桃色シンドローム (1) (まんがタイムKRコミックス)』:高崎ゆうきのかんそーぶん

@ 『桃色シンドローム(1)』:高崎ゆうき(ISBN9784832276697)。「ばかーーー!!」。 まんがタイムきららフォワード連載。 変態オタク青年と、彼に拾われた元兵器少女が、立派な魔法少女を目指して 日々引き篭もる…そんなお話第一巻。

エロゲー大好きな変態オタク青年スミヤはある日偶然、 アキバのエロゲーショップの地下で 全裸で眠るつるぺたスレンダー少女と出会い、 目覚めた「彼女」を自宅へ連れ帰る。 「彼女」は戦時中に陰陽術を用いて作られた兵器人形であり、 修復のための眠りについたまま 60年間忘れ去られていたのだ。 スミヤは大いなる野望…というか魔法少女モノ(18禁)萌えのため、 「モモ」と名付けた彼女を立派な「魔法少女」に 調教もとい教育することを思いつく。 そして「モモ」の受難の日々が始まる。

兵器としてのアイデンティティを日々、オタクの欲望で上書きされ 「ばかーーー!!」と抵抗しつつも次第に染め上げられていくモモちゃんが 大変に可哀想です。嘘です。可愛いです。 「男の体液」もとい「けーき」で餌付けされちゃってたり、 すぐに涙ためて「ばかーーー!!」だったり なんかこう自分でも気づかないうちに魔法少女目指しちゃったりしちゃってる 流されやすいモモちゃんの魅力に尽きる漫画。 スミヤくんの清清しい変態っぷりもアレなんですが、 男オタなんざどうでもいいのでどうでもいいです。 絵柄はスレンダー度高めかつ少女マンガ風線処理で、ふんわり感があって 大変にラブリー。でも話は基本的に変態オタ話なので注意。 そのへん許容できて、絵柄が好きなら ニヤニヤしたい人にはオススメ。 すれんだー犬耳っ娘にバカだのロリコンだの変態だの不健全だの罵られたい向きにはマストバイ。

こんなもんまで連載するのか、これって電撃系の領分じゃね?フォワードさんようという 疑問が沸いて来てしょうがないですが、どうでもいいです。

うん、まあ、なんか私に振られた理由はなんとなく分かった、うん。 (Permalink)



■関連情報
タイトル『桃色シンドローム (1) (まんがタイムKRコミックス)』
作者高崎ゆうき
出版社芳文社
発売日2007-11-27
区分一般
カテゴリ漫画
Amazon
アフィリエイト
Amazonで購入


ページ執筆者:東雲あずみ

電子書籍

Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
About.
ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
読書感想
かんそーぶんリスト


電子書籍