『とらドラ6!(電撃文庫 た 20-9)』:竹宮ゆゆこ/ヤスのかんそーぶん
@ 『とらドラ6!』:竹宮ゆゆこ/ヤス(ISBN9784840241175)。 電撃文庫新刊。龍虎相食む!待望のハイパーラブコメディの6巻目。
波乱に満ちた文化祭も終わり、学園は祭りの後の虚脱感に包まれていた。 そんな中、文化祭の様子から実しやかにささやかれ始めた 手乗りタイガーはヤンキー高須を捨てて北村に乗り換えたのだという噂に 大河は喜び、竜児はゲッソりの日々を送っていた。 しかし騒ぎの裏で、北村に起きていた変化は見過ごされ続け、 そして生徒会長選挙を間近に控えた時…唐突に北村はグレてしまう。 突然の出来事に戸惑いつつも、その原因を探り始めた竜児と大河。 はたして北村変調の原因は?そして生徒会長選挙の行方は? 全ての事情を悟ったとき大河は如何に行動するのか。
いやもう…青春だなぁ。今回もたっぷり楽しませていただきました。 ネタギャグをたっぷり交えつつ、ラブコメ濃度もシリアス濃度も濃密に。 このバランス感覚がさすがですな。 今回はまるおくんこと北村の掘り下げ話+α。 いくら完璧そうに見えたところで、所詮はみんなまだガキなのだという話でした。 行き場のない堂々巡りな感覚…懐かしくもあり、 懐かしいどころじゃねーという話もあり…いやはや、複雑です。 ほんと、こいつら眩しすぎるわ。
ここ数巻続いているみのりんの謎掛け的な伏線もそろそろ熟してきたかな。 今回の展開を受けるといつ爆発してもおかしくないですし。 亜美の動向も気になるところ。着地点はまだ見えず。 まだまだ目の離せないシリーズです。
それにしても独身(30)ネタがもう身につまされて笑えません(つд; 「ちょっと頭…冷やそうか」で死ぬほど吹いた。あとは城乃内くん。 しかしあれだ、今まで抗っていたが、 やっぱり大河の声は釘宮嬢以外ありえんわ、うん、今回特にそう思った…。 (Permalink)
■関連情報 | |
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タイトル | 『とらドラ6!(電撃文庫 た 20-9)』 |
作者 | 竹宮ゆゆこ/ヤス |
出版社 | アスキー・メディアワークス |
発売日 | 2007-12-10 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | ライトノベル |
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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)