『イマコシステム (TENMAコミックス)』:緑のルーペのかんそーぶん
@ 『イマコシステム』:緑のルーペ(ISBN9784863491786)。エロ漫画。 作者初単行本。COMIC天魔誌にて掲載された表題作でもある長編「イマコさんシリーズ」と 読み切り短編2編に、イマコさんシリーズの後日談エピソードを描き下ろしで加えた一冊。 本年の要注目作者さんの一人ですよ:D 属性的にはラブリーちんまいボディっ子、 黒髪眼鏡っ娘、らぶらぶ濃厚エロ、薬物MC、輪姦、NTR、近親相姦etc。
- 会社では口も聞かない赤の他人、そして廃校となった母校の中では、当時の友人を加えて互いの肉体を貪り合う元クラスメート。そんな暗黙の関係…分厚いカーテンの向こうには何があるのか…『カーテン』
- 美しく成長していく幼馴染みの少女、その姿をただ眺めるだけの冴えない小太りの少年。鬱積した想いが今暴発する…『アスペルガァ』
- 愛猫を失って失意のどん底のイチナくんが心配なイマコさん。悪友にそそのかされて猫耳姿でイチナくんを元気づけようと部屋に押し掛けますが…? 色々複雑だけれど奥をコツコツ突かれるとどうでもよくなっちゃう♥…『イマコさんと猫かぶり』
- ちょっぴり複雑な関係のイチナくんとイマコさん。クラスメートの二人は学園でもらぶらぶです。今日も二人でしっぽりと♥…『イマコさんとイチナくん1』
- タツキと名乗る男子生徒から見るからに怪しい「薬」を手渡されたイチナくん。「媚薬」らしいそれをイマコさんに呑ませたとしたら、さてどんなに乱れてくれるのか? メチャクチャにされても、でも嬉しいの♥…『イマコさんと薬物学1』
- ある日、イマコさんとタツキが口論している現場を目撃したイチナくん。急に距離が近づいた二人の様子を訝しがるイチナくんでしたが…? 「精液だってつっかえずに飲めるようになっちゃった…♥」…『イマコさんと薬物学2』
- 夏祭り…それはイチナくんとイマコさんの幼い頃の思い出。そして今年も夏祭りの日がやってくる。二人してイチナくんを誘いに来たタツキとイマコさんの親密な様子に心ざわめくイチナくん。二人の関係を確認するのが怖くて誘いを断りますが…「たくさんたくさん気持ちいい事教えてあげる。ずっとね」…『イマコさんと肝試し』
- 学内に広がったタツキにまつわる黒い噂、学校に姿を現さないタツキやイマコさんに気を揉むばかりのイチナくん…果たして事の真相は…『イマコさんとイチナくん2』
- 深い心の迷路の先、果たして二人を待ち受けるものは…『イマコさんとイチナくん3』
- そしてその後の二人…『イマコシステム』(描き下ろし)
本誌で読んで、あっという間にその可愛らしさにガッツリ心を掴まれた ちんまい系眼鏡っ娘ヒロイン「イマコさん」をメインに据えた「イマコさんシリーズ」をまるっと収録した 作者さん初単行本になります。ちんまいスレンダーボディにちょっぴりぼさぼさの黒髪ロング、まるっとした顔を彩る無骨な黒縁眼鏡というなかなかにマニアックな外見のイマコさんですが、 ダイスキなイチナくんの前ではクルクルと変わる表情や、 中身デレデレなのに無表情とりつくろってみたりとか そりゃもう見ててぎゅーっと抱きしめたくなること請け合いのラブリーっぷり。 正に本年度エロ漫画最強ヒロイン(謎)の一角を担うに相応しい娘さんだと思います。
そんなラブリーなイマコさんが時には猫耳で、破れ黒ストで、 浴衣姿でと実に様々なシチュエーションで文字通りグッチョグチョに乱れまくる 濃密なエロシーンを披露してくれるもんですから、そりゃもう我慢しろつー方が無茶ってもんですよ:D 特に中盤以降は、前半のらぶらぶっぷりから一転のアレでナニで 脳髄の隅々まで快楽で蕩けるような激しいプレイが目白押しですしね。 快楽に支配されて大切だったものも見失う…そんなイマコさんの様子は 悲壮さと共に得も言われぬ背徳感満載です。男の腕の中でおもちゃのごとく扱われる ちんまいボディのこの破壊力ったらもうデンジャラス。
とまあエロシーンはガッツリ組まれているのですが、 ストーリー面もかなり重視されています。 ただイマコさんシリーズに関してはかなりストーリー面で錯綜しており、 分かりづらさの方が先に立っているというのが正直なところです。 最後まで読んだ上で、最初から読み直せば色々と合点は行くのですが お話の作りとしてはちょっと禁じ手かなぁという気も(^-^;;;; まあ、途中で辛くなって連載読むの止めた身としては複雑に思いつつも 歓迎したかったりもするのですが…。 純愛物語として読むか、NTRものとして読むかで、印象が変わってくるかなぁと。
絵柄は極めて達者。デフォルメは基本強めですが型にはまった絵柄ではなく、 描きたいものを描きたいように描けてる感じですね。 大枠的な印象としてはF4U先生あたりが近いかな? イキ顔など、かなり思い切ったディフォルメや漫符的表現を使って 印象深く仕上げてあり、画面のインパクトは強いです。 快楽でとろとろに蕩けた口周りやら舌やらが大変にエロいなぁと:D____
まだ発展途上な面は見えるものの コメディもエロもシリアスも、色々と描けることを読者に示してくれる 初単行本としては大変意欲的な作りだと思います。 好き嫌いはまあ、出るとしても、チェックしないのは損です。 ラブリーで凶暴なちんまいっ娘さんが好きで表紙が気に入ったならば是非:D___ 強くオススメですよ。
あ、個人的には短編「アスベルガァ」のモテナイ男の心の抉りっぷりも捨てがたいものが。 何処を切っても夢物語なんですけれどね。 それでも許されたい…優しく包み込まれたい…情けない男の姿に共感するばかりです(つ-;
■関連情報 | |
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タイトル | 『イマコシステム (TENMAコミックス)』 |
作者 | 緑のルーペ |
出版社 | 茜新社 |
発売日 | 2010-09-25 |
区分 | 成年 |
カテゴリ | 漫画 |
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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)