『職業・殺し屋。(12) (ジェッツコミックス)』:西川秀明のかんそーぶん
@ 『職業・殺し屋。(12)』:西川秀明(ISBN9784592145028)。 「嗚呼、なんて卑しい職業なんだ…」、 ネットの「殺人逆オークション」を通じ、殺しの依頼を安値で買い叩き実行する 「職業・殺し屋」たちの活躍を描くピカレスクエログロロマンの12巻目。 前巻から続く「非ずの村」編ラストまでをメインで収録。
新たな殺しの依頼を受けて人里離れた山村にやって来た志賀と死条。 そこは戦国時代の面影を残す奇妙な村…「非ずの村」…だった。 標的である「日神火」の強襲をなんとか切り抜けた志賀たちだったが、 死者の骸を自在に操る日神火の能力、 そして瀕死の死条を易々と救った非ずの村の『超科学』に強い違和感をもつ。 その疑問をストレートに問う志賀に依頼者 水月が語る非ずの村の者たちの正体とは? 一方、敗北しプライドを大きく傷つけられた死条はその傷に付け入られ、 生きながら日神火の骸にされてしまう。 イカレた銀髪の蜘蛛VS死条皇神流最終継承者・死条誠…職業・殺し屋。 最強のふたりが今、激突する!!
いろいろとフリーダムな本作品でも飛び抜けてフリーダムな展開だった「非ずの村」編も ふたを開けてみれば「職コロ最強決定戦」だったと。 まあ、殺し技の使い手ばかりなので後腐れ無く戦うにはお膳立てがいりますかねぇ(^^;;;; 二人のガチバトルは非常に見応えがありました。 いままで多少は苦戦しても飄々とした様子は崩さずに勝ち残ってきた銀髪の蜘蛛を 文字通り絶体絶命の危機に追い込むあたり、死条の名前は伊達じゃないってところですかね。 ラストは一回転してほとんどホラー状態になってましたが、 女の情念の仄暗さが大変素敵でした。水月さんハァハァ:D______
それにしても表紙には居るのに本編に2コマ …それもギャグ顔オンリーという蟷螂の扱いが泣けます。 め、メインヒロインーー!!! (Permalink)
■関連情報 | |
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タイトル | 『職業・殺し屋。(12) (ジェッツコミックス)』 |
作者 | 西川秀明 |
出版社 | 白泉社 |
発売日 | 2008-08-29 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | 漫画 |
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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)