魔法的な彼女 (セラフィンコミックス)』:高岡基文のかんそーぶん

@ 『魔法的な彼女』:高岡基文(ISBN9784894655164)。エロ漫画。 COMIC阿吽誌にて掲載された表題長編を収録。「魔法」を科学する大学の研究室を舞台にした エロエロキャンパスライフ物語。

「魔法」と表現するしかない不可思議な不可能現象 …それを研究するのがここ青海大学文学部不可能現象宇佐見研究室。 未だ一般への認知は低く、偏見の眼差しを向けられることも多いが 日夜、科学的見地から不可能現象を紐解くべくフィールドワークを続けている。 そんな研究室に新たに所属することになった青年・宮島照輝だったが、 歓迎の宴の後、酔いつぶれた院生の氷川八千穂の手で額にに刻まれた文様に操られて 八千穂と関係を結んでしまう。こうして波乱の中で始まった宮島の研究室生活は はたしてどうなるのか。

設定ギミックだけ抜いて書くとやや難しそうですが、中身的にはファンタジー要素ありの お気楽目キャンパスエロコメディになってます。ノリ的には青年誌のエロコメの方が近いかなぁ。 まあ、エロシーンはさすがの成年マーク入りってなところですけれども。 もっちりしたボリュームたっぷりのスイカ型おっぱいと、キュッと引き締まったウエスト、 しっかりと筋肉の載った腹部や太ももを画面狭しと震わせての迫力あるエロシーンは 見応え十分。とくに揉まれ、吸い上げられては形を変える柔らかい爆乳は 吸い付きたくなることこの上無いです。

知的な眼鏡美女の乱れる様が描きたかった!!と後書きにあるとおりに、 メインヒロインの八千穂さんは高身長にメリハリばっちりのナイスバディ、それを包み込む白衣と 意志の強い瞳を彩る眼鏡とポニーテールという、一見地味ながら趣味性の高い記号を大量投入された 感じになってます。それ以外にも宮島を慕うふわふわ系後輩の巨乳ちゃん・咲耶さん、 古代遺跡から蘇った褐色美女のナハルさん、研究室の二大巨乳の一人・廣瀬先輩、 研究室の主・宇佐見先生とその娘のピコナちゃんなど、 巨乳成分高めながら、ないぺたさんもばっちり配置という強力布陣。 宮島くんが主体として絡まない話も中盤は多めで、そのあたりでは別の男性キャラがお相手となりますが ハーレム目的の作品でもないので、そこはそれかなと。登場する女性陣には全員濡れ場がありますしね。

全体を通すと、エロが主体でストーリー面はやや弱め。群像劇的な印象。 ラスト近辺は再び八千穂さんと宮島くんに視点が集中しますが、間男さんの登場で ややNTR展開っぽくなるので、そのあたりがダメな人にはやや敷居が高いかもしれません。 とはいえ、全体にお話はライトめなのであまりヘビーに考えることも無いのではないかと。 よりどりみどりの女性陣の痴態をつまみ食い出来るのはお得感があります。

せっかくの魔法絡みの設定が今ひとつ従来のものとの差別化が出来ていない点や 明らかに中盤のサブキャラ陣の方が生き生きと動いている点など、残念な部分もありますが お気楽エロ漫画としては十分に及第点かなと。知的な女性が乱れる様というのは やはりとても良いモノなので、そのあたりの属性がある向きなら。

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■関連情報
タイトル『魔法的な彼女 (セラフィンコミックス)』
作者高岡基文
出版社ヒット出版社
発売日2011-05-13
区分成年
カテゴリ漫画
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ページ執筆者:東雲あずみ

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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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