『職業・殺し屋。(11) (ジェッツコミックス)』:西川秀明のかんそーぶん
@ 『職業・殺し屋。(11)』:西川秀明(ISBN9784592145011)。 ヤングアニマル増刊嵐連載、及びアニマル本誌にて出張連載中。 「殺し」を至上の喜びとする闇の殺人者集団「職業・殺し屋」達の暗殺行の11巻目。 「嗚呼、なんて卑しい職業なんだ…」。
- 公安の犬S01に下った新たな指令、それは大規模テロによる革命を謀る急進的共産政党・赤の党本部での極秘強攻内定だった。若き党首の目指す理想国家は露と消える…「赤の党」編。
- 連続する奇妙な人体発火事件。極彩色の業火は薔薇の芳香を残して燃えさかる。新たなる「職業・殺し屋」参上…「炎の魔女」編。
- 依頼を受け、人里離れた秘境へと向かった志賀と死条。たどり着いたのは時代に取り残された古き寒村だった。指定された標的は二人の常識を遙かに超えた存在で。襲い来る脅威に職コロ最強タッグはいかに立ち向かうか…「非ずの村」編前半。
以上3編を収録。 「赤き党」編はやや番外編色の強いエピソード。公安主体という意味では初かな。 元御犬番でもあるS01の気だるげな一人語りはなかなか楽しかったのですが お話の方は政治色が中途半端に強くてやや消化に困る印象。 「炎の魔女」編は新規の職コロメンバー登場編。 金髪ツイテ吊り目でツンデレな超お嬢様と執事くんのコンビという時代の潮流に合わせたかのような キャラですが、可愛らしさと苛烈さはなかなかのもの。 エロシーンも艶やかでよろしゅうございました。 魅入られたモノの狂気を堪能。 「非ずの村」編は以下続刊ですが、 すでに世界観ギリギリな展開になっててもうなんでもアリだなと(苦笑 蜘蛛と死条のコンビも新鮮です。それにしても、どんだけ強いねん>銀髪の蜘蛛
蟷螂がお休み気味なのでやや淋しくもありましたが楽しさはいつも通りという感じで。 (Permalink)
■関連情報 | |
タイトル | 『職業・殺し屋。(11) (ジェッツコミックス)』 |
作者 | 西川秀明 |
出版社 | 白泉社 |
発売日 | 2008-01-29 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | 漫画 |
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ページ執筆者:東雲あずみ
Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)