看板娘はさしおさえ(3) (まんがタイムKRコミックス)』:鈴城芹のかんそーぶん

@ 『看板娘はさしおさえ(3)』:鈴城芹(ISBN9784832276895)。 四コマ漫画。まんがタイムきららMAX連載。 まったりほのぼのちょっぴり切ない萌えエロ人情質屋物語の3巻目。

優しいけれど商才皆無なお父さん、商社勤めでトップ業績を誇る経歴が色々不明、趣味コスプレなお母さん、そして看板娘にして商売ッけの塊・小絵ちゃん(小1)たち早潮家の経営する質店に持ち込まれた古い行李。その行李に憑いていた170年前に亡くなった女の子の幽霊・十世ちゃん(享年10歳)は、それ以来お店の守り神&看板娘2号&小絵ちゃんのお姉さん&お母さんのコスプレおもちゃ(!?)として楽しい日々を送ることに。 そんなある日、お店に持ち込まれた古い和箪笥。そこから現れたのはなんと十世ちゃんの本当のお姉さん・とみさんで…。

低額買い取りのぼったくり?という話に「ボルタック商店」という タイトルをつけるそのセンスが好きだ:D ということ(?)で好調の3巻目です。 2巻では小絵ちゃんのおばあさん・さつきさんがゲストキャラになってましたが 今回は前述の通り、十世ちゃんのお姉さん・とみさんが登場。 新たな騒動を早潮家にもたらします。 一話完結型ではありますが、伏線などもはりつつ、 一定の流れを持って積み上げられているので、ストーリー漫画としても読めるのもいいです。 今回のお話もなんともしんみり来る話で…、 十世ちゃんの成長との組み合わせに感心させられました。

絵柄は作者さんのサイトを見ての通り、 おじゃ魔女直系のつるんとした可愛いぷにキャラ絵がベース。 そういうキャラ達がちょっぴり「大人」な会話を繰り広げるのも鈴城作品のウリ。 お父さんとお母さんの万年新婚赤面らぶらぶ会話にこっちも赤面必至ですよ:D ウエディングドレスの話>日が変わって>結婚当初と体型が変わってないのがわかった>なんでわかったんですか?>両親赤面(///etc... それとは別だがとりあえずタイトル「蛋白」は直球すぎると思うんだ…。 十世ちゃんのコスプレ、今回は割烹着人魚が意外性あって良かったかな。 あとはおっぱいモード? なんというけしからん育ち…。

可愛いキャラクター達のドタバタ、たっぷり詰め込まれた直球&変化球エロス、 ストーリー面での面白さ、ほんのり利かされたオタクネタなど 楽しめる部分がたっぷり詰まったシリーズです。 質屋モノとしてもちゃんとしてるので、土台も安定です。 ほんとオススメですよ。

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■関連情報
タイトル『看板娘はさしおさえ(3) (まんがタイムKRコミックス)』
作者鈴城芹
出版社芳文社
発売日2008-03-27
区分一般
カテゴリ漫画
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ページ執筆者:東雲あずみ

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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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