『化け猫とめまいのスキャット ブギーポップ・ダークリー (電撃文庫)』:上遠野浩平/緒方剛志のかんそーぶん
@ 『ブギーポップ・ダークリー 化け猫とめまいのスキャット』:上遠野浩平/緒方剛志(ISBN9784048681971)読了。電撃文庫新刊。ブギーポップシリーズの16冊目。
「スキャッターブレイン」最後にそう言い残し、 統和機構でも指折りの実績を持つ戦闘用合成人間セロニアス・モンキーは消息を絶った。 事態受けた統和機構は”最強”フォルテッシモをその、 一見なんの変哲もない平和な住宅街・音梨町へと送り込む。 到着早々に謎の敵から手荒い歓迎を受けたフォルテッシモは捜索を開始する。 全てが曖昧なその街に隠された真実とは。
ブギーポップはあくまでもブギーポップVS世界の敵の話なのだということを再認識したことで なんというか随分と気楽に読めるようになりました。 そう、統和機構がらみの話が一切進展しなくても気にならないもんね!! ということで今回はわりとストレートにブギーポップVS世界の敵のお話。 うーむ、狙われた町というか、サイレントヒルというか、何が本当で何が嘘か あなたの信じているそれは本当にその本質ですか?というか。 救いは無いけれど、それは救いだったと信じたい…そんなお話でした。 美しい思い出は、ただ美しいというだけで価値深い。
最強さんは狂言回し的な位置づけで、 エンブリオとの掛け合いはなかなかに和む代物でした。 知らないうちにいいキャラクターになったなぁ>最強さん まあ、なんだかんだで良いところ無しだった気もしますけれど(^-^;;;
■関連情報 | |
タイトル | 『化け猫とめまいのスキャット ブギーポップ・ダークリー (電撃文庫)』 |
作者 | 上遠野浩平/緒方剛志 |
出版社 | アスキーメディアワークス |
発売日 | 2009-12 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | ライトノベル |
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ページ執筆者:東雲あずみ
Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)