『ひまわりさん 2 (MFコミックス アライブシリーズ)』:菅野マナミのかんそーぶん
@ 『ひまわりさん(2)』:菅野マナミ(ISBN9784840140591)。コミックアライブ連載。 とある高校の正面にある古くて小さなション「ひまわり書房」を舞台に繰り広げられる ふんわり百合風味の物語2巻目。
今日も「ひまわりさん」目当てに「ひまわり書房」に通い詰めるまつりちゃん。 まつりちゃんの友人達や小さなお客様たちも増えて今日もひまわり書房は賑やかです。 そんな日常が知らないうちに当たり前になって来ていることに気づいたり、 変化が心地よかったりと「ひまわりさん」もまんざらでもなさそうです。 そんなある日、 居眠りしたひまわりさんの脳裏によみがえったのは高校時代の自分の姿でした。 それはとても大切で、そしてちょっぴり切ない物語で…。
無事続刊ということでめでたい限り。 というか出なかったらアライブ編集部を許さない勢いなので以下略。 今回も繊細で美麗な描画の魅力的なキャラクター陣は健在。 相変わらずひまわりさん大好きっ!!なまつりちゃんはアホ可愛いですし クールでマイペースなひまわりさんの様子もたいへん見目麗しくて眼福です。 素直じゃないシスコンなまつりちゃんの妹の風子ちゃんをはじめとして サブの女の子キャラも続々と増えてさらに華やかな感じになってきました。
今回の目玉は ひまわりさんが「ひまわりさん」になるまでの「先代ひまわりさん」とのお話ですかね。 本を読むこともなかったひまわりさんがどういう経緯で今のひまわりさんになったのかが 語られるエピソードです。 これを踏まえるとひまわりさんがまつりちゃんをどういう風に 受け止めているのかが透けて見えてきて、いいなぁと。 まあ、ひまわりさんはあそこまでアホの子では無いのでアレですが(苦笑 女子高生ひまわりさんのセーラー服姿が大変ラブリーでございました。
まつりちゃんは今回もアホの子全開でしたが、 見てて不愉快な気分にならないタイプのアホの子なので見ててほのぼのとさせられます。 ドジっ子だけれど、要領が良くないだけなんだよね:D ひまわりさん関係に関してのみ発揮される能力とか、 君どんだけひまわりさん好きやねんというか。まあ、分かるけれど。 彼女のエピソードとしては妹の風子ちゃんとのお話が良かったです。 ドジな姉を気遣うばかりにきつく当たってしまう不器用な風子ちゃんと 嫌われてると思いつつも妹大好きなまつりちゃんの様子がいいなぁと。 いつか素直になれるといいのにね>風子ちゃん。
他にも商店街のみんなにも愛されているひまわりさんや 可愛い猫にやられてほわほわしてるひまわりさんなど 普段の低温感とあったかい表情のギャップがそりゃもうたまりませんでした。 第三巻も期待したいところです。
■関連情報 | |
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タイトル | 『ひまわりさん 2 (MFコミックス アライブシリーズ)』 |
作者 | 菅野マナミ |
出版社 | メディアファクトリー |
発売日 | 2011-11-22 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | 漫画 |
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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)