○過去のかんそーぶん一覧 page.09(2013年02月〜2012年11月)
@ 『女のコがHな漫画描いちゃダメですか?(2)』:ジェームスほたて(ISBN9784785940232)。 月刊ヤングキング連載。初めて出来た可愛い彼女はエロマンガを描くことに夢中!? 可愛い彼女のために不慣れな世界を共に歩んでいくことを決意した少年が彼女とおくる青春ラブコメディ2巻目。
- ひょんなことから知り合ったアニメ研究会の部長・灰谷香子さんの 夏コミ新刊にゲスト原稿を掲載することになった雪乃さん。 でも初めてのことだらけでなかなか思うように進まず、海辺の別荘で缶詰合宿をすることに。 ツンツンで漫画に真摯な香子さんと丁々発止にやり合いながらも、初めて出来た漫画友達との関係を 楽しむ雪乃さんと、そんな様子を見つめることしか出来ない自分に不安を覚える恭介くんでしたが…。 そしてやってきた夏コミ参加日。はたして雪乃さんの初コミケの行方は如何に。
女流エロ漫画家さんが描く「エッチなマンガを描く女のコ」のお話2巻目。 1巻に引き続き、極めて健全ラブコメですので、濡れ場とかは期待しないように。 まあ、つるつるぷるるん健康優良ボディの艶めかしさが生む自然なエロスは今回も満載ですが:D__
今回は、夏休み入って夏コミまでの修羅場騒動と、再び学園に舞台を戻してのひと波乱なエピソードを収録。 このドタバタとした忙しい日常は、本当にいい青春してるなぁと羨ましい限りですねぇ。 ふわっふわしてるようで、でも自分なりの悩みも、そして信念と矜持もしっかりと持っている雪乃さんの 様子は本当に見ていて眩しい限りですね。こんな子に「嫌いにならないで」とか言われて耐えられる男の子が 居るわけもありませんな(笑 水着姿も、夏らしい薄着も、浴衣姿も、当然私服姿もどれもたいへん愛らしくて ご馳走様でした。今回語られる、エロマンガ好きの彼女の根本の部分は、カタチは人それぞれでしょうけれど 同じような体験は多かれ少なかれあるんではないかなと。
今回印象的なのは、打ち上げシーンでのペド子さん達とのやり取りですかね。 まあ、もうペド子さんたちの方の視線で読んじゃうわけですが、そりゃ身悶えするしかねーですよ(苦笑 可愛いなぁ、眩しいなぁ、大切にしたいなぁという感じで。若いっていいですよねぇ。 ペド子さんの語るところの女流作家論なども興味深いものでした。ペド子さんの大人の女っぷりに惚れますね。 まあ名前の通りなので対象外でしょうが:D
次は文化祭編ですかね。今回は顔見せ程度だった五十嵐先生や、 スーパークール系生徒会副会長さん、ふわふわ頭が可愛らしい篠原さんなど、出番が増えそうな皆さんの 活躍が楽しみなところですね。しかしエロいなぁ、五十嵐先生ハァハァ。 やはり生真面目系女教師は最高ですな。
@ 『恋愛不要学派』:ヤスイリオスケ(ISBN9784863790865)。エロ漫画。 COMICポプリクラブにて連載された表題長編シリーズをまるっと収録の一冊。 増刊「まるごとヤスイリオスケ」にて発表された第0話も含みます。 セックスに愛など要らぬ!!を標榜する美人生徒会長さん率いる変態揃いの生徒会が巻き 起こす騒動と、それに巻き込まれた新入生少女の変態プレイだらけの日常系?コメディ。 属性的には、豊乳、爆乳、露出、緊縛、言葉責めetc.etc.
- 美人生徒会長・富士島鷹乃率いる学園の生徒会。教師陣からの覚えも良く、 生徒たちからも畏怖の念を持って見られる学園を代表する聖域。 だがその実態は、露出癖のあるドMの鷹乃と、彼女を調教するドSの書記・千代丸の 性愛の巣だった。そんな秘密を偶然知ってしまった新入生の武蔵野双葉は 彼らに拉致され、否応なく生徒会に参加させらてしまう。 果たして双葉の運命は。そしてかたくなに恋愛感情を否定する鷹乃の過去とは…。 細かいことはほっといてドタバタ賑やかなエロい生徒会の日々をお楽しみ下さい …『恋愛不要学派』全10話+フルカラープロローグ+第0話
約2年ぶりとなるエロ漫画新刊。掲載は2010年9月号にプロローグ掲載。 10年11月号から本格連載開始して11年7月号まで。とんで12年7月号から13年1月号で完結と 途中でまるまる1年ほど、一般仕事の関係か連載が休止していました。 そのため、ずいぶんと待たされるカタチになりましたが こうやって無事に単行本が発売されれば、まあそれも焦らしプレイということでね:D__
細すぎず太すぎずの絶妙なバランスで描かれる、お肉多めの女の子たちが魅力的な作者さんですが そのあたりは今回も健在。掴めばしっかりと手のカタチに沈み込む極上の柔肉で構成された お尻や、ボリュームたっぷりのおっぱいはしゃぶりつきたくなること請け合いです。 特に、重力を無視することなく、かつしっかりと自己主張を忘れない素敵なおっぱいは ヒロイン毎にきっちりと細かいカタチやサイズが描き分けられており、そのハリや柔らかさを 視覚的に理解出来るのが素晴らしいですね。 あと個人的にはふとももですね、ふともも。ぎゅっとお肉の詰まったボリューム感のある綺麗な おみ足はたいへん健康的でえっちいです。なでたいなー挟まれたいなーという欲求がむくむくと わき上がってくきますね。
長編「恋愛不要学派」。 ラブエロ主体コンビニ誌なポプリクラブではどうしても薄くなりがちな、 分かりやすく明快な「エロ」と「アブノーマルシチュエーション」にフォーカスを当てた作品です。 登場するキャラクターたちは、ノリはアホですが、どこかしら変態性のある性欲を抱えています。 とはいえ、そう突飛なものではなく、あくまでもエッチ好きなら程度の差はあれあるよなーという範疇です。 そんな彼らが、愛情とかほっぽって、ただただ快楽を追求するために日々活動を続けていくわけです。 お話は正直なところ、あって無くが如くではありますが、そのあたりも最近の「生徒会モノ」の定番ですからね。 個性的な面々がドタバタやりつつ、濃厚なエッチを繰り広げてくれるわけで、エロ漫画としての 読み応えは十分なものでした。
メインヒロインは元凶たる生徒会長の富士島鷹乃さん。 両親のアレソレなど色々あってすっかり恋愛アンチに陥りつつ、 ドSのパートナーの千代丸くんと共に、学園での露出エッチや、授業中のローター遊びなどなど イケナイ趣味に邁進する真性の淫乱マゾさんです。 品行方正で華やかな学園のトップが、そのじつエロでアタマ一杯の変態さんで ずっしりと身の詰まった釣り鐘型のおっぱいを存分に揺らしながらアヘ顔さらす様子とか、 本当に素敵ですよね(いい笑顔で。 やってることはビッチさんではありますが、基本的に一棒主義なのも良い感じです。
サブヒロインにして一応お話的には主人公扱いな気がする武蔵野双葉さん。 ショートカットの常識人。恋とか愛とかに夢みる新入生ですが、鷹乃さんたちに掛かれば「スイーツ(笑)」扱い。 鷹乃さんのプレイを目撃して生徒会に巻き込まれてしまい、 もともと素養はあったんでしょうけれど すっかりと悪い先輩たちに染め上げられていく様子がたまりませんでした。特に連載だとまる1年以上 お預け状態だったので、余計にね、ふふふ…。処女のままお尻を開発されてグチョグチョに蕩けた様子が たいへんエロくてご馳走様でした。時間も忘れてエッチに耽る様子はやっぱりたまりませんのぅ。
お気に入りのキャラクターは弟LOVEな美月さんかなぁ。 義弟である悠路くんへの愛情先走りすぎで、恋する乙女だったり、ダメ姉だったりな様子が 終始可愛らしくて和みました。本番シーンは1回限りなのが残念ですが、まあワキキャラだししょうがないね…。
中断あったりと紆余曲折感のある連載でしたが、終わってみればことも無し。 もともと絵柄についてはある程度固まってる作者さんなので、中断のブランクなどは特にありません。 ドタバタとした楽しいコメディと、明確なエロスをたっぷりと楽しめる一冊です。 難しいこと考えずに楽しく明るくエッチな漫画を読みたい向きには強くオススメですねー。
@ 『クラスメート、上村ユウカはこう言った。(4)』:川上真樹/桜井慎(ISBN9784757538764)。 ガンガンONLINE連載。電波×SF×ラブコメ?な4巻目。 新たなる協力者、これまでとは違う反応を見せ始めるロボット達、そして彼らは「壁の外」を目指し行動を始める。
- 上村ユウカと白崎修士の前に現れた襲撃者「米倉英子」。だが彼女は「米倉英子」 としての記憶とはまったく別の人生を歩んだ記憶を持っていた。彼女の口から語られる 遠い未来を思わせる異世界の、戦争の時代を生きた少女の生涯…はたしてその記憶は 本物なのか、それとも管理者が作り上げた「設定」なのか。 「世界」を覆う壁の向こうに未知なる世界が広がっている可能性を感じた 三人は共に「壁の外」を目指すことを決意し、行動を開始する。 はたしてそれもまた管理者の手のひらの上の出来事なのか?
シリーズ4巻目。3巻で世界の構造の一端は明かされましたが、まだまだ世界の謎は尽きません。 作中で語られる数多の設定のはたして何が真実で、何が虚構なのか。色々と仮説を立て ることは出来ますし、物語の展開も多少想像は付くようになってきましたが、 いつでもひっくり返す余地が残されてるのがズルイよなぁという感じも…(苦笑 自分たちの記憶や常識すら信用出来ない状態で、なお世界へ抗おうとするユウカさんたちの 様子は気持ちよいものですね。
今回の見所は…新キャラの米倉さんですかね。ナイスバディなユウカさんをも上回る 抜群のボディラインから、ないぺた美人まで幅広くカバーするという小憎い設定が たいへんあざとくてよろしゅうございました。 そんな彼女に対する修士くんの様子に嫉妬に来るって暴走するユウカさんも これまでと変わらず可愛かったんですけれどね。ギャグ顔から寂しがり屋の素顔、そして満面の笑顔と 感情の振れ幅と、その時々に合わせての表情の豊かさは、やはりユウカさんの魅力ですね。
…しかし武くんのアレは…うん、まあ…ね…(死んだ目で まあ、○○いからいっか!!<いいんだ……
例によって連載はガンガンONLINEですので、第一話、第二話、及び最新の一話に関しては 無料で読めますので、興味を惹かれたならばこちらからどうぞ> ガンガンONLINE「クラスメート、上村ユウカはこう言った。」。2013年2月23日現在、ちょうどこの4巻に続く20話が読める状態です。 よろしければ、是非。
@ 『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト(3)』:長谷川裕一(ISBN9784041205334)。 ガンダムエース連載。ザンスカール帝国と手を結んだ木星帝国急進派と戦うため 甦った宇宙海賊たちと、その戦いに巻き込まれてしまった少年の物語3巻目。
- 月に張られたザンスカール帝国と木星帝国の 特殊部隊「サーカス」の罠を辛くも逃れた新生クロスボーン・バンガード。 だが、「エンジェル・コール」を狙うザンスカールとサーカスは続いて コロニー丸ごとを人質にとり、ギロチンをちらつかせるという卑劣な作戦を開始する。 無望にも単機立ち向かったフォント・ボーは、かれらの母艦「サーカスの檻」へと囚われてしまう。 絶体絶命の窮地…だが、フォントはその格納庫に封印された一機のMSと出会う。 失敗作の試作機として打ち棄てられた一騎当千機「TC-02 ファントム」…その出会いが 大切なモノ、力なきモノを守りたいオタク少年を一世一代の大勝負へと向かわせる…。
Vガンダムの時代を舞台にした新たな宇宙海賊伝説3冊目。 クロスボーンガンダムの追加が実質的にありえない今、 果たしてどうするのかが注目されていたわけですが、ついに新主人公機登場……なんでしょうか? 本作のタイトルを踏まえれば、その可能性は濃厚というか九分九厘確定でしょうけれども。 まだまだどのような顛末を巡るのかはわかりませんね。 その真価もまだ見えませんし。オリジナル2機のシルエットは見覚えあるんですけれど もはっきりとは思い出せず。木星のと鋼鉄で出たアレでしたっけ? さらにBCまで積んで るならてんこ盛りですが…。
お話としては、フォントくんが物語の主人公としてやっと自ら立った…というところで すかね。ここまで彼はあくまでも巻き込まれてしまっただけの少年だったわけですが ザンスカールが振りまくギロチンの恐怖、木星帝国一部の野望と、 それに立ち向かう宇宙海賊たちの想いなどに触れた上で、ついに決断の時が来たわけで すね。そしてその場にそれを実現させるための力が居合わせるの、また運命ということで:D フォントくんの行動に、苦笑いを隠せないカーティスさんが楽しいなぁと。
あとはやっぱりシュラク隊はエロいなぁと(ぉぃ 良いお姉様方なので是非生き残って 貰いたいですが…さてどうなるやら。 引き続き気になるところで次巻へ続く!!となっているので楽しみに待ちたいと思いま す。
@ 『そとの国のヨメ ドラマCD付き限定版』:睦茸(ISBN9784862692344)。エロ漫画。 コアマガジン社のCOMIC HOTMILK誌にて連載された表題シリーズに描き下ろしを加えた一冊。 なお、付属のドラマCDは作者さん書き下ろしの脚本による官能ボイスCD60分となっています。 属性的には、両手に華のいちゃらぶ濃密エロス、同居、ちっぱい、爆乳、人外、金髪、黒髪ショートなどなど。
- 幼い頃に身よりを失い、とーじの家に引き取られてきた金髪の少女・ルフ。 それから二人は兄妹同然に暮らしてきた。そんな、ことさら珍しくもないありふれた家族のカタチ… でも一つだけ普通でなかったのは、ルフが淫魔…いわゆるサキュバスの血を引いていたことだった。 幼い頃から繰り返してきた日に2度の日課…ルフのもうひとつの「ごはん」。 それはあくまでも精気を吸い上げるだけの触れあい程度の行為でしかなかった、そう、あの日までは。 僅かな切っ掛けで変化していく二人の関係、 だがその変化を感じ取ったとーじの親友・タマオ(♂)の介入により、物語は思わぬ方向へと。 サキュバス娘との濃厚同居は波乱がいっぱいえっちがいっぱい♥ …『そとの国のヨメ』全6話+後日談『そとよめっ!』全3話+描き下ろし幕間劇『るふびより』2話
とろけるようなしっとりもちもちお肉の女の子が魅力の作者さんのワニマガジン初単行本。まあ、元はコア系ですが。 以前の単行本ではおっきな瞳が印象的なろりぷに系でしたが、 近作ではキャラクターの頭身がグッと伸びて、以前とはやや系統が変化されたように思います。 でも、女の子のもちもちお肉っぷりは健在です。
物語としては、サキュバス娘さん達とのうはうは3P同居性活モノ。 ただし、内容的にはファンタジー寄りというよりは、 そういう能力を持った普通の人間の女の子がヒロインという印象が強いですかね。 男の精を吸わないといけないとか、魅了や性転換の力が使えるとか、十分普通ではありませんけれども。 割り切った「食事」のための行為が、いつのまにか「愛情」を伝え合う行為へと変化していく ルフととーじくんのそういう関係は大変微笑ましく、かつ愛らしい感じでニヤニヤと。 素直になりきれないルフさんも、子宮を剛直で激しくノックすると、一転素直な言葉が漏れ出してきて とろっとろに蕩けた表情を見せてくれるあたりも良いモノでした。
一方、もう一人のヒロインである「タマオ」くんは…。 悪友系解説いじわる眼鏡キャラだと思った? 残念!! 純情一途爆乳っ娘でした!!… というか。第一話での意味深な視線がまさかそういうことだとは気づいて居らず、 連載時にはそりゃもうひっくり返ったものです。 とーじの一番の男友達としてずっといたい…でも女としても受け入れて貰いたいなど、 複雑な想いを抱えての行動が可愛らしくて良いですね。 エロシーンでも、そのもちもちおっぱいの滑らかな揉み心地はたいへん良さそうで ぐにぐにと擦りつけるようなパイズリシーン、潰れ、揺れるおっぱい感、 そして陥没乳首など見所たっぷりでした。
見所は…金髪ロリ娘さん&ショート黒髪爆乳さんを両手に抱えての濃密えっちシーンの数々です。 まったくタイプの違うふたりを相手取って、さまざまなシチュエーションでの中出し三昧とくれば これはもうテンションがあがらないわけがありません。 もっちりボディを思うさまに味わいながら、秘所を大きく開かせてその間に剛直を突き上げる、 柔らかに絡みついてくる秘肉の様子は透視絵と、マキタ音系の擬音で鮮烈に描き出され、 とろとろに蕩けた妖しい目つきでのえっちなおねだりetc.etc. そりゃ満足もするってもので:D
難しいことを考えずに両手に華の素敵なハーレム性活を楽しめる作品集となっています。 もっちりお肉とすべすべお肉に挟まれて夢のような日々を送りたい方はマスト。
@ 『trash.(4)』:D.P/山本賢治(ISBN9784253255158)。ヤングチャンピオン烈連載。 伝説の殺し屋コンビ「バレット&フランチェスカ」の血とモツと硝煙に塗れた日々4巻目。
- 前回の事件の余波で、女子校へと転入することとなった 女子高生殺し屋コンビ「バレット&フランチェスカ」こと「るしあ」と「マイン」。 そんな彼女らの元へ舞い込んだ新たな依頼、それは同じ女子校に通う女仲良し4人組の 抹殺することだった。だが、そうとは知らぬままに、偶然からマインはターゲットの一人と 仲良くなってしまい……。 そして、ターゲットらの周りには奇抜な格好をした 謎の殺し屋「ブロンコマスク」の影があった。 果たして二人は今回の依頼をこなすことが出来るのか。
いきなり円光シーンから始まってて電車の中で慌てたりと、そんな愉快なシリーズ第四弾。 今回も3巻に続いて敵役は女性キャラ中心で華やかですねぇ。百合も完備されてたりと 見所たっぷりでした。 D.P先生の描く繊細な女性キャラクターと、ヤマケン先生のアクの強いキャラ設定が 相まって、他ではない独特の魅力がありますよね、本シリーズは。
今回の見所はカバーも飾っている新たなる謎の殺し屋「ブロンコマスク」ですかね。 ダークなアメコミヒーロー的な謎スーツによる千差万別の攻撃に加え、 やり過ぎ上等のオーバーキルっぷりが強烈でした。はらわた完全にぶちまけて、 背骨だけが上下を繋ぐ…そんな死に方は相当に勘弁ですが、モツっぷりは素敵のひとことです。 目的も素性もほぼ不明ですが、今後ともちょくちょく絡んできそうですね。 お○○こ一本釣り殺法と、おなかバーン攻撃がお気に入りです。
ということで今回も良い具合に救いのない殺伐とした展開がよろしゅうございました。 救いがない、カケラも無いのがこれまた酷い(褒)。 しかし今回はマインさん可哀想な感じだったなぁ…。最後のシーンとかもう…(T-T いくつか伏線っぽい展開や、あの人再登場だったりと見所多めでした。
@ 『せんせいと、わたしと。(下)』:岡田コウ(ISBN9784894655850)。エロ漫画。 作者さん5冊目の単行本。COMIC阿吽誌にて発表された 作者さん初の長編シリーズ「ぶきような人」のラストまでと 読み切り短編を4編収録した作品集。 なお、長編の前半を収録した上巻も同時発売されています。 すれ違うふたりの想いの行く末は…。
- 体育教師・篠田と、教え子の和久井、ぶきような二人が一歩ずつ積み上げ、深めてきた関係… しかしその関係は、学園の女生徒・森田の知るところとなる。 篠田に対する複雑な思いから発せられた、森田からの脅迫に、 篠田は和久井を遠ざけ、教職を辞すことを決意する。 それは、既に彼の中で大切な存在となった和久井を守るための行動であったが、 経緯を知らぬ和久井との想いはすれ違いを始めてしまう。 はたして二人の物語の行き着く先とは…『ぶきような人』第六話〜第八話(最終話)+描き下ろし後日談
- 恋愛なんて、男なんてくだらない。そんな真紀さんはクズな家庭教師に夢中です?…『愚かしいもの』
- 父が他界してから塞ぎ込みがちだった母が最近元気な理由、 それがあの教師でなければどんなに良かったことか。 少女の母への想いを利用し母子家庭に入り込み、少女の心と身体を弄ぶ鬼畜教師…『家族計画』
- 連れだって映画を観にやってきた兄妹の仲むつまじすぎる姿。兄に甘える妹と、そんな妹に翻弄される兄の様子…『ウチの妹が相変わらずです』
- 単行本「恋するパンツ」販促用 後日談…『恋するぱんつが出るゾ』
単行本2冊同時発売の下巻分となります。分量的には半分ほどまでが長編「ぶきような人」の終盤。 残りはこれまで単行本未収録となっていた2009年、2011年の読み切り短編です。 基本的なテイストは変化していないので、違和感はありませんが、2009年頃の原稿と見比べると その進化が良く分かるなぁと。
長編「ぶきような人」終盤からラストまで。 深まってきていた二人の関係に割り込んでくる第三者の存在、それによって大きく揺らいでしまう二人… やあ、もうこの二人の気持ちのすれ違いっぷりとか、本当に王道の少女漫画的だよなぁと思いつつ頬が綻びますね。 ここで割り込んできたのが男だと、まあ色々と穏やかな感じではありませんが、 本エピソードの場合は、ちょいと問題児ではありますが、心根は良い子である女の子・森田さんなわけで 良い意味で安心して見ていられるかなぁと……まあ、彼女の立ち位置的にいくらでもアレな展開をすることは 可能ではあるでしょうけれどね:D 森田さん自身の心情についても分かりやすく提示されているので、嫌いにはなれないですねぇ。
メインヒロインである和久井ちゃんに関しても、物語前半でははっきりしなかった真意部分が 中盤以降は彼女の視点と言葉を持って読者側に提示されるようになり、健気な彼女の想いに きゅんきゅんさせられますねぇ。良い子であるがゆえの苦悩は共感しやすく、だからこそ あらゆるプレッシャーから解き放たれた、満面の笑顔の愛おしさが堪りませんでした。 こういう娘さんはだっこしてイヤと言うまでなでなでの刑に処すが宜しい。ええ。
物語的には7話で決着し、最終話である8話はエピローグ的ないちゃいちゃエピソードです。 そのページ数たるや圧巻の50ページオーバー。想いを通じ合わせて見事にバカップル化した二人の 様子が大変微笑ましく、末永く爆発しろという感じであります。 リラックスした和久井ちゃんの様子が愛らしいですね。 ぶきような二人ならではの手探り感も良いものでした。 えっちシーンに関しても、 繰り返される睦み合いは極めて熱量高く、物語の〆に相応しい濃厚さで大満足でした。 三つ編み和久井ちゃんのうなじペロペロ<……
読み切り短編で印象深かったのは「愚かしいもの」かな。クールでシャープな印象のヒロインさんの造型が 好みですし、彼女の独白形式で進む物語も興味深かったです。おんなのこの複雑さ的な部分は 正直なところ推し量りきれないので、彼女の真意は想像するしかないのですが、 まあわりと幸せそうなので良いのかなぁと(苦笑 「家族計画」は収録作中ではもっともブラックな展開ですかね。ええと、おかあさんとの3Pが…欲し…(がくっ 「ウチの妹が相変わらずです」は無邪気ーで小生意気ーな妹ちゃんの様子が微笑ましいですね。
ということで、最初から最後までラブラブ一直線の初長編な2冊でした。 読み切りの方も、まあ男の方がクズだったり鬼畜だったりはありますが、いわゆるNTRとかは無いので 苦手な方はご安心を。個人的にはそこまで気になるものでは無いんですけれど、 苦手な人は本当に苦手なようなので…念のため。 個人的にもオススメ度の高いシリーズです。気になったならば是非手に取ってみて下さい。
@ 『せんせいと、わたしと。(上)』:岡田コウ(ISBN9784894655843)。エロ漫画。 作者さん4冊目の単行本。COMIC阿吽誌にて発表された 作者さん初の長編シリーズ「ぶきような人」の中盤までと シリーズのサイドエピソードを1編収録した作品集。 なお、長編の完結までを収録した下巻も同時発売されています。 属性的には1on1、手探りラブラブエロス、身長差カップル、処女開発とかかな。 無口で物静かな少女の精一杯のゆ・う・わ・く…♥
- 教え子達との間に一線を引き、強面で堅物、規則に厳しい教師としての顔で接する ことに徹してきた男性体育教師・篠田(28)。そんな彼の日々に入り込んできたひとりの 女生徒・和久井さやか。無口で引っ込み思案の優等生…そんな印象の和久井はその幼さ を残した身体で、篠田を誘惑する。何も言わない彼女の真意をはかりかねながらも、 その精一杯の誘惑に飲まれた篠田は和久井と関係を持ってしまう。こうして始まった二 人の奇妙な関係。行為を繰り返すうちに互いの心と身体は近づいていき…『ぶきような人』第一話〜第五話
- 一人娘で文字通り花や蝶やとなに不自由なく育てられた華やかなワガママ少女・森田柚花。 そんな様子を教師の篠田に見咎められては、注意を受けるも意に介した様子もない。 だが、自分の誘惑になびかない篠田のことがどことなく気になるのであった。 そんな彼女のただれた日常。カラオケボックスでの男たちとの乱痴気騒ぎ…『花や蝶や』
作者さんほぼ2年ぶりとなる単行本は初の長編シリーズを収録、 かつ2冊同時発売ということでお祭り感がありますね:D 繊細なラインで描かれるふわりとやわらかぷにぷにな女の子たちの魅力はさらにアップ。 以前の単行本収録作よりもより精錬された印象で、コマ割なども、 少女漫画系特有の自由さと大胆さが見て取れ、 短かなシーンの僅かな変化を濃厚に細やかに描くことで、強く印象づけてくれます。 特に、今回のメインヒロインである和久井ちゃんは、 自らの意志を言葉で発していくタイプではないので、 その控えめな表情変化が彼女の心情を思いはかる重要な要素となっているのも一つのポイントかなぁと。
物語的には本巻収録分は、起承、そして転の始めくらいまでですかね。 篠田せんせいの視点を通して、理解の出来ない存在としての和久井ちゃんの誘惑と それに飲み込まれて行く様がねっとりと濃厚に描かれてゆきます。 理解出来ない状況に怯えながらも、和久井ちゃんの精一杯の誘惑と、時折見せる満面の微笑みに 飲み込まれて、状況を甘受していく篠田せんせいの、手探りで相手の思いを感じようとする様子は タイトル通りに「ぶきような人」同士のやり取りとなっていて、もどかしくもあり 微笑ましくもありという感じですね。学校内での密会を繰り返したあと 満を持して、篠田せんせいのアパートへと場所を移してと状況のステップアップに応じて、 外出し、コンドーム、中出しと変化していくのも楽しいところです。 積み上げて積み上げての先ですから、そのあたりの喜びみたいなのも伝わってきますしね。
最初は受け入れきれなかった篠田せんせいの剛直を、次第にくわえ込めるようになっていく 和久井ちゃんの様子は大変にエロチックで良いです。 耳舐めや、口内への指挿入、乳首責め、クリ責めなどもコマを重ねることで濃密に描写されており 読み手側のボルテージもぐんぐんとアップ。 挿入後も、膣内をぐりぐりとかき混ぜられ子宮をぐいぐいと突かれては トロトロに蕩けた表情を見せてくれるのも素敵ですねぇ。 個人的に気に入っているのは第三話、体操着姿でのえっちシーンで、 体面座位でまだ解れきってない秘所に挿入された状態で、乳首を責められ、 涙を浮かべながら快楽を得てゆき、最後には最奥まで受け入れるシーン。 あとはやはり第四話ですかね。ここまで基本受け身だった篠田せんせいが自ら自宅へ誘い、 これまでの不自由さ、鬱憤を晴らすかのごとく、キスと挿入と放出を繰り返す様子は カタルシスがあってグッと来るモノでした。
和久井ちゃんが可愛いのはもう語る必要も無いのですが、本シリーズで一番可愛いのは 篠田せんせいだと思います。いや、本当に。 180cmオーバーの巨躯と、お世辞にも愛想が良いとは言えない仏頂面の 見た目的な可愛げには欠く印象の篠田先生ですが、その実、 過去のトラウマから、女生徒たちに内心怯えていたり、 和久井ちゃんとの関係を築いてからも、 彼女の真意を図りかねては自分は果たしてどうするべきだったのかと 自問自答してドツボにはまっていく様子とかもう、なんとも言えず可愛いですよね(笑 描き下ろしの幕間の一コマで、冷蔵庫に頭を打ち付けながら悔い悩む様子がお気に入りです。
途中で挟まる形で収録されているサイドエピソード「花よ蝶よ」は前述のあらすじ通りに 本編で重要な役割を果たすサブヒロインである、森田さんを物語の中で立ち上げるエピソードになります。 和久井ちゃんと違って一目見て華やかな、目元もパッチリとしたツインテールの美少女っぷりと 年上の男たちと「遊ぶ」日常を通して、彼女が篠田せんせいについて何を思っているのかを 読者に提示します。単純にエロ的に見ると収録作中唯一の3Pシーンとなり、アクセントとしても 生きてる感じですかね。森田さんは自分が周囲から愛されることを信じて疑わない反面、 それを真に渇望している様子が愛おしい感じですね。嫌いにはなれないです。
で、本編は気になるところで下巻へ続く!!となるので、ちゃんと上下巻同時購入をオススメしますよ。
@ 『淫戯の果て(2)』:タカスギコウ(ISBN9784873064888)。青年系エロ漫画。 アクションピザッツ誌にて連載された表題長編の完結巻。 どこまでも堕落していく美熟女、だが関係を持つ少年の心情にも変化が現れ…。 秘部はしっかり白抜きです。
- 息子と同年代の青年・黒木により淫らに調教され、淫乱女の顔をさらけ出した 主婦・早瀬美沙子。もはや自らの性欲を抑えることすら困難となり、 夫や息子の目を盗んでは黒木と密会し、彼の肉棒にむしゃぶりつく日々を送っていた。 一方、美沙子の息子・聡史は、出会い系で出会った、母と同年代の女性・相川との 不倫関係に溺れていた。相川に母の面影を重ねながら逢瀬を繰り返す聡史だったが ひょんなことからその関係を母・美沙子に知られてしまい……。 快楽を求める肉体は倫理感を突き崩し、どこまでも堕落していく。
1巻目がお気に入りだったので2巻目ももちろん購入。 若々しい顔立ちと熟れ熟れボディの美熟女が魅力の作者さんの新刊です。 普段の主婦としての表情と、快楽に溺れる女の貌の変化っぷりが ギャップ感を生んで大変良いなぁと:D___ 今回は特に、ヒロインである美沙子さんは完全に堕落した状態からなので そのあたりもより強まっていて印象的でした。 特に淫らな衣装に身を包んで、淫らな道具で責め立てられながら はしたないおねだりを繰り返すシーンがお気に入りです。 相川さんと聡史くんの甘え系エッチシーンもお気に入りです。
ストーリーは今回も引き続き王道的な人妻堕落系。 美沙子さんに加えて、息子である聡史、その不倫相手である相川さん、そして黒木くん とそれぞれの心情と状況の変化で物語は進んでいきます。 終盤、黒木と美沙子さんの関係が変化し、欲求不満から暴走していく美沙子さんの様子 が大変エロチックでよろしゅうございました。ぴったりミニで薄着ハァハァ。
物語の展開上、悲劇的な結末がほぼ約束されているのは分かっていたのですが 思った以上に強烈な所に着地したなぁという印象です。 良き母、良き妻であった美沙子さんの変貌っぷりで 堕落モノの醍醐味をたっぷりと堪能出来るかと。
1巻は指定を受けたため、紙媒体では購入困難だと思いますが、 なにげにKindle版など電子書籍は継続して販売されてたりするので、気になる方はそちらをどうぞ。 堕落しきった美熟女の姿は苛烈で素敵でありました。
@ 『生ハメ膣出し洗脳中』:ふぁんとむ(ISBN9784873064864)。 エロ漫画。双葉社アクションピザッツSPにて連載された長編シリーズ 「そこ♥フェチ」を改題して全編収録した一冊。 ダメ男な僕の前に現れた妖精の少女。彼女の力で、こんな僕が女の子達にモテモテに…?
- 冴えない専門学校生・池田たかおはある日、 怪しげな自動販売機から卵型の怪しげな物体を手に入れる。 その中から現れたのは「妖精のモーリー」と名乗る二頭身の少女だった。 彼女は、ダメダメなたかおをモテモテにするためにやってきたのだと言う。 半信半疑のたかおだったが、モーリーは取り出した妖精グッズを使って 早速その力を証明し始める。小生意気ないとこ、看護師のお姉さん、 ゲーム屋の店員さん、学生時代の憧れの先生、部活の元後輩の少女etc.etc. モーリーの妖精スティックで、自らの持つフェチ心を増幅され、発情させられた 様々な女の子ととっかえひっかえエッチしまくるという 夢のようなシチュエーションに放り込まれた、たかおくんの未来に待つものは。 そしてモーリーの真の目的とは? …『生ハメ膣出し洗脳中』全9話
いろんな職業の女の子たちと思うままにえっちし放題!!…な表題長編全9話を収録。 掲載誌の関係からか、お話的にも連続していますが、 長編というよりはどこから読んでも良い感じの連作短編的な作りのお話になっています。 ヒロインさんも後半の連続話を除いて再登場はなく、 お当番が済んだら完全フェードアウトの作りですしね。 個別に深い掘りさげが無い分、バラエティ感で勝負という感じです。
お話自体はあって無くが如しで、 目的は兎も角、真意のよく分からない妖精モーリーに振り回されながらも 性を謳歌するダメ男くん…まあいわゆる「コミュニケーション力不足のいい人」である たかおくんの日常を描いたドタバタのエロコメディです。 夢のようなシチュエーションに放り込まれても、調子に乗りすぎることなく 本当にこれでいいのかなぁと常に不安を持ち続けて、かつ入り口はともかく それぞれの女性とのお付き合いは誠実にしたいと考えているあたりが、好感は持てる 人物かなぁと。まあ、概ねコメディ的に落とされて上手く行かないわけですが(笑 なお、モーリーの真意と動機の部分は正直想定の斜め上でした。
前述のように明確なメインヒロインは居らず、 後半の連続エピソードを除いて、毎回お当番の女性が登場してそのまま退場という形です。 なので、前半は1on1が基本となりますが、 中盤以降は3P、4Pシチュも用意されています。 ヒロインさんたちは皆、モーリーの妖精グッズで発情させられるわけですが、 よくある媚薬効果で…というお話ではなく、元々持っていたフェチ心を増幅されて… というのがひと味の部分ですかね。
女性陣はみなさんメリハリの利いたご立派なボディの持ち主揃い。 皆さんぴっちぴちの衣装に身を包んで今にもはみ出しそうな勢いで眼福度が高いですね。 今回は特に、職業系の要素もあるので、エロ制服的な意味合いでも楽しめました。 おっぱいもお尻もボリューム満点で、揉み心地の良さが感じられて○。 ぷっくりと自己主張する乳首も美味しそうで、吸い付きシチュも少なくなく 個人的に満足度が高め。快楽に潤んだ瞳や、濡れそぼるくちびるなど 男心を刺激する要素はたっぷりと詰め込まれています。 アヘ顔というかイキ顔みたいな最近流行りの要素も取り入れつつある様子ですね。
見所はやっぱり、女性陣のわがままボディっぷりと、そのボディを包み込む ちょっと小さめの衣装とのコントラスト。またはみ出しそうなサイズのおっぱいですかねぇ。 揉みたいなー、吸いたいなー、顔を埋めたいなーとナチュラルに思わせてくれる 素敵な代物目白押しという感じですので。
なお、消しのしっかりしている青年系エロから成年マーク付きになるにあたって 秘所部分などは加筆されていますので、そのあたりはご安心を。 カラーページ担当が多かったようで、結果カラーのモノクロ掲載ページが多いのが やや残念感があるポイントではありました。まあしょうがないですけれどね。 カラーそのまま収録すると値段に跳ね返るとかもありますし。
今回も難しい要素は置いておいて、いろんな女の子たちとの気軽なえっちを 心ゆくまま堪能できる一冊となっています。 個人的お気に入りは…やっぱり姉妹親子どんぶりかなぁ。美母ハァハァ。
@ 『つぐもも(10)』:浜田よしかづ(ISBN9784575841947)。Webコミックハイ!連載。 亡き母の形見の帯が変化した美少女付喪神と共に、 母の後を継ぐことを決意した少年の戦いは続く…な二桁突入10巻目。
- かずやや桐葉らの通う学園にあまそぎをばらまき、混乱を巻き起こしてきた者達。 ついに明らかにになる彼らの正体とその目的とは。 そして彼らに協力する「黒い帯の付喪神」…黒髪の少女「あざみ」が かずやらの前に姿を現す…。 そして番外編で描かれるのは本拠で寛ぐ敵対者たちの日常風景。 全身を弄ばれる銀髪撫子の痴態と嬌声が今日も響き渡る…
今巻は、これまで暗躍していたかずや達の敵対者側の事情を一気に明らかにする過去編。 そんな彼らとかずや達の予期せぬファーストコンタクトを描いた格ゲー編。 そして敵対者達の日常をサービス満載で描いた番外編の3シリーズが収録されています。 新展開というか、ある意味本編がここからやっと開始…という感じでしょうか。
キモはやはり過去編で、これまで目的不明だった敵対者側の目標が判明し 物語としてだいぶスッキリとしました。 ただ、彼らは彼らなりの事情と正義が存在している分、 なかなかすんなりとは行きそうにありません。 今回の話も読者は理解しましたが、かずや達はまだ彼らの存在に気づいたレベルですし はてさてここからどう転がるのやら。
また、新たな謎となる「あざみ」さんの登場がどういう風に広げられるのかが 楽しみなところです。また新たなハーレム要員が増えたというとらえ方も出来ますが(笑 桐葉さんとはまた違った魅力のある娘さんなので今後の活躍に期待です。
格ゲー編は、今巻唯一のVSあまぞぎ話。 ミニ巫女衣装&マイクロビキニ姿の桐葉さんの痴態がたまりませんな、ハァハァ。 本当に今の頭身に戻ってくれて嬉しいったらないですわ(つ-; かずや君の成長っぷりなども垣間見えて良いモノだったかと。
番外編は、敵対者側の銀髪和装少女「あるみ」さんが揉まれて吸われて 股開かされてくぱぁさせられて押し倒されて覚悟しちゃって…と痴態を晒しまくる お話で大変ごちそうさまでした!!!<…… 物静か系の撫子さんで義兄様大切という美味しい立ち位置でこの痴態っぷりは たまらんですよ、ええ。和装の下に隠された熟れた肢体がががが。
相変わらず、シリーズとしてのお話運びのバランスは悪いよなぁとは思いつつも 賑やかな様子が楽しい一冊でした。シリアス、コメディ、エロのバランスで 毎度楽しませてくれますねぇ。オススメ。
@ 『僕の専用女教師』:東西(ISBN9784887744615)。エロ漫画。COMIC Mujin誌にて発表された表題中編含む作品集。 なお、「僕の専用女教師」で「ぼくのせんせい」と振られています。 表題通り女教師モノを中心に、職場の先輩、実妹なども。清楚な美人先生たちはボクのもの…。
- 春。女性教師・栗山は、教師となる前に家庭教師として受け持っていた少年・柿添と再会する。 幼い頃と変わらない好意を示す少年の姿を微笑ましく眺める栗山だったが、 成長した少年の中に彼の、すでに亡くなった父親の姿を見出し、その心を乱す。 それはかつて、少年と父との間だに存在した秘密の関係に起因するものだった。 そんな中、柿添少年に押し倒されてしまい…。こうして始まったふたりの肉体関係。 行為を重ねるたびに少年へと依存していく栗山。だがそんなふたりの間に教育実習生・桃池が割り込んできて …『僕の専用女教師(ぼくのせんせい)』全4話
- 男嫌いで知らせる職場の先輩・百瀬。そんな彼女が気になる千々山は彼女に接していくが…。 勝ち気な彼女の女の顔…『百瀬先輩はお悩み中』
- 女王様プレイが十八番のイメクラ嬢・はるかちゃんの本当の職業は…学校の先生。ふわりと優しい春日先生はスイッチが入ると豹変し…。そんな先生のスイッチを不用意に押してしまった少年の受難…『変身女教師春日先生』
- 俺の妹は両親が留守になると俺の目の前で自慰行為を始める…妹に興奮するなんて兄としてありえない!!でもそんな時間を楽しみにしている自分がいるのも事実で…。兄妹の危険な関係…『思春期カルキュレーション』
三冊目の単行本かな? ややリアル寄りの作画ながらも、ほどよく漫画的なデフォルメが加えられて読みよいという特徴は 以前の単行本から引き続きですかね。登場するヒロインさんはどの方も目鼻立ちがすっきりと整った 清楚系の美人系揃い。孤高の美しさではなく、親しみやすい身近な愛らしさを備えた造型というところでしょうか。 そんな綺麗系のヒロインさんたちもいざエロシーンとなれば快楽に頬を染め、 貪欲に男の肉茎をくわえ込み、千々に乱れた痴態を見せつけてくれるます。 その普段とエロのギャップ感、こんな綺麗な人がこんなに乱れるなんて…という、がなんとも堪りませんね。
表題作である中編「僕の専用女教師」。 かつての教え子と偶然再会した清楚な女教師・栗山先生が、少年との肉体関係に溺れていくお話です。 とにもかくにも、美人のせんせいの素晴らしい肉体とその心までも自分の思うままに味わい尽くせるという 魅惑のシチュエーションがたまりませんね。 最初はやはり抵抗されますが、一度関係を持ったあとは文字通りに思うままに、 寧ろ積極的に来てくれちゃうので、そりゃもう空っぽになるまでお付き合いしちゃいますよねーというか:D____ 授業中こっそりバイブ咥えさせてみたり、放課後の人気のない校舎の中で散歩してみたり 放送室でやってみたりと、定番ネタはかっちりおさえつつ、女教師モノの魅力がバッチリ演出されているかと。 保健体育の授業で性教育ビデオ流しつつこっそりと行為に及ぶというプレイはちょっと新しい感もありました。
中盤から教育実習生の桃池先生がお話にからんできます。 栗山先生とはまったくタイプの違う、華やかで性に頓着しない人ですかね。 彼女もまた違った意味で魅力的な人ではありますので、この両手に華っぷりは羨ましい限りでした。
不満点としては、やや過去の伏線部分が消化不良気味なのくらいでしょうか。 下手に混ぜるとお話が迷走しちゃいそうなので割り切りとしてはアリだと思いますが、 ちょっとお話がシンプルに成りすぎてる感じもあります。 バランス難しそうなので無いものねだりですけれどね。 機会があれば過去編という形でも良いので読んでみたいかな。
他短編では「変身女教師春日先生」が毛色が違う感じで印象的でしたかね。 ふんわり優しい女教師の裏の顔はSMの女王様?的なお話。 本人もやや無自覚に、「先生」もしくは「女王様」というキーワードに反応して スイッチが切り替わってしまう様子が楽しいお話でした。 両モードの、確かに同一人物なのにまったく違う感じがしっかり描写出来てるのが凄いなぁと。 女王様モードの凛々しさと孤高さ。先生モードのほややんとした愛らしさと母性の描き分けが堪能できます。 プレイ内容は女王様の責め責めモードなので好み分かれますけれどね:D やや野暮っためのウェーブヘアもキャラクタにマッチしていて良いものでした。
今回も安定の内容の一冊ですね。 母モノ、妻モノが無かったのが個人的にちょっと残念ではありますが まあそれは今後に期待ということで:D あんまり偏りすぎるのもよくないですしね。 美人女教師スキーならチェックして損はないかと思います。
@ 『恋愛架空請求』:実々みみず(ISBN9784894655812)。エロ漫画。 COMIC少女式、COMIC RIN、純愛果実などにて発表された短編集。 ふかふかボディにサラサラヘアの元気で可愛い妹系女の子たちとのらぶらぶ肉欲エロスが満載の一冊。
- 妹が持ちかけてきた相談…それは育ちすぎのおっぱいをどうにかして小さく出来ないかというものだった。 こんな絶好の機会を逃す手は無い!! 悪いお兄ちゃんの口車に乗ってしまった妹ちゃんの運命は!?…『舌先三寸』
- 兄が後輩の少女に告白されているシーンを目撃した妹ちゃん。まんざらでも無さそうな兄の様子におかんむり。 だってふたりの関係は兄妹の枠をとうに踏み外していたのだから。親の目を盗んで家中で繰り広げられる兄妹の情事…『迷惑兄妹』
- 最近妙にべたべたとひっついてくるようになった妹。今日もAVを見ながら自慰の最中に忍び寄って来て…。こんなの現実なわけがないのになんでこんなにリアルなんだ?「大丈夫。妹は兄を性的に好きになるものなのです」…『夢か現か』
- 彼女である先輩の卒業式の日、祝う彼氏さんに対して、先輩さんはご機嫌ナナメ。どうやら別々の学校に通うことになることで浮気されてしまうのではないかと心配のようで…。浮気なんか出来ないように毎日搾り取っちゃうんだから!!…『火の無い所に煙が見える』
- 今日もAVでえっちなプレイの勉強に余念のない彼氏さん。そんな様子に呆れ気味の彼女さんでしたが、男優さんを縛り上げて好き勝手にするシーンに興味津々で。今日は私が好き勝手する番ですよ♥…『やられたらやり返せ』
- とある誕生日。いつものように親の居ない自宅へと帰宅した僕をまっていたのは不法侵入したご近所のお姉さんで…。プレゼントは私って古典的だな!! 迷惑なおねーさんの誘惑…『ありがたい迷惑』
- 今朝も妹のおっぱいで性欲処理して登校。すっきりとした兄に対して、精液飲んでスイッチだけ入った状態でお預けされちゃった妹ちゃんは不満顔。我慢出来ずにお昼休みに兄の教室へ押し掛けますが…。ああもう、我慢なんて出来ないっ!! 仲良し兄妹のイケナイ関係…『兄妹喧嘩は犬も食わない』
- 片思いの彼女に童貞を鼻で笑われて深く傷ついたお兄ちゃん。 そんな兄の話を複雑な思いで聞く妹ちゃんでしたが、だったらふたりで処女と童貞を卒業しよう!!などと 切羽詰まった兄が飛びかかってきて!? 「兄貴が悪いんだからね!私の気持ちも知らないくせに!!」 …『馬鹿は死んでも直らない!』
- 何かとアプローチを掛けてくる奇妙な同級生の少女・菅谷を素気なくあしらう日々を送る岩瀬くん。 彼女の真意を測りかね、無理難題をふっかけてみたら…!? 素直クール系ストーカー少女との恋?…『恋は盲目』
- 鍵を忘れ自宅へ入れず、近くの神社で時間を潰していた少年。だがそこに見知らぬ少女がやってきて…。 元気系少女の誘惑…『おともだち』
作者さん初単行本。2009年以降にあちこちの雑誌で発表された作品集。 ヒット出版のセラフィンコミックスではありますが、 初出はRINが4編、純愛果実が4編、少女式が2編となっています。 お名前ははっきりと記憶してなかった(名前覚えるの苦手なので…)のですが、 特徴的なキャラの瞳の描き方が印象に残っていたので、すぐピンときて購入しました。
絵柄で特徴的なのはこれでもかと言わんばかりに太くくっきりと描かれた瞳でしょうか。 時期によって差異はありますけれどね。 可愛らしいおまんじゅう型の丸顔の中で強く主張していて、とても印象に残ります。 瞳に力があると、それだけでキャラクターから強い意志が感じられて、 生き生きとしてくるものですが、 シーン毎の表情付けパターンも豊富なので、 コメディシーンでもエロシーンでもとても魅力的なのですよね。 個人的には睨み付けるような表情と、快楽でトロトロに蕩けた表情がお気に入りです。
ボディは程よく引き締まりながらも、お肉の柔らかさとしなやかさを両立させた理想的なもの。 おっぱいのサイズはとてもおっきい子とちっぱい系で8対2というところ。 乳首舐めや吸い付き、パイズリなども過不足なく用意されていて、おっぱいスキー的には嬉しいところかと。 まるまるとしたおまんじゅう型のおっぱいは大変柔らかそうで美味しそうですね:D_____ 思うさまにしゃぶりついて貪る様子が羨ましいったらありません。
エロシーンはらぶらぶ度の高いもの揃い。お互いを求め合って繋がる感じが良いですね。 女の子の性欲の発露する様子が…えっちいですね。キスしながらだったり、 パイズリだったり、口奉仕だったりと快楽を貪りあう中で恍惚の表情を浮かべる ヒロインさんたちはどれもとても可愛らしいです。 どのシーンでも綺麗に引き締まった下腹部あたりのラインがとても好きかな。 もっちりとボリューム感のあるお尻やふとももを抱え込みながら、 締まりの良い膣穴で搾り取られた白濁を最奥に送り込む様子がたまりませんね。 積極的な娘さん揃いこともあって、お互いに心ゆくまで貪り合うようなシーンも多いのも○。 なお、皆さん下は無毛です:D
気に入ってるのはお互いの性欲処理のために奔走する兄妹の姿が美しい「兄妹喧嘩は犬も食わない」かな。 寝起きパイズリから始まって、昼休みを挟んでお互い寸止め状態が続いた末に…という 盛り上がり方がとても良いなぁと。お互いにお互いの身体を貪ることで頭の中が一杯になっていくって いいよね!!と。吊り目がちな妹ちゃんのぶーたれ顔と八重歯も可愛くて良いものでした。 育ちすぎのおっぱいを気にしている妹を舌先三寸でいいくるめて、その豊満な乳房を堪能しちゃう 悪いお兄ちゃんのお話「舌先三寸」も良いですね。服の上からねちねちとおっぱいをいぢめて 妹ちゃんのエロスイッチをいれちゃうあたりの展開がお気に入りです。 モノローグで時間経過入れて、その変化を表現する手法好きなんですよね…。 乳首を吸いたてながらの中出し三昧も良いものでした。
初単行本かつ収録期間が長めなこともあって、絵柄の変遷はありますが 基本ラインに変更はなく、技術力がアップしていってる感じなので、違和感はありません。 元々レベルは高めですし、しっかりと自分の絵柄が確立されている感じですから 安定感がありますね。カバーイラストも悪くないですが、モノクロでこそ特徴がくっきりする 感じかなと思いますので、是非中身を確認の上でどうぞ。個人的にはオススメしたい一冊です。
@ 『真子さんとハチスカくん。(1)』:221(ISBN9784896374117)。 WEBコミックサイト「マンガごっちゃ」連載…と言っていいのかな? 恋する気弱な単眼少女さんと謎多き猫耳少年がおくる人外さんたちのほのぼの学園物語の1巻目。 作者名は221でツツイチと読むとのこと。 公式サイト内特設ページへ
- モノアイ少女の一真子(にのまえまこ)さんは、 ちょっぴり気弱で泣き虫な、ごく普通の女の子。 そんな彼女の想い人は猫耳少年のハチスカくん。 今日も、紳士的だけれどちょっぴり意地悪なハチスカくんにいぢられて、 涙ぐみながらも、真子さんは健気に頑張ります。 はたして胸に秘めた想いがハチスカくんに通じる日はくるのでしょうか?
元々は同人誌として発表された作品のようですが、 そこからマンガごっちゃにて連載(公式サイト) >商業単行本化…という経緯のようです。 オビが緋鍵龍彦先生だったのと、カバーイラストが可愛らしかったのでお試し購入。 あと単眼少女もずいぶん市民権を得たのだなぁというのも一つですかね。
内容はひたすらにイチャつく真子さんとハチスカくんの様子を、 まったりと鑑賞してほくそ笑む系とでもいいましょうか。 想い人であるハチスカくんによる 自然なセクハラ行為に振り回されてドギマギしたり涙ぐんだりする真子さんが 大変可愛らしく描かれていて素敵だなぁと。 真子さんは困らせて反応を眺めていたいタイプなのでしょうがないね。 ドキドキ挙動不審ったり、照れて慌てたり、プンスカと怒ったり、あわあわと涙ぐんでみたりとコロコロと変わる 真子さんの表情の数々がとても魅力的でした。
お相手のハチスカくんは 態度や物腰は紳士的でクール系だけれど、天然ジゴロな猫耳少年くん。 物事に動じず、表情も薄いので何を考えているのかよく分からない男の子ではありますが、 真子さんのことは憎からず想っている様子なのが行動の節々から伝わってきて こちらはこちらで可愛らしいなぁと。
ということで、単眼少女スキーならマスト。…まあ言われなくてもって話だと思いますが。 イチャイチャラブコメとしても楽しめる一冊なので気になったら 前述したサイトの方でまだ全話読めるようですので、確認の上で、是非手に取ってみて下さい。 軽く見比べたところ、単行本化にあわせてリライトされている部分は多いので これなら買う価値もあるかなと思います。
@ 『初穴』:雪路時愛(ISBN9784799501771)。エロ漫画。ペンギンクラブ山賊版誌にて発表された短編集かな? 瞳の大きい可愛らしい丸顔にもちもちボディのキュートな女の子たちのらぶえろ和姦集。 やや強要系の展開もありますが、基本的に和姦の範囲かな。 属性的にはもちもちボディ、濃密フェラ、爆乳パイズリ、中出し、大人のおもちゃ、淫靡おねだり、エロ下着など。
- 放課後にセフレさんと楽しもうとえっちなおもちゃを大量に持ち込んだチャラ男くん。 でもそれらを生真面目でいつもつっかかってくる風紀委員の紗枝さんに見咎められてしまう。 恥じらう彼女をからかううちに、おもちゃの使い方を彼女に実地で教えるという話になって…。 眼鏡にポニテの生真面目風紀委員さんをえっちな玩具で自分好みに調教しちゃおう!! …『パートナーの俺とキミ』、『私だけのパートナー』
- スキンシップ過剰な千夏ねーちゃんが大好きな弟くん。 モテるお姉ちゃんの男性経験に思いを馳せて溜息をつく毎日を送っています。 今日も気軽く抱きついてくるお姉ちゃんのやわらかボディにドギマギしますが、 調子にのって挑発してくるお姉ちゃんと言い争ううちに、お姉ちゃんが処女であることが発覚して… 大好きなお姉ちゃんとの初体験…『いじられ愛』
- 女性とお付き合いしても、ここぞのタイミングで行動が起こせず、セックス出来ずに別れてしまう。 そんなことを繰り返している青年。今度こそと今の彼女さん相手にタイミングを計りますが、 どうにも上手く行かず…そんなことを続けているうちに逆に彼女の方に押し倒されてしまい。 ヘタレ青年に攻め攻め彼女…『セメベタ』
- こんがり日焼けして旅行から帰ってきた千紗さん。そんな彼女の日焼け痕にすっかり欲望を刺激されてしまい…。 その褐色の肌を白いもので汚したいったら汚したい!! 日焼け痕眩しい方言黒髪ぱっつん娘と♥…『アフターケアもしないとね』
- 書道教室の教師と生徒という関係を超えて、男女の交際を始めた俺と留美ちゃん。 ふたりきりの授業のあいだも彼女の魅力的なボディに視線がいって気もそぞろ。 ああもう我慢なんて出来るわけない!! 俺だけが知っている彼女のえっちな本性…『調教(おしえる)するなら筆先で』
- 教師と生徒の禁断の関係に酔いしれる、麗華先生と西田くん。先生の困り顔を見たいと場所も時間も関係無く関係を求めてくる西田くんに戸惑いながらも、先生はその状況を楽しんでいて…。ああ、こんな爛れた関係ダメなのにっ…『ダメなのに好きなんです。』
- 保健室に掛かっている外出中の看板。それは保健医のやよい先生が男子生徒を連れ込んでえっちしているというサイン。 でも先生を慕うボクは今日も相手にして貰えない。でも今日こそは…!! えっちな保健の先生を籠絡せよ!!…『保健室の先生と俺と♥』
- 忘年会の景品で当たったディルドーを彼女さんに見咎められてしどろもどろの彼氏さん。 なんとかその道具を試してみないかという風に話をもっていきますが…。 本物とディルドーキミはどっちがお気に入り?…『彼氏(ほんもの)orでぃるど!?』
- 彼女の部屋で偶然見つけたえっちな下着。「こういうの好きな子嫌い?」「好きっ!!!!」 えっちな下着に身を包んだ彼女さんと濃厚中出しえっち…『綺麗な下着は好きですか?』
- 家賃の高騰を機に、年上の彼女さんとのルームシェアを始めた彼氏君。日々彼女のために家事を頑張りますが… あれ、もしかして俺すげー便利に使われちゃってない?「俺たち恋人同士…だよね?」 「あら、そんな風に思ってたの?」 年上彼女さんに組み伏せられて♥…『愛する彼女 恋人未満』
- 幼馴染みの彼氏さんにラブホへ連れて行って欲しいとおねだりした彼女さん。でも連れて行かれたのは ちょっと特殊な感じのラブホテルで…? 濃厚イメージプレイでめろめろに…『私をラブホへ連れてって』
作者さん2冊目の単行本。 カバーイラストからも分かる通りに、もっちり肉厚ボディの可愛らしい女の子が特徴的な作者さんですね。 おっぱいや腰周りのボリューム感が、気持ち低めの頭身と相まって強調されており、力強い存在感を示しています。 アヘ顔…とまでは行かないまでも、快楽を感じているときの表情の崩し表現なども注力が感じられ 可愛らしさを保ちつつ、そのいやらしい乱れっぷりが素敵かなぁと。
特に印象的なのはフェラチオ時の口元の崩しですかね。剛直に吸い付くようにほおばる様が表現されていて 大変エロティックです。口内の透視描写と擬音も相まってねっとりとした絡みつくような様子が素敵です。 ともかく愛おしそうな舐めっぷりがグッと来ますね。
あとはやっぱりおっぱいでしょうか。まるまるとしたおっぱいに、 ぷりっと盛り上がった乳輪と乳首が強く主張していて、とても美味しそうです。 ぷるぷると揺れるのは元より、寄せてボリューム感が強調されたり、服や下着からはみ出す様子が魅力的ですね。 パイズリシーンは多くはありませんが、やわらかお肉に剛直がすっかり埋もれる感じがたいへんよいものでした。
気に入ってるのは表紙カバーイラストも飾っているポニテヒロインさんが魅力の「パートナーの俺とキミ」かな。 生真面目な眼鏡風紀委員さんが、憎からず想っていたチョイ悪系の男の子の毒牙に掛かって おもちゃを使ってエッチに調教されちゃうお話。いきなりアナルを開発されて、未知の快楽に戸惑う中、 心の中のわだかまりを融かされて素直にえっちにおねだりしはじめちゃうのが素敵だなぁと。 その盛大な感じっぷりも可愛らしくて良かったです。 あとは、こちらも裏側のカバーを担当している「アフターケアもしないとね」かな。 旅行中にこんがり小麦色に焼けちゃったロング黒髪前髪ぱっつん娘さんの、日焼け後に欲情した彼氏さんが ご無体を働くお話。圧倒的なおっぱいっぷりを誇るヒロインさんによるパイズリが強烈でした。 揉みたい吸い付きたい感が抜群であります。くっきりとした日焼け痕と白い地肌とのコントラストも えっちですしね。ヒロインさん訛ってるのも可愛らしくて良かったなーと。…こう書くと要素てんこ盛りだなぁ。
売れ線の絵柄の研究にも余念が無いようで、収録作間での絵柄の違いはやや大きめかな。 絵柄のライン的には同一線上なので、違和感は無いですけれどね。 ただ、現状やや売れ線の絵柄にそのまま近づけ過ぎていて、 そちらの印象が強くなりすぎている感もあるので、 画面処理などが上手くこなれて定着していくと、より良いのかなとも思います。
何にしろ、もっちりボディの女の子を思うままに可愛いがれるというのは大変魅力的な一冊ですので カバーイラストが気になったなら、手にとって損はないかと思いますよ:D
余談。しかしこれ、オビつけてた方が露出的な意味では卑猥なんじゃないかという気がちょっと……(苦笑
@ 『可愛い方でどうですか?(1)』:矢凪まさし(ISBN9784873064796)。青年系エロ漫画。 エンジェルコミックス B6版シリーズの新刊。ピザッツDX誌にて発表された表題シリーズの1巻目。 失恋の傷心の中、酔っ払って関係を持った相手は、振られた相手の母親で…!? とってもエッチなドキドキ親子どんぶり物語。
- 想い人・春咲 彩に告白するも素気なく断られ、見事に玉砕してしまい意気消沈中の大学生・秋山。 誘われて出た合コン中も溜息をつくばかり。だがそこで知り合った 幼さを残す女性・香菜と酔っ払った勢いで肉体関係を持ってしまう。 酒の上での過ちとはいえ、自らの行為に責任を感じた秋山は、香菜の自宅を訪ねる。 しかし、そこは春咲 彩の自宅だったのだ。 フラれた相手の妹に手をだしたのか?などと混乱の渦中に居る秋山に対し、 彩は香菜には手を出すなと警告し、代わりにと自分の身体を差し出してきて!? 秋山だけははまだ知らなかった。未成年にしか見えない香菜が、 彩の実の母親であることを…『可愛い方でどうですか?』#1〜#8
主戦場だったメンズヤングが休刊したため、ピザッツDXへ場所を移して初の作者さん単行本かな。 最近かんそーを書いた猫玄先生もそうですが、矢凪先生もベテランでありながら、 絵柄のアップデートを欠かさずに古さをまったく感じさせないあたり、本当に頭が下がりますね。 今回は特にくちびるの表現が目に止まりましたね。基本は省略タイプですが、要所要所で 肉厚のくちびるが描かれていて、口元の表情や、口奉仕時の艶めかしさなどがアップしてるかなと。 すっきりとまとめられた描線で描き出される表情豊かな女の子たちは本当に可愛らしくて素敵です。 コメディシーンでコロコロと変わる表情も、 そして濡れ場での羞恥と快楽に頬を染めた表情も、どれをとっても魅力たっぷりです。
「可愛い方でどうですか?」。 やや変化球気味の親子どんぶりモノ。偶然、想い人の母親と、そしてフラれたはずの想い人とも 肉体関係を持ってしまい、右往左往する主人公、秋山くんがこう羨ましくてたまりませんね!!(殺意
母親である香菜さんは、どう見ても未成年という若々しさを誇る身長低めのひと。 基本あっかるい系のひとですが、どうやら未亡人らしく影を感じさせる部分も。 世話焼きおばさんの側面が今回は祟って、物語の引き金を引く羽目にって感じですかね。 あくまでも自分はおばさんであり、彩の母親であるという意識の上で行動しているのがポイント高いところです。 まあ、秋山くんとの行為を思い出してついつい暴走してるのも魅力ですけれど:D
娘である彩さんは、ちょっと何を考えているのかが判りにくいクール系無表情娘さん。 何か母親である香菜さんに対するコンプレックスもあるようですが…さて。 母に対抗するためなのか、はたまた守るためなのか、秋山くんを淡々と誘惑していく様子が これまたたまらないですね。えっちシーンではその無表情が完全に崩れて、快楽にまみれるのも えっちくて良いものでした。
最近は何かとうるさいコンビニ誌ということもあってか、エロシーンのページ数はやや抑えめの感も。 その分、妄想シーンやらラブコメ部分が多めに楽しめるので善し悪しではあります。 もちろん、ある意味で親子どんぶりのキモでもある3Pシーンもちゃんとありますので、ご安心を。 ともかく親子どんぶり大好物なものでして、ああもう嬉しくてしょうがないですね。 どんぶりモノとしては次からが本番かなという感もありますので、続刊が今から楽しみなところです。
@ 『もりあげ7(1)』:ほんだありま(ISBN9784873064819)。青年系エロ漫画。 エンジェルコミックス B6版シリーズの新刊。ピザッツDX誌にて発表された表題シリーズの1巻目。 ひょんなことから、ご当地アイドルグループのマネージャー兼プロデューサをすることになった 青年とアイドル達の寂れた地方観光地盛り上げ奮戦記。
- 連日の激務の疲れを癒すため、寂れた温泉地・潮風町へとやってきた黒澤白祐。 そこには「もりあげ7」という7人の美女からなる観光大使ユニットが存在していた。 彼女ら一行と、露天風呂での全裸での遭遇という最悪の出会いを果たした白祐。 気絶し、意識を失った彼の目覚めを待っていたのは「もりあげ7」のリーダーである森桐緑と、 町長の娘であり「もりあげ7」のメンバーである日向美黄であった。 そして緑は、幼い頃に別れたきりの、白祐の幼馴染みだったのだ。 そんな縁もあって、「もりあげ7」のマネージャーをやらないかと誘われた白祐だが、 一度はこれを断る。しかし、美黄の色仕掛けにひっかかり、マネージャーとして活動することに。 だが、「もりあげ7」の実態は、メンバーの大半のやる気すら伴わない燦々たる状況であった。 まずはメンバーのやる気を盛り上げなければ話にならない。 こうして白祐による、メンバー攻略作戦が始まるが……『もりあげ7』#1〜#8
最近は一般誌での活動が主だった作者さんですが、久々のエロコメ復帰作ですかね。 華やかで愛らしいキャラクターと、ボボンキュボボンと迫力満点のボディラインと取り合わせが特徴的です。 特筆すべきはやはりそのおっぱいっぷり。両手で抱えても溢れ出す勢いの爆乳は 柔らかく形を縦横に変え、かつその頂点に色づく大きめでくっきりとした乳首もたいへんに美味しそうで 目移りするばかり。そのあたりはカバーイラストから得られる情報通りですので、ご参考までに。
ストーリーは、寂れた温泉観光地復興を目指すご当地アイドルグループ「もりあげ7」と 彼女たちをサポートすることになった主人公が繰り広げるちょっぴり社会派なエロコメディです。 とはいえ、物語開始段階ではヒロイン7人中の5名までもが、グループの活動に協力的でないという 状態から開始するため、今回の巻では、主にメンバーの攻略(というか籠絡…?)に主人公が上へ下へ(<……)の 大活躍という感じです。当然、攻略完了したヒロインさんとはえっちが待っているわけで 選り取りみどり感があって堪らないですねぇ。 また、物語のキモでもある地方観光地の過疎化対策の部分にも、おちゃらけ過ぎずに取り上げていて 物語の骨格をしっかりさせるのに成功しているかと。まあ、でもやっぱりエッチ優先ですけれども。
今回お当番があるのは7人中5人。そのうち妄想orひとりエッチが2名で、実際に致すのは3人。 ウェーブヘアにリボンが可愛らしい小悪魔少女の美黄さん、 頼れる姉御肌の橙子さん(まれにポニテ)、橙子さんの妹で前髪パッツン&ロングヘアの赤音さんです。 それぞれエッチにはわりと積極的な方ばかりで、そりゃもう大変お手軽感溢れるたなぼたエッチがまた… いや、ちゃんと白祐くん仕事してるんですけれどね(^-^;;;;; どの子もそのゴージャスでボリュームたっぷりのボディを揺らしながらの濃厚なえっちシーンが たまりませんが、特に橙子さんが個人的にはポイント高めでした。ときどきポニテだしね!!!<…… 妄想ひとりエッチ組では、最年長にして未亡人の紫乃さんが破壊力高めでした。 おっきなおっぱい揃いのメンバーの中でも飛び抜けたその爆乳っぷりが(鼻血 愁いを帯びた表情と、その完熟ボディの取り合わせは凶悪のひと言でした。
キャラ数が多いとその消化だけで忙しくなってしまって他が疎かになりがちですが、 今巻に関しては、エロ、キャラ消化、メインストーリー部分のバランスは良い具合だったかと。 特に初ライブの展開はご都合主義に走りすぎない感じが良かったかなと。 実際に地方観光地の寂れ問題は深刻ですしね、そのあたりしっかり取り組んでいるのは好感が持てました。 エロコメとしても満足度の高い一冊です。まだ未攻略ヒロインも居ますし、 単独ではなく多人数プレイにも期待が膨らむところ。続刊を楽しみにしています。
@ 『キモチイイ相愛い』:しなま(ISBN9784887744585)。エロ漫画。COMIC Mujin誌にて連載された 表題長編シリーズを全編収録。大切な人を亡くし心に傷を負った少女と、そんな彼女を気に掛ける絵描きの少年、 そして二人を見つめる合気道少女…3人を巡る青春譚。なお、読みは「キモチイイオモイ」です。 属性的にはロケットおっぱい、フェラ、淫乱娘、眼鏡、ポニーテール、黒髪武道娘、濃密3Pなどなど。
- 「幽霊じゃ、あそこを満たしてくれないんだもの…」 眼鏡にポニーテール姿の女生徒・荻野秋葉は保健室の常連。 2年前に大切な人を事故で失って以来、登校しても保健室で寝てばかりの学生生活を送っていた。 自室で、保健室のベッドで、愛おしい人を求め疼く淫らな身体を自ら慰めながら…。 そんな荻野に何かと世話を焼く、美術部員の男子生徒・時田。 その姿に次第に荻野は時田のことを意識し始める。 だが荻野は、そんな時田へ対する自分の気持ちを計りかねていた。 果たしてこれは恋なのか、それともただの肉欲なのか……。 そして文化祭の日、保健室で荻野は時田を押し倒し、その童貞を奪う。 こうして告白もせぬままに逢瀬を重ねるようになった二人、 だが二人の情事を合気道部の和風美人・椎名七海が覗き見てしまい… …『キモチイイ相愛い』全4話+描き下ろし番外編『キモチイイ密会』
作者さん7冊目の単行本(TI系では6冊目)。 今回は、初単行本から続く作者さんの代表的なシリーズでもある「キモチイイ」シリーズの完結編とのこと。 これまでの単行本にバラバラに収録されてきたシリーズですが、 これまでの物語を再構成し、一本の長編として仕切り直した形となっていますので、 既存の内容を知らなくても特に問題はありません。
絵柄の方は前単行本に引き続き、尖った部分が取れてマイルド化が進んでるなーという印象。 特に顔の各パーツの濃さが薄れてる感じですね。前の濃い目の顔パーツも嫌いではなかったので 多少善し悪し感はありますけれども、悪いモノでもありません。 ボディラインは、やや直線優先なラインで描かれるボリューム感のあるゴージャスなもの。 ツンと上向く釣り鐘+ロケットなおっぱいは、そのサイズといいカタチといい、魅惑の一品。 そんな魅惑のおっぱいに左右から挟まれる3P泡洗いシーンはまさに極上です。 どっしりとしたお尻と、そこからのびやかに伸びる太股のラインも素晴らしいですね。
エロシーンではフェラチオシーンが良いですね。 ガチガチの剛直に愛おしそうに丹念に舌を這わせる様子はじっくりと興奮の火を煽ってくれます。 皮の中にも舌を這わせ、優しく剥きあげては、堪ったカスを美味しそうに舐めあげ、 はき出された白濁は、口の中でテイスティングしてゆっくりと飲み込む… こういう風にされて嫌な男の子は居ないよねー的な欲求充足ぶりがいいなぁと。 あとは肉厚で美味しそうな秘所がトロトロに蕩けてる様子も良いものでした。
表題長編「キモチイイ相愛い」。 喪失の記憶から抜け出せず、肉欲と愛情の区別がつけられない少女を巡る青春譚。 メインストーリーは情緒的で淡々とした展開。それぞれの心の中の葛藤を抱えながらも、 気持ちを確かめるために、まず身体同士で触れあうという、一般的な方法論とは 逆のステップを踏んで、それぞれの想いを見定めていきます。 その様子はまさに青春だなぁという感じで、青臭さ一杯な感じがまた宜しいかなと:D
そんなキャラ達の心情が重視された本筋に対して、 エロシーンに関してはガッツリと熱いシーン揃いです。 メインヒロインの荻野さんは自他共に認める淫乱さん、かつお預け食らって長い状態のため、 自ら積極的に求めてきてくれますし、サブヒロインの椎名さんも和風の黒髪美人で居ながらも 淫乱の気があるようで、初っぱなからガッツリと男ひとり女ふたりの3Pと まさに男の浪漫てんこもりのテンションたかまるシーン揃いです。 プレイ内容自体は大きく捻ったものや奇抜なものは少ないですが、 気持ちを確かめ合うようなねっとりと濃厚な睦み合いは破壊力十分でありました。
作者さんの代表ともいえるシリーズでしたので、 このような形でしっかりとした完結編が描かれたのは僥倖かなぁと。 まあ、この3人のエッチシーンが毎度の楽しみだった部分もあるので そのへんちょっと寂しさもあるんですけれどね。番外編的なエピソードはまだ構想があるようなので そちらが楽しみなところです。
@ 『純潔の終わる日々…』:駄菓子(ISBN9784862692269)。エロ漫画。作者初単行本。 COMIC快楽天ビーストにて発表された短編集。愛欲に溺れる美しき女たち…。 学生系多め、人妻もあり。やや強要系多めですが、暗さは薄めかな。
- 大学生として外からやってきた史朗と、 その大学を志望校とする地元の少女・直実。ひょんなことから知り合った二人は親しく交流を始める。 そしてしばらくたった夏のある日、匂い立つ少女の肢体に心奪われて…『二人の碧い時間』
- 充実した青春を謳歌する青年・大介は、ある日幼い頃から知るマンションの隣に住む人妻・美紀に請われ、彼女の部屋の模様替えの手伝いをすることになる。だが、熟れきった美紀の肢体と無防備な姿に欲情し、彼女を押し倒す。抵抗する美紀だったが……。若い精に流され蕩ける熟れた女の肢体…『昼下がりの彼女』
- 中学時代から付き合い始め、プラトニックな関係を続ける二人。デート帰りにはいつも長い一本道を通り、その先のT字路で別れる。そんな幸せな時間がいつまでも続くのだ…そんな風に思っていたのだが……。少女の決意が二人を繋ぐ…『リトルロード』
- 妻と死別して以来、やもめ暮らしの寂しさを慰めるようじ実家へ寄るようになった男。 実家には幼い頃から懐いてくれている姪の少女が居るが、最近すっかり女らしく成長し、目のやり場に困ることも多くなっていた。 そんなある日、男は突然姪に押し倒されて…『鳥籠屋敷』
- 年の瀬も押し迫って騒がしいある雪の日の夜、突然渡された誕生日プレゼントは極小布地のエロ水着。その場は当たり散らして別れたものの、自分のために選んでくれたのだと思うと悪い気もせず試しに身につけてみることにするが…。らぶらぶカップルが開く新しい属性の門…『今宵めしませ』
- 美人で評判の副会長に入れ込んでファンクラブまで作ってる智之に片思い中の小日向さん。智之くんを言葉巧みに誘導し、二人きりになりますが…『こっちを向いて!』
- 水泳部のエースとして男女問わない人気を誇る女生徒・七瀬。だがそんな彼女が恋人の前でだけ魅せる表情があることを知るものは少ない。今日も高層ホテルの一室で二人は愛を交わし合う…『摩天楼に溺れて』
- 二人で海水浴へやってきた静流さんと淳くん。でも淳くんのいたずらで大惨事に。大目玉を食らって落ち込み中の淳君でしたが、そこに静流さんが現れて。シャワーを浴びながらたっぷりと仲直り♥…『しおかぜ』
- 学園の男子生徒の憧れの的。生徒会副会長の香坂に一目惚れして以来、その姿を目で追う日々を送る高嶺くん。だが、そんなある日、香坂さんの本当の貌を見てしまう。副会長の秘密…それは淫らな…『覗線の先』、描き下ろし『覗線の先 After』
- 義姉へのマッサージを日課とする少年。だが思春期の彼に、義姉の熟れた肢体は刺激が強すぎて。…『揉みざかり』
雰囲気満点のモノクロイラスト+赤タイトルの表紙が印象的だったので購入。 オビの文章やタイトルから、凌辱色や調教色が滲んでいる感じもありますが、 凌辱色はともかく調教的な方向は薄めです。
ヒロインさんは表情の柔らかい、可愛らしい系のフェイスの持ち主揃い。 ボディラインはキュッと引き締まった骨格に薄く筋肉の乗った形で描写されており、 爆乳さんが多めですが、小ぶりなおっぱいさんも完備されています。 特徴的なのは、メリハリの利いた描線と、鉛筆画を思わせる形で淡く仕上げられた表情 周りですかね。しっかり目に描かれた瞼などに独特の揺らぎと柔らかさが加えられてい て、瞳と眉毛の表情がとても豊かなものになっています。
エロ方面では、かなり自己主張の激しい大きめの乳首が印象的かな。 単体で転がされる様子も気持ちよさそうで大変良いです。まるまるとした乳房をもみ上 げられる中で、ぷっくりと立ち上がる様子もまた良いものかと。 また、綿密に描き込まれた下着のレース類なども、えっちくてお気に入りですね。 ちゃんとそのキャラクターの属性にあった下着がチョイスされてるのも評価が高いで す。火照った身体を絡み合わせながら、ただただ快楽を貪りあう様子はとても魅力的、 扇情的で素晴らしいものでした。 女性の柔らかな肢体が持つ魅力を引き出す描写に極めて秀でた作者さんと言っていいと 思いますね。
お気に入りは、幼い頃から知っているお隣のふんわり奥さんをちょいワルめに成長した青年が 美味しく戴いちゃう「昼下がりの彼女」かな。ともかくこの美紀おばさん…おばさんというのも はばかられるくらいにまだまだ瑞々しい奥さんですが…が可愛いのです。 青年の誘いを気丈にはねのけつつも、持て余した身体に火を付けられ、若さに任せた突き上げに ついに陥落し、青年のモノになる…その流れと、様子がたまらなく素敵でしたね。 うだつの上がらない叔父にちょっかいを掛ける清楚系肉食処女な姪が素敵な「鳥籠屋敷」や ホテルの一室で競泳水着SMご奉仕な「摩天楼に溺れて」などもお気に入りです。
初単行本とは思えないほど独自性とエロスに溢れた一冊でした。 エロ漫画において女性を魅力的に描けることは当然ながら強力な強みなわけですが、 そこがしっかり確立されているのが素晴らしいなぁと。一コマ一コマのインパクトはもちろんのこと 物語を通してのキャラクタの立て方なども安定していて、安心して読むことが出来ます。 しっかりとした塗りのカラー表紙が主流の今、あえてモノクロ表紙で挑むあたりも 好感が持てるものでした。中身印象が間違い無く伝わるという意味でこれは英断だったかと。 ともかく、表紙イラストが気に入ったなら、手にとって損は無い一冊です。 文句なくオススメします。
@ 『フェラピュア-御手洗さん家の事情-』:Fue(ISBN9784887744608)。エロ漫画。作者さん初単行本。 COMIC MILF誌にて発表された連作短編シリーズ「姉弟(ふたり)はフェラピュア」シリーズを全編収録。 学園では皆の憧れ才色兼備、でも弟の前では弟大好き残念さんなお姉ちゃんと弟くんの 日常はハードにらぶらぶ、おクチプレイ満載で。 属性的には姉弟近親相姦、フェラチオ、イマラチオ、爆乳、中出し、残念姉、ショタプレイ、各種コスチュームなどなど。
- 才色兼備、品行方正、お堅い鬼の生徒会長として生徒たちから恐れ、また羨望される存在・御手洗恵子。 それが特に特徴もないしがない生徒である俺、御手洗昇のたったひとりの姉ちゃんだ。 そんな立派な姉ちゃんには、俺だけが知る秘密の顔がある。 「はぁ…いつも美味しいな。昇のオチ○チンは…♥」。 そう、弟である俺の男性器を美味しそうにしゃぶるのが姉ちゃんの日課なのだ。 幼い頃の好奇心から始まった、俺と姉ちゃんの秘密の遊び、それは今も続いている…。 これはそんな俺たち姉弟の愛と汁に溢れた爛れた日常の物語 …『姉弟はフェラピュア』全6話+α
連載の方で楽しみに読んでいたシリーズだったので待ち望んで購入。 初単行本ながら、口淫…ようはフェラチオ特化というなかなか趣味性の高い一冊になっています。 絵柄はすっきりと整ったラインと、密度の高い画面、そして面長系の落ち着いた顔立ちに、 柔らかく、かつムッチムチの肢体…そしてなんと言ってもこだわりを感じさせるに十分な おクチ描写が見所ですかね。
肉厚で、そしてちょっと長めの瑞々しい舌先にたっぷりと唾液を乗せて繰り広げられる 怒濤のフェラチオ描写は圧巻のひと言です。 すべすべの亀頭の上を這い回る舌先は、艶めかしいある種の性器と化しており、 大変気持ちよさそうですね。また、文字通り口そのものを一つの性器として扱う描写も多く、 綺麗な顔を歪めてのディープスロートや、喉奥までも目一杯に使ったイマラチオシーンは迫力抜群です。 また、舌を絡め合っての熱量たっぷりのディープキスはもちろんのこと、 舌そのものを指先で愛撫してみたりと、まさにおクチエロスの満漢全席といった様相を呈しています。
エロシーンは汁気多め、淫語多めで、ガツガツと互いの身体を貪り合うような肉食系のシーンばかり。 前述の通り、おクチでのえっちシーンが相当多めに展開されますが、本作品のヒロインさんは おクチも性器そのものなので、突っ込まれ、舐めしゃぶるだけで絶頂に達してしまうのがデフォルトとなっております。 喉の奥まで剛直を激しく突き込まれ、 涙に涎にと垂れ流しながら声にならない声を挙げ続け、 快楽と衝撃に焦点の定まらないままに、ただただ舐め吸い上げ はき出された白濁をすすり上げる様子は大変えっちくて素晴らしいですね。
となると、おクチ以外はどうなんだ話になるかと思いますが、 ちゃんとおっぱいを使ってのプレイや舌のおクチや後ろのおクチを使ってのプレイも完備されていますので、 ご安心を。大好きなおちんちんで子宮口に何度となく熱烈なキスを受け、白濁で溺れさせられる様子は そりゃ素敵な代物でありましたさ。
表題作となる「姉妹はフェラキュア」。 タイトルは見たままあれのパロディでタイトルロゴもそれっぽいですが 中身は特にパロディ要素はありません(^-^; 弟君のおちんちんをしゃぶるのが大好きなダメお姉ちゃんと、そんなお姉ちゃんが大好きな弟くんの 爛れきった日常をハイテンションに描いたシリーズです。えっちシーンは全て二人の絡みとなっており、 1棒1穴派も安心。なら逆に同じようなシーンばかりではないかという不安もあるかと思いますが そのあたりも問題無く。毎回定番どころからちょっと変わったものまで色々なシチュエーションで エロシーンが展開しますので、途中で飽くこともありませんでした。 ヒロインの恵子お姉ちゃんは黒髪ロングがよく似合う落ち着いた感じの美人さん。 外では凜とした雰囲気の撫子さんですが、大好きな弟君と二人きりになると一転、 弟くん大好きで、弟くん無しでは生きていけない残念なお姉ちゃんという素顔を見せてくれます。 最近じみーに流行り感のある残念おねえちゃんですが、その中でも恵子お姉ちゃんのダメっぷりは突き抜け気味ですね:D 隙あらば弟くんのおちんちんにしゃぶりついて恍惚としてる様子は、大変エロチックで良いものです。 全身を体液まみれでグチャグチャにして前後不覚に陥りながらも、弟と愛を貪り合う姿がたまりません。 そりゃ、弟くんもね、こんなお姉ちゃん嫌いになれるわけもありませんて。
気に入っているエピソードは、謎の薬でショタ化した弟くんをお姉ちゃんが貪りまくる第五話かな。 授乳手コキっていいよね!!<……… あとは第二話での風邪ひいて看病されちゃうお姉ちゃんも、その貪り具合とどろっどろぷりが素敵でお気に入りです。 眼鏡にパジャマ姿がラブリーですしね。
という風に作風偏りまくりの初単行本でした。作画についてもエロについても高い完成度で仕上がっており 安心してオススメ出来る一冊となっています。エロシーンのハードさと、純愛ラブコメ的な部分の食い合わせも良いですしね。 濃厚な姉弟のらぶらぶお口エッチがお好みであれば、迷うことなく購入をお勧め出来る一冊です。 今後とも、おクチエッチの伝道者として我が道を貫いて欲しいですねぇ。
@ 『学園性活』:小島紗(ISBN9784887744578)。エロ漫画。COMIC Mujin誌にて発表された表題長編を全編収録。 性教育に実技を取り入れた全国でも珍しい学園を舞台にしたハードエロ気味純愛物語。 属性的には黒髪美少女、裸Yシャツ、スクール水着、各種アダルトグッズ、4Pなどなど。
- 全国でも珍しく、性教育に実技を取り入れ、日に1度は性教育の時間がある学園に通う男子生徒・ヒロは、 相思相愛で幼馴染みの黒髪美少女・さくらとパートナーを組み、性教育の実技に日々取り組んでいた。 しかし、ヒロが抱えるとあるトラウマから、思うような成績を上げることが出来ずにいた。 そんなヒロの様子に、自らが至らぬせいだと自責の念に駆られるさくら…。 果たして思いあう二人の想いは報われるのか。 一方、そんな二人の様子を静かに見つめるクールな女生徒会長・鈴音と 学園一の実力を誇る現役アイドル・神楽坂ゆい達の思惑が、 じぶんたちの運命を大きく変えようとしていることをヒロはまだ知らない……『学園性活』全5話
ティーアイ系では丸1年ぶり、2冊目の単行本かな。前単行本が好印象だったので今回は作者買いです。 前回も印象的だった、バイブはアナルパールなどのアダルトグッズやボンテージスーツを用いたソフトSM要素は 今回もしっかりと完備。 露出要素や、放尿プレイ、軽めの拘束やコスチュームプレイなどを交えつつ、 相思相愛のラブエロメインでありながらも、濃密なエロシーンが多数収録されています。 前単行本と比較して、全体的に表情描写が目に見えて向上しており、 ヒロインさんたちのぱっと見の印象も、より自然に生き生きと魅力的なものになっています。 艶ベタとトーンを駆使した綺麗な黒髪や、スッと通った鼻筋や眉なども美人度アップ要素となっていて 良いなぁと:D____
メインは表題の長編「学園性活」。 性教育に実技があり、さらにそれを極めて重視しているという夢のような学園を舞台にした純愛物語となります。 ヒロインは3人登場しますが、メインとなるのは主人公のヒロくんの幼馴染みであるサクラさんですね。 お当番回数も図抜けて多いです。サクラさんは流れる黒髪が魅力的な尽くす系の美少女さん。 ヒロくんのことを一途に想っているのが随所に感じられてさすがメインヒロインの貫禄という感じも(笑 清楚系ながらもエッチに関しても積極的で、ちょいヘタレ眼鏡なヒロくんをリードしつつ、 たっぷりと愛を交わす姿が印象的ですねぇ。アナルパール入れて準備万端で誘惑してくるとかたまりませんわ。
残る二人のヒロイン、生徒会長の鈴音さんと、現役アイドルのゆいちゃんたちも 可愛くはあるのですが、出番回数で割を食った感は否めず、ちょっともったいない感が残念な部分ではあります。 あとがきによれば、ペース配分を失敗して後半が詰め込み気味になってしまったということなので、 そのへんでアオリを喰らったのかなと。 個人的好みでいえば、鈴音さんがなかなかにストライクな容姿と性格の持ち主だったので、 もっと乱れるシーンが見たかったところです。 4Pシーンでのベビードール姿とか、たいへんご馳走様でした。
物語的には多少難産の跡も見えますが、 ヒロインをサクラさんにある程度絞り込んであることで、全体的な纏まりは悪くないのではないかなと。 ご都合主義的といえばそれまでですが、元々の設定がエロ的にご都合主義満載なのですから、何をいわんやと。 美人揃いのヒロインさんたちを思うままに味わえるという、男の子的欲望に忠実な展開はやはり安心感があります。 白眉はやっぱり第四話の4Pシーンですかねぇ。ベビードール万歳!万歳!<好き サクラさんの想いの強さと、快楽に仰け反る背中のラインが素敵な第三話も良いものでした。
女体の柔らかさ、汁気の多さ、大コマでの大迫力など、順調に良い部分が伸びてきていて、 作画面のレベルアップも顕著なものがあり、期待値以上の一冊でした。 美人系の綺麗な顔が快楽に染まる様はとても素敵で良いなぁと:D___ カバーイラストの吸引力もかなり高いですが、中身もそれに負けない魅力のあるものになっています。 興味を惹かれたなら、是非手に取ってみて下さい。
@ 『俺に妹はいない♥』:猫玄(ISBN9784799501740)。エロ漫画。 COMICペンギンクラブ山賊版誌にて発表された短編集かな。 ロリ顔巨乳の美少女・美母・美妹・美姉揃いの一冊。
- おっきくなったらお姉ちゃんと結婚する…そんな幼い日のたわいもない約束。だが、姉はその約束を盾に、豊満なボディを使って俺の青い性欲にこれでもかとばかりに訴えかけてきて…。ああもう血縁なんて関係あるか!! 「朝フェラは妻の務めだよ♥」困ったお姉ちゃんと弟くんの百日戦争…『姉が嫁になりたそうにこちらをみている』
- うちの母は小さくて可愛い。そんな母が眩しすぎて、そして自分が間違いを犯してしまいそうで自宅を出たのに、父親と喧嘩して家出した母が、俺の部屋に転がり込んできてしまい…。ロリロリ容姿に爆乳なふんわりショートカットママさんと息子くんの道ならぬ××× 「大好きな息子に求められて嬉しく思わない母親はいないのよ♥」…『母が家出をしてきまして…』
- 妹が欲しい!! 幼い日に母親にそう強請って困らせたことがある。そう、それが母親にとってどんな意味を持つかも知らずにだ。そして今、俺の目の前には「俺の妹」を名乗る「母親」が居て。「だって、こうやって妹を作ってあげるしかないじゃない」。ポニテロリキュンママさんの大暴走。…『俺に妹はいない』、描き下ろし後日談『やっぱり俺に妹はいない』
- 見栄っ張りな妹は、幼い頃からナイチチを隠し続けてきた。そして最近では造型士である俺に偽のシリコン巨乳を作らせるほどになり…。おっぱいの出来を確かめろだ? 俺の気も知らないで。おでこ妹ちゃんとお兄ちゃんの♥…『ウチの妹はきょ乳です』
- 祭りの日が迫ったある日、俺は見てしまった。妹のふんどし姿を。妹ちゃんにふんどしの付け方をレクチャーしているうちにだんだんと怪しい雰囲気に。「おまたのところがきゅってなってびっくりしたんだもん…」。ふんどしポニテ妹ちゃんとのイケナイ関係…『みこしでわっしょい』
- 温泉にいこう! 妹に誘われて向かった先は吹雪渦巻く山奥の天然温泉。半ば遭難しかけた上に、温泉の薬効はえっちな代物で…。ショートカットロリ巨乳の妹ちゃんと温泉らぶらぶエッチ三昧。…『雪山のおののき』
- 先輩と私、ふたりきりの文芸部。部長である先輩が官能小説に傾倒したことが原因で現在の状態になったのだけれど、私はここに残っている。そんな私の気持ちに気づかないまま先輩の卒業も迫ってきて…。売り言葉に買い言葉で始まったふたりきりの官能小説実践風景…『先輩と私』
- ハロウィンのある日、玄関をあけたらおっぱいだった。裸マント姿でやってきたそんな幼馴染みのカンナの逆セクハラには慣れっこだが、ふと見せた恥じらいの表情に女を感じて戸惑ったり…。恥じらい元気っ娘のおっぱい誘惑…『ある日玄関を開けたらおっぱいだった』
- 入学以来、元気に走り回っていた田所が最近猫背でもじもじしていた理由…それは急におっぱいが育ったせいだった。恥じらい悩む彼女は、母親にきいたというおっぱいがこれ以上大きくならない方法を試したいと言ってきて。爆乳ショート娘と先生のスク水プレイ…『きゅ〜くつ』
- 始めて受けた同級生からの愛の告白…でもゴメンね。私の身体はもう先生のモノなの。 先生だけは私の匂いを良い匂いと言ってくれるの。…『マーキングラブ』
作者さん43冊目の単行本。 タイトルがアレのパロなのはカラー口絵から明らか的な一冊。 オパーイの有り無しがわりと単行本によってまちまちな作者さんですが、今回は掲載誌 の関係もあってか、ヒロインさんはロリ顔巨乳オンリー。 コンパクトなボディに過積載気味の丸々とした乳房の存在感は抜群です。体位によって縦横に形をかえる すべすべとした質感の綺麗なおっぱいの様子は見目麗しいことこの上ありません。 ロリ顔と巨根の組み合わせが素敵なフェラ描写や、ねっとりと舌を絡め合うキスなど ボルテージを高める描写も手抜かり無く、さすがベテランの安定感と唸るばかりですね。
気に入っているのは「母が家出をしてきまして…」かな。 ガタイのデカイ息子に抱えられて嬉しそうなちんまいけいママさんが大変ラブリーなのですよ。 収録作の中ではいちばんお母さんらしいキャラ付けですしね。 ラストでのいたずらっこぷりや、その乳房のたわわさが心を掴んで離しません。 表題作である「俺に妹はいない」のぽにてママさんもむふーな感じが可愛くて良いです。 やや病んでる感があるのもご愛敬。息子に種付けされて息子の妹を産もうという斜め上な発想で 種付け希望しまくりというのも良いですね!! ええ、良いですね!! 「ある日玄関を開けたらおっぱいだった」のカンナちゃんの恥じらい誘惑顔も劣情を煽ってくれて良いです。
オチがやや黒めな「マーキングラブ」を除けば、全体的にエロ重視で陽性のあっかるいお話揃い。 実年齢はさておき、ロリータフェイスの爆乳ヒロイン産揃いなので、ロリ巨乳好きには見逃せない一冊となっています。 以前あったひんにゅー縛りは現在も有効なのか、「ウチの妹はきょ乳です」での変則的貧乳描写が涙ぐましい感も(^^;;;; 個人的には猫玄先生の描かれる巨乳が大好きなので嬉しいのですが、難しいところですねぇ。 ベテランながらも古びない絵柄と展開、安心してオススメ出来る一冊となっています。オススメ。
@ 『僕は友達が少ないCONNECT』:平坂読/ブリキ(ISBN9784840143653)読了。 MF文庫J新刊。「はがない」シリーズ初の短編集。 数多の想いの積み重ねによって今の世界は出来ている。これはそんな繋がりの物語。
- 「タカ…」…三日月夜空の止まっていた時間は今、再び動き始めようとしていた。 「す、素敵な眼帯ですね!!」…柏崎天馬は金髪美女たちを前に珍しくテンパる悪友の様子を見守っていた。 「お姉ちゃんですよー」…柏崎家家令ステラ・レッドフィールドは如何にして誕生したか。 「理科、哺乳類に興味を持ったのは先輩が初めてです。」…天才がゆえの孤独に苛まれてきた志熊理科に訪れた転機。その裏側。 奇跡の存在、楠幸村。その生い立ち…etc. 羽瀬川小鷹以外の視点から描かれる数々の物語。それらは結びつき、連なり、今へと繋がってゆく…。
衝撃の展開だった8巻に続く新刊はナンバリングタイトルではなく、以前アライブ本誌で付録とされた小冊子「僕は友達が少ないconnect」に大幅に書き下ろしを加えた番外編となりました。 ですが、本編にとっても極めて重要な伏線回収が多数行われ、かつ9巻へ直接繋がる前振りとなっていますので、読み逃しの無いようにご注意を。
特徴としては、それぞれの短編がすべて小鷹以外の視点で描かれることでしょうか。これにより、これまでは明らかにされて来なかったそれぞれの内心の想いが明らかにされてゆき、ここまでの本編の見方に大きく影響するものになっています。小鷹視点では欠けていたピースがどんどんと嵌まってゆく感じが独特の快楽になっていて、読んでてニヤニヤしっぱなしでしたよ。
見所は本当に多いですが、やはり故人である羽瀬川母、アイリさんの様子が描かれたのは印象深いかなと。小鳩ちゃん本当にお母さん似だったのね。カバーイラストも学生時代のアイリさんとロリ小鳩ちゃんというあったかい…でも有り得なかったシーンで胸に来ます。 あとは理科さんの一人称が極めて印象的でした。腐った天才痴女の仮面の下で、彼女が何を思い、そして如何にしてあの爆発へ繋がったのか。切なく、そして切実な思いを知ることで、理科さんへの印象もまた違ったものになりますね。 最大の爆弾は…初めてフルネームが明かされるステラさんですかね。いやもう…。エロ水着の素晴らしい肢体も大変ご馳走さまでした。 ギャグキャラ扱いだった天馬さんもやー、なんというか見直しました。見事な度量の大きさが素敵ですね。
それにしてもこう…本当に踏んだり蹴ったりだな!!>夜空さん 最近本当に良いところ無しな状態なところに見事な追い討ちと、残念すぎる対応が、夜空スキー的に嬉しいような、悲しいような複雑な気分ですよ。さて、見事に復活してくれるんでしょうか?
なんにしろ次の9巻が楽しみなところです。
@ 『やましいゲームの作り方』:荒川工/nauribon(ISBN9784094513844)読了。 ガガガ文庫新刊。不慮の事故で亡くなった アラフォーエロゲシナリオライターが息子の身体を借りてシナリオ執筆!? 実際にエロゲシナリオライターとして活躍されていた作者さんが描くちょっぴり変わったドタバタコメディ(シリアスもあるよ)
- 俺、直海龍介はアラウンドフォーティー…略してアフォのおっさん。 職業は子供には言えないたぐいのPCゲームのシナリオライター。 大ヒットは無いながらも、コアな人気は獲得しているブランドの顔…そんな位置づけで長年やってきた。 そんな俺だが、数日前から何故かティーンエイジャーとして死んだ自分の葬儀の手配に奔走し、 そしていま、目の前で自分の葬儀が行われている真っ最中だ。 何を言ってるのか分からない? そう、俺にだって何が何だかわからない。 ただ一つ確かなことは、このいまの俺の身体は、俺の息子、忍の身体だということだけだ。 え、何? ああ、さっきから身体を返せと脳内で息子の声が響いてるのだが、 こっちだってどうしていいのかわからんと言ってるじゃないか。 そんなこんなで息子の身体を借りて、やり残した仕事の後片付けや、息子の青春にちょっかい出したりな 俺の新たな日常の始まり始まり…。
かつて作者さんが手がけた「このはチャレンジ」とか大好きだったので、 エロゲ業界モノと聞いては見逃せるわけもなく喜び勇んで購入&読了。 いやもう、楽しかったです。作者さんの持ち味はキャラクター同士の軽妙な会話…掛け合いが生み出す 見事なリズム感、どこまでもちゃらんぽらんで軽いけれど、一本スジは通った展開という認識なのですが そのあたりの要素は本作でもバッチリと表現されていて、まさに望んだものがここにあるという印象ですね。 ライトノベルはだいたいにおいて会話で進むもんだろという意見もあるかもしれませんが、 この独特のリズム感は早々お目にかかれない代物ですよ。
物語は、息子の忍の肉体の主導権を握ってしまった龍介が、やり残した仕事を片付けたり、 ややハードモード気味の息子の学園生活について、父親らしいことをしてみたりという感じですかね。 とはいえ、そんな神妙なものでもなく、龍介さんの性格がかなりダメ人間寄りのちゃらんぽらんのため 全体的にあっかるいお話になっています。仕事にかまけてほっぽいといたりなどなどの理由もあって 息子であり、宿主である忍くんとの折り合いもあまり良くないため、二人の脳内言い争いは絶えませんが これもまた、遅すぎた父親と息子のスキンシップ、互いを知る機会という感じで 微笑ましくみれるものとなっています。
登場する女性キャラは龍介の勤めるエロゲー会社の女性社員ズと、 忍くんの同級生であり、想い人でもある平栗さんらがズラリと登場。 とはいえ、女性社員の皆さんは、それぞれ魅力的な部分は魅せてくれるものの、ヒロイン的な立ち回りではなく あくまでも仕事仲間だったり、憧れの人だったりという立ち位置ですかね。 平栗さんにしても、青春だなーという展開はたっぷり用意されていますが、色々あって色恋には通そうなのが 忍くんガンバレ…という感じで。食育に厳しかったり、「きゃー」だったりな平栗さんはマジ可愛いですけれどね。 でもこう…龍介の方が年齢的にシンクロし易いもので、やっぱりこう娘的な感覚が強くなってなんとも(汗
当然のように業界モノとしてもしっかりとしており、数字面などはまあ話半分としても 最近のエロゲー製作についての概略的な部分は十二分に触れることが出来る内容となっています。
お話としての区切りは一応付けられていますが、元々シリーズ化予定だったのか 一部のキャラクターの設定はかなり積み残された状態で終わります。 そこの部分が多少評価の分かれるところかもしれません。 その分ここからの展開に楽しみが用意されているとも言えるわけですし、続刊を楽しみに待ちたいところです。 ……まあ、何時出るかが問題ではありますが(汗
@ 『バード-雀界天使VS天才魔術師-(2)』:山根和俊/青山広美(ISBN9784812480694)。 近代麻雀連載。「バード」シリーズ第二期2巻。 衆人の眼前で華麗に舞い続けるイカサマ美人姉妹のトリックを 天才魔術師は見破れるのか!!
- バードと雀界天使「天羽院姉妹」との対決は続く。 必殺の真・全自動卓天和を破られ、窮地に陥るバード。 しかしバードは揺るがない。 地獄の縁ギリギリを歩きながらも、天羽院姉妹のバカツキの秘密を探り、 遂にその糸端に辿り着く…。果たしてその秘密とは。 バードが仕掛ける姉妹への「呪い」とは!? そして戦いは新たな局面へと突入する。 明らかになる元代打・不破と天羽院姉妹の出会いと 天羽院姉妹とバードとの因縁…それは数奇にして必然のものだった…。
第二期第二巻。対バード必勝を期して挑み掛かる不破と天羽院姉妹の猛攻撃の前に 苦戦を強いられ続けるバードが、少しずつ姉妹の謎に迫っていく様が 手に汗握りますね。特にオーラス戦でのギリギリ感は読んでるこちらも ヒリつきを覚えるほどで良いものでありました。肉感お姉様たちの 身体を張ったお色気シーンも多く、満足度は高めかな。 まあ、今回のイカサマもいろんな意味でムチャ言うな的な代物でしたが 楽しいので良きかなと。 とりあえず、つぶらな瞳の元代表さんのお尻を狙う不破さんには 自重していただきたい…(汗
今回の見所はやはり不破と美羽院姉妹の過去話ですかね。 かなりの衝撃映像っぷりですが……。 互いに負けられない戦いだということがよく分かるものでありました。 誰だ後付けとか言う奴は!!<………
ということで予想外に3巻へ続く!! てっきりこの巻で終わると思ってたので ややビックリですよ。まあ、人気あるから引き延ばしたのかなーという 気もしていますが、多く読める分には歓迎ではありますけれどね。
それにしても人物紹介ページで「蛇」と「元代表」さんを同じ構図で並べるのは 反則でしょう。完全にミスリードにひっかかってしまいましたわ(苦笑
@ 『戯姉弟』:陸乃家鴨(ISBN9784785939786)。青年系エロ漫画マーク無し。 ヤングコミック誌にて連載された表題長編を全編収録した一冊。描き下ろし多数。 偶然拾った若い男は幼い頃に別れたきりの弟か。男との愛欲の日々の中で膨らんでいく疑念はやがて…。
- 独り身の大晦日をコンビニ飯で寂しく過ごすOL・未夏。 そんな彼女に声を掛けてきた見知らぬ若い男…。 男が求めるままに、未夏は社員寮の自室へ連れ込み熱い一夜を過ごす。 普段の自分なら絶対にそんなことはしない…快楽に溺れながらも戸惑う未夏の脳裏に過ぎるのは 幼い頃に別れたきりの弟の姿であった。その上、男は弟と同じ名である「マサヤ」を名乗るのであった。 「マサヤ」と二人きりの現場を、帰寮しはじめた同僚たちに見つかってしまった未夏は 「マサヤ」が生き別れの弟であると偽ってしまう。 やがて、寮を離れ偽りの姉弟として同居を始めた二人は、愛欲に溺れる日々を送り始める。 だが、未夏の心中にはマサヤが本当に実弟なのではないかという疑念が膨らんでゆき…。 …『戯姉弟』全8話
ストーリー面、エロス面どちらにも定評のある作者さんの長編新刊。単巻完結です。 幼い頃に弟と別れたきりのブラコン姉と、そんな彼女の元へと転がり込んだ「弟」かも しれない青年との関係を描いた、心理サスペンス仕立ての物語。ストーリー面はこれ以 上の説明はネタバレになるので以下略ですが、大変楽しめた内容でありました。 ヒロインは姉の未夏さんだけで、相手方も「マサヤ」くんオンリー。 途中ゲスト的なえっちシーンはありますが、 基本的に未夏さんとマヤサくんの濃厚なエッチシーンがたっぷりと楽しめる一冊となっています。
やー、ともかく未夏さんがえっちいのですわ。わりと男日照りな日々を送っていた お姉さんが、若い男に溺れていく様がなんとも…。エッチ中も姉弟プレイ状態なので 背徳感もありますし、全編に渡って自分から貪るように求めていく様子がたまりませぬ。 背中から細腰への流麗なラインや、たわわな乳房の柔らかなライン、 涎を垂らしながら千々に乱れる表情などが、快楽中枢直撃してくれます。 あとかなりのブラコンなのが、また可愛らしくてたまらんですね(笑>未夏さん
一冊で綺麗にまとまった、 かつ作者さんの漫画の魅力もたっぷりと楽しめる一冊です。 キャラクターたちの心理描写も過不足無く、それぞれの想いの行き先など 収まるべき所に綺麗に収まるお話なので読了感も良好です。 ブラコン姉スキーならチェックして損は無いかと:D 嗚呼、お姉ちゃん…欲しかっ た……(メモはここで途切れている
@ 『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(2)』:鈴木大輔/閏月戈(ISBN9784840138550)読了。MF文庫J既刊。Kindle版を購入しました。 シリーズ二巻目。始業式から4日あまりの間に起きた出来事を描いた一冊。
- 聖リリアナ学園への転校初日。 姫小路秋人は、彼に対して含むところのある、 生徒会長・二階堂嵐、副会長・那須原アナスタシア、 秋人を追って転校してきた親友・猿渡銀兵衛春臣らの共謀により なかば強引に生徒会に所属することとなる。 そんな彼の目下の心配事は、 自身のブラコンっぷりを一切隠そうとしない妹・秋子の 学内での評判が、このままでは悪化してしまうのではないかという点であった。 状況を多少なりとも打開するために、 日夜兄べったりの秋子と距離を置くという 生徒会長らの提案に乗った秋人は、 帰宅途中に生徒会メンバーらの自宅を個別訪問することになるが…。
このあたりの展開もアニメ版ではごっそりと削られてた部分になりますね。 まあ、秋人のお部屋訪問シーンはシチュエーションを置き換える形で披露されてましたが。 秋子さんはやや袖にされて、三人のヒロイン陣のキャラクターを個別に彫り込み、 かつわりと謎だった秋人さんが周囲からどう見えるのかがハッキリするお話でした。 1巻でも節々で匂わされてましたが、 秋子さん以上に兄の秋人もアレということがハッキリと。ダメだこの無自覚ドSシスコン…。 まあ、秋子さんはいぢって楽しい系の妹さんなのは異論無いところではありますがね。
それぞれのお宅訪問はどれも楽しいものでしたが、意外性的には嵐会長。 純粋なかわいらしさではぎんぎんとアナさんがタメ張る感じでしたかね。
そして最後にまたさらっと爆弾発言が混じってるわけですが、あれもうバレちゃうの?
@ 『八月、彼女は嘘をつく。』:ハルサワ(ISBN9784903714721)。エロ漫画。COMIC真激にて発表された 長編シリーズに加え読み切り短編も収録した一冊。 彼氏彼女として始めて迎える夏休み、だが少女は囲われ、魔兄妹の毒牙に……。 属性的にはNTR、コスプレ、タコ口フェラ顔、快楽調教などなど。
- クラスメートの少年・直樹に片思い中の眼鏡少女・那文。 だが性に奔放な親友・秋羽が直樹とキスしていると思しきシーンを目撃してしまう。 混乱の中、秋羽に怒りをぶつける那文だったが…。 奥手な親友のために強引すぎる後押しを…!?…『friendship』
- 冷め切った夫婦関係の寂しさを紛らわせるために始めた音声チャットにハマってし まった主婦。そこで知り合った名も知らぬ男の命令に従い、あられもない痴態を晒して ゆく。そしてついに男と直接会うこととなるが…。若奥様の危険な情事…『妻のヒメゴト』
- 風紀委員の川里柚維は今日も気になる男子・大岳を目の敵にして取り締まり。 だが、二人きりで罰の清掃作業とその見張りをしているうちに、誤って部屋に閉じ込められてし まう。初夏を迎え、熱帯夜が続く中、暑さに耐えかねた二人は…。ツンデレ風紀委員さ んとのアツすぎる一夜…『sweltering night!』
- 想いを通じ合わせ、付き合うようになった柚維と大岳が、 彼氏彼女として迎える始めての夏休みが始まった。 だが柚維は両親がつくってしまった借金の肩代わりを申し出た金持ちの元へ、 その対価として夏休みのあいだ「奉仕活動」に出向くこととなる。 指定された片田舎の大きな屋敷を訪れた柚維を待っていたのは天条院修哉を名乗る青年とその妹・凜だった。 明らかに住む世界の違う二人の様子に気圧される柚維。 だが彼女はまだ気がついていなかった。自分が行う「奉仕活動」が一体なにを意味しているのかを…。 魔兄妹の毒牙にかかった少女の運命は、抗うことも出来ぬまま大きく歪められていく …『Long Sweltering Night』全5話
作者さん2冊目の単行本とのこと。 発売前から秋葉原の専門店店頭等に貼られていた発売告知ポスターが内容を譚的に表す兎も角キャッチーな 代物で、気にせざるを得なくなっていたのでパラ見だけして即購入しました。 その告知ポスターはカバーイラストを流用したもので、 表表紙はラブエロ系、でも裏表紙はそれと遂になる明らかにNTRを思わせるものという はっきりとした白黒対比がシンプルながらも落差を際立たせる素晴らしい内容だったかと:D
ヒロインさんはボリューム感のある肉厚の肢体の持ち主揃い。 その肉体を彩る衣装や、首輪、縄などとの様子がとてもよろしいかと。 表情パターンも多めで、キリッとした普段の顔と、快楽にだらけきった顔のギャップ感は極めて良いものです。 特に口元の表現が印象的ですね。唇やもとより口内や舌なども シチュエーション毎にかなりしっかりと表情を付けて描かれており、 顔全体の表情の豊かさをさらに押し上げています。悔しさに喰い占めてみたり、 突き上げに耐えかねて嬌声をあげてみたり、ドロドロに蕩かされてだらしなく舌を垂らしてみたりと、 口元ひとつとってもこれだけ描けるのだと再認識させてくれるとても良いお仕事です。
メインとなるのは表題の元にもなっている長編「Long Sweltering Night」ですね。 先に待つ黒さを一切感じさせない甘めなラブエロな「Sweltering Night!」という前フリを しっかりと用意した上で始まるNTR系長編となります。
正体も知れない金持ち兄妹に、借金のカタとして囲われたツンデレ少女が じっくりとその身体を開発されて、抗う心を次第に手折られてゆく様がねっとりとページ数をかけて 描かれており、なかなかグッと来るものがありますね:D____
基本的に快楽調教系なので痛い展開はありません。 NTRモノとしてのダメージ度は、いくつかの要素によってほどよくマイルド化されているので 初心者の方でも安心なんではないかなーと。このあたりは主観なので難しいところですけれども。 ヒロインである柚維さんが、わりと最初からち○ぽに弱いので、精神的な葛藤はかなり多めなのですが 奥を突かれたり、白濁を浴びさせられるとすぐ頭真っ白で快楽貪り始めるので、あまり重く感じないのですよね。 まあ、正直あんまり重たくされてダメージ度上げられてもそれはそれで困るので、 個人的には前々問題ありませんけれども。強気なヒロインが時間をかけて調教されて、 最後には自らおねだりするまでに堕落していく様子はたいへん魅惑的でよいものでありました。 最終話での日記シーンとか、おしゃぶりシーンとかの墜ちっぷりは白眉と言えましょう。
物語的には館モノ系の要素も取り入れつつ、 歪んだ兄妹の関係に巻き込まれた少年少女の運命という感じですかね。 天条院兄妹の事情も多分いろいろあるんでしょうけれども、 そのへんは提示された状況からあとは妄想たくましくする感じで。 締めくくりとなるラストシーンは印象的ですが、 多少物足りない面もあり、ビジュアル的にもう一押しあるとよかったかなと思います。
無駄に人数を増やすことなく、こってりとした快楽調教をというのは個人的に大変好みの方向なので とても楽しめた一冊でありました。短編含め、3Pシーンなども用意されており そのへんも個人的には良かったなと。ツンデレさんをたっぷりと貪りたい向きはマストバイ:D
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『にょうけんっ!』:高城ごーや(ISBN9784887744554)。エロ漫画。
バスターコミック誌にて発表された長編「泌尿器研究部へようこそ」シリーズを全編収録の一冊。
医療系の学院で繰り広げられるおしっこまみれの日常。おしっこを科学する真面目な内容です(えっ?
属性的にはおしっこおしっこ徹底的におしっこ。飲尿、尿テイスティング、膣内放尿、
おむつ発電プレイなどなど。ライトな青春おしっこ物語。
「おしっこは色々なことを教えてくれるんだ。楽しいことも悲しいことも なんでもだぞ」
- 私立明療学院。そこは医大進学に特化した学院である。 医学への道を志す者達が集う場所…そんな一風変わった校風を持つ学院の中でも、 最も特徴的なのは医療専門に特化された専門的な研究を行う数々の部活動である。 そこで行われる研究の中には、大学の研究室レベルのものも少なくないと言う。 そんな学院に入学した少年・児玉祐樹と、その幼馴染みの少女・西村沙希は 入学早々、半ば強引な勧誘を受け、「泌尿器研究部」に入部することになる。 「泌尿器研究部」、そこは文字通り泌尿器の研究に打ち込む場所である。 昨年まで女子校だった学院では、祐樹の持つ「ペニス」は貴重な代物であり、そこに目を付けられたのだった。 こうして祐樹らは、3人の先輩たち…3年の部長の夜鷹泉、 同副部長の三枝ゆな、二年の黒崎綾瀬らとともにおしっこにまみれた青春を送ることになる。 アンモニア臭に満ちた日々の中で、少年少女らは何を見出し、何を掴むのか。 …『泌尿器研究部へようこそ』全6話
作者さん3冊目の単行本。前単行本、前々単行本に引き続いて「おしっこ」に全力で挑む意欲作です。 短編含みだった前単行本に対して、今回はまるっと一冊長編です。 まあ、途中でやや番外編的なエピソードも含んでいたりしますけれども。
メインとなる長編「泌尿器研究部へようこそ」。 女性ばかりの泌尿器研究部へと半ば強引に入部することになった祐樹くんと、 幼馴染みの沙希ちゃんをまっていたのは おしっこに青春と情熱を方向ける熱い3人の先輩たち。 最初は乗り気で無かった二人も、先輩たちの熱い…そりゃもう熱い青春の飛沫を受けて おしっこの世界へとのめり込んでいきます。 ということで、ヒロインは先輩3人+幼馴染みちゃん。 その他、エピソードによってゲストキャラ多数なので実際のヒロイン数は両手では足りませんけれどね。
基本的には真面目におしっこについて研究しているというのが本作の特徴的な部分。 まあ、エロ漫画である以上、当然あっちゃこっちゃでセックスに雪崩れ込むわけですけれど、そこはしっかりと。 いきなり竿をくわえ込まれて放尿、一目惚れならぬ一飲惚れされたり、 性的興奮を覚えたからとそのままセックスに雪崩れ込んだり、 プールに連れ出されて、飲尿で尿の成分を判定、健康診断に向けての特訓に励んだと思ったら 巨乳の先輩と幼馴染みとの3Pになだれこんじゃったりとか…まあ色々とあるというか 色々と冷静になってみると変ですが、彼らのおしっこに掛ける情熱は本物です。 清々しいくらいに青春してて、いやぁ、眩しいなぁと:D____ 厳しくもやさしい先輩たちに手取り足取り教えてもらいながら、おしっこの奥深さを知っていく 祐樹くんが本当に羨ましくなってきますね。ええ。
エロシーンでは当然のように全て放尿あり。 基本的に尿そのものを楽しむというよりは、 放尿という行為そのものに主眼が置かれているのは前作同様かな。 口内、膣内での放尿はもとより、尿ぶっかけなども完備。 あまりに当たり前に放尿が行われるので嫌悪感を覚える暇もありません。
メインキャラ陣のお当番は基本それぞれ1回ずつ。メインヒロインさんのみ2回ですが 1回1回ページ数があるので、満足度に関しては問題ないかなと。 1on1のラブラブはもちろんのこと、3Pや乱交プレイ、酔っ払っての強要プレイなど シチュエーションも豊富で飽きさせません。 おっぱいは豊、普、貧とよりどりみどりで取りそろえられています。 ボディラインも定番の豊満系から、やや珍しい痩せぎすなものまで揃っており楽しいですね。
いちばん気に入ってるヒロインさんは二年の綾瀬先輩かな。長い黒髪で左目を隠したクール系の美人さん。 クールでミステリアスな雰囲気ですが、実際には優しく可愛らしい人ですね。 脇腹に肋骨が浮き出るちょっと細めのボディラインとか、抱きしめたら折れそうな感じですが プレイ内容はシチュ的にハードで、とろりと蕩けた表情も大変可愛らしくて良かったかと。 あとは第三話に登場するロリっ娘天才発明家なこころちゃんですかね。 わはーえへー系の脳内お花畑系の天才さんですが、なんというか犯罪臭が凄くて(ぉぃ あとは2話の水着姿の皆様や、各種プレイもお気に入りです。
祐樹を狙う他部活の面々や、スィート(笑)な皆さんなどなど、 色々なゲスト女性陣さんたちなどもスポット参戦したりと、賑やかさもあって まるっと楽しめた一冊でした。これを読めばきっとあなたもおしっこプレイが好きになれるでしょう。 …きっと…たぶんね。こんだけマニアックな内容展開してこの読後感というのも流石に 珍しいと思いますが、明るく楽しくマニアックにと、コア系プレイの入り口には最適かと。 表紙が気に入ったなら手にとっても悪くないと思いますよ。
@ 『アフタースクール』:月野定規(ISBN9784862692221)。エロ漫画。 COMIC HOTMILK誌にて発表された表題長編の全編+描き下ろしエピローグを収録。 男日照りの女教師たちは男子生徒の肉棒の味を教え込まれ溺れていく…。 属性的には学園、女教師、快楽調教、アナル、剛毛、4Pなど
- 学園内での目に余る生徒たちの性の乱れに頭を悩ます国語教師・井ノ口由香。 だが一方で、ここ数年男性にとんと縁がない自分たちと違い、 性を謳歌する彼らを羨望する面もあり、 同僚であり、かつ同じ境遇である体育教師・北村エリカ、 養護教諭・原口ひとみらと共にヤケ酒を煽りながら愚痴る日々を送っていた。 そんなある日、学内の見回りを行っていた井ノ口は、受け持ちの女生徒・小見山と男子 生徒・明日美彼方とのSEXシーンを目撃してしまう。 その濃厚なSEXに女を刺激された井ノ口の指は自分の秘所へと導かれるが、 思わず声を上げ、二人に気づかれてしまい…。 こうして始まった井ノ口と明日美の爛れた関係。 身体を重ねる度、明日美の剛直と女を追い落とすような濃密なSEXの前に、井ノ口の子 宮は融かされゆく…。…『アフタースクール』全8話+描き下ろしエピローグ
作者さん久々の単行本。初出雑誌はコアマガジン社のCOMIC HOTMILK誌ですが、 今回の単行本はワニマガジン社からの発行となります。 そのへんの事情はまあ、色々とお察しくださいという感じですね。 今後はワニマガジン社の新雑誌「COMIC X-EROS」が主立った活動の場となるのでしょうから これからもワニマガジン系での単行本が続くんでしょうね。
収録されるのは表題長編「アフタースクール」シリーズオンリー。 男日照りの女教師三人が、草食系な顔しながらご立派な逸物持ちの男子生徒によって 女として華開かされ、彼のモノへとなっていく様子を濃密に描いたものになっています。 熟れきった肢体を持つ女教師たちが、生徒の剛直で最奥を延々と可愛がられ、 あったはずの余裕もあっという間に吹き飛ばされて、トロトロに融かされていく様子はたまりませんね。 このへんの展開は作者さんの十八番とも言えるものですが、 それがこれでもかと言わんばかりに楽しめるのが本作のキモでしょうか。 教職にある彼女たちが、教え子に女としての喜びを脳内にねじ込まれて、 はしたなくおねだりしていく…。基本的に合意の上での和姦なのですが、 そんな中でも背徳的な空気を醸すシチュエーションばかりなのが素敵ですね。
メインヒロインの井ノ口先生(26)は黒髪セミロングの国語教師さん。 明日美くんの肉棒に真っ先に追い落とされる駄目教師っぷりがなんとも…。 しまいには自宅のマンションにまで招き入れて、アナルまで開発されてしまう様子が可愛くもあり 駄目っぷりもありと…まあ、愛すべき感じの人ですね。 一方、体育教師の北村先生(28)。日に焼けた肌と体育教師らしい快活なショートカットが特徴の方。 実はマゾ調教されていたという経歴があったりと飛び道具持ちっぷりではヒロイン随一かと。 キップのよいお姉さんの側面とマゾっ娘の側面のバランス感がいいですね。 養護教諭の原口先生(29)は黒髪ロングと眼鏡の似合うクールな知的美人さん。 普段の様子がそんななだけに、蕩けた後の様子とのギャップがいいですね。 傅いての肉棒奉仕シーンとか征服欲をかき立ててくれて良いものでした。
お話的には4人の関係の推移という範囲で収まっており、拡散していかない分 その濃密さをたっぷりと楽しめる仕組みになっています。であるからこそ ヒロインを気に入るかどうかが鍵になってきますかね。 お当番はある程度均等に割り振られていますので、そのへんはご安心を。 一回り近く年下の生徒によって追い落とされていく女たちというシチュエーションがお好きならば 手に取らない選択肢はない良い物件だと思います。 逆に、そういうファンタジーが受け入れられない方、 または年下か妹じゃないとという向きには向きません。 そのあたりは各位判断の上でということで。個人的にはオススメの一冊です。
あ、ヒロインさんたちの名前が何らかの琴線に触れた方も言わぬが華という奴で(苦笑
Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)