『ネペンテス (MF文庫)』:清水マリコのかんそーぶん
@ 『ネペンテス』:清水マリコ/toi8(ISBN4840111588)読了。 gM誌にて連載された短編を大幅加筆した連作短編集。 自分の強い動揺が世界の運命を悪い方へと向けてしまう…そんな思いに囚われた 少年が遭遇する、現実とはどこかがズレた不可解な人物達や奇妙な出来事。 それらは少年に何かを語りかけているのだろうか…?
前作「ゼロヨンイチロク」に引き続いての黄昏の中の鈍色現代童話つー感じですね。 どの話も酷く不思議で不条理で残酷で哀しくて恐ろしい。 文章全体から逢魔が刻の臭いがしてくるのが秀逸。 整合性を楽しむんではなくてその幻想的な雰囲気を楽しむ作品。 たまに読むには刺激的でいいものですよ。個人的にはオススメです。 あ、妹ちゃんはなかなか可愛らしくて良いですよ。おにいちゃんらぶらぶで(笑 (Permalink)
■関連情報 | |
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タイトル | 『ネペンテス (MF文庫)』 |
作者 | 清水マリコ |
出版社 | メディアファクトリー |
発売日 | 2004-10-25 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | ライトノベル |
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ページ執筆者:東雲あずみ

Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)