2009年04月27日
20090427いろいろかんそーぶん
商売繁盛の守護霊である十世ちゃんが来てから、順風満帆の早潮質店。 匡臣お父さんにとっては同好の士、桜子お母さんにとってはいじれる娘、 小絵ちゃんにとっては優しいお姉ちゃんともはや早潮家にとって掛替えのない ものとなった十世ちゃんの存在。 こんな日々がずっと続けばいいのに…そう願ってやまないお父さんでしたが?
ということで最終巻。2巻、3巻と巻全体をひっぱっていく ゲストキャラが登場してきましたが今巻に関してはラストへ向かっての助走が 代わりを担ってるかなと。 お母さんの職場の後輩さんとか色々とサブキャラは増えてるんですけどね。 とはいえ、基本はいつも通りの質屋うんちくとコスプレと、 お父さんとお母さんのどきどきえっち会話ってな感じで楽しい一冊でした。 今回は五十鈴ちゃんがなんとなく目立ってた感じも。おさげ眼鏡ハァハァ<……。
エピソード的には、十世ちゃんがお父さんの奥さんを自称するお話が好きですね。 なんというかイケナイ恋心感がたまらんのですよ!!<………。 身体もイイ感じに育ちますしね!!!<………。 あとは、やっぱり終盤展開ですかね。 最初は、正直そんな展開するのかぁとやや落胆を覚えた面はあるのですが 種が明かされればなるほどと納得の展開でした。 まあ、そのあたりは是非実際に読んでみて頂きたく:D
楽しいときには終わりがつきものとはいえ、やっぱり寂しいものは寂しいわけで もっとこの家族のお話を読みたかったというのが正直なところではありますが 継続している「家族ゲーム」も含め、新作を楽しみにしたいと思います(;-; 長期連載お疲れ様でした>鈴城先生
ある夜、とある理由で山中を さまよい歩いていた男・揖宿 六助がたどり着いたのは 山奥にひっそりと佇む落ち着いた純和風旅館「細縁亭」だった。 そこで彼が出会ったのは旅館の女将・水落 紅。 和服姿に唐傘を携えた美女ながらも 奇妙な術を操る魔女であり、さらにその性格は粗暴にして悪辣 …そんな女将との行き違いもなんとか凌ぎ、 旅館の泊まり客としての生活を送り始めた六助だったが、 彼の受難の日々はまだまだ始まったばかりであった…。
エロ漫画・ラノベ挿絵などで活躍中の緋鍵龍彦氏初の一般単行本。 エキセントリックな人が集う旅館を舞台にしたドタバタラブ?コメディ? ってな感じでしょうかね。クエスチョン付きなのは仕様です。
出てくるレギュラーな女の子は一杯なのですが ラインナップが暴力魔女、薄幸猫又、ニート女神、 変質的○り○きマニアという高難易度っぷり。 うーむ、こないだアライブで始まったのといい、 変質者というか危ない人が大好きなんですね作者さんというか(汗
そんな吹っ飛び気味のキャラの中でも、六助の恋人であり、 彼を追う?形で仲居として生活を始めた花房乙女ちゃんが強烈過ぎますね。 一応人間のはずなのに明らかに人間辞めてる感が恐ろしい。 でも可愛いものだから、捨てられはしないあたりの 六助くんのヘタレ外道っぷりも見所だったりしますが…。
彼女があまりにも強烈過ぎるために、 女将さんがやたらにか弱くて可愛く見える罠がなんとも(^^; 女将さんも粗暴な人ですが、結構凹みやすいナイーブな一面もあったりで 六助とのナイスコンビっぷりが微笑ましくて良いです。 猫耳仲居さんの九重ちゃんや、オーナーのマリ−・ハンキントンさんも なかなか良いキャラなので読んでてニタニタできますよ:D
ラストでお話が大きく転換し、 次巻からの展開がまた読めない感ですけれど 1巻はなかなか楽しい仕上がりでした。 興味を惹かれたら読んでみても良いかもしれません。