『もっけ(勿怪) 9 (アフタヌーンKC)』:熊倉隆敏のかんそーぶん
@ 『もっけ(9)』:熊倉隆敏(ISBN9784063145748)。月刊アフタヌーン連載。シリーズ最終巻。 物の怪を見る力を持って生まれた姉妹は、 彼らとの関わり合い方を学びながら成長していく。 彼らは当たり前にそこにいる。
檜原姉妹の物語もこれにて一区切り。 元々確固たる終点の存在するお話ではないですしね。 それでも最後にはひと山アリで、これまでさんざん引っ張ってきた 静流お姉ちゃんの親友? …いや親友の御崎さんの過去に起因する問題に取り組んでのラストでした。 静流お姉ちゃんの成長がはっきりと感じられる力強い展開が良かったなぁ。 よっぱらいモードも可愛かったですし:D 瑞生ちゃんの方に関しては、前巻で一定の決着がついたということなのか 今巻は本当に〆でしか登場せず。 欲を言えばもうちょっと二人で一緒に 取り組む話も見たかったかなぁとは思わなくもないですけれど…。
古来からの日本人と妖怪(自然)との関わり方を 淡々と示していってくれてた本作も これでラストということで残念ではありますが 始まりあれば終わりありということで。 良いお話をありがとうございました。次回作にも期待したいと思います。
■関連情報 | |
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タイトル | 『もっけ(勿怪) 9 (アフタヌーンKC)』 |
作者 | 熊倉隆敏 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2009-07-23 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | 漫画 |
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ページ執筆者:東雲あずみ

Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)