隣の人妻と女教師と僕 (リアルドリーム文庫2)』:羽沢向一のかんそーぶん

@ 『隣の人妻と女教師と僕』:羽沢向一/みやびつづる(ISBN9784860325916)。 キルタイムコミュニケーションの新レーベル「リアルドリーム文庫」の第一弾二冊目。 少年が経験する、憧れの人妻とのひと夏の淡く濃厚な蜜月。

両親が海外赴任し、一人暮らし中の高校生・尚樹は、 そんな彼の事情を踏まえて日々甲斐甲斐しく 世話を焼いてくれる隣家の若妻・彩海(27)に淡い恋心を抱いていた。 夏休みが迫ったある日、彩海の夫が長期の海外出張に出ることになり、 彩海の、尚樹への世話焼きはより濃密なものへとなってゆく。 彩海の清楚ながらも、どこか誘うような服装に動揺を隠せない尚樹だったが ハプニングで濡れそぼった彩海の肢体に理性も途切れ、ついには襲い掛かってしまう…。 事を追え、自分のしでかしたことに青ざめた尚樹を待ち受けていたのは 彩海の意外過ぎる言葉だった。 淫らなマゾ妻の本性を現した彩海と、これに溺れる尚樹の関係は 彩海の後輩であり、尚樹の担任でもある鉄面皮の女教師・静子も交えてより倒錯してゆく。 夏が終わる頃、尚樹を待ち受けているものは…。

「リアルドリーム文庫」の第一弾二冊目。 こちらも官能小説としては極めてベタベタな人妻に 導かれる形で体験する少年のひと夏の思い出パターンです。 彩海さん、元チアリーダーだったりするあたりももうベタ過ぎてなんとも(^^; 当然ムチムチチア服でのプレイもあります。

タイトルどおり、担任教師である静子先生も本筋には絡んでくるんですが、 あくまでもサブキャラなのには注意です。こちらに期待すると肩透かし感が強いと思います。 メインは彩海さんです。彼女の奔放っぷりはほとんどギャグの領域ですが まあ、その分気楽に読めて、個人的には「媚肉嬲り」よりこちらの方が好みですね。 単純なエロの密度としてはこちらの方が軽いんですが、シチュ萌え度はこっちの方が高いので:D あえぎ声とか台詞回しはまあ、羽沢節なので二次点読者としては微妙に安心しました。

歯止めの利かないマゾ人妻に導かれて成長する男の子の物語をご堪能ください。 挿絵はみやびつづる氏ということもあり、むちむち淫乱妻描写は信頼の出来です。 (Permalink)



■関連情報
タイトル『隣の人妻と女教師と僕 (リアルドリーム文庫2)』
作者羽沢向一
出版社キルタイムコミュニケーション
発売日2008-06-22
区分青年
カテゴリライトノベル
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ページ執筆者:東雲あずみ

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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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