『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)』:西尾維新のかんそーぶん
@ 『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』:西尾維新/TAGRO(ISBN9784061826267)。 講談社ノベルズ新刊。きみとぼく…「世界」シリーズの第四弾。
病院坂黒猫をして最も危険な人物と評された少年・串中弔士が 病院坂迷路と関わった事件から14年後、 彼はとある私立女子高校の倫理教師兼スクールカウンセラーとなっていた。 そして学園で発生する謎の連続殺人事件。 臨時教師として赴任したばかりの「わたし」は同僚である串中先生によって 連続殺人事件の渦中へと否応なく引き込まれてしまう。 はたして、再び始まった推理/探偵ごっこの行き着く先は?
あー、またさっくりと騙されたorz 素直すぎるんじゃないか自分と 自問自答したくなるわ。 前巻「きみとぼくが壊した世界」でも本人居ないのに フォーカスあたりっぱなしだった串中弔士が再登場。 相変わらずの人でなしっぷりを最大限発揮してくれた結果、 ろくでもない展開になるわけで…。 探偵の登場すらなく、解決編すらない。 そもそもミステリーであるかどうかも疑問という 困ったミステリーですわな(苦笑 とにもかくにも弔士くんのロクでもなさを楽しめるかどうかが分かれ目かと。 サプライズはいろいろあるんですがねー。
なお、次でシリーズ終了の予定とのこと。黒猫さんの過去話(予定)ということなので 楽しみにしたいところです。
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タイトル | 『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)』 |
作者 | 西尾維新 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2008-12 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | ライトノベル |
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ページ執筆者:東雲あずみ
Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)