『鏡野町のカグヤ 1 (電撃コミックス)』:草凪とんぼのかんそーぶん
@ 『鏡野町のカグヤ(1)』:草凪とんぼ(ISBN9784048708418)。 電撃マオウ連載。おとぎ話の姫様たちと繰り広げる恋とバトルな物語1巻目。
「私はオマエと恋がしたい」。 町の湖で行われるという「祭」の取材に訪れていた少年・翁 武美の前に 突如現れた異国風の装いに身を包んだ美しく長い黒髪の少女カグヤ。 武美のことを「語部(かたりべ)」と呼び、親しげに話しかけてくる 彼女の唐突かつストレートな愛の告白に 目を白黒させていると、空に3つの襖が現れて…。 おとぎ話で語られた四人の姫君と「語部」の少年の物語はこうして始まる。 それぞれの想いと願いを叶えるため、奇妙な手紙に導かれて 現世へと現れた物語の姫たちに翻弄される武美の運命は如何に店頭で見かけて表紙イラストに惹かれたため購入。 商業初単行本かな…? ホームページの記載を見るとイラスト中心で活躍されていたようで。 なかなかの当たりでした。ともかく女性キャラの魅力が半端ありません。
登場するヒロインさんたちは日本で育った人なら 誰でも知っていると言っても良いようなおとぎ話のお姫様たち。 メインヒロインであるカグヤさんは うさぎをお供に従え、蓬莱山の珠の枝を武器として振るう…まああのお方です。 性格は快活&素直&ストレートという感じで自分の気持ちを言葉にすることに 躊躇が無く、好意の言葉も極めて率直に表してくれる気持ちの良い女の子ですね。 ちょっぴり抜けてたり、恐がりの一面があるのもラブリー度が高いです:D__ 当然ながら容姿も端麗、流れるような黒髪に、凛々しさと柔らかさを感じさせる相貌、 肢体も均整が取れており、おっぱいもたいへんたゆんたゆんと 魅力満載な彼女に こんなにストレートに迫られてドギマギしない男の子なんていませんわーというか(笑
お話的にはバトルあり、恋のさや当てありの同居型ラブコメ方向。 全体的にコメディ色が強めなのでシリアス要素今のところ薄めですかね。 とりあえずは顔見せ的にカグヤさん以外の何人かの姫君も登場して バトルもラブコメも、そして謎もと盛りだくさんの1巻目でした。
ただ漫画としては正直もう一歩な面もあります。 絵的にはまったく問題無いのですが、ところどころ画面転換が理解出来ない ところや、話運びがぎこちない面などあって、 読んでいてやや混乱する場合もあります。 まあ、このあたりは今後の成長に期待したいところかな。 他のお姫様や人間側のヒロインさんたちはまだまだこれからという感じですが 続刊が楽しみな作品です。
ああ、それにしてもカグヤさん可愛いのぅ…。
■関連情報 | |
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タイトル | 『鏡野町のカグヤ 1 (電撃コミックス)』 |
作者 | 草凪とんぼ |
出版社 | アスキー・メディアワークス |
発売日 | 2011-10-27 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | 漫画 |
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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)