『7時間目の音符(ノート) (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)』:志摩時緒のかんそーぶん
@ 『7時間目の音符(1)』:志摩時緒(ISBN9784832240834)。 まんがタイムきららフォワード連載。 初々しい高校生カップルが繰り広げるイチャイチャ度200%の身悶え系部活ラブコメの1巻目。 タイトルは「しちじかんめののーと」と読むそーで。
高校に入学して数ヶ月、僕にはじめての恋人が出来た。 冴木あずみ…僕・吉野葉平が所属する吹奏楽部の部長で1つ年上の先輩。 恥ずかしがり屋でよく怒らせちゃうこともあるけれど、 とても可愛くて大切な人なんだ。…「ちゅー」もまだだけど。 吹奏楽部を舞台に繰り広げられる初々しい二人のイチャイチャラブコメディ堂々開幕。
店頭で見かけて気になってたものの、多少遅延購入。 その間にいくつか良い評判を目にしてしまい、出遅れたことに多少の後悔を覚えたりも(苦笑 とかそういうどうでもいい事情も綺麗さっぱりと吹っ飛ぶくらいに いやもう文字通りのイチャイチャが満載の一冊で、 読みながらたっぷりと悶え転がらせていただきました。
主人公である二人、葉平くんとあずみ先輩は開始1ページ目から すでにつきあい初めて数ヶ月のカップルさんなわけですが、 イマドキの手の早い若者感ゼロの奥手っぷりで、 下の名前で呼び合うのにもまだぎこちなさが残っているという初々しさ。 初キスもまだというプラトニックな間柄なわけですが、 当然ふたりともそういうことにも興味は向いているわけで、 お互いに距離の量り方に苦労しつつも、おずおずと手探りで関係を進めていっているわけです。 もちろん、そんな状況だけに、順風満帆とはいくわけもなく 気持ちのすれ違いや、恥じらいゆえのもどかしさもたっぷりと詰め込まれています。
そんなふたりの様子をじっくりたっぷりと描写するお話が破壊力高くないわけもなく、 読んでてニヤニヤしっぱなしでした。本当に眩しいくらいの初々しさで 嫉妬心とかよりも応援したい気持ちが先にきちゃいますねぇ。 ふたりきりでのやり取りもいいですけれど、ひとりになったときに 相手の真意に気づいたりして身悶えてるシーンなんかももう可愛らしすぎて たまらんですわ、本当に。
葉平くんはさっぱり系の眼鏡男子くん。年齢相応の恋愛への不慣れ感が微笑ましくて良いなぁと。 色々と頑張ってはいるものの、年上かつ部活の頼れる部長さんという彼女さんとでは 分の悪い面も多々あって、ヘタレ的な印象が残るのが多少可哀想かなぁとも(^^;;; 素直に応援したくなる男の子であります。
あずみさんは、吹奏楽部をひっぱる頼もしい部長さんですが、 恋する女の子としては恥ずかしがり屋さんな女の子。 恥ずかしがって赤面しているシーンもですが、時折見せてくれる満面の笑顔がたまりませんねぇ。 年上らしくひっぱりたい部分と、女の子としてリードして貰いたい部分が混在してる感じで なかなか素直に言い出せない面も大変魅力的と言えましょう。
「ちゅー」にも慣れて恋人として順調にステップアップ中のふたりですが ラストで、二人の恋路に絡んでくるのであろう新キャラの女の子なども登場したりと 今後の波乱を感じさせる展開に。 でも、この二人の関係なら不動であろうとある意味で安心して読めるなぁと:D__ 二人の馴れ初め的なエピソードもまだ未開示ですし、 次巻が本当に楽しみな作品です。フォワード本誌チェックしようかと思うくらいに。
やっぱり可愛い年上って最高だな!!(良い笑顔で
■関連情報 | |
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タイトル | 『7時間目の音符(ノート) (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)』 |
作者 | 志摩時緒 |
出版社 | 芳文社 |
発売日 | 2011-11-11 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | 漫画 |
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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)