『君が主で執事が俺で (3) (角川コミックス・エース 164-6)』:皇ハマオのかんそーぶん
@ 『君が主で執事が俺で(3)』:白猫参謀&皇ハマオ(ISBN9784047152571)。 月刊コンプエース連載。 TVアニメ化もされたみなとそふと制作の同名ゲームの、 原画家自らによるコミカライズ最終巻。
久遠寺家当主・森羅様の専属として今日も執事修行に励むレン。 犬猿の仲であった朱子との関係も少しずつ好転し、 すべては順調かと思われたが、その前に現れた一人の男の存在が レンの忠義に暗い影をおとしてゆく…。
原作ゲームの森羅様&朱子ルートに絞り込んで進行してきた本作品もついに最終巻。 完璧に見える森羅様の前に立ちふさがる見えない壁、 そしてレンの前に立ちふさがる目に見える壁、 朱子の心に積み重なる澱…絡み合うそれらを 綺麗にすっ飛ばす気持ちのよい展開ではありました。 まあ、レンの壁についてはどうしても小物臭が消えないのと これまでの所行に比べて極めてあっさり改心してしまうあたりが どうにも納得いかなかったりするんですが。 その程度でどうにかなるならハト姉もさっさとですね…以下略。
とまあ不満はあれど、個人的一押しキャラの朱子さんの魅力が炸裂しまくりのため 細かい部分は比較的どうでもよいというのが偽らざる本音であったりもします(^-^;;; ほのかなデレがもうかわいくてしょーがない。 レンを庇ってみたり、傷ついたレンとのやりとりだったり ラストで繋がる手とかもう以下略。ごろごろごろ。
原画家自らによる作画ということでイメージぶれも無く、 漫画としての部分は皇ハマオ氏により安定と、コミカライズとしては まずまず理想的な出来だったのではないかなと思います。 (Permalink)
■関連情報 | |
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タイトル | 『君が主で執事が俺で (3) (角川コミックス・エース 164-6)』 |
作者 | 皇ハマオ |
出版社 | 角川書店(角川グループパブリッシング) |
発売日 | 2009-06-26 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | 漫画 |
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ページ執筆者:東雲あずみ

Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)