『あいらんど 淫虐の章 (TENMAコミックス)』:まぐろ帝國のかんそーぶん
@ 『あいらんど-淫虐の章-』:まぐろ帝國(ISBN9784863490956)。エロ漫画。 「あいらんど-淫悦の章-」に続く COMIC天魔にて連載された長編幻想淫靡譚の2冊目にして完結巻。
とある屋敷の寝室で眼帯のメイド・七瀬の口淫で目覚めた「六郎」。 共に暮らす義母・義姉妹達たちとの禁断の関係を貪りながら 淫蕩の一日を過ごす「六郎」だったが、 掲げられた家族揃っての肖像画に一瞬の違和感を覚える。 そう…「何か」が足りない。 夢と現、舞台と客席、過去と未来…全てが不確かな物語に結末は訪れるのか?
ガチエロだった前巻に引き続き、今回も当然のガチエロまぐろ帝國。 六郎と絡む女性キャラクターは前巻から引き続きで、 館モノの要素を取り込みつつ、今回もハーレム的な展開です。 ただし、物語はさらに難解に…というか理解範疇ではなく、考えるな感じるんだ!!の領域に。 世界構造が多重化されて、どこまでが夢で、どこまでが現かの境界線は極めて曖昧です。 エロのスパイスとしては正直やや行きすぎの感もありますが こういうのがまぐろ帝國作品的であるというのもわかるので、まあ予定調和ですか?(^-^;
個人的には#15「日記」が白眉。 このシリーズを買うことにしたのも雑誌でこのエピソードを読んだからだったりします。 誰が綴ったかも分からない日記に記された、とある少女の調教記録。 必要最低限で淡々と綴られる文章とイラストの連なりが極めて淫靡。 男の欲望で乱雑に塗り替えられていく少女の姿は必見です。
重ねてになりますが、エピソード面の難易度が高いので前巻ほどは オススメしづらいのが正直なところ。 ただし、複数人でのハーレムプレイ等、エロス面での充実度は高いので 退廃的で濃密なエロスを求める向きには引き続きオススメ出来る一冊かと思います。
んー、やっぱりエロ下着と、お尻並べて♥と着崩れた和服はツボだなぁ:D____
■関連情報 | |
タイトル | 『あいらんど 淫虐の章 (TENMAコミックス)』 |
作者 | まぐろ帝國 |
出版社 | 茜新社 |
発売日 | 2009-09-26 |
区分 | 成年 |
カテゴリ | 漫画 |
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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)