『アンデッド (ビッグコミックス)』:井上和郎のかんそーぶん
@ 『アンデット』:井上和郎(ISBN9784091822383)。 ビックコミックスピリッツにて短期集中連載された表題オムニバスシリーズをまとめた一冊。 「美鳥の日々」、「あいこら」の井上和郎先生の新作です。
「この世に未練を残して死んだ人間が 生ける屍【アンデット】として蘇り、 思いを遂げようとするらしい」 都市伝説として人々の間でまことしやかに囁かれ始めた『ソレ』は実在していた。 今日もまた新たな【アンデット】が生まれ、そして消えていく。 彼らの存在とはいったい何なのか? 次第に増えていく【アンデット】たちは世界に何をもたらすのか?
あいこら終了後、次はどうなるのかと思っていた矢先にスピリッツで これが集中連載されると聞いて驚いたものでしたが、さっくりと一冊にまとまりました。 生ける屍【アンデット】というギミックがメインとなった ラブストーリーありコメディありのバラエティ豊かなオムニバス集になってます。 どうしてもややスプラッタ気味な描写はありますが、 元々の絵柄がサッパリとしたものなので、苦手な方も特に問題視することはないかと 。 あくまでもアンデットたちと残された人々との 心の交流が主軸です。 逆にホラー的な展開、スプラッタ的な展開を求めると肩すかしを食らうのでご注意を。
気に入ったのは悲しくも美しいラブストーリーな第一話、 頑固親父と反抗期娘のドタバタすれ違い親子愛な第七話、 アンデット娘と出会ったゾンビオタの青年の物語な第八話あたりかな。 物語の〆となるラスト2話も良かったですけどね。
正直なところ、ギミックとしての目新しさは、 類似で先行する作品が複数あることもあり弱いですが、 エピソードの料理の仕方は非常に井上氏らしさに溢れていて ファンとしては大満足の一冊でした。 ファンとしてはやはりついにAVデビューしてしまった 森山みるくちゃんの今後が気になりますね(ぉぃ (Permalink)
■関連情報 | |
タイトル | 『アンデッド (ビッグコミックス)』 |
作者 | 井上和郎 |
出版社 | 小学館 |
発売日 | 2008-11-28 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | 漫画 |
Amazon アフィリエイト |
Amazonで購入 |
Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)