○過去のかんそーぶん一覧 page.13(2012年02月〜2011年12月)

@ 『明日から俺らがやってきた』:高樹凜/ぎん(ISBN9784048862721)。読了。電撃文庫新刊。 第18回電撃小説大賞 電撃MAGAZINE賞受賞作品。進路に悩む貴方へ、そして現実に疲れた大人たちへ贈る SF(すこし不思議)真っ向青春ラブコメディの1巻目。

「…高瀬チョップ」

推薦にして出来た時間で大学デビューを狙うか、将来の就職を見越して上のレベルの大学を受験するか、 進路調査票という明確な人生の岐路を前に悩みに悩む高校生・桜井真人。 そんな彼の前に突然現れたのは受験と推薦、ふたつの未来の6年後からやってきた桜井真人たちだった。 大学デビューを果たし、すっかりチャラくなった推薦の桜井真人、通称「推薦」。 1浪するも、上のレベルの大学に進学した受験の桜井真人、通称「受験」。 だが、ふたりが語る未来はどちらも平穏とは言えない暗いもので、どちらも自分以外の選択をするようにと 真人に迫る。ほとほと困り果てた真人は、進路調査票を提出出来ないまま、担任から逃げ回る日々を送るハメに。 そんな中、真人はこれまで接点の無かったクラスメートの少女、 そのクールな言動と美し過ぎて近寄り難い容姿から「氷の女王」と呼ばれる孤高の存在、 高瀬涼と知り合う。交流を深めるうち、二つ名とは相反する涼の本当の姿を知った真人は 彼女のために何かしたいと考え、「受験」とも「推薦」とも違う第三の未来を目指すことを決断するが…。

店頭でタイトルとオビのアオリが目を惹いたので購入。 未来からやってきた自分たちというSF的な要素は備えつつも、 本筋はいまどき恥ずかしくなるくらいに真っ向勝負の青春ラブストーリーでした。 示された暗い未来に惑いつつも、好いた女の子を幸せにするために、 ただがむしゃらに行動する主人公・真人くんが ただもうひたすらに眩しくて、全力で青春してる感じが羨ましくてしょうがなかったです。

パラレルの未来からやってきたふたりの真人、「受験」と「推薦」たちの様子も まあ、たかだか6年であまりにも変化し過ぎという面はありつつも、境遇の生っぽさが 年齢的には彼らに近い私の視点からは泣けるもので…。方や非モテ人生で仕事も上手く行かず、 方や女性にはモテたものの派遣切り喰らうわ人間関係薄いわと…(泣 本作での賑やかし役ではありますが、彼らは彼らとしての人生を生き、後悔を覚えつつも 最終的には自分たちの未来をつかみ取ろうとするあたりが好感度が高いところでした。

ヒロインの涼さんはスレンダー高身長なモデル体型にクールな容姿の黒髪美人さん。 その容姿と口調などから、周辺からやや浮いた孤高の存在として認識されていますが、 実際には世話好きで気遣いのあるとても優しい口べたの女の子で大変可愛らしいです。 いろいろと生き方が不器用なために誤解されて孤立してしまっている彼女ですが、 真人くんが彼女のためにと頑張ろうとするだけの説得力は十二分に備えてますな。 自分の気持ちになかなか気づかない真人の様子に対して時折見せる嫉妬や不満の高瀬チョップが たいへん可愛くて良かったなぁと。全体的にスレンダー過ぎる自分の体型にコンプレックス持ってるのもラブリーでした。

若い読者さんには暗い時代でこその未来への希望を。 年かさの読者さんには過去の想いを思い出させてくれるような、そんな読み終わって前向きな気持ちになれる作品でした。 内容は素朴で派手さは正直ありませんが、素朴だからこそ光る想い、伝わる気持ちがあるんじゃないかなと思います。 個人的には良い一冊を読んだなと。

大賞応募作ということもあり、物語としてはかっちり〆られているので続刊は無いのだろうと思ってたのですが ネット公開されているインタビュー記事を読むと続編も予定されているとのこと。 どんな感じになっていくのかは未知数ですが、楽しみに待ちたいと思います。

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@ 『あなたの街の都市伝鬼!』:聴猫芝居/うらび(ISBN9784048862752)読了。電撃文庫新刊。 第18回電撃小説大賞金賞受賞作品…ということとは関係なく表題が目を惹いたので購入してみました。 人々のあいだで囁かれる数多の「都市伝説」… それらが可愛い女の子の姿で目の前に現れたら、あなたならどうしますか?

民俗学…特に妖怪や都市伝説などの怪奇譚に傾倒し、 高校生ながらに大学の研究室に通い詰める日々を送る少年、八坂出雲。 そんな彼が、徹夜続きで都市伝説についてのレポートをまとめながら迎えた16歳の誕生日、 有名な都市伝説「ムラサキカガミ」について記していると、本当にその怪奇現象が発生してしまう。 紫に塗りつぶされた鏡の中から現れたおどろおどろしい姿をした少女の様子に、 命の覚悟すらした出雲だったが、あるひとつの間違いに気づきそれを指摘する。 それで素に戻った「ムラサキカガミ」の少女は一言詫びると鏡の中へと消えてゆき、出雲は窮地を脱したのであった。

翌日、出雲は、出雲が通う研究室の主であり、 民俗学の権威である犬飼教授の勧めで都市伝説についての本を編纂することとなる。 憧れの教授から任された民俗学者への第一歩、そんな意味合いで理解し、希望に燃える出雲だったが 帰宅した彼の前に再び現れた「ムラサキカガミ」の少女「サキ」によって そのことが彼女ら都市伝説から生まれた鬼…「都市伝鬼」たちにとって重大な意味を持つことを知るのだった。 こうして出雲は「伝鬼」たちのため、彼女らの伝承を編纂することになる。 だが、そんな彼の元に続々と「伝鬼」たちが押し寄せてはじめてしまい…。 化け物美少女たちに囲まれた出雲の運命や如何に?

店頭のフィーリングだけで買ったのでどんなものかと思ってましたが、 面白くてするすると最後まで読み終わりました。 さすが金賞は伊達じゃないってことですわな:D

前述したように本作は「都市伝説」を題材にしたラブコメディ作品。 バトル要素もありますが、メインはやっぱりラブコメですね。 「妖怪」が美少女姿で押し寄せてくるハーレムものというのはよくある題材ですが 本作の場合は「都市伝説」が美少女の姿で押し寄せてくるというのが新機軸と言える…かな? 妖怪と都市伝説の境界って多少曖昧な部分がありますから、同じじゃないかというご意見もあるかと思いますが、 そのあたりもしっかり物語に織り込まれていたりと、なかなか着眼点が面白い作品になっています。 主軸をしっかりと説明できているので、物語全体に安定感が生まれて 結果読みやすさにも繋がっているのかなと。 主人公である出雲くんの意志がしっかりと前に出てきているのも個人的評価ポイントでした。

都市伝説は極めてパターンが多いのが特徴とも言えますが、 であるからこそ伝鬼たちは確固たる安定したアイデンティティを確立しきれない。 自分たちという存在を確定させ、また広めるために自分たちの本の編纂者を求めているというのは ああ、なるほどなぁと膝を打つ解釈かなと。 日本で妖怪といえば水木しげる先生が描かれたものがデファクトスタンダード となっている場合が多いというのは多くの方に納得いただけると思いますが これと同じようなことを、伝鬼たちは出雲くんに求めているわけですね。 となれば、当然自分のことを良く書いて貰おうとアピールしにくるわけですよ。都市伝説の怪奇現象が(笑 こうして出雲くんの日常は美少女都市伝鬼たちに文字通り翻弄されまくることになるわけです。 なんぼ美少女揃いとはいえ、さすがに同情したくもなる境遇ではありますが 出雲くんは出雲くんで、怖いのは苦手なものの、そんな恐怖心を乗り越える研究者魂を 随所で見せてくれるのでなかなか好感度の高い主人公さんと言えます。 時々限界突破して振り切れるのはご愛敬ですがね。

ヒロイン陣。「ムラサキカガミ」、「コトリバコ」、「ベッドの下の斧女」、「メリーさん」などなど メジャーどころから、多少マニアックなところまで取り揃えてのヒロインさん大盤振る舞いが いっそ清々しいですが、メインヒロインは「ムラサキカガミ」の都市伝鬼であるサキさんとなります。 肩までのふんわりショートヘアにワンピース姿と現代的な女の子然とした格好ながら、口調は時代がかった言い回しで 家事能力万能、面倒見も良く心優しいというどこがムラサキカガミなんだと思わず突っ込みたくなるほど良い子さんです。 いやもうこれがまた可愛くてですねぇ…。甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるわ、やたらに無防備でノーガード気味なところも凶悪。 都市伝鬼の中では古参の部類のためか情動部分は口調宜しく落ち着き払ったもので、やや達観した感もありますが 普段がそんなであるからこそ、終盤で見せてくれる出雲くんへの執着心の吐露がまた破壊力高くてニヤニヤできますな。

黒髪和装少女な「コトリバコ」の「コトリ」ちゃんや、ノリの良い器量よしのお姉さんな「ベッドの下の斧女」のべど子さん、 そして出雲くんの同級生の子たちなど脇を固めるヒロイン陣もそれぞれ個性は十分に付けられていて 華やかで楽しい空気を演出してくれています。まあ、やっぱり物騒な子ばかりなんですが。

お話としては一応まとまっているものの、続けることもまったく問題無い作りに見えるので 続編が出るのかは正直未知数なところですが、もっと出雲くんとサキさんがいちゃついてるところを見たいので もう何冊かは続いてくれると嬉しいかなぁと。バトル要素はアクセント程度にして欲しいところですが。 とりあえず都市伝説ネタが好きで、可愛い女の子が好きな方は手にとって損は無いかと思います。 ハァハァ、サキさんに添い寝してもらいたいハァハァ………抱き枕か添い寝シーツ発売フラグかこれ?

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@ 『となりの柏木さん(4)』:霜月絹鯊(ISBN9784832241091)。まんがタイムきららフォワード連載。 お絵描きSNSから始まる恋があってもいいじゃない…なオタク系ラブコメ4冊目。 やっとルート入り口に立ったけれど道のりは前途多難で。

ついに柏木さんに対して告白的なことをした桜庭くん。気恥ずかしさから距離の取り方に戸惑うも 柏木さんの優しさにまた救われたりしつつ、クリスマス、お正月と結構幸せに季節イベントを消化。 そんな中、はたと自分は柏木さんと釣り合ってるのかと不安になって、 イメチェンを敢行してみたりと毎度のように迷走してみたり。 その上、桜庭さんが年上の男性と親しげに話すシーンを目撃してしまい大混乱!! さてダメオタくんの高嶺の恋の行方は如何に。

シリーズ4冊目。今回も柏木さんの可愛らしさは衰え知らず。 寧ろ恋愛を意識した分、溢れる想いをキュッと抱きしめるような表情の破壊力が高すぎます。 特に今回は彼女自身は悩むような展開が無いので、全体的にぽえーっとした感じで幸せそうで ギャグ顔やぽかーん顔なども大変ラブリーといえましょう。 一方の桜庭くんは相変わらずの迷走っぷりがなんというか痛々しいというか微妙に身につまされる面もあって 泣けるというのが正直なところで。親近感を覚えつつも、柏木さんに憎からず想われている面に殺意が沸くという 大変面倒くさい立ち位置ですね、本当に(苦笑 今回はイメチェン敢行で、外見はもっさりさんからかなりさっぱりと「可愛らしく」変身。 ショートイベントではなくて、今後もこれで固定のようですかね。まあ、印象はだいぶ良くなったよね:D

周囲の人々は牛歩的な歩みだったりと色々ですが、今回は店長さんがともかく目立ちましたね。 見事な合法ロリ人妻っぷりを見せつけてくれて大変和みました。和みつつあとがき読んでひっくり返りましたが:D___ おねショタいいよね!!!(謎 ハイスペック過ぎるよ琴理お姉ちゃん…。

と今回も柏木さんの可愛らしさを十二分に堪能出来る一冊でした。 このままいちゃこらと関係をゆっくり深めていくのか、どーんと大きな事件が起きるのか どちらにしろ、続刊が楽しみなところです。

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@ 『月見荘のあかり』:犬星(ISBN9784864362368)。エロ漫画。 COMICメガミルク誌にて発表された表題長編+COMIC 0EX誌などにて発表された短編3本を収録。 ふにふに可愛い妹系女の子とお兄ちゃんたちのちょっぴりイケナイらぶらぶえっちな物語集。

丸2年ぶりとなる作者さん7冊目の単行本。 例によってローからミドルレンジの可愛いつるぺた娘さんたちが満載の一冊。 前単行本でも確認出来た絵柄的なこなれ具合はさらにアップ。元来のテイストを維持しつつほぼ定型感を感じない バリエーション豊かで素敵な表情がたっぷりで、キャッチーさはさらにアップしたように思います。 ともかくその年頃の女の子の可愛らしさを十全に描き出そうという力強い意志に裏打ちされたヒロインさんたちは どの子をとってもとってもキュート。 普段の元気の良い全身を使っての感情表現やデフォルメ顔などの凶悪なまでの可愛らしさは 他ではなかなかに得られない、作者さん独自の魅力と言えると思います。 ヒロインさんたちの服装なんかも研究されてて可愛いですしね:D

その感情の表し方は個々によるものの、 ヒロインさんたちはみんなお兄ちゃんのことが大好きという部分は一貫しているので 基本的にはラブラブエロスなわけですが、えっちシーンの描写自体は結構ハードめですかね。 ともかくそのビジュアル的な犯罪感と、無垢なヒロインさんたちに半ばつけ込む形で 自分たちの欲望をはき出してしまう駄目なお兄ちゃんたちの様子は独特の背徳感を持って迫ってきます。

野太いお兄ちゃんたちの剛直を肉厚の可愛らしい舌で舐め、 口いっぱいに頬張っての奉仕シーンや、 僅かな膨らみの上で自己主張するピンク色の乳首を弄ばれたり、 はき出された白濁で全身を染めてみたり、衝撃的な快楽に呆然としてみたり、 細い足を掴まれてその秘所を激しく突き上げられてみたりするヒロインさんたちの淫らな姿は その普段の様子との差異も相まって大変魅力的かつ凶悪な破壊力を秘めています。 そんな濃い目のプレイも、お兄ちゃんのことが大好きだから頑張って受け入れてくれる そんな健気な様子もまたグッと来ます。

メインとなるのは表題作でもある長編「月見荘のあかり」。 ツインテールで元気いっぱいの女の子、あかりちゃん…通称あっちゃんが大好きな3人のお兄ちゃんのために 頑張っちゃうお話です。このあっちゃんが兎も角良い子過ぎてですね、もう可愛くてしょうがないというか。 その一途な想いで、受験勉強で疲れたお兄ちゃんたちに元気になって欲しいと文字通り身体を張って癒してくれる様が たいへん素敵な物語です。まあ、そのぶんお兄ちゃんたちのダメっぷりも際立つ感があるのが善し悪しですが(苦笑 3人のへんたいお兄ちゃんたちに寄ってたかって開発されてえっちな子になっていくあっちゃんがひたすらに愛おしいですな。 そしてどこまでえっちになっても、根本にあるお兄ちゃんたちが大好きという部分には揺らぎがないのがまた 素敵なところかと思います。〆も大変爽やかですしね。…客観的に見るとひたすらに鬼畜な展開なのに どんな鬼畜も浄化する驚きの犬星ワールド全開ですよ。カバー裏で描き下ろされた「その後」の様子も思わずニヤリとするものでした。 やっぱり客観的に見ると鬼(略 えっちなうさぎさん水着など衣装や小道具も凝ってますし、たいへん素敵なシリーズだったかと。 短編の方では「ぴんく♥すいっち」がリボンが大変華やかで良かったかなと。

前述の通り、つるぺた娘さんオンリーでおっぱいの膨らみも慎ましい子ばかりですので そういうのが受け付けない方は回れ右。題材的に読み手は選びますが、 この凶悪な可愛らしさを見逃すのは結構損だとは思います。 創作だからこそのファンタジー世界をたっぷり楽しめる一冊だと思いますよ。 カバーイラストが気に入ったならば、個人的にはオススメしたいところです。

ところで、あっちゃんママさんとの親子どんぶりはありませんか? ありませんか?<ありません

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@ 『オヤスミ・フクロウ(1)』:穐山きえ(ISBN9784063821390)。 月刊ヤングマガジン連載。 男性恐怖症の地味っ子図書館職員(臨時)さんの秘密アルバイトとは。 作者初単行本とのこと。

吉岡聡子、20歳。市立図書館の臨時職員として働く地味目の彼女は 男性が苦手で仕事は失敗続き、そのうえ金欠気味。 そんな自分を変えたくて、アルバイトとして始めたのが 「ノンアダルト・ライブチャット」の「チャットガール」のお仕事。 昼間の自分とは違う、「チャットガールのナオ」として 今日もチャットで男性の話し相手を務める彼女が体験する 様々な出会い、出来事をとは…。

エロ雑誌や青年誌など読んでると頻繁に目にするいわゆる 「ライブチャット」サイトを舞台に人見知り二十歳さんが繰り広げる 人生模様物語の一巻目。 カバーイラストがパッと目を惹いたので購入してみました。 分類的にはほんのりエッチな人生モノかな。

ヤンマガ系ですし、 内容が内容なんで気持ちアダルティな絵も多めですが 基本的にはそちら方面は抑えめ。そちらを主で買うよりは 人付き合いが苦手な聡子さんの右往左往しながらも真っ直ぐな純真さに 癒される漫画かなと思います。 まあ、地味っ子眼鏡さんが、ウェーブヘアに薄着にと華麗に変身してと 大変見目麗しいのは間違いないので視覚的にも十分に楽しめますけれどね。 地味モードも華やかモードもどちらも大変可愛らしいのですよ>聡子さん 普段のたたずまいも、ころころと変わる表情も、ね。

お話は聡子さん視点で展開され、聡子さんの日常とライブチャットで 繰り広げられた津々浦々が綴られていきます。 極度の人見知りと男性恐怖症が災いして 上手く行かない人生に疲れた聡子さんの前に現れる、 多くの男性チャット相手… ただただエロ目的の男もいれば、聡子さんと同じように 人生に惑い、孤独を癒すためにチャットに参加する人も多く そういう出会いを通して聡子さんも少しずつ変わっていく感じですかね。 かなり牛歩気味ですが(^-^;;;;;; 聡子さんが登録しているのはノンアダルトサイトなので アダルトチャット的な展開はありつつも、やや距離を置く感じですかね。 中盤以降そちらの流れも出てきますが。

まあ、ちょっとライブチャットの宣伝漫画的な感もあるので そのあたりひっかかりを覚える向きもあるかとは思いますが 現代的なネット物語の一コマとしてもなかなか面白い漫画だと思います。

初単行本とのことですが、作画は全体的に安定して華やかかつ流麗で 特に文句のつけようもありません。 表紙が目に付いたら手にとっても良いと思います。 現代社会の孤独感に苛まれる聡子さんの境遇や考えに 共感を覚える向きもきっと多いでしょう。 きっと一服の癒しとなるかと。

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@ 『アンスイート-寝取られ墜ちた女たち-』:田中あじ(ISBN9784903714615)。エロ漫画。COMIC真激誌にて発表された中短編集。 単行本のサブタイトルの通り、寝取られ成分大量含有のため、耐性無い人は回れ右。 属性持ちにはたっぷりと寝取られるヒロイン陣の痴態が詰まった素敵な一冊:D 現代劇、学生系中心、教師、母、若妻なども。 恋人たちの甘い関係…その影に潜む毒牙に掛かった女たちに待ち受ける甘くない運命。

作者初単行本にして1篇を除いてオール寝取られという強烈な一冊。 幸せな関係だったはずの男女のあいだに入り込み、男の気づかぬ間に女を汚い手を使って籠絡、 時間を掛けて身体をいいなりになるまで調教し、ついにはその精神も屈服させ、そしてそれを男に見せつける エピソードによって細かい展開の取捨はありますが、 そんな寝取り寝取られの醍醐味をこれでもかというほどに味わえます。 男女の関係やシチュエーションなども手を変え品を変えでそれぞれ新鮮に読めるようになってるのが嬉しいところ。

絵柄について。系統的にはオーソドックスなアニメゲーム系。やや頭部が小さめで胸やお尻のどっしり感が強調されてる感じかな? メインヒロインさんのおっぱいは大きめさんが多いですが、ちょこちょこ登場する貧乳さんもなだらかなラインがなかなか素敵なので ちっぱいさんは眼中に無しということでもないようです。 女体は全体的に肉づき良く柔らかさが強調された印象ですが、魅力を感じるのは下半身部分かな? 腰から太股にかけてのどっしりとした質量感と、そんな臀部を力強く振って肉棒を貪る感が素敵だなと。 ぷっくりと肉厚な女性器を両手で開いてのおねだりとか魅力的です:D

特筆すべきはやはりその寝取られ過程ですかね。 嫌がる心を、身体を蕩けさせることで屈服させ、自ら淫ら要求を口にするようになるまで徹底的に躾けてゆく… そういう寝取られとして重要な過程を手抜きすることなくこってりと描き上げている部分が素晴らしいです。 理性を肉欲で塗りつぶされながら、最後に残ったひとかけらの理性で想い人への謝罪を心に浮かべるヒロインさんたちの 儚さ具合がたまらないなぁと:D______ 徹底的に躾けられ、望まぬ相手に傅きながらも心に残るひとかけらの想い、そんな僅かな希望すら 尽きない肉欲によって駆逐される、本当に醍醐味ですわ。

いちばん気に入ってるのは中編「アンスイート-黒瀬勝子-」かな。唯一の中編ということもあって たっぷりのページ数を使って繰り広げられる寝取られ劇がともかく濃厚。 快楽に幾度となく屈服させられながらも、純粋な愛情を抱き続ける勝子先生に訪れる末路が ともかく心に突き刺さるもので、印象深いです。黒髪ひっつめ髪と眼鏡というお堅い女教師然とした勝子先生の 乱れる姿も大変素敵ですしね。むっちむちのボディを禁欲的なスーツに包んだ姿もたまりません。 この物語的なできあがりで、寝取られネタ連発されたらちょっと心が折れそうです(苦笑 「アンスイート-妹 板野凜-」は最終ページが白眉かなと。可愛いツンデレ妹が………胃に来ますねぇ。 他、「アンスイート-母 和久井和美-」なども良いものでした。息子と同い年の若いちんこに 色々と仕込まれるシングルマザーというシチュエーションのエロさっぷりが、ヅマ属性持ちにはたまらんです、はい。

初単行本ということもあり、やや絵柄、特に仕上げ方法で変遷はありますが印象は大きくぶれない範囲かと。 順調なステップアップが見て取れるので、今から楽しみなところです。 表紙カバーイラストはそのどっ尻っぷりや、愛液で汚された恋人との写真など本編内容をよく現したものですが ボディへの書き文字プレイは本編中では目立たないのでご注意を。 寝取られスキーならチェックして損は無い一冊だと思いますよ。

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@ 『相姦マニュアル』:ズッキーニ(ISBN9784887744226)。エロ漫画。COMIC Mujin誌にて発表された短編集。 母子相姦、従姉妹巫女との幾夏もの情事、義父による嫁孫相姦、権力者の息子に許された横暴の軌跡etc.

作者初単行本とのこと。 ハッキリとした主線で描かれる頭身高め、アニメ絵調の綺麗な女の子たたっぷりと詰まった一冊。 髪の毛の処理や肌処理など、艶やかに輝くような表現がされており、モノクロ画面でも 上品な華やかさが感じられて好印象です。たわわに実った大ぶりの乳房や、括れた腰つき、安定感のある臀部と ハリのある肌にぎゅっとお肉を詰め込んだような締まりとメリハリのある美しい女体は大変美味しそうですな:D___ ふにふにと形を変える弾力と柔らかさの同居するおっぱい描写は、そのボリューム感を堪能させてくれますし、 男性器を口いっぱいに頬張る形で綺麗な顔を崩しての口淫描写なども普段のとのギャップ感があってグッと来ます。

展開面。登場する男性陣がやや鬼畜系の匂いを感じさせる子揃いかな。 見るからにうさんくさい感じのじいちゃんから、 若く綺麗な青年たちもプレイ内容がマニアックに走り気味(笑)な面など余計にそう感じさせられますね。 展開的には純愛系の物語でもなんとなく凌辱系の雰囲気を纏う場合がありますが、 何度も言うように画面は綺麗なため、泥臭さみたいなものは感じません。 必要以上に重たくなる感が無いのはプラス要素かなとも思います。 今回収録されている作品では全体的に女性は受け身側で、男性の欲望を受け止めさせられる感が強いですが 巻末の2作品については女性上位、女性側が押せ押せの作品となっていますので、まあたまたまということでしょうかね。

いちばん気に入ってるのは巻頭の「相姦家族」かな。 瑞々しい若々しさを保つ美人のお母さんを好きすぎる息子さんが押し倒しちゃってな近親相姦エピソード。 展開自体はオーソドックスですが、お母さんの美人度の高さ、許されない関係への抵抗感など属性持ちにはグッと来るエピソードでした。 関係が始まって以降の期間を感じさせる描写があるのも良いものでしたし。まあコスプレ大会になってるのにはちょっと笑いましたが いい趣味してるなぁ、息子さん。ラストもとても私好みで○。 次点は唯一の続き物である「夏囚人-夏に囚われた巫女-」の2作品かな。 相思相愛で尽くしてくれちゃう可愛くて綺麗な巫女っ子お姉さんとのエロエロな日々がグッと来るものでした。 緋袴の裾から手突っ込んで…とかいいよね!!的な。巫女モノなのに速攻処女喪失してるのも逆にレアで面白いなぁと。 物語面では男の身勝手さが鼻についてちょっとひっかかりもありましたが、巫女さんの可愛らしさで帳消しという感じで。 唯一のロリ系キャラ登場作品の「老壊」は親子丼系のエピソード。お話的には何があったの?って感じですが 義父によって籠絡される母子の姿、母親の仮面をはぎ取られ肉欲に目のくらんだ女として娘を差し出す 母親のキャラが素敵だなぁと。ないちちツインテールという分かりやすいロリな娘さんも可愛かったですしね。

初単行本ということもあり、作品によって画面のクオリティに差異はありますが、正統進化中という感じで 大きなイメージの差は無いかと。未発表作品とされている「策士な彼女」では多用されているSDキャラ表現が 他作品ではすっぱり無くなってるのが目に付くくらいでしょうかね。 SDキャラもなかなか可愛いので、使い処とは思いますが 頭身高めでリアル系に近い印象の作品の中では無くしたのは妥当な判断とも思えます。 全体的にクオリティは高めですし、 表紙カバーイラストのイメージと中身のイメージに差は少ないので表紙がピンと来たら手にとって良いかと。

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@ 『JUNK LAND』:紙魚丸(ISBN9784864361767)。エロ漫画。 COMICメガストアH誌にて発表された短編集。吊り目系、ジト目系、ショートカットに眼鏡っ子。 さっぱり系女の子たちのえっちなえっちな日常系物語。

アーモンド型の切れ長の双眸が印象的な絵柄の作者さん初単行本。 女性陣はノーマル系からスレンダー系ながらも柔らかそうなボディの持ち主ばかり。 おっぱいは手のひらサイズからたっぷり目さんまでより取り見取り。 ぷっくりとしたスライム型のおっぱいは小ぶりでも形良く、とても柔らかそうです。 胴も過剰な括れはありませんが、その分生っぽくて、かつ健康的な印象も受けます。 外見的には女の子女の子した感じよりも、ボーイッシュな印象のヒロインさんが多め。 男の子してるわけではなく、あくまでもボーイッシュなのがキモ。 捌けた印象の彼女たちが秘めるねっとりと濃厚な性的欲求が露わになるさまがたいへんエロましくて良いなぁと。 あとはショートカットと眼鏡の取り合わせがたいへんラブリー度高いです。 調教系のエピソードでも悲壮感は無く、どこかさばさばとした空気が漂うあたりが印象的かな。

エロシーンは騎乗位や体面座位など女性上位系が多め。 そこから、作者曰く「うっかり挿入ドーン!!!」…つまり抜こうとしたら脚滑らせて唐突に最奥まで突き込まれて悶絶… だったり、何度も何度も中出しされた精液が弛緩した秘所からこぼれ落ちてきたり、 ショタちんこや、ちんこ&バイブの秘所2本差しだったりと、結構ハードめのシーンが多いです。 ぽっかりと大穴を空けた秘所やアナルは大変気持ちよさそうですね。 ぷっくりと盛り上がった痴丘もやわらかそうで○。 さっぱり系の絵柄ながら、 ねちょねちょと粘膜同士をこすり合わせるような濃密さはよく表現されています。 深く蕩け合うように快楽を貪るさまがとても良いものでした。

気に入ってるのは「オマエにはアタシがお似合いだ♥」かな。雑誌で読んだときも印象深かった作品です。 男友達系のショートカット眼鏡なヒロインさんとエロ下着…というかボンテージ系?との取り合わせが大変素敵。 おなかがたぷたぷになるまで中出しされた精液が、屈んだ股間から垂れ落ち、ひとみから涙をこぼしているシーンがとても好きですね。 「勉強するよりバカになる♥」は、真面目系の黒縁眼鏡+ショートカット娘さんとの制服エッチが○。 どんどんスイッチが入っていってエロ事に目覚めていく様子がいいなぁと。 「しかえしキッズ」は、日頃の仕返しとばかりにショタっ子たちに縛り上げられて好き勝手に身体をまさぐられる おねーちゃんが大変エロましくて良いものでした。好き勝手に秘所を弄くられて気持ち良くなっちゃうお姉ちゃん萌えですよね:D  エロコスプレも可愛くて良いモノでした。良い趣味してるよ、ショタっ子くんたち。

初単行本ですが、全体的にハイレベルな仕上がり。絵柄の差異は数本を除いてはあまり気にならないかな。 ショートカット好き、眼鏡っ子好き、エッチに積極的だけれど攻め攻めな感じじゃない子などお好みならば チェックして損は無い一冊だと思います。表紙絵が気になったなら手にとって良いかと。

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@ 『人生』:川岸殴魚/ななせめるち(ISBN9784094513189)。ガガガ文庫新刊。 あなたの人生相談に3人の美少女回答者がバッチリお答えいたします!! たぶん…きっと…

九文学園第二新聞部に所属する赤松勇樹は、部長であり従姉妹である二階堂彩香から 人生相談コーナーを担当するよう命じられる。弱小部である第二新聞部存続に貢献した礼に 楽しい人生を送るきっかけをプレゼントするというのだが…。 そしてスタートした人生相談コーナー。 集められた3人の回答者… 理系代表・遠藤梨乃、 文系代表・九条ふみ、 体育会系代表・鈴木いくみ… の繰り出すユニーク過ぎる意見を取りまとめるのが勇樹の役目だが いつも一筋縄ではいかず結局大騒動に!? 人の数だけ人生が…酸いも甘いも噛み分けて、十人十色の人生相談はじまりはじまり。

「人生」とあまりに大上段過ぎるタイトルが気になって購入。 中身は、流行りの限定シチュエーションでの会話劇集となっています。 悩みに対して回答者の3人がまず意見を出し、それについて4人で話合い、そしてまとめるというのが 基本的な流れですが、3人の意見がそもそも素っ頓狂過ぎて当然すんなりとはまとまらないというのが 本作のミソですかね。だいたいにしてでは実践を…となって斜め上に着地するという感じで そのドタバタ感がたいへん楽しい作品でした。

寄せられる悩みは等身大の、実際にあるであろう他愛のないものばかりですが それだけに身近に感じられるものが多く、 であるからこそ回答者の初期回答のわけのわからなさが際だちます。 3人の意見を苦労してまとめた結果はなんとなくそれっぽい、 正鵠を得たような回答になってるのが 勇樹くんの手腕なのかはたまた別の何かなのか…:D まあ、まさに「人生」いろいろあるんだよってのは感じさせてくれますね。

ヒロインであり、回答者である3人娘はそれぞれ個性的で魅力的です。 メインヒロインは理系代表の黒髪眼鏡っ娘さんである梨乃さんになるのかな。 理系成績は優秀なようですが、ぼっちさんで、理論派ですが実践は今ひとつというコミュニケーション能力に やや難ありな感じがなかなかに可愛らしくもあります。 気丈に振る舞っているものの、恥ずかしがり屋さんなのが頻繁に露呈するのがまたね:D___ 周りがことあるごとに勇樹と引っ付けようとするのもテンパリに拍車を掛けて楽しいです。 文系代表の、ふみさん。お金持ちのお嬢様らしく、ふわふわと天然さんに見えますが 時折見せる腹黒さがなんとも:D____ 三国志マニアらしく頻繁に中国故事を引き合いに出すのも面白いです。 体育会系代表の、いくみちゃんはIt's脳筋!!という感じの元気いっぱいのアホの子ですね。 アホの子過ぎて実際側にいたらイライラさせられそうですが、端から見てる分には小動物感たっぷりで 可愛らしいです。ポニテみたいだしね!!

キャラクターはメリハリがくっきり描写されているのでひじょうに入り込みやすい作品でした。 それぞれの性格や関係なども、回答までのドタバタで十分に表現されていましたしね。 続刊前提だったようで、4人のこれまでとか、行く末はまだまだ不透明。 そのあたりがクリアになってくるとさらに良いかなーとか思う次第です。

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@ 『アイドル☆シスター』限定版ドラマCD付:大友卓二(ISBN9784799500620)。エロ漫画。 ペンギンクラブ山賊版誌にて発表された中編シリーズ2編を収録した単行本。 国民的人気を誇るアイドルグループのセンターを妹に持つ兄の目眩く淫蕩の日々、 そしてお嬢様と教師の禁断の逢瀬。 なお、限定版は表題作である「アイドル☆シスター」全5編のボイスドラマ+主題歌を収録したCD付です。

作者さんエロ漫画では3冊目の単行本だったかな? 最近は某人気作のフルカラー同人誌など 同人誌方面での活躍が目立ってきた感がありますので知名度はだいぶアップしてるかと思います。 今回の「アイドル☆シスター」も「俺の妹が…」がなんとなく透けて見えるキャラクターになっていたりと そちら方面の向きにもアプローチしているのではないかと。

キャラクターフェイスはアニメ絵エロゲ絵のハイブリット系。ぱっちりした瞳が可愛らしいヒロインさんたちは ほどよく引き締まりつつもぷにぷにと柔らかそうな見事なボディの持ち主ばかり。 おっぱいサイズは程よい〜爆乳までという感じですかね。 もっちりと吸い付くような肌に指を這わせ、豊かな乳房を思うままにこね上げて吸いたて、 美しいスラリとした脚を両に開かせては突き上げ、そしてそのまま中にたっぷりと放出と。 たいへん充足度の高い濃いエロシーンが満載です。ぷりぷりと可愛らしく揺れる乳房や ヒロインさんたちの恍惚の表情などが特に魅力的かな。 あとはもっちりしたおっぱいを吸い上げるシーン。 ふにょんと伸びあがるおっぱいが大変もちもちで素敵ですねぇ:D 以前の単行本ではやや気になった デフォルメし過ぎな男性キャラ陣もなりを潜めて、全体的な統一感が出て没入感が増していると思います。

表題作『アイドル☆シスター』。ツン要素ありだけれどデレッデレの実妹アイドルさんと、 彼女と同じアイドルグループに所属する二人のアイドルさん、計3人との爛れまくった日々を描いたシリーズ。 実妹の彩花さんはひとことで言えば、某人気作の実妹さんがモチーフですよねという感じのキャラで ツン気味なのですが、スタート段階ですでにお兄ちゃんのおちんちんの気持ちよさにすっかり魅了されて 頭の隅々までデレデレになっているため、そりゃもう都合のよろしい感じの可愛い妹さんに仕上がってます。 彼女を皮切りに、グループいちの爆乳の持ち主であるふんわり系お嬢様「真衣奈」ちゃん、 快活系ポニーテールっ娘「麻紀」ちゃんという、みんなの憧れのアイドルたちの処女を頂いた上に 3P、4P当たり前で あっちこっちで中出しこってりセックスしまくりというストレスフリーのドリーミングな展開が エロ漫画的に大変心地よい作品となっています。 アイドルたちを我がモノにという憧れのシチュエーションをたっぷりと堪能できるかと。

『risa』。かつて命を救った少女と、生徒と教育実習生として再会したことから始まる学園お嬢様系ストーリー。 こちらはややストーリー重視ですが、それでもエロシーンは手抜かり無く。 一心に慕ってくれるお嬢様との禁断の関係と、こちらも人気のシチュエーションですよね。 ヒロインの理沙お嬢様は、まさにお嬢様然としたお嬢様キャラクター。 でもその積極性はたいへんご都合の良い感じで、ぐいぐいと迫ってきてくれます。 その大きな瞳で純真な視線を向けられると思わずドキドキですな:D 制服姿はもちろん、レオタード姿や、ウェディングドレスでのプレイなど 学園の憧れの的の少女と人知れず種付けSEXしまくりというドリーミングな展開を堪能できます。 多少ストレス展開はありますが、本当に多少なのでまあ気にするようなものでもないかと。

前単行本に比べて全体的にほどよくクセが抜けて、良い具合に落ち着いたかなという印象です。 ヒロインさんたちはストレートに可愛らしい子ばかりですし、表紙絵が気に入ったなら手にとって損は無いかと。 強めにオススメしたい一冊です。

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@ 『へんたい♥山本さん』:宮野金太郎(ISBN9784860847609)。エロ漫画。 COMICキャノプリ誌にて発表された中短編集。全体的にお気楽度の高いエピソード揃い。 やや変態性癖ネタもありますが、そう濃度の高すぎるものは無し。 属性的には巨乳、アヘ顔、若妻、OL、スク水、ナース、ブルマ、管理人などなど。

個人的にCOMICキャノプリの顔という認識の作者さんの初エロ単行本。 ボリューム感たっぷりのずっしりとした存在感のあるおっぱいと、でんと構えた肉厚のお尻。 すっきりとした美人系フェイスの女の子たちが快楽の中で見せるあられもないアヘ顔や変態性癖。 それらを彩るエピソードなどエロ重視のエロ漫画としてたいへん高いレベルでまとまった一冊です。

絵柄は整理されたラインのアニメ絵、エロゲ絵系。瞳は切れ長系でやや小さめですらっとした鼻筋が綺麗ですね。 ボディラインはスラリとした印象ながらも、胸や腰から太股などは張りと弾力を兼ね備えたもっちりとした肉が たっぷりと乗った素敵なもの。とくに乳房のかたちは印象的かな。ずっしりとした重量感を感じさせる大ぶりの乳房は 揺れたり乳首をつまみ上げられたりするとびわのように形を変え、そのボリューム感と柔らかさをより強調。 ツンと存在感を主張する乳首もあいまって、むしゃぶりつきたくなるような魅力を備えています。 あとはやっぱりアヘ顔ですかね。元もとのキャラ造型がやや美人さんよりなことも相まって だらしなさ満点のアヘ顔とのギャップ感はインパクトが強いです。舌を突きだし、鼻水や涎をだらしなく垂らしながら 快楽に咽ぶヒロインさんたちはたいへんエロチック。喉奥まで太いモノを突き込まれて白目を剥いてみたりと ハード気味な描写も多めですが、ぎりぎり程よい下品さで踏みとどまってるかなと。

気に入ってるのは中編「犯してフォーリンラブ」かな。小生意気な管理人さんを手籠めにしてウハハ的な展開かと思ってたら あらぬ方向に吹っ飛んでいく様子が連載読んでて楽しかったので。もちろんあらぬ方向もエロ方面だからですが。 気が強そうな美人管理人さんと心ゆくまで堪能出来ますよ:D 管理人さんエロ可愛いのだ、これがまた。 「拘束若奥様」は一見清楚系な新妻さんが実は従属願望MAXのエロエロさんだったというドリーミングなお話。 器具フル利用のソロプレイでハッスルしまくる奥さんの姿が普段とのギャップでマシマシにエロくて以下略。 間男もでず最後までラブエロなのも個人的には○。 他、眼鏡なお姉様ズも良いモノでした。ぴしっとした人が見せるエロ顔ってやっぱり素敵よね。

雑誌の方向性もあってか、凌辱系のエピソードもオチで脱臭されるため、そのあたりは評価の分かれるところでしょうが お気軽感があるというのも一部にはリーチすると思いますので致し方がないところかと。 強調されている変態性も内容的にはほどほどですしね。淫乱お姉さん系でエロ重視ならば十分に満足のいく一冊かと。 個人的には強くオススメしたい一冊です。

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@ 『SEXしようよ!お姉ちゃん』:狩野蒼穹(ISBN9784864446136)。エロ漫画。マガジンウォー誌、マガジンウォー狼誌にて発表された 中短編集。毎度お馴染みぽややん姉としっかり弟のへっぽこすちゃらかエロコメ集。

松文館がああいうことになってどうなることかと思ってたのですが 最近隆盛気味のウォーコミックスからの新刊となります。 掲載誌は変わったものの、路線はほぼいつもの通りのぽややん姉弟たちのフェチ気味ラブエロス。 ただし、今回半分を占める中編に関しては知人さんによる原作付とのことで 台詞運びや、エロシーンの要素などがややいつもと雰囲気違いますかね。それでもやっぱり姉弟なんですが。

ラブラブエロスに織り込まれたフェチ要素は今回も健在で ブルマやスク水など定番どころは無論のこと、匂いフェチ要素がたっぷりと。 靴下やら蒸れた股間に顔を埋めつつの中出しセックスは大変気持ちよさそうでいいですねぇ。 掲載誌の関係か、最近の単行本ではやや薄めだったエロシーンの濃度もきっちりと濃い目に仕上がっていて エロ可愛いお姉ちゃんたちをたっぷりと堪能出来る作品集になっています。 お姉ちゃんたちはみなさんどこかぽやーっとした人ばかりで、頭の中はだいたいお花畑。 そんなお姉ちゃんズののーてんきなお誘いにしっかりものの弟くんたちも敢えなく撃墜されて ふらふらと近親相姦の世界へと足を踏み入れるという寸法ですね。 お姉ちゃんズのボディラインはみなスレンダー気味で、おっぱいも控えめさんばかりです。 でもパンティやブルマ、スク水に包まれたふっくらとしたお尻は皆さんとても魅力的で エロさも十分なものと言えます。

気に入ってるのは以下。 「あたしの弟が○○○○フェチだった!?」は、弟君の性癖に悩むお姉ちゃんの様子がいじらしくて好きですね。 まんぐり返しでのおねだりとかも大変ラブリーですし:D 「お姉ちゃんからのプレゼント」は横暴かつ弟ラブなお姉ちゃんが大変可愛いです。 せっかくの調査結果を弟くんに拒否られて泣きそうなお姉ちゃんがラブリーだなぁと。 唯一の中編「同人ゲーム制作マニュアル」は、ここ数年作者さん自身が取り組んでいた同人ゲーム作成の 経験を反映したのかなという感じの生っぽい数字の展開とラブエロが交じり合うストーリー。 原作アリということでエロシーンの展開がいつもとはひと味違うのが新鮮で良かったかなと。 3Pもありますしね。それでもいつものテイストはきっちり残ってるのがまた良かったんですけれども。

なんにしろ先生の作品のぽややんな雰囲気がともかく大好きなので こうやって新しい単行本が出たことが僥倖。ひと安心と言えます。 いつものように頻発するコメディデフォルメ顔とゆるーい空間に癒されつつエロいという 一粒で何度も美味しい作品集になっていますので、個人的にはオススメしたい一冊ですね。

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@ 『Pumpkin Scissors(15)』:岩永亮太郎(ISBN9784063761436)。月刊少年マガジン連載。 戦災復興部隊 帝国陸軍情報三課 通称パンプキンシザーズの活躍を描くシリーズ第十五巻。

西方諸国連盟合同会議開催4日目。かつて故国を帝国に滅ぼされ、 強い怨嗟に駆られた武装集団「抗・帝国軍-アンチ・アレス-」が遂にその牙を剥く。 高度に組織され、計算し尽くされた彼らのテロ計画の前に、帝都は瞬く間に地獄へと姿を変えてゆく。 技術に取り残された騎士たちは喜劇を演じ、しがらみから解き放たれた技術者たちは狂気に取り付かれ、 軍部は薄氷を踏みながら反撃の機会を待ち続ける…。地獄の終わりはまだ見えない。

雌伏の巻。あまりに圧倒的な蠍たちの計画が淡々と進められるなか、その脅威度合いをしっかりと描きつつ 反撃のための種が徐々に芽吹き始めてるという感じですかね。 相変わらず政治劇というか権力の駆け引きを続ける軍部と儀典局の様相が滑稽でもありますが そうであっても、それぞれにその責務は果たそうとしているのがなんとも複雑な気分にさせられます。 情報三課の面々はそれぞれ活躍の場はあるものの、全体としては登場は控えめ。 ただ、今後がっつり動くハメになるのは間違いなく、その種も蒔かれてますから次巻あたり期待かなと。 貴族も平民も、それぞれの立場に縛られ、またその矜持のために突き動かされていく そういう人々の生き様を見せつけられたなぁと。早く続きプリーズ!!ってな感じですが、 また連載にほぼ追いついてるようなので、単行本はしばらく先かな。

で緊迫続きの本編を読み終わったと思ったら毎度お馴染みのIntervalのスペシャル版がいつも以上にすっ飛んでて 全力で吹き出したりとかですね。その上なんかラストはもの凄く深いいい話になってて泣いた。 本当に男って馬鹿ですね。大好きだよもう…。しかし二階級特進プレイって本当にどんなプレイ…? 昨今現実で起きた表現規制系の話が脳裏を過ぎるお話でした。いやそのものなんでしょうけれどね。

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@ 『ふたりきりの放課後』:槍衣七五三太(ISBN9784864362245)。エロ漫画。 COMICホッとミルク誌で発表された短編を主にCOMICメガストア誌での発表分も含む形の短編集。 ふんわり癒し系グラマラスボディの女の子たちとの幸せ色のラブエロ三昧。 現代劇、微もしくは巨、爆。

作者さん3冊目の単行本。最近はCOMICホットミルク誌で活躍されていますが 今回の単行本も1編を除いて全てホットミルク初出の作品集となっています。 以前の単行本ではややダークな短編もありましたが、今回は徹頭徹尾ダダ甘な 物語揃いとなっています。

無駄の無い整えられた描線で描かれる女の子たちはどの子をとっても大変キュート。 包容力と母性たっぷりのふんわりボディを余すところ無く利用してのラブラブな 交わりは読んでて大変幸せな気分になれます。特にその豊満なおっぱいは 吸って良し、揉んで良し、挟まれて良しと縦横無尽の大活躍を見せてくれます。 ヒロインさんたちは全員下の方がツルツルなのも一部の方にはたまらないところかと。 障害物無しでスッキリ可愛い部分が見えますしね:D えっちな衣装や、小物を使っての絶妙な半脱ぎ演出なども可愛らしさとエロさを 両立させてくれており、見所と言えるかと。裸に制服のリボンって 独特のファンタジー感がありますねぇ。

気に入ってるのを列挙すると…。 カバー表紙も担当の「お嬢様の課外授業」は性知識に疎いお嬢様に、 これまた偏った知識で色々と教え込んじゃうあたりがグッと来ました。 でもラブラブなのがある意味歪んでてニヤリと。 「僕と彼女とスノーマン」はヒロインである瑞穂さんが兎も角凶悪。 ふんわりと優しげな印象と、母性溢れすぎの爆乳から繰り出される甘え系のエロスが たまりません。軽い幼児プレイ的な感じで:D 授乳プレイハァハァ。 「春香先生の片想い」は春香先生のオサレ眼鏡が大変似合っていていいなぁと。 教師としてのりりしさとある意味でのダメ女感の演出が秀逸でした。 「マイフェアれでぃ」と「れっすん!」の2編についてはエッチな衣装を着せての 濃密なエッチが大変破壊力高いものでした。やっぱりエロ下着は良い物です。

絵柄の完成度と安定度は折り紙付き。 ストーリー面は全体的に軽めですが、エロの助走としては十二分なものかと。 それぞれのエピソードで工夫は凝らされており、既視感が無いのもよいかな。 お姉さんから同級生、妹系までと手広く押さえられており、 ラブエロ好きなら安心して楽しめると思います。 女性陣はどの子もみんな可愛らしいですしね。 カバーイラストが気に入ったならばススメ出来る1冊かと。 そろそろ長編が読んでみたいかなーとも思いますけどどうでしょうかね?:D__

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@ 『RAIL WARS!-日本國有鉄道公安隊-』:豊田巧/バーニア600(ISBN9784881441503)読了。 新ライトノベルレーベル「創芸社クリア文庫」の第一弾ラインナップの1冊。 もし国鉄が民営化されないまま現代に至っていたら…というifの世界を舞台にした 研修生たちの熱い青春の日々を描いた物語。

国有の超優良巨大企業である「國鉄」に就職し、 平穏で安定した人生設計を夢みる、鉄道高校へ通う普通の平凡な高校生、高山直人。 超高倍率の國鉄での学生研修をみごと勝ち取り、 人生設計の第一歩を順調に踏み出したかに見えたが 自分の配属先が荒事を一手に引き受ける國鉄の中で もっとも平穏から遠い鉄道警察組織「鉄道公安隊」だと知り狼狽する。 だが、このチャンスを逃せば「國鉄」就職の芽は摘まれてしまう。 こうして嫌々ながらも1ヶ月の研修に参加した直人を待っていたのは 軍隊さながらのスパルタ教育と、変わり者揃いの仲間との出会いだった 果たして直人は無事研修を終えることが出来るのか。 そして始まる公安隊での日々の中、直人を待つものとは…。 目指せ親方日の丸!! 若者たちの熱い青春鉄道浪はじまりはじまり。

店頭でカバーイラストの女の子と 鉄道車両のコントラストが目を惹いたのでお試し購入。 鉄成分をまるで持たない私にも伝わってくる鉄道愛に溢れたなかなか楽しい作品でした。

物語の舞台となるのは2012年の日本ですが、この世界では國鉄が分割民営化されず そのまま繁栄を続けているというifをベースに構築されています。 現実では赤字垂れ流しの体質を問題視されて分割民営化され、現在のJR各社と なったわけですが、本作の中では分割の危機を乗り越え、 そのまま全国区の巨大企業として発展を続けているわけです。赤字はやっぱり 垂れ流しのようですが(苦笑 國鉄民営化を求める先鋭過激派組織「RJ」とか出てくるのもニヤリとさせられます。

あちこちに鉄道ネタはたっぷりとちりばめられていますが 物語の主軸は、鉄道公安隊に研修生として配属された4人の高校生たちが 繰り広げる事件解決に向けてのドタバタや日常物語です。 まあ、日常というにはややバイオレンス度高すぎですが。 彼らが所属することになる「鉄道公安隊」というのは 実際国鉄時代には存在した司法警察権を有する国鉄職員兼 特別司法警察職員組織なのだそうで。Wikipedia参照(笑) 現実では民営化の段階で消滅した組織ですが、 国鉄がそのまま存続している本作では当然本組織もそのまま いや、寧ろ凶悪化する犯罪や過激派対策でより強化された 存在として登場します。 こんなとこじゃ、そりゃバイオレンスにもなるわなという…。

なにごとも中間程度で平凡な主人公直人を取り巻くのは、 男嫌いの爆発娘、桜井さんや体力バカの巨漢、岩泉。そして 運動神経ゼロのふんわり系お嬢様の小海さん。 そんなデコボコの四人が日々発生する事件を通じて一つのチームとなっていくさまが 丁寧に描かれています。公安隊という組織に対する直人の考え方の 変遷なども見所かなと。働く大人たちの格好良さとか そういう部分が感じ取れれば良いかなとも思う次第。 キャラ的には小海さんがイラストも可愛くて良いのですが メインヒロインの立ち位置はツンデレさんの桜井さんっぽいですね。 カバーイラストもそうですし。終盤じわじわとデレて来る描写は なかなか良いものでした。

鉄ネタの正確性とかそのあたりは正直まったくよくわからないので判断出来ませんが 鉄ネタ周りはわりと地に足がついた感じで素っ頓狂さも無く すっと受け入れられる程度の内容だったかと。 細かいマニアック知識というよりは、ifの世界を基準とした妄想設定的な 印象が強いかなと。どのみちよくは理解出来ないのですが 路線の話や車両の話など楽しげな雰囲気は十分に伝わってきました。

私の世代だとまだギリギリ国鉄時代を知っているので、 なんとなくこのif感というか空気感は伝わってくるんですが 今の若い読者さんにはどうなのかなと思わなくもありませんが、そのへんは 幾ら考えてもしょうがないので以下略。 物語的には一区切りついていますが、シリーズ化もまったく問題無い作りですから 出来れば続編も読んでみたいかなと。 まだまだ公安隊の大人の皆さんとか彫り込むと楽しそうですしね。 鬼教官的ポジションの五能さんの活躍とかもっとみてみたいですから:D

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@ 『デレてみだら』:東雲龍(ISBN9784873064093)。エロ漫画。 2008年〜2011年にかけてメンズヤング誌にて発表された短編集。 青年誌掲載ですが、エンジェル出版の成年コミックレーベルからの単行本のため、成年マーク付きです。 オフィスラブ、大学生さんなど成人済みの可愛いヒロインさんが織りなすエロ可愛いらぶらぶ物語集。

エンジェルコミックスからは初の単行本かな? とはいえ掲載誌はメンズヤングですが。 そのため雑誌掲載時とは修正内容がかなり違っていると思われます。 個人的にはこちらの方が嬉しいわけですが、まあ色々と…げふんげふん。

純愛からハード調教や無慈悲な凌辱まで広範囲をカバーしている作者さんですが 今回は掲載誌の関係もあってか、ラブエロ尽くしの一冊です。 登場するヒロインさんたちの年齢層もやや高めで、 OLさん系、ウェイトレスさん系、水着+日焼け系とコスプレ系の匂いが強めかな。 いろんなタイプの女の子が揃ってますが、どの子もみんなエッチシーンになると らぶらぶえろえろに乱れてくれる子ばかりなので、眼福度高いです。 まさに単行本タイトル通りという感じでしょうかね。

登場するヒロインさんたちは皆さん素敵なサイズのおっぱい揃い。 まるまると張り出したおっぱいに細く括れた腰、そしてボリュームたっぷりに 張り出したお尻が健康的にエロチックで大変良いです。 全体的にデフォルメは強い絵柄ですが、 秘所や乳首などはこってりと存在感たっぷりに描かれていて、 吸い付きたくなること請け合います。 パイズリや口奉仕、半脱ぎエッチ、素股に足コキとフェチ系プレイも 完備されていますので、エロの濃さもなかなかのものかと。 普段の表情とは違う、トロトロに蕩けた顔を見せてくれるヒロインさんたちは たいへんキュートで、どの子も読んでて愛おしくなりますね。

一番気に入ってるヒロインさんは「内緒だよ♥」の桜さんかな。 ちょっぴりいたずら好きな優しいお姉さん的な感じが大変ラブリーでGoodです。 衣装の看護師服も遊園地のスタッフらしくファンシーなデザインで可愛らしいです。 「スキのカケラ」の小泉さんもいいですね。黒髪パッツンに日焼けボディに サマードレスと、夏のお嬢様感がたっぷりで。愛情たっぷりの口奉仕と 見上げるような仕草がグッと来ます。 「すきなひと」の律子さんも素敵ですね。甘え上手といいますか そんな風に迫られたら抵抗出来ません、男の子は!!的な:D______

今回もなかなか満足度の高い一冊でした。 ラブエロスキーなら手にとって損は無いかと。ともかくどのヒロインさんたちも たいへんラブリーなので、きっとお気に入りのヒロインさんが見つかると思います。 オススメです。

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@ 『碧海のAION(9)』:影崎由那(ISBN9784047127692)。月刊ドラゴンエイジ連載。 魔女と人魚…宿敵同士の同居生活のなか、魔女の胸に去来するものは かつて犯した罪の記憶だった…。 現代ダークファンタジー9巻目。

達哉を中心に始まった星音と、 星音がかつてその手に掛けた人魚シーラとの同居生活。 互いに戸惑いを覚えながらも一見平穏な日々が続く。 だが失った身体の代わりに死者の身体を繋いだ シーラの肉体は刻一刻と腐敗してゆく。 「生きた人間の身体を繋げば人間になれる」…姉たちの言葉と 達哉への想いがシーラを揺り動かす。 一方、シーラとふれあう中で星音の心にも惑いが生まれ…。

前巻で触れられていたように、 当初予定からはやや方針転換した展開であることが モロに影響している感じの巻でした。 人魚が画策していた「運命の日」についてはトーンダウンして シーラと星音それぞれの心の内と、 「運命の日」とは別の形での タイムリミットがクローズアップされた感じですかね。 まあ、そのへんは…状況的にしょうがないと思いますので如何とも。

また、その分、シーラさんと星音さんのやり取りやら、 達哉への想いなどが丁寧に描写されていて、 これはこれでニヤニヤ度合いが高いですね。 天真爛漫な感じのしーちゃんのはしゃぎっぷりと、星音さんと相対した際の 怯え顔、ナチュラルなエロス、そしてその裏で苦悩し涙する姿… いろいろな顔を見せてくれて大変よろしかったかと。 星音さんの方も達哉くんへの想いが 浮き彫りになってきていてニヤリとさせられます。

と、バトル方面よりもラブコメ方面…コメディというにはやや血みどろ過ぎますが …の要素が強まってきて次巻もこのラインで進むのかな。 多分、再び「運命の日」絡みの騒動になっていくのだと思いますが もうしばらくはこのぬるま湯を楽しみたいところです。底に流れる冷水も含めて。

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@ 『つぐもも(7)』:浜田よしかづ(ISBN9784575840186)。WEBコミックハイ!連載。 亡き母の形見の帯が変化した美少女付喪神と共に、 母の後を継ぐことを決意した少年が踏み出す新たな一歩。 それは仲間達と共に…な7巻目。

「すそはらい」として正式に活動することを決めたかずやは これまで関わってきた友人たちと共に「お悩み相談室」を設立。 学園で起きる怪異の兆候を察し、これを鎮めるため奔走し始める。 そんな中、かずやの悪友である軽薄ナンパ男しろうは 勘違いでラブレターを送ってしまった陸上部の水島みつりと 付き合うことになってしまう。 だが、みつりの側には「あまそぎ」の影がちらつき…。

あまそぎ払いのための部活発足と 学園退魔モノとしては早めの巻で発生してそうなイベントがやっと発生。 長めに続けられる基本フォーマットがやっと…という感じですね。 まあ、何も知らなかったかずやくんが自分の運命を知り、覚悟を決めるには 必要だった時間ではあるので、無駄とは思いませんけれどね。 これまで関わってきたいくつもの縁の末の出来事という説得力が 出ていますし。

今回も女性陣は大変に可愛らしくて○。やっと元のサイズに復帰した 桐葉さんが冒頭から荒ぶってくださっていて大変眼福でございました。 かずやくんもこう…ラッキースケベが板について…(ニヤニヤ 美麗なスレンダーボディにむしゃぶりつきたいですね<……… ああ、ぎゅんむぎゅんむされたい…<……………

今回はエロ方面はやや抑えめ。最初の事件の結末も次巻待ちと やや中途半端感は否めない巻でしたが、状況整理と仕切り直しとしては 分かりやすい内容だったかと。制服姿の桐葉さんもラブリーですしね。 今回も描き込み過多で制作が心配になるレベル。 漫画としても画面に見応えのある作品です。 エロ、ギャグ、バトルにシリアスと十全に揃ったオススメ作品です。

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@ 『おねだりチェリー』:水上桜(ISBN9784864362047)。エロ漫画。 2008年〜2011年にかけてCOMICメガストアH誌およびCOMICメガストア誌にて発表された短編集。 メリハリキュートなむっちりボディの思春期少女たちのえっちな日常の数々をご賞味あれ♥

コアマガジン系からは初の単行本。通算三冊目かな? 実に6年半ぶりの単行本です。 一応作者買い認定していたのですが、まさかこんなに間が開くとは思いもせず…orz

特徴的なのはその女性キャラ陣のメリハリボディっぷり。 見事なまでにまるまると張り出した豊かな乳房、細く括れた腰つき そしてたっぷりとした肉づきの臀部とスラリとした脚にかけてのラインが 絶妙のイヤらしさを醸し出しています。 そんな魅惑の肉体を包み込むのは学生さんらしい衣装の数々。 制服や体操服はもちろんのこと、競泳水着やスパッツ、黒パンストにニーソックスなど 定番どころはばっちりフォローされています。 汗でぐっちょりと湿った体操服や シンプルなスポーツブラなどもフェチ感あっていいですねぇ:D__ どんな衣装もそのボディラインをくっきりと浮き出させており、大変えっちいです。

物語は全体的にエロ重視。導入のワンシチュエーションをこなせば あとは怒濤のラブエロ三昧。そのいやらしいボディをたっぷりと使っての 濃厚なえっちシーンが繰り広げられます。 激しい交合にぶるぶると揺れ動く乳房や、ずっしりと存在感を感じさせるお尻と 股のあいだで華開く汁気たっぷりの秘部など迫力たっぷりに描き出されています。 互いの汗でドロドロに溶け合うような熱量の高さや、 どこをとってもボリューム感のある柔らかボディは揉んでよし、舐めてよしの 見事な果実感で実に魅力的です。 女の子たちのちょっぷり困ったような、 でも嬉しさと気持ちよさに彩られた淫らな表情もとても可愛らしくて良いと思います。

気に入ってるのは「隣人は静かに笑う」の美晴さん、 「彼女が水着にきがえたら」の雪奈ちゃん、 「加藤さんの憂鬱」の加藤さんあたりかなー。 「隣人は…」の美晴さんは表紙イラストも担当かな。ちょっぴり素直になれない 関係のふたりが繰り広げるえっちの実演っぷりが微笑ましいところ。 余裕たっぷりに挑発するような表情とその実のギャップが可愛らしいです。 「彼女が水着に…」の雪奈さんは競泳水着とこんがりと焼けた肌、そして ちょっぴり引っ込み思案感のある性格とのギャップ感が可愛らしいなぁと。 こんな子と狭いロッカーで密着などというシチュにぶち込まれて 我慢しろという方が無茶というものでしょう。 「加藤さんの憂鬱」の加藤さんは制服の上から胸を まさぐられてすっかりエロスイッチはいっちゃうあたりがたいへんいやらしくて 良いなぁと:D 他のヒロインさんたちも概ねお気に入り度合いは高めです。

カバーイラストとの差異も少なめで 表紙が気になったら手にとって損のない一冊だと思います。 学生さん、制服、体操服などお好きならさらに加点で。 前単行本からずいぶんと期間が開きましたが、最近はわりと安定して 新作も発表されていますので、次はもうちょっと早めに読みたいところです。

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@ 『クラスメート、上村ユウカはこう言った。(1)』:川上真樹/桜井慎(ISBN9784757534469)。ガンガンONLINE連載。電波×SF×ラブコメ。狂っているのは電波な彼女か、それともそれを取り巻く世界の方か。

代わり映えのしない退屈な日常にうんざり気味の高校生「白崎修士」は、 気まぐれから、クラスメートである奇人「上村ユウカ」に話しかける。 日々の奇行や電波発言でクラスメートから完全に無視されている彼女との 噛み合わないやり取りは修士にとってこの上なく刺激的なものだった。 しかし、それは修士にとってこれまで信じてきた 世界の崩壊を意味していたのだった…!?

発売時に店頭で見かけはしたものの、 また「涼宮ハルヒ」系かーと思ってスルーしてたわけですが、 ガンガンONLINEで公開されている第1話、第2話などを 見て俄然興味を惹かれたのでゲット。 確かに一見傍若無人なヒロインによって振り回される主人公の男の子という 構図に見えますが、その実態はかなり様相を違えたものとなっています。

ヒロインであり、主人公でもあるユウカさんは 日々訳の分からない電波発言を繰り返し、クラスで 暴れ回る困った女ですが、 そんな「彼女の理由」が見えてくると まったく違った印象を持たざるを得なくなります。 気が狂いそうな世界の中で、健気に耐え続けてきた彼女に与えられた 「希望」こそが修士であることを知れば、 彼女が愛おしくてしょうがありません。

まあ、堅いこと置いといてもユウカさんとても可愛いのですよ。 コロコロと変わる表情とか、演技か素かはわかりませんが ときおり見せるひどく甘えたような仕草とか、狂気に満ちた顔までね:D 希望にすがりつく健気っ娘っぷりがもうたまらんです。 おっぱいもむにむにだしな!!<……

ユウカにもたらされた「希望」がどのような意図で与えられたのか、 はたして偶然なのか必然なのか…ともかく先の気になる作品となっています。 ちょっとでも気になったなら 是非、ガンガンONLINEの無料公開分を読んで見ることをオススメします。 きっと単行本が欲しくなると思いますよ:D

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@ 『JC探偵でぃてくてぃ部!(1)』:鈴城芹(ISBN9784758062909)。COMIC REX連載。 現役JC3人娘+αが学園で起こる様々な事件を華麗…ということにしておいて欲しい…に解決!!な変則4コマ作品。

八重樫照葉は探偵だった亡きひーじーちゃんに憧れる中学1年生の女の子。 その後を継いで探偵として活躍することを夢見る照葉は、 友人である今井細(ささめ)と、阿南詩(うた)を巻き込んで探偵としての 実績作りをするための部活「でぃてくてぃ部」を立ち上げて、 学校や身近で起きる大小さまざまな事件に立ち向かいますが…。 ひらめきアホの子、ちゃきちゃきメカっ子、おっとり格闘っ子…三者三様の大活躍に刮目せよ!!

好きで追いかけている鈴城先生の新シリーズということで発売即日ゲット。 COMIC REXという新しいフィールドでの新作のためか、 普通のコマ割漫画を前後に挟み込む形の変則的な4コマ作品となっています。 〆のアクションシーンなど、4コマではなかなか魅力を発揮できない部分を大ゴマで見られるのは とても良いなぁと:D あとおっぱ(略

探偵ものではありますが、起きる事件は学校への落書きやストーカー被害、郵便物の盗難や盗撮事件など 比較的身近で小規模なものばかり。まあ、毎回殺人事件ってのも考え物ですしね。 あくまで部活動の範疇で収まる程度のものです。 事件推理もしますが、イマドキの探偵業らしい地道な方向もフォローしている感じです。

主人公の照葉さんは、アホ毛がチャーミングなアホの子枠。 観察眼や洞察力は鋭いものの、今ひとつそれらを生かしきれていないあたりがちょっぴり残念な感じですかね。 自分の夢に向かって猪突猛進…ではありつつも、その夢と現在の自分の有様とのギャップに悩む姿も見せてくれる ただのアホの子枠ではないあたりが、可愛らしくて良いなぁと。やっぱりアホの子なのですが。

友人ズその1な細さんは怪しげ訛りとポニーテールが特徴の、博士枠。 父親がセキュリティ製品を扱う会社をやっている関係で、機械関係に強く、盗聴盗撮お手の物で 照葉さんをサポート。あちこちに盗聴器を仕掛けるなど部分的に尊法意識が弱いのが玉に瑕でしょうかね?(苦笑

友人ズその2の詩さん。おっとり眼鏡な女の子ですが、見た目に反して格闘アクション枠。 父親や兄と遊ぶ中で身につけた数々の格闘技術を持って、照葉さんをサポートします。 彼女のダイナミックなアクションが本作の視覚的な見所でもありますし、丈の短いスカートで…ということで 健康的なお色気方面も担うマルチプレイヤーっぷりが頼もしい限り。 でもやっぱりおっとりさんなのもポイント高いです。

そんな彼女たちを見守るのが、国語教師の棟方千草先生。 ぱっつん前髪と眼鏡、そしてボリューム大爆発の爆乳が特徴の教師さんです。 JCな主人公達では不足しがちな直接的なお色気担当っぷりが良い仕事し過ぎです。 常に谷間の見える服装というのも凶悪ですね:D_____

最初の方は学内で起きる事件の解決という感じで廻っていたのですが、 後半からは照葉のいとこであり、現在探偵業を継いでいる長さんとその助手であるJCの茗ちゃんが登場し、 彼らと連携を強めることで、学生の部活動の範囲をちょっと超えたくらいの事件も取り扱えるようになっていくのかな? このあたりは、判断の分かれるとこでしょうが、ある程度のリアリティというか世界観的な基準をどこに 合わせるかに寄る部分かなと思うので個人的にはアリかなと。

鈴城作品らしく、女の子たちはみな生き生きと魅力的で可愛らしく、きっちりとキャラが立った子ばかりです。 過剰にシリアスにはならないまでも、お気楽極楽でもないひと味の苦みがキュッと作品を引き締めてる感じが 好きですね。またちょこちょこと小ネタも仕込まれており、従来のファン的にも嬉しいシーンが多い作品でした。 続刊も楽しみに待ちたいと思います。

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@ 『白昼夢-肉に堕つ-』:堀博昭(ISBN9784903714608)。エロ漫画。COMIC真激誌にて発表された連作短編・中編集。 世間知らずの皇女様とエロエロウハウハな日々 or とある製薬会社で繰り広げられる仄暗い陰謀と復讐劇。

青年系成年系どちらでも精力的に活動されている作者さん。こちらは成年マーク付きの単行本です。 収録されているのは3シリーズですが、後半の2シリーズ、「セイヘキ淑女」と「夢みるちから」は同じ製薬会社を舞台とした 緩やかに繋がったシリーズとなっています。 整った顔立ちを快楽に歪めながら発せられるあられもない淫語の数々、 たわわに実った乳房や臀部を激しく揺らしながらの濃密な交合、 MCやピアッシング、淫らな下着やボンテージ、ボテ腹などのフェチズム溢れる展開などを通して 見る影もなく堕落していくヒロインたちの痴態は安定のエロさです。

「押しかけ皇女エレナ」シリーズは、難しい内容ゼロののーてんきなおバカ展開で繰り広げられるエロエロ物語。 一途な皇女さまとの濃密なエロをたっぷりと堪能出来るシリーズとなっています。こんな展開でも 主人公側が責められる立ち位置にたつ場合が多いのが特徴でしょうかね。 足コキされてみたり、ちんぐりがえしで69だったりとかね:D__ 後半のシリーズがやや重ためな分、よい息抜きになると思います。 やっぱり高貴な身分のヒロインさんとの爛れた日々ってのは浪漫ですよねぇ:D

「セイヘキ淑女」シリーズ。case1のみ美女と野獣的な取り合わせでのラブエロエピソード。 case2、case3に関しては会社乗っ取りを狙う形でのヒロイン籠絡、堕落エピソードとなっています。 気に入ってるのはcase2の松田怜さんかな。ふんわりショートに眼鏡のキャリアウーマン然とした女部長さんが キモ親父に弱みを握られてねっちりとアナル調教され、身も心も蕩けさせられていく様がたいへんエロいものでした。 case3にも引き続き登場して、堕落しきった姿を見せてくるのも嬉しいところかな。 case3は次の中編「夢みるちから」へ繋がる内容となっていて、ここだけ読むとやや唐突な感もありますが このあたりで着想がまとまったのかなーとも思う次第。

「夢みるちから」シリーズ。小島操という少女を中心に描かれる復讐譚。 家族を奪われた復讐のために自らの身体を利用し、 母親が残したとある「力」を使って暗躍しようとしますが、所詮は小娘の浅知恵に過ぎず、 MCされた上で堕落しつくす彼女の姿をたっぷりと堪能出来ます。 ラブエロプレイや援交プレイや、ビッチプレイ、MCによる堕落プレイなど 様々なエロシーンがたっぷりと用意されていて読み応えも十分。 物語としてもひと味捻ってあってなかなかに楽しめるシリーズでした。 男性側の主人公くんの内心の変遷も見所ではありますが、相変わらず濃い味なのが…(笑

と、今回もMCや皇女ネタなどエロドリームの鉄板をかっちり押さえつつ 濃密なエロ満載でたっぷりと楽しめる一冊でした。

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@ 『神童機操DT-O phase01』:幾谷正/御山ロビ(ISBN9784063752144)読了。講談社ラノベ文庫新刊。 第一回講談社ラノベ文庫新人賞優秀賞受賞作品である「純潔戦記ドウテイオー VS SE-X」の改題作品。

汀宗高校に通う2年の男子生徒・天童 貞臣。女性経験が無いことを示す、耳元の「タグ」を未だにぶら下げた 同学年でも数少ない童貞であった。女子に告白されては断り、悪友とつるんでバカ話をする…そんな天童の日常は ある日突然崩れ去る。昨今世界を騒がす「謎のテロ組織」が天童たちの住む汀宗市を襲撃してきたのだ。 一度はシェルターへ避難した天童だったが、 天童と因縁浅からぬクラスメートの少女・愛沢恵后の姿がシェルター内に無いと知り、 彼女を捜すために危険な外へと飛び出してゆく。 そんな天童の前に突然墜落してきた謎の「巨大ロボット」。 そのハッチから現れたパイロットらしき中年男の叫びが、天童の運命を大きく変えることとなるのだった。
「お前らの中に、童貞は居るかァーーー!?」

新人賞講評で、 そのインパクトのあるタイトルと、平坂読氏の評が脳裏にこびりついていた作品。なもんで店頭で見かけて即ゲット。 タイトルは変わってましたが、DT-Oでロボですからね、もう一発特定といいますか(苦笑 そのふざけたタイトルから、おちゃらけた内容を想像すると思いますが、ふたを開けてみればどうしてどうして イマドキみんな恥ずかしがってやらないような、 真っ向からの熱血スーパーロボットものでありました。

正直、基本的な設定だけみてしまうとベタの極地とも言える本作品ですが、 おちゃらけに走ることなく、真っ向から世界と物語にぶつかっていく様子がたいへん好印象です。 方向性的には、最近だと「ラインバレル」あたりが近しい感じですが、あのへんと決定的に違うのは 主人公である天童が極めてハッキリとした主軸を持つ少年であること。 その身に起きた偶然の中から、自ら選び、引き寄せ、自らの運命とする様子は読んでいてひじょうに心地よいものでした。 当然、天童も未完成な少年であるが故に、過去のトラウマなどから迷い惑うこともありますが、 それでも最後は自らの意志でその行く末を選び取ってくれるわけです。 こういう主人公像ってのは近年あまりお目に掛からない代物でしたしねぇ。

あとは謎の置き方かな。敵方の目的や、味方たちの戦う理由などに謎をちりばめるのがここ10年の定番ですが 本作では何のために何と戦うのかという部分は極めて明確に示されており、 結局それぞれが何を考えて何をやってるのかわからないというような状態になりません。 このあたりも地味に重要ポイントではないかと。

あと本作のもう一本の柱となるのは 天童を導くこととなるDT-Oのパイロットであるオッサン…神楽とやり取りですかね。 亡き父の言葉を愚直なまでに守ろうとするも、上手く行かずにいる天童の前に現れた謎のおっさんこと神楽一尉。 彼もまた、自らが背負った罪を贖うためにただがむしゃらに生きている不器用な男です。 そんな神楽に、父親の姿を重ね、また年の離れた友人として従う天童の姿もまた良いものでした。 現場のたたき上げ的なおっさんと少年の友情にも似た関係、これも萌えと言えましょう。 おっさんが格好良いのは大切だよね。

ただまあ、確かに今これが売れる状況というのはちょっと想像出来ないというのは確かなところでして… ただでさえ人気が出ないと言われるスーパーロボットもの、そして 異様なまでの男比率、それも昔気質風の気の良いおっさん軍人萌え推し、さらに頻出する「童貞」の二文字と 何重苦だよ!!と思わずツッコミをいれたくてしょうがなくなることしきりです。 ヒロインも本格的に絡むのは次巻以降だろうしなぁ…。

phase01とあるように、今巻はあくまでもプロローグ。お話はまだここからという状況で、 どこを到達点とするのかも不明瞭なため、なかなかオススメはし辛いところですが、 スパロボ好きな方、特に熱血系ながらもリアル寄りの方、は手にとってみて損は無いかなと。 というか寧ろ読んでください、応援も兼ねて。

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@ 『僕と彼女の主従関係』:小島紗(ISBN9784887744189)。エロ漫画。COMIC Mujin誌にて発表された中短編集。 とってもえっちな女の子たちとのラブラブエロエロ主従関係♥。

ティーアイネット系では初の単行本。 もともとソフトSM描写と愛奴ネタ、メイドネタの印象が強い作者さんという認識なのですが、今回もその路線は堅持。 ただ、ティーアイ系だけに迫力重視の大コマや見開きなどが増えており、より画面にメリハリが出てる感じかなと。 バイブやローターなどの淫らな道具、ボンテージ衣装などを使った露出調教ネタが多いですが あくまでも恋人達のプレイの一巻としての行為であり、本格的な調教を求めるとやや肩すかしかも。 ヒロインさんたちは概ね成熟ボディの持ち主ばかり。おっぱいのサイズは大から小までですが、基本豊かなおむねです。

メインとなるのは中編「えいけん!!!」。 ひょんなことから高嶺の花のような少女と性的な主従関係を結ぶことになった青年が送る目眩く淫蕩の日々のお話。 ストレートロングの綺麗な黒髪が印象的な理知的な美女の裏の顔、それは露出願望と従属願望を持て余すMっ子さんでしたという なんともドリーミングかつ男の子の欲望直結的な設定です。 そんな子が、一心に慕ってなんでもいいなりになってくれるんですから、そりゃ男冥利に尽きますわなぁ。 さらには、彼女を強く慕う後輩の女の子や、同じ映研の快活系お姉さんまで愛奴に加わるものですからたまりません。 露出系のプレイは、ガッツリハードなものではなく、あくまでもバレない範囲でのソフトなもの。 とはいえ十分リスキーな行動ですけれどもね(^^;;;; ボンテージ衣装や、セーラー服、首輪、そしてリモコンバイブやローターなど 道具類を駆使して、可愛い愛奴たちをたっぷり可愛がるという夢のようなシチュエーションをたっぷりと堪能出来るシリーズでした。 追い詰められて感極まったときの乱れた表情、ろれつの廻らない状態での淫靡なおねだり、あとはアナル舐めとかの プレイがお気に入り度高めです。複数の女の子が可愛いお尻を突き出してえっちなおねだりとかたまらんですよ。

ただ、ストーリー面ではあまり有効活用出来てないギミックも多く、 もうちょっと、出来ればまる一冊くらいかけてのシリーズになっても良かったのになぁとも思えるのがちょっと残念な面も。 棚ぼたやご都合主義なのは別に問題無いのですが…。まあ端的に言ってもっと渚さん達の乱れるシーンが見たかったと。 描き下ろし2編でもまだ物足りないです、正直。

短編の方は「お嬢様はツンデレラ♥」が良い印象かな。 素直になりきれない箱入りお嬢様がベビードール姿でお出迎えって凶悪過ぎます。 ツンツンな常とのギャップ感って重要よねというか。過度にツン過ぎないあたりも好感度が高めでした。 後ろから抱きかかえられてたっぷりと可愛がられる姿がなんとも可愛らしかったです。1

ティーアイ系初ということでかなり気合いを感じる一冊でした。ラブエロソフト調教がお好みならば 手にとってみても良い一冊だと思います。

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@ 『バカとテストと召喚獣(10)』:井上堅二/葉賀ユイ(ISBN9784047276475)読了。 ファミ通文庫新刊。愛すべきバカ野郎たちのドタバタ学園生活、ついに大台10巻目。

ついに対Aクラス・リベンジ戦のときがやってきた。 半年というの雌伏のときを経ての一戦+報奨品(エログッズ)に気合い充分のFクラスの面々。 対するAクラスも侮ることなく善戦し、 一進一退の攻防が繰り広げられる。 だが、その影で再び暗躍する三年生たちの影は何を意味するのか。 Fクラスの面々の前に現れた 自称三年主席・高城がみせる姫路さんへの執着に苛立ちを隠せない明久だったが…。

1巻以来となる真っ向からの対Aクラス戦。 まさに白熱のとしか言いようのない熱い戦いが非常に燃える一冊でした。 半年間の津々浦々で互いに手の内を知り尽くした相手同士ですからね、 一筋縄では行かない戦いが目白押しです。 雄二、明久、ムッツリーニ、秀吉とそれぞれに見せ場配置されてるのはもちろんのこと、 特に今回はヘタレてない久保くんの 見せ場がてんこ盛りでどうしたのかと思う勢いでしたよ:D 女子キャラ側は名司令塔ぷりを発揮する優子さんや、 今回もテンパってる美波さんが大変素敵でした。 嗚呼、その細い腕と薄い胸にヘッドロックされたい…。

さて、ついに最終エピソードとのことですが、どうなるやら。 明らかに留学系のフラグが見え隠れしてますが、 これがどう処理されるかはまだ未知数ですしね。

しかし本当にババア長は空気読まないというか、うん金属バッドが欲しくなるね。 あと高城先輩の残念感はすごかった。あと攻めショタのリンネくんがマジ何要員!?的な。 大きなお姉さん達が狙い撃たれる感じがすごいんですが。 あと小暮先輩は帰らなくていいのでそこで居て下さい<………

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@ 『はなまる幼稚園(11)』:勇人(ISBN9784757534575)。 ヤングガンガン連載。なごみ系幼稚園物語、堂々の最終巻。

自分の中の土田先生への想いが消化しきれず戸惑い気味の山本先生。 山本先生のそんな様子に、同じくモヤモヤした気持ちに苛まれていた 草野先生は一大決心をしますが…。 そんな折り、降ってわいた山本先生の人生の岐路。 最後まで煮え切らない土田先生の様子にしびれを切らした園児達は 知恵を絞って立案した告白大作戦を決行し!? はたして先生たちの恋の行方は、 杏ちゃんの一途な想いの行き先は、3人娘の友情は…

そんなこんなではなまるのはなまるな最終巻。 この巻は最初の1編を除いてはほぼラストへ一直線なエピソード集でした。 大人達の恋心やら淡い想いやらの決着がきわめて丁寧に描かれていて 11冊分の重みを感じるやらなにやら。 なんだろう、知らないウチに土田先生モテモテだよね…(遠い目

一方で、杏ちゃんたち園児組。それぞれの想いなどは 子供達の成長という形で綺麗に昇華された感じかなぁと。 先行の同系列作品では将来を待って 最後までいっちゃったものもあったりするので どうなるかと思いながら読んでいたわけですが、 まあ普通に落ち着かせたらこうなるよねと。 永遠の友情話も含めてたいへん暖かい目で読ませて頂きました。 本当に良い子揃いですなぁ。

で、ここ数巻で一気にヒロイン街道に踊りでたことで もっとも動向が注目されていた草野先生ですが、最期まで男前度が先に立つ結果に。 いやぁ、美人さんだよねぇ、可愛いよねぇ。 気持ちを自覚するのが遅すぎたというか、面倒見の良さが災いしたというか 残念でありつつも、 これ以上草野先生が幸せになるのもシャクなのでこれはこれでと(笑 またどこかで幸せになった姿に出会えるとよいなぁとおもうしきり。 あ、さつきちゃんは永遠にお兄ちゃん大好きっ子さんでいいのですよ、ええ。

ともかく楽しく和めたシリーズでした。連載お疲れ様でした。 次回作も2作品すでに開始、 開始直前ということでそちらにも期待したいところです。

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@ 『フルメタル・パニック! アナザー(2)』:大黒尚人/四季童子(ISBN9784829137093)読了。富士見ファンタジア文庫新刊。 フルメタル・パニック!外伝シリーズ第二弾。

自衛隊の暴走AS事件により背負わされた借金返済のため、 メリッサ=マオ社長率いるPMC D.O.M.S.社にASオペレータとして就職することになった市之瀬達哉。 夏休みをかけたアメリカでの訓練を終え、日本に舞い戻った達哉は再び平穏な高校生活に戻る…かと思われたが そんな彼の前に陣内高校の制服を身に纏ったアデリーナとクララが現れる。「タツヤ、仕事だ」と。 日本でのひとときの休日の後、自衛隊から初の日本国産最新第三世代AS「ブレイズ・レイブン」を受領し アメリカのD.O.M.S基地へと向かう達哉たちだったが…。

予想以上の好スタートを記録した1巻に続いての2巻目。 世界観の説明部分は1巻で一通り終わったので、今巻では今後の向けてのキャラクター補充という感じですかね。 もっとD.O.M.S内でのあれこれが中心になるのかなと思ってたのですが、思った以上に外側に向けてのお話になるようで。 当面の敵役の皆さんも登場したり、軍需企業系の黒幕も出てきたりとなかなか平穏な生活は送れなさそうですね、達哉くん。 アデリーナさんの過去話もちらほらと顔を見せてきて、色恋絡みのお話も波乱がありそうですしね。 浴衣姿のアデリーナさんが大変ぷりちーで良かったです。あとボン太くん好きとか、社長の元上司のお古の制服とかも…(笑 つまり、サイズ的には上司の方に近いということですね、わかります、わかります。

今回登場の新ASでは、やっぱり「AS-1<ブレイズ・レイブン>」が注目。新主人公機ですしね。 なかなか楽しい装備を積んでいていいですなぁ。ラムダ=ドライバほど観念的でもなく分かりやすいのがいいです。 単分子ブレードとか趣味装備過ぎるでしょう…実際。 スペック表のブースト時表記が笑い処ですが、 まあ初代ガンダムもバーニアの連続噴射で初めて空を飛んだMSだったわけである意味リアル系ロボのお家芸ですよ、お家芸。 あとはM6A2E2<ブッシュマスター>とRk-02<セプター>の泥臭いデザインが大変素敵でございました。

あとはクララたんの筋金入りっぷりとか微笑ましいところでしたね。さすがはあのふたりの娘としか…。 母親してるマオ姐さんが微笑ましくもあり、不憫でもありですが、血は争えないとしか言えませんね。 あとは美樹原組の八代目さんの正体がたいへん気になるっていうかあの人達としか思えないのですが 収まるところに収まっちゃったかーというか、いろんな意味で敵に回したくないですね、それ(苦笑

ASVとしても物語としても俄然面白い感じになってきましたし、引き続き続きが楽しみなシリーズです。 素直に嬉しいなぁと思う次第で。

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@ 『げんしけん二代目の弐(11)』 フィギュア付き限定版:木尾士目(ISBN9784063583779)。月刊アフタヌーン連載。 とある大学のオタク系サークル「現代視覚文化研究会」通称現視研を舞台にした オタクたちの人間模様ニューシーズン2巻目にしてシリーズ11巻目。 なお特典フィギュアは波戸くん(女装モード)の寝姿となっています。お馴染みの上半身、スカート、下半身の3分割方式で… 当然パンツも………ゴクリ。ほどよい股間の作り込みが憎いよね!!(重ねますが、男の娘です)

新体制の現視研にとって初の夏のコミフェスの時期がやってきた!! だが、荻上会長の商業原稿の〆切とがっつり時期が被ってしまい 新入生達を総動員しての原稿地獄。徹夜続きでテンションが変になってたりと、既にとっても思い出深い状況で。 一方、斑目を巡るレンアイ?模様にも意外な人が参戦でひと波乱が…。そんなこんなの夏のコミフェス編開幕。

まだまだ波戸くん絡みでのしこりは残しつつも、修羅場を通してひとつになってきた感がいいですねぇ。 そしてやっぱりお祭り感がたまらないコミフェス編、今回も色々とありましたが、 コーサカくんに対抗意識?を燃やす波戸くんがやたらに可愛かったり、爆弾カミングアウトに動揺しまくりの 斑目とかがともかく楽しいったら。そりゃあんなこと面と向かって言われたらなかなか笑って流せないよなぁと(苦笑 その後の女子部員たちによるフォローの入れ方も部活仲間としての形が見えて心温まるものでした。 なにかとトラブルメーカーなスーさんもちゃんと成長してるんだなというのも見えましたしね。なにげに一番全体が見えてると。 アンジェラさんはそうくるかという感じで…、こういうのにさっと乗れないのがもてないオタクのオタクたる所以よなと 涙無しにはみられませんよ…。

あとはコスプレネタがちゃんとリアルタイム的になってるのが楽しいなぁと。 時事ネタは時事ネタ所以のおいしさがあるですね(・A・)

それにしても相変わらずコーサカくんは反則っぷりが半端ないなぁ(苦笑 ともかく引き続き楽しい1冊でした、続刊も楽しみなところです。斑目くんは本当に幸せになって欲しいところですが…さて。

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@ 『ねじまきカギュー(3)』:中山敦支(ISBN9784088792460)。週刊ヤングジャンプ連載。 絶対個性主義を標榜する学園を舞台にした狂気と純愛のラブコメバトル3巻目。

友人達の決死の行動で、自らの信念を取り戻したカギュー。だがその前には風紀四天王の3人目、 風紀委員長・犬塚紫乃に絶対の忠誠を誓う剣士・山田織筆(オルフェ)が立ち塞がる。 互いの「愛」を賭けて激突する少女たちの戦いの行方は…。 一方、絶対個性主義を標榜する学園理事長も、カギュー一派VS風紀委員の戦いに目を付け蠢き始める。 「理事長御前試合」…用意された舞台の上でついに雌雄を決するカギューと犬塚委員長。 愛すらも理性で制御する心なき人形と、ただ自らの純愛だけを貫く獣… 想いは同じであっても決して交わらぬ二つの個性の壮絶なぶつかり合いは、果たして…。

復活カギューちゃん大活躍!!な3巻目。前巻は文字通り殻に閉じこもって耐え忍ぶような展開でしたので はつらつと動き回るカギューちゃんの姿がただただ眩しいですな。 まあ、今回も相変わらずヒロインとは思えぬほどのズタボロっぷりですが。純愛パワァで超回復するあたり 恋する乙女の無敵っぷりが微笑ましいですねぇ。むちぷりな裸Yシャツご馳走様でした。 今回も狂気顔と全力で愛らしい顔の使い分けがなんとも巧みでたまらんですわ。ギャップ萌え…ギャップ萌えなの…? 見開き芸と、ページめくったときの芸が半端ないです…はい。

バトル方面は今回も傷だらけ血だらけのガチバトルっぷりがたまりません。 女の子ヒロインだからって容赦無しのズタボロっぷりが熱いなぁと。 この世界だと文系技能でも超戦闘力に結びつくから怖いですな。まあ、競技かるたは格闘技かもしれませんが。 決して表情を崩そうとしない犬塚さんがどう変わるのか時間が楽しみなところです。

でも今回はなんだかんだと織筆さんの変態っぷりと、理事長秘書の愛莉州さんのエロっぷりが持って行ったよね!!(ォィ 織筆さんは……描き下ろしが正直変態過ぎてどうしようかと(苦笑 お幸せにどうぞ!!という感じですかね。 愛莉州さんは強面ザマス眼鏡秘書の裏の顔ハァハァ。でもお相手があの理事長だとあんまり嬉しくないぞハァハァ。

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@ 『キャットテイル・アウトプット!(2)』:神野オキナ/西E田(ISBN9784840142953)。MF文庫J12月の新刊。 仔猫と猟犬のドタバタ学園ガンアクションの2巻目。

地球人に紛れて生活することでその思考などについてより詳細に調査する…そのような任を持って地上に降り立った キャーティアシップの元副長「メルウィン」は、北欧の小国からの転校生「メアリー・C・ウィンターランド」として 聖メラヴィア女学院での生活を謳歌していた。 そんな彼女の身辺警護を行う日本の特別時限司法捜査官「七文字綴」もまた 女装しての慣れない女子校生活をこなしていた。 前回の事件で負った怪我で入院中の友人・スカーレットへの見舞いへと赴いた綴たちは、 途中立ち寄った銀行で発生した銀行強盗に巻き込まれる。 その渦中、綴はかつての同僚である元時限捜査官候補生「十斗見レイカ」と再会を果たす。 候補生としての最終試験から逃げ出し、未だ逃亡生活を送る彼女の身を案じた綴は一計を案じるが…。

「あそびにいくヨ!」のスピンオフシリーズ第二弾。 本編でも活躍していたキャーティアシップの副長であるメルウィンさんが地球人の少女として お嬢様学校で日々を送りながら、地球人のメンタル的な部分や生の考え方を学ぶ……というお話のはずが 毎度バイオレンスの渦中に放り込まれるあたり、入る学校を間違えた感が半端ありませんね(苦笑 前回も今回も、敵方の目的はメルウィンさんではないので思い切り巻き込まれてしまってるわけで… こんなバイオレンスが日常と捉えられてキャーティア本星に伝えられていたらと思うとなんともという気分にもなります。 まあ、今回のことで敵役にもメアリーさんが認知されてしまったので今後はアレでしょうけれども。

今回はメルウィンさん方面よりも、スカーレットさんと新キャラであるレイカさんの方にスポットがあたっていた感じかな。 レイカさんは頼れる姉御ってな感じでなかなか美味しいキャラクターですね。遊女言葉も特徴としては十二分で。 妹思いのお姉ちゃんがふたりに増えた形のスカーレットさんがなんとも羨ましいというか(笑 クリムゾンさんの方は綴くんと接するときのなんともいえない空気感が美味しいなぁと。今回もなかなか壮絶な感じに なってますが…、悪い人ではないので幸せになって欲しいところですけれど、恋敵多いよなぁ(苦笑 綴くんについては、高性能なキャーティア装備にうきうきしてる感じが年齢相応の男の子してて可愛かったかなと。 当然仕事道具なのでちゃんと動くかどうかのチェックという意味もあるのでしょうけれど、あたらしいカッコイイオモチャは やっぱりテンションあがるよねと。 ますます「影の軍団」なアシストロイド達は、新能力や頼りになる足も手に入れて今後も活躍してくれそうで楽しみです。 というかイナズマンすか…。

次回は平和な学園ネタってことですが、さてどうなるやら。学園そのものにも色々ときな臭い感じがしてますからね。 敵役側もなかなか一筋縄ではいかなさそうな人物ですので、はてさて。

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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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