『冥王計画ゼオライマーΩ 12 (リュウコミックス)』:ワタリユウのかんそーぶん
@ 『冥王計画ゼオライマーΩ(12)』:ワタリユウ/ちみもりを(ISBN9784199505218)。 コミックリュウ連載。原作版ゼオライマー正統続編シリーズ12巻目。 思わぬ仲間の助けにより窮地を脱した真沙希とゼオライマーX。 しかし超次元システムの鍵である美久を手に入れた鉄神帝國は最終作戦を実行しようとしていたのだった…。
- クラスメートにして、かつて鉄神帝國に操られ敵対した秋山が駆る重鉄神マグナランサーの助力により 辛うじて将軍キモンを下した真沙希とゼオライマーX。 しかし、真沙希は超次元システムを使うほどに自らの中で膨らんでいく 「オリジナル」・若槻魔沙樹の影に怯えていた。 一方、超次元システムの鍵である美久を手に入れた鉄神帝國<ノイエ・ネマトーダ>総帥は、 自らの乗機として黒いもう一体の「ゼオライマー」を作り上げていた。 ついに動き始める鉄神帝國の最終作戦。人類の前に姿を表した黒いXダイバーが死をまき散らす。
今回はインターミッションの巻でした。最後のインターミッションかもしれませんが。 メインは頼もしい仲間となった秋山くんや、ルキウスの思いの吐露や、 整備エンジニアさんたちの事情など、周囲の様子が中心ですね。 色々と問題含みのゼオライマーXに対して、続々と仲間機体が増えていくのは頼もしいですね。 そんな感じで味方はかなり増強された状態ですが、いちばん信用がおけなくてたよりないのが 主人公機ですしねぇ…(苦笑 そうそう易々と活躍させてもらえるかは疑問符が付きます。
そしてやっと触れられ始めた真沙希くんの人格変貌に対する作中の人間の見解がやっと登場。 遅きに失してる巻がありますが、ちゃんと言及してくれただけ評価かなぁと。 どんだけ悠長な事をいってるのかと思わず突っ込みたくレベルでした。
次巻は再びバトル中心になりそうですが、人死にが大量に出そうな予感がひしひしと。 問題だらけの状況のなか、果たして如何に乗り越えて行くのか楽しみなところです。
■関連情報 | |
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タイトル | 『冥王計画ゼオライマーΩ 12 (リュウコミックス)』 |
作者 | ワタリユウ |
出版社 | 徳間書店 |
発売日 | 2016-07-13 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | 漫画 |
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■前のかんそーぶん
『trash. 8 (ヤングチャンピオン 烈コミックス)』
D.P/山本賢治
■次のかんそーぶん
『trash. 9 (ヤングチャンピオン烈コミックス)』
D.P/山本賢治
ページ執筆者:東雲あずみ

Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)