『超常機動サイレーン 4 (4) (電撃コミックス)』:井原裕士のかんそーぶん
@ 『超常機動サイレーン(4)』:井原祐士(ISBN9784840240567)。COMIC電撃大王連載。 悪の組織の幹部と正義の味方の女の子が互いの事情を知らぬままカップルに…な ラブコメディの最終巻。…つーても今回はコメディじゃないけどなorz
エコエコ団の新作戦指揮官としてやってきたのは水凪の元彼女にして、 彼の未来を奪った女・火車だった。 彼女への対抗心などから対サイレーンの強硬作戦を実施した水凪だったが、 作戦中、不慮の事故によりエータが修復不可能な破損を受けてしまう。 大切にしていたエータを失い追い詰められていく水凪、 検証不足でリスキーな新型ψシステムチップを埋め込まれパワーアップしためるな、 ついに道化の仮面を脱ぎ捨て、その本性を現すエコエコ団首領、 様々な思惑が絡み合う中、めるなと水凪が迎える衝撃の結末とは…。
…うーん、いままでもちょくちょく暗い影は覗いていたのでまったく想定していなかった わけではない展開ですが、正直想定の数倍は重たくて参りました。 少々詰め込みすぎ気味ですが、一応作者さんの想定していたラストだそうです。 理性ではこの結末もアリだと思いますが、感情的にちょっと納得しきれません。 あまりにもめるなちゃんが受けた負債が大きすぎます。 彼女は最初から最後まで人々の平和のために戦っていた落ち度がほとんどない子なわけで それがこれってのは…やっぱちょっと辛すぎますわ。
とまぁ、1〜3巻と能天気なラブコメ色が強かった分、やっぱちょっとダメージでかいですね。 もうちょっと二人の初々しい姿を見ていたかったのが正直なところです。 幸せになるべき人がちゃんと幸せになる…私はそういうお話を愛しています。 (Permalink)
■関連情報 | |
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タイトル | 『超常機動サイレーン 4 (4) (電撃コミックス)』 |
作者 | 井原裕士 |
出版社 | メディアワークス |
発売日 | 2007-09-27 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | 漫画 |
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ページ執筆者:東雲あずみ
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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)