乙嫁語り(3) (ビームコミックス)』:森薫のかんそーぶん

@ 『乙嫁語り(3)』:森薫(ISBN9784047273283)。Fellows!連載。 近代中央アジアを舞台にした遊牧の民の花嫁たちを中心にしたラブロマンスの3巻目。 第2の乙嫁登場、そのお相手は…?

アミルたちのエイホン家を後にし、アンカラへの旅路についた英国人ヘンリー・スミス。 案内人との待ち合わせ場所である街に到着するも、相手の案内人はまるで現れる様子が無く途方に暮れることに。 そんな中、ひょんなことから知り合った女性タラスの元で滞在することになるが、 夫に次々と先立たれたタラスの将来を心配する義母に気に入られてしまったことから、 事態はスミスを置き去りにしたまま転がり始めてしまい…。

2巻までの主人公だったアミルとその夫カルルクくんから 2巻のラストでアミルたちの元を旅立った居候だった英国人のスミスさんに中心を移して、新展開の3巻目。 今回登場する新ヒロインは美しくも幸薄い未亡人のタラスさん。 元気いっぱい猪突猛進的だったアミルさんとは違って、やや影のある…しかしとても魅力的な女性ですな。 純朴で照れ屋で働き者と…嫁としてこれほど凶悪なスペックもなかなかありますまいて。 アミルさんたちもあれでフェードアウトというわけではないようなのが嬉しいですな。 相変わらずパリヤさんが可愛すぎますな:D おまけ4コマがラブリー過ぎます。

とまあ、とんとん拍子に進んでいく物語をニヤニヤしながら楽しんでたら急転直下の展開でまさに青天の霹靂という感じ。 さすがにこれで終わりってなことは無いとは思うのですが、何分スミスさんが長旅の途中ですからね。 ここからどういう風に絡んでくるのかがちょっと想像つかなくてたいへんヤキモキとさせられますね(苦笑 なんにしろ、次巻が楽しみです。ペルシャ方面か…はたして何が待っているやら。 ともかくオススメです。

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■関連情報
タイトル『乙嫁語り(3) (ビームコミックス)』
作者森薫
出版社エンターブレイン
発売日2011-06-15
区分一般
カテゴリ漫画
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ページ執筆者:東雲あずみ

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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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