『この世を花にするために 1巻 (ニチブンコミックス)』:松本ドリル研究所のかんそーぶん
@ 『この世を花にするために(1)』:松本ドリル研究所(ISBN9784537127690)。 さくらハーツ誌連載。表題長編ロボット浪漫の1巻目。
緑豊かな田舎町に暮らす少年・良太郎。 自然の中を日々駆け巡り、ロボットアニメを愛する彼は 美しい姉3人に愛されながら健やかな日々を送っていた。 東京の高校への進学を控えたある日、 町にやってきたという「機動隊のロボット」の噂を聞きつけ向かった先で、 良太郎はひとりの少女、そして彼女が操る巨大ロボット兵器と出会う。 少女「ラビアンローズ」とバイペットトルーパー「タヂカラオ」… 縁結びの伝説を持つ荘厳桜の木の下で起きたこの出会いは良太郎に何をもたらすのか。
以前チャンピオンREDで掲載されていた同作者さんの作品である「このはな」の世界観を継承した作品。 タイトルもある意味そのままですし、仕切り直しとも言えるかと。 巨大ロボットが存在し、世界の人々に認知された世界でロボットに憧れる少年が 運命に導かれるようにロボットパイロットへの道を進んでいく…という感じで、王道的なストーリー展開。 第一巻は物語の基本設定+プロローグという風で本番は次巻以降な感じです。
もっちりとした独特のデフォルメを施された可愛らしいキャラクターが作者さんの持ち味ですが 本作もそのあたりは当然継承。ヒロイン?ならびあんろーずさん(偽名)や、 良太郎の3お姉さんズな楓さん、梓さん、初音さん(柏木4姉妹ではありません)、そして憧れの人・千鶴さん(柏木以下略)と 女性キャラ陣はどの方もラブリーで柔らかそうでたいへんキュートです。 強調されるおっぱいやお尻のエロさは脱いでなくても眼福ものでたいへんによろしいかと。 直接的なエロ要素は薄め…たぶん薄めですが、用を足してるシーンを目撃されたり 東京のど真ん中で集団裸踊りしたりとコメディチックなえっち要素は多めです。 褒められてにひにひと照れたおすらびあんろーずさんのシーンがたいへん可愛かったなぁと。
ドタバタとしたコメディ的な雰囲気が強めとはいえ、 メインラインはあくまでもひとりの少年の辿る運命の方というのは明確で なかなかに熱い感じの仕上がりだと思います。強い憧れに導かれた良太郎くんがどういう道を辿っていくのか それにヒロインさんたちがどう絡んでくるのか、何にしろ次巻かなぁと。
(追記)ちちくらべご馳走様でした!!(何
■関連情報 | |
タイトル | 『この世を花にするために 1巻 (ニチブンコミックス)』 |
作者 | 松本ドリル研究所 |
出版社 | 日本文芸社 |
発売日 | 2011-07-28 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | 漫画 |
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