淫戯の果て(1) (アクションコミックス)』:タカスギコウのかんそーぶん

@ 『淫戯の果て(1)』:タカスギコウ(ISBN9784575840612)。エロ漫画成年マーク無し。 アクションピザッツ誌にて連載されている同名長編の1巻目。 性の快楽に溺れ、どこまでも堕落していく美熟人妻の痴態。 秘所やアナルなどはしっかり白抜きされています。

  • 夫と息子との3人家族を抱えながら、スーパーのパート店員として働く平凡な主婦、早瀬美沙子。 ある日参加した職場の親睦会でバイトの店員・黒木に言い寄られ、 その熱烈なアピールに絆されて、ついラブホテルで肉体関係を持ってしまう。 その後、ただ一度のあやまちと関係を清算しようとするも、 実の息子ほど歳の離れた若い黒木の性戯の前に再び蕩かされ、関係を継続させてしまう。 次第にその本性を現していく黒木の、エスカレートしていく要求に答えるうち 戻れない深みへと堕落していく美沙子の運命は如何に。

下着姿の熟れきったボディを恥ずかしげな表情で晒している 表紙イラストが強く目を惹いたのでお試し購入。期待以上に良い作品でした。 絵柄はリアル系でありながら漫画的なデフォルメも 織り込まれていて、受け入れやすいものです。 顔に比べてやや身体付きはがっしりしてますが、これは独自の安定感がありますね。 出てくるヒロインさんは皆さん見事に張り出したご立派なおっぱいの持ち主ばかり。 加齢によりやや崩れ掛けたボディラインの描写がとても良いですね。 大幅な崩れではなく、 ごくごく僅かな緩み具合なのが初心者にも安心のラインではないかと。 お尻も経産婦らしいどっしり具合です。

ストーリー的には王道とも言える人妻堕落もの。 若い男に言い寄られ、犯してしまったただ一度の過ちから、取り返しのつかないところまで 堕落していく美しい人妻の姿がエロティックにかつ魅力的に描かれています。 与えられた快楽により清楚で淑やかな人妻の仮面を剥がされ、 淫らによがり狂う美沙子さんがともかく美しくてたまりませんな:D_____ まさに昼間は淑女、夜は娼婦とばかりの豹変っぷりが大変素敵でした。 一度火をつけられた油の載りきった媚肉は火照り続けて、淫らな道具を使っての激しい自慰でも 納めることができず、若い肉体を求めていく…、こういうのはやっぱり年増モノの醍醐味ですな:D

ヒロインの美沙子さんも推定年齢は40代ですが、とてもそんな年齢とは思えない 若々しい美貌の持ち主です。美しい黒髪を首筋でまとめただけの主婦然とした姿は ご近所で評判の美人奥さんって感じですかね。 結婚して20数年、平穏で幸せな家庭生活をおくってきてそのことに不満があったわけではない。 女としてではなく主婦として生きることに慣れきってしまったひと…… そんな人だからこそ 器具を使っての激しい行為や、赤裸々な言葉でのお強請り、 絶頂の中で見せる獣のごとく歪んだ表情などなど、 踏み外してしまった時の落差が際立つと言えます。

中盤以降は次第に周囲へと物語が広がってゆき、美沙子さんの夫や息子の動向にも 不穏な空気が醸されてきていて次巻が楽しみになるところ。 むやみに絡む男性を増やさないのも個人的には好感度高いかなと。 表紙が気に入ったなら手にとっても損は無いでしょう。

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■関連情報
タイトル『淫戯の果て(1) (アクションコミックス)』
作者タカスギコウ
出版社双葉社
発売日2012-04-12
区分青年
カテゴリ漫画
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ページ執筆者:東雲あずみ

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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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