魔法少女リリカルなのはViVid(5)(角川コミックス・エース 169-7)』:藤真拓哉のかんそーぶん

@ 『魔法少女リリカルなのはVivid(5)』:藤真拓哉/都築真紀(ISBN9784047158078)。 月刊コンプエース連載。 「魔法少女リリカルなのは」第4期シリーズその1の4。 高町ヴィヴィオ、文系格闘魔法少女…続けてます!

チームナカジマの仲間たちと共にインターミドル戦の選考会を揃って勝ち抜いたヴィヴィオ。 そして迎えた地区予選は強敵揃い。さらには同門対決も発生して…。 果たして勝ち残るのは誰だ!? 他、「魔法少女リリカルなのはType」にて掲載されたヴィータ視点の短編「鉄槌の騎士、想う」も収録。

先月発売の4巻に引き続いての刊行となる5巻もまるっと「インターミドル」編。 今回はインターミドル編で登場した新キャラクター達たちを中心に展開したので ヴィヴィオ達の戦闘シーンは全体的に省かれ気味。 ナカジマ家の秘蔵っ娘なミウラちゃんがかなり頑張って…というか身体張りすぎで 心配になるレベルでした。前巻でもあとがきで女の子だよーと書かれてたけれど 今回登場した全裸変身シーンを見てすら性別が判然としなかったのが恐ろしいというか(苦笑 いやまあ、可愛いですけれどね。必殺技も凶悪な代物でしたし。なのはさんが応用しないことを 祈りたいと思います。

短編「鉄槌の騎士、想う」はヴィータ副隊長視点での回想エピソード。 遙かな過去、闇の書の騎士として戦い続けていた時代の記憶、そして闇の書事件を経ての なのはさんやはやてさんへの想いなど綴られててなかなか思い深い内容だったかと。 特に、なのはさんへの視点は面白かったかな。9歳から23歳まである意味で成長を 見守ってきているヴィータさんから見た、なのはさんの成長具合というのが よく分かるエピソードでした。…というか23歳で老成し過ぎだろ、なのはさん(苦笑 でもだっこシーンでのふにゃーっとした笑顔とやりとりはやっぱりなのはさんだなーという 感じでちょっと嬉しかったですよ。どうも成長後のなのはさんは 厳しい一面か、お母さんとしての一面ばかりが目についてねぇ…。

暫くはインターミドル編が続く感じでしょうが、これはこれで楽しくはあるので 次巻が楽しみですね。どんどんミッドチルダの魔法体系がよく分からなくなるのが難点ですが(苦笑

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■関連情報
タイトル『魔法少女リリカルなのはViVid(5)(角川コミックス・エース 169-7)』
作者藤真拓哉
出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日2011-10-23
区分一般
カテゴリ漫画
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ページ執筆者:東雲あずみ

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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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