『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト (3) (カドカワコミックス・エース)』:長谷川裕一のかんそーぶん
@ 『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト(3)』:長谷川裕一(ISBN9784041205334)。 ガンダムエース連載。ザンスカール帝国と手を結んだ木星帝国急進派と戦うため 甦った宇宙海賊たちと、その戦いに巻き込まれてしまった少年の物語3巻目。
- 月に張られたザンスカール帝国と木星帝国の 特殊部隊「サーカス」の罠を辛くも逃れた新生クロスボーン・バンガード。 だが、「エンジェル・コール」を狙うザンスカールとサーカスは続いて コロニー丸ごとを人質にとり、ギロチンをちらつかせるという卑劣な作戦を開始する。 無望にも単機立ち向かったフォント・ボーは、かれらの母艦「サーカスの檻」へと囚われてしまう。 絶体絶命の窮地…だが、フォントはその格納庫に封印された一機のMSと出会う。 失敗作の試作機として打ち棄てられた一騎当千機「TC-02 ファントム」…その出会いが 大切なモノ、力なきモノを守りたいオタク少年を一世一代の大勝負へと向かわせる…。
Vガンダムの時代を舞台にした新たな宇宙海賊伝説3冊目。 クロスボーンガンダムの追加が実質的にありえない今、 果たしてどうするのかが注目されていたわけですが、ついに新主人公機登場……なんでしょうか? 本作のタイトルを踏まえれば、その可能性は濃厚というか九分九厘確定でしょうけれども。 まだまだどのような顛末を巡るのかはわかりませんね。 その真価もまだ見えませんし。オリジナル2機のシルエットは見覚えあるんですけれど もはっきりとは思い出せず。木星のと鋼鉄で出たアレでしたっけ? さらにBCまで積んで るならてんこ盛りですが…。
お話としては、フォントくんが物語の主人公としてやっと自ら立った…というところで すかね。ここまで彼はあくまでも巻き込まれてしまっただけの少年だったわけですが ザンスカールが振りまくギロチンの恐怖、木星帝国一部の野望と、 それに立ち向かう宇宙海賊たちの想いなどに触れた上で、ついに決断の時が来たわけで すね。そしてその場にそれを実現させるための力が居合わせるの、また運命ということで:D フォントくんの行動に、苦笑いを隠せないカーティスさんが楽しいなぁと。
あとはやっぱりシュラク隊はエロいなぁと(ぉぃ 良いお姉様方なので是非生き残って 貰いたいですが…さてどうなるやら。 引き続き気になるところで次巻へ続く!!となっているので楽しみに待ちたいと思いま す。
■関連情報 | |
タイトル | 『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト (3) (カドカワコミックス・エース)』 |
作者 | 長谷川裕一 |
出版社 | 角川書店(角川グループパブリッシング) |
発売日 | 2013-02-22 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | 漫画 |
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ページ執筆者:東雲あずみ
Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)