです:D (Permalink)
@ 『ちぇりー♥ぱい』:井ノ本リカ子と 『みるく♥ぱい』:BENNY'Sは、同人等共同で活動していて互いに影響を与え合っている両作者さんの再録含む単行本未収録作品集。とはいえ未収録作品の比率がだいぶ高いようですが。同時発売ということで単行本デザインもお揃いでなかなか良い感じです。 カラーページなども収録してるんですが、そのぶんちょっとお値段がお高めなので注意。 1200円です。ええ、レジでちょっとビックリしました(^-^;; 少し古めの作品もありますが絵柄のベースラインは変化してないので あまり違和感は無い感じかな。 (Permalink)
@ 『ちぇりー♥ぱい』:井ノ本リカ子と 『みるく♥ぱい』:BENNY'Sは、同人等共同で活動していて互いに影響を与え合っている両作者さんの再録含む単行本未収録作品集。とはいえ未収録作品の比率がだいぶ高いようですが。同時発売ということで単行本デザインもお揃いでなかなか良い感じです。 カラーページなども収録してるんですが、そのぶんちょっとお値段がお高めなので注意。 1200円です。ええ、レジでちょっとビックリしました(^-^;; 少し古めの作品もありますが絵柄のベースラインは変化してないので あまり違和感は無い感じかな。 (Permalink)
@ 『NEEDLESS(4)』:今井神(ISBN4088770595)。 ウルトラジャンプ連載。超能力オレの脳内世界最高!バトルの4巻目(ォィ。 イヴ救出のためにシメオンビルに乗り込んだブレイドだったが 美少女部隊の強力な連携攻撃の前に瀕死の重傷を負ってしまう。 ブレイドを救うためにはイヴの擬態能力で肉体を補修するしかないのだが…。
今回は全編バトル。 逆転逆転大逆転から超逆転というこの作品の基本に立ち返ったような展開が 勢いがあって良いなぁと。作品的なつながりは無かったことになってるのかと 思っていたニードレスゼロの面子も登場するなどなーんも考えずに読むには 痛快で悪くないです。ギャグとシリアスの振れ幅が凄まじく大きいので そのへんに違和感を感じない人にしかオススメ出来ないのが残念。 他作品だと死にそうにないような美少女もさっくり死ぬのが素晴らしいなと:D (Permalink)
@ 『明かせ!へっぽこ大冒険-新ソードワールドRPGリプレイ集ガイドブック-』(ISBN482914470X)。 先日完結した新ソードワールドRPGリプレイシリーズ『へっぽこーず』編のガイドブック。 世界観説明や、キャラクター達の設定画や裏話、名場面、 さらには1P漫画やドラマガ誌上で連載されたコラム、未収録リプレイを収録。 へっぽこからTRPGを知ったという風な若い読者向けにTRPGへの導入を狙いつつ 四月からもドラマガでコミック連載開始と、 今後も展開するへっぽこシリーズを俯瞰するためのまあ、まさしくガイドブックですね。 サブキャラガイドなど少々俯瞰的過ぎて内容が薄くなってしまってる部分も 無きにしもあらずというところですが 全体的に挿絵も多く、ファンが作品を振り返る際には有用かと。
リウイと同一世界観で…とか、旧来からソードワールドに触れてきた人にはクラクラするような 記述も見当たりますが、一度下火になってしまった以上、まあしょうがないのかなという印象です。 へっぽこ人気でもう一度盛り上がってくれると嬉しいのですが。 (Permalink)
@ 『召喚教師リアルバウトハイスクール(13)』:雑賀礼史(ISBN4829118067)読了。 外宇宙生命体を名乗る寄生生物に乗っ取られた大門学園。 親友達を救うためには 地球を守る抗体である<覚醒者>による無差別な断罪が下される前に 親玉を探し出すしかない。ヘルマスカーDの助けを借りて涼子は奔走するが…。 一方、慶一郎の妻・カオルーンの花嫁・烈飛鈴は、夫の過去を探り 縁のある人物を訊ね歩いていた。慶一郎出生の秘密とは?
うーん、前巻の衝撃の展開は番外編でしたという超衝撃のオチがorz 本筋でやったらそれは本筋なんだと思うけどなー。 主要メンバーが生死不明状態という宙ぶらりんな状態で こんな突飛な展開されてもさすがに気持ちがついて行きませんでしたよと。 ヘルマスカーのムチャっぷりは楽しかったですが。 そして、このタイミングでまさかの再登場のカオルーンの花嫁。 はてさて、今後どう動くのやら。 再登場は好きなキャラクターなので純粋に嬉しいですけどね。 (Permalink)
@ 『かりん(8)限定版』:影崎由那(ISBN4047124257)。 ドラゴンエイジ連載のドタバタ増血ラブコメディの8巻目。 健太の不幸の原因も取り除かれ、気恥ずかしさから拒みつづけていた供血を行ったことで かりんと健太の関係に微妙な変化が訪れる。 しかし、とうの二人は互いに距離感を掴みかね、微妙にギクシャクしてみたり。 そんな様子を見かねた、かりんの親友・麻希はあの手この手で二人を応援しようとするが…。
なんですか、この影崎作品にあるまじきド直球の甘々ラブコメっぷりは!(汗 と思わず身悶えしたくなるくらいに強烈にラブコメしてて、読んでて悶絶。 まあ、あとがき漫画で作者も同じ叫びと共に血反吐吐いてて安心しましたが(笑 なんだか前巻までとはガラッと雰囲気が変わってますね。 画面密度もなんか上がってるというか細かいコマが増えたのか。 一応裏っ側では新しい事態が進行してるようですが、どう絡んでくるのかはまだ不明。 当面は、この極甘時空で酔い倒せそうですな:D なお、お馴染み番外編は麻希とかりんの出会いのお話。ロリっ娘かりんちゃんがらぶりーです。 オススメ。
不幸に顔を曇らせる文緒さんもエロスですが、にこにこ笑顔の文緒さんもエロスですのぅ。 (Permalink)
@ 『Happy World!(10)』:竹下堅次朗(ISBN4088770609)。 ウルトラジャンプ連載中。おしかけ天使同居モノ…だったんだなぁ、これ。 本編はほぼ、過去回想。猛の父・隆と、エルの母であり、猛の母でもある天使ルエルとの出会い、 猛誕生の顛末、そして紛争地帯パルメキアで何が起きたのか。 猛たちを付け狙う悪魔イスラの正体とはってな感じで。
朝の通勤電車で読んでたわけですが、ルエルさんがエロス過ぎる点について熱く語りたくなりますね。 どこのエロ漫画ですか展開が素晴らしい。 手篭めわはー! 「母は強し」わはー! おっぱい!おっぱい!わはー<いいから落ち着け つーか、ガチにSEXシーン乗っかるちうのはやっぱり微妙に自主規制緩んでるんだなぁと。 そこ後れ毛を咥えない! エロいから!! 色々と衝撃の事実が明らかになっていって終了展開への体制が整ってきてるのかなという印象ですが あまりに伏線無しに新展開するもんだから、面食らうことが多々なのはどうにかならんもんかなぁと。 (Permalink)
@ 『かりん(8)限定版』:影崎由那(ISBN4047124257)。 限定版ということでカバーイラストがオリジナルなのと、かりんちゃんのフィギュア付き。 まあ、許せる範囲(基本的に点辛いです、私は)なんで購入してみました。 とりあえずパシャパシャしたので貼ってみるテスト。ノウハウも腕もないので期待するべからず。
以上。1000円でこれと考えると微妙に複雑なので考えない方向でひとつ。 (Permalink)
@ 『撲殺天使ドクロちゃん(7)』:おかゆまさき/とりしも(ISBN4840233438)。 電撃文庫新刊。ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪な撲殺天使と桜くんの物語も7冊目。 雑誌掲載分2本に書き下ろし前後編を1本の4本だて。 やってることは相変わらずなので特筆すべきことは無し(^-^;;;;; 敢えて言うならば、南さんがすっかりヒロイン格ということくらいか。 表紙にカラー口絵にと気を吐きまくりですよ。 まあ、静希ちゃんも久々にお風呂攻撃で対抗してましたが:D 読んでも毒にも薬にもなりゃしませんが、頭空っぽにしたいときにはイイかな。 (Permalink)
@ 『ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・つー』:新井輝/さっち(ISBN4829163445)。 富士見ミステリー文庫新刊。ROOM NO.1301シリーズの短編集第二弾。 ファンタジアバトルロイヤル掲載の短編3本に書き下ろし1本を収録。 痴漢は犯罪です。でも合意の上ならどうよ?ということで綾さんと二人でお出かけです「僕と綾さんと雪辱の痴漢プレイ」。 有馬さんが泊り込みで部屋を空け、健一は自分と彼女との関係に思いを馳せ…る間もなく綾さんに迫られて「僕と綾さんと身代わりの暗闇プレイ」。 心は男、体は女なシーナこと窪塚日奈人生最良の一日。 スパでウハウハハーレムだ「私と佳奈ちゃんと豪華なお風呂」。 有馬さんのバイト風景。 知らぬ間に果たされる意外な人との出会い「私と冴子ちゃんと趣味のお仕事」。
今回も前巻同様に本編から零れ落ちたサイドストーリー集。 さらっと重要そうなキーパーソンが出てきてたり、登場人物間の新しい人間関係が 構築されてたりするので長編最新7巻に続けて読むのが吉。 前3作品がエロス増量気味。 書き下ろしは今後の展開に大きく関わりそうな情報がちらほらと。 それにしても波奈さん(25)は本格的に凶悪だな。 7巻の結果、ホタルがどうなったのか…も分かるのでまあ、本編読んでる人は読んどけと。 (Permalink)
@ 『JINKI:EXTEND(8)』:網島志朗(ISBN4861272432)。 COMICブレイド連載中。 今巻も引き続きシリーズ間を繋ぐ空白の2年に迫るミッシングリンク編。 黒将率いる八将陣は軍から離反し、テーブルダストを占拠。 モリビト0号を駆る現太は、黒将との決着をつけるため単身乗り込むが、 そこに待ち受けていたのは、死んだ愛妻・赤菜のクローン体だった。 一方、青葉は修復され新たな力を得たモリビト2号を以って戦線復帰。 現太を追い、待ち受ける八将陣との戦いに挑む。
ということでバトルバトルの1冊。 EXTEND開始以降のど元にひっかかってた部分が すっとする内容なので読んでて楽しい。 見所はやはり八将人機五機VS青葉ですかね。 急成長を遂げた青葉の戦いっぷりが見事かな。 もう暫くはミッシングリンク編が続きそうだけど、 どうなってEXTENDに続くのやら。 (Permalink)
@ 『Wチェンジ!!(1)』:松葉博(ISBN4861272467)。 単巻終了していた「ちぇんじ~2!!」の続編。 微妙に仕切り直しつつも完全な続編ですね。 如月組の跡取り娘、 如月真希は普通のおヨメさんを夢見るごく普通の女子高生。 そんな彼女の悩みの種は、 気絶すると現れる最強にして最凶の第二の人格ブラック真希。 今日も必死にブラックを押さえつけようとする真希だったが…。 一方、再び関西の暴力団が進出し始め、状況はきな臭さを増していく。
まあ一言で言えば学園バトル系ラブコメ。 当然、普通より多分にヤーさんが多いですが(^-^; ライバル組の跡取息子との恋愛模様だったり、血で血を洗うバイオレンスだったり パンティは白だったり、ウェディングドレスと木刀だったりという作品。 気楽の読める娯楽作かな。 難にしても続きが読めるとは思ってなかったんで、嬉しいです。 (Permalink)
@ 『アニメがお仕事!(4)』:石田敦子(ISBN4785926147)。「女 怖ぇ〜」。 双子姉弟アニメーター奮戦記の4巻目。 読むのに少々気力と思い切りが必要なんで、ここまで先延ばしに…。えいやっとね。 どん底気味だったニ太くんは順調に復活。 しかし、ついに一乃ちゃんが勤めるスタジオめもちが大変なことになって…。 うんうん、給料2回払い3回払いね。そんなことあるんだよね……辛いよねアレ… ということでなんで気力が居るのかお察しくださいという感じで(苦笑 まあそれに限らず、内容がやっぱり今の私には痛すぎて辛いんですが、 二人が前向きに進もうとする姿には心うたれるですよ。
それにしてもいいなぁ、一乃ちゃん。最後なんてもうウハーという感じでね。 (Permalink)
@ 『とらドラ!』:竹宮ゆゆこ/ヤス(ISBN4840233535)読了。 電撃文庫新刊。「わたしたちの田村くん」で好評を博した竹宮ゆゆこ氏の新刊。 不器用な二人が恋に挑む!ドタバタラブコメディーの1巻目。
四月、新学期。 父親譲りの鋭い相貌から周囲に無駄に恐れられていることに悩む普通の少年、高須竜児。 かたや、人形のような華奢で小さな身体。 それに似つかわしくない極めて激しい気性から 周囲に「手乗りタイガー」と呼ばれ怖れられる少女、逢坂大河。 ある日、ひょんなことから逢坂の重大な秘密を知ってしまった竜児は、 彼女の密かな望みのために…また目覚ましに、家事洗濯にとアゴでこき使われる羽目に。 …でもそんな竜児だけが知っているのだ。「手乗りタイガー」の本当の素顔を。
甘酸っぺぇぇぇぇぇ!。いや、期待以上に面白かった。 竜児くんのいい奴度合いも相当なもんですが、 やはり「手乗りタイガー」の破壊力がいろんな意味で凶悪です。 圧倒的な迫力と暴力の中に隠された手乗りタイガーの真実を、 不器用な二人の七転八倒の戦いをどうぞご覧あれ。 個人的にはやっぱりやっちゃんが可愛(以下略
田村くんで見せた軽妙な語り口は今回も健在。 テンポよくするすると入ってくるため、 読んでて顔がニヤけるんだってばさ。ラブコメ好きは読んどけ。オススメです。 続刊予定はちゃんとあるようなので、続きが楽しみであります。 でもどうやって広げるのかしらん。次は多分竜児サイドなんだろーけれども。 (Permalink)
@ 『アルトネリコ-arpeggio-』:あやめぐむ(ISBN4861272475) 月刊コミックブレイド連載中。 先日発売されたPS2『アルトネリコ-世界の終わりで詩い続ける少女-』のアナザーストーリー。 過去の大破壊により宇宙と大地を失い、 古代文明の遺産である巨大な塔アルトネリコに寄り添うように生きるしかない世界。 その豪腕を生かし、人工浮島ほたる横丁で傭兵まがいのなんでも屋を営む剣士エスパーダ。 彼は過去の経緯からレーヴァテイル-塔と連結し、その力を詩魔法という形で紡ぎだせる人工生命体-に対して複雑な感情を抱いていた。 そんな彼の前に突如として現れた謎の少女。彼女は塔上層にある理想郷プラティナからやってきたと名乗り、エスパーダの持つ父親の形見である剣こそが、近年レーヴァテイルに蔓延する奇病を治癒する鍵であると言うが…。
ゲーム版と世界観は同じですが、今のところ登場人物はまったく被らず、 完全な外伝という形になっています。 時列的にはゲーム版とほぼ同時期か少し前かな。 教会の教えがアレなこととそもそもほたる横丁が浮かんでる時点で そんな以前ってわけはありえないし。 お話の方は転がり始めたところで、まだこれからという印象かな。 今のところ、いかにもなブレイド系女性作家さんによるファンタジー漫画という 域を出てないので、ゲームとは切り離して考えるが吉。 (Permalink)
@ 『花右京メイド隊(13)』:もりしげ(ISBN4253208738)。 月刊少年チャンピオン連載。 赤色王旗と共に自ら屋敷を立ち去った太郎。 ついに明かされる花右京家の、太郎とマリエルの秘密。 それは歪んだ妄執に取り付かれた一人の男が巻き起こした、外道の極みであった。 全てをしってなお、太郎救出へと向かうコノヱ達。物語は遂にクライマックスへ。
「みんなぁーついて来てるぅ?」(C)ヒツジさん。 引き続きドシリアスに展開する終盤戦。 説明になってない説明、登場人物の理解不能な思考が羅列されるという悪い癖が 如実に表れてますな…。まあ、まだ北斎は分かりやすい方な気もしますが、 ともかく紫光院が何考えてるのか全然わかりません。 次で一通りの決着は着くと思うので、そっちでどうなるか…ですね。 (Permalink)
Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)