『ラピエール (セラフィンコミックス)』:高岡基文のかんそーぶん
@ 『ラピエール』:高岡基文(ISBN9784894654761)。エロ漫画。 COMIC阿吽誌にて連載された表題長編を最終話まで収録。 本当はエロい女体化「三銃士」:D
フランス国王ルイ13世統治下のパリ。 そこには国王を護るため日夜戦い続ける美しき女三銃士… アトス、アラミス、ポルトス、そして彼らに付き従うダルタニアンの姿があった。 国王の命を狙う数々の陰謀 謀略。 少年枢機卿リシュリューやその配下である護衛隊隊長ミレディとの対立。 スペイン王室から輿入れすることとなったアンヌ王妃を巡る策謀… 様々な問題に毅然と立ち向かう三銃士たち。 しかしそんな彼女たちを陥れ、辱めようとする者の姿があった。 はたしてその正体は…。
私の世代だと「アニメ三銃士」でお馴染み感のある 大デュマの小説「三銃士」をベースにした長編エロ漫画です。 一応メインヒロインはアトスになるんだと思いますが エロシーンは各キャラそれぞれきっちりありますのでご安心を。 ひげ面の厳ついおっさんなイメージのアトスですが、本編では黒髪も美しい 凛とした美女として描かれます。ちなみにアラミスは華やかなウェーブヘアの金髪美女、 ポルトスは褐色の肌も美しい姉御、ダルタニアンは線の細い 可愛らしい容姿といった具合です。 ミレディに関してはロシュフォール伯爵とキャラ統合されており、 リシュリュー郷に絶対の忠誠を誓う隻眼の美女という扱いです。
物語前半は、それぞれを貶めようとする何者かの謀略により辱められる三銃士たちの痴態の数々。 後半はイギリス宰相バッキンガム公の謀略により辱められるミレディとダルタニアンってな感じで エロ内容は拘束あり、陵辱中心とそこそこハードめかな。 作者さんの持ち味である強めのデフォルメで強調された豊満な乳房やたっぷりの腰つきを持った 強く美しい女性陣が快楽に飲み込まれて涙を流し崩れる様はとても素敵です。 物語もそれなりにシリアスに進行する感じですかね。 思った以上にちゃんと「三銃士」してるのでお話も読み応えがあると思います。
気に入ってるキャラは、一番はやっぱりアトスかなぁ。 お堅いお姉様が、快楽と色恋で崩れていく様つーのはやっぱりエロいですね:D あとは出番は少なめですがコンスタンス夫人かなぁ。ビバエロ人妻との不倫関係:D リシュリューとミレディの関係もなかなか良かったかなと。
全体に作者さんが楽しんで描いてるのが分かる充実具合でなかなか良い長編だったと思います。 後書きでも触れられていますがよほどリシュリュー郷が気に入ったのかムダに格好いいのも 楽しいところでした。
■関連情報 | |
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タイトル | 『ラピエール (セラフィンコミックス)』 |
作者 | 高岡基文 |
出版社 | ヒット出版社 |
発売日 | 2010-04-09 |
区分 | 成年 |
カテゴリ | 漫画 |
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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)