『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ (MF文庫J)』:鈴木大輔/閏月戈のかんそーぶん
@ 『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』:鈴木大輔/閏月戈(ISBN9784840136761)読了。 MF文庫J既刊。Kindle版の電子書籍で購入。超ブラコン妹と兄との平穏な同居生活物語始まり始まり…?
- 家庭の都合から6年間離ればなれで暮らしてきた双子の兄妹、姫小路秋人と秋子。 秋人の尽力によって、秋子の通う聖リリアナ学園の古びた寮での、念願の兄妹水入らずの生活が始まる。 だが、秋人は知らなかった。秋子が超のつくブラコンとして育っていたことを。 これはそんな兄妹の平穏で平凡な生活を描いた物語である……当初の予定では。
放映中のアニメがお気に入り、かつそちらの構成上すっぱりカットされている部分が気になったので 読んでみた次第。認識自体は1巻発表当時からしてたんですが、 ラノベかつ妹モノということでアレと被って敬遠してたんですな。うむ。
1巻では、同居開始からリリアナ学園の始業式までの約2週間の物語。 秋子さんのブラコン…というかアホ可愛さをたっぷりと堪能しつつ、 サブヒロイン陣が秋人くんと続々縁を作っていき…というアニメ版ですっ飛ばした部分を やっと補完できましたという感じですかね。 まあ、飛ばした部分からも細かいエピソードに関してはシチュエーションは変えつつ アニメ版でも思った以上に拾ってたようですが。 やっぱりヒロインをさっさと揃えたかったのと、銀さんの仕掛けが使いづらかった…とかですかね。 秋子さん以外のヒロイン陣… 生徒会長の英雄気質・嵐さん、副会長のアナスタシアさん、そして秋人の親友・銀兵衛さん はそれぞれに強い個性をもったキャラクターでどれもお気に入り度は高いですね。 それぞれ好きのベクトルが違ってて競合しないですし。
秋子さんのアホ可愛さについては書き始めると終わらなくなる(嘘)なので以下略。 性的に猪突猛進しつつ、自制はしっかり効いてるあたりとか、その素直さとか 難しいバランス感覚の上に立ったキャラクターで面白いですね。 下品にならない程度に性的…この抑制っぷりがそそりますな:D___
事前に他のラノベ系感想サイトの記事も読んでたのですが、そこであちこち言及されて いたオチについては確かにそれはどうなの…という気分に。まあ言い切っちゃった以上 はどうしようもないですね。
■関連情報 | |
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タイトル | 『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ (MF文庫J)』 |
作者 | 鈴木大輔/閏月戈 |
出版社 | メディアファクトリー |
発売日 | 2010-12-21 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | ライトノベル |
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おかざき登/ぺこ

Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)