『姉アンスイート 彌平木日和+ (真激COMICS)』:田中あじのかんそーぶん
@ 『姉アンスイート 彌平木日和+』:田中あじ(ISBN9784908099045)。 エロ漫画。COMIC真激誌にて発表された表題長編に短編を加えた一冊。 寝取られ成分大量含有の一冊のため、耐性無い向きは回れ右。 弟の俺を真摯に慈しみ、愛してくれる姉。たとえ祝福されない関係だとしても その絆は決して途切れはしない………そう思っていた、 あ・の・日・ま・で・は。
- 学園の生徒会長を務める才色兼備の姉・彌平木日和(みひらぎ ひより)。普段は口数も少なく、表情にも乏しいが、溺愛する弟である俺・譲の前でだけは豊かな感情を示し、甘えてくる。そんな俺達は姉弟以上の「関係」を結び、秘密の恋人関係を続けていた。だがある日をさかいにそんな幸せな日常は崩れ始める。 良心につけ込まれ、望まぬ形で弟以外の相手と肉体関係を結んでしまう日和。 弟を守るため、ひたすらその身を捧げるが、 弟を想う心とは裏腹に身体は快楽に染まってゆく…快楽と恥辱の果てで姉弟を待つ結末とは…『姉アンスイート 彌平木日和』全6話
- 儚くも打ち砕かれた三十路を越えての初恋。愛する男子生徒・純の目の前で篠原との関係を暴露され、破滅した女教師・黒瀬勝子。だが破滅の先にはさらなる破滅が待ち受けていたのだった。前単行本収録作の後日談…『アンスイート 黒瀬勝子 3.5話』
- 幼くして両親を喪い、叔母夫婦に引き取られた少年・翔一。若々しく美しい叔母の真琴に惹かれ続ける翔一は彼女へ思いを打ち明けるが…。優しい叔母と少年の代わらぬ想いの行く末…『叔母スイート 松代真琴』
- 数年後。結婚し、一児の母となった日和は、子連れで大学に通う学生となっていた。夫との関係も良好で、まるで何事も無かったかのように平穏な時間が流れていた…『学生妻アンスイート 御崎日和』
- …だが身体に深く刻まれた快楽は永遠に消えない…『学生妻アンスイート 御崎日和Another』(描き下ろし)
衝撃的なNTRモノとして強い印象を残した前単行本から2年。 待望の2nd単行本は今回も1篇を除いてオールNTRな一冊です。 中短編集だった前著に対して、今回は表題からも分かるように 一人のヒロインに焦点を絞っての長編作品となっています。
前著のかんそーぶんでも書きましたが、 作者さんが描くNTRの醍醐味は、その過程の描き方の部分です。 抗う心を、身体を快楽で躾けることで屈服させてゆくのはある意味定番ですが、 幾度快楽に屈服しようが、理性の一欠片は残され、罪悪感を感じ続ける…。 でも身体はもはや快楽の言いなりとなり、心を裏切り、また屈服してしまう。 そんな無間地獄がねっとりと描かれているのが特徴的です。 さっさと壊れることが出来ればよほど楽になれるんでしょうが、 そうそう壊れさせてくれないわけですね。鬼畜だなぁ:D__
表題長編「姉アンスイート 彌平木日和」。 弟大好きな寡黙系おかっぱお姉ちゃんが、キモオタの奸計にハマり、 その身を堕落させていく様子を描く総計約140ページ。 弟が好きすぎて性的な関係まで持ってしまっている日和お姉ちゃんですが、 弟の譲くんの前だけ魅せる豊かな表情が大変キュートです。 パッツン前髪も可愛らしいですしね。 弟第一!!な無表情系なヒロインさんですが、 実際には情は厚めで、キモオタな幼馴染みにも 親身に接する優しい娘さんです。 …まあ残念ながらそんな優しさにつけ込まれてしまうわけですが。
弟を護るために男たちの言いなりになり、 弟に心の中で謝罪しながら、淫らな台詞やポーズを覚えさせられ、 全身の匂いを嗅がれたり、様々な器具で穴という穴をほじくり返されたり、 性感帯を調べ尽くされて、肉棒に屈服させられたり、 快楽に支配され、アヘ顔を晒し、淫語を喚きながら、 弟以外の肉棒を突っ込まれ続ける…etc.etc.と ハードなプレイがてんこもりで、優しいお姉ちゃんの心を ズタズタに引き裂く様子がねっちりと描かれています。 涙を流しながらも笑顔を浮かべ、ただただ愛する弟のために その身を捧げる日和お姉ちゃんの尊さには涙を禁じ得ません。
そんな気丈な日和お姉ちゃんの心が破壊される瞬間は見逃せませんね(鬼畜 限界まで張り詰めていたものが切れた反動というのはやっぱり凄いなと 想わざるを得ませんでした。豊富なページ数でたたみ掛けるように繰り返される 様々なシチュエーションでの調教プレイは見応え十分。
「学生妻アンスイート 御崎日和」は「姉アンスイート」の後日談です。 カバーイラストもこちらの日和さんですね。 まあ、内容に関してはカバーイラストを見て妄想を膨らませて頂ければと:D 壊れたものをセロテープで補修しても所詮は…ですかね。 収録作で一番のお気に入りはこの短編です。
短編。「アンスイート 黒瀬勝子 3.5話」は文字通り 前単行本収録中編の後日談となっています。実際には同人誌の方でも 黒瀬勝子シリーズは出ていて、作者さん的にもお気に入りなんだろうなーと。 実際いいヒロインさんんですしね。まあ、愛されるほどに悲惨な目に あうのが可哀想ではありますが(苦笑 抗う心に対して、 快楽に完全に屈服してしまっている身体はまったく言うことを聞かず もがくほどに泥沼にハマっていく様が大変悲惨で素敵でした、はい。
「叔母スイート」はオーソドックスな歳の差恋愛系。 これだけはアンスイートではなくてスイートですのでご安心を:D 一服の清涼剤的なアレです。
ということで今回も期待に違わぬ内容だったかと。 荒めだった描線はかなり整理されて、 画面的にもずいぶん読みやすくなっています。 NTRスキーならチェックして損はありませんぜ。
余談ですが、 前単行本はおそらく当サイトでは最もアクセス数を叩き出した作品です。 さらにそのロングセラーっぷりが凄かったんですよ。1年以上 サイト内の検索数上位に居ましたからね…。そんなにNTR好きか君ら。
■関連情報 | |
タイトル | 『姉アンスイート 彌平木日和+ (真激COMICS)』 |
作者 | 田中あじ |
出版社 | クロエ出版 |
発売日 | 2015-03-06 |
区分 | 成年 |
カテゴリ | 漫画 |
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