碧海のAiON 10 (ドラゴンコミックスエイジ)』:影崎由那のかんそーぶん

@ 『碧海のAiON(10)』:影崎由那(ISBN9784047128002)。ドラゴンエイジ連載 クライマックス直前、現代ダークファンタジー10巻目。

  • 腐り落ちてゆくシーラの身体に気づいた星音と達哉。 星音はこのまま死んでしまっても良いというシーラを突き放し、 海へ帰そうとする。達哉とふたり、嫌々ながら海辺へとやってきたシーラを 待っていたのは人魚の姉2人だった。だが、世界を破滅へと誘う「運命の日」の 再開を望む姉達はシーラへ、達哉に蟲を埋め込むことを強要し…。

次巻にて最終巻との告知があり、 物語はクライマックスへ着実に進んでいる感じですね。 今巻の見所は…… なに、なんなのこの意味深なカバーイラストは、事前なの事後なのどっちにしろ けしからんいいぞもっとやれ!!的な思わず興奮を隠せなくなる勢いの 押し倒されて涙ぐんだ星音さん。絡められた相手との指先がたまりませんね:D__ とまあ、そんな期待に本編でもばっちりと応えてくれており ついに達哉の星音へ想いが通じるシーンの破壊力が堪りません。 達観殺伐娘な星音さんが追い詰められてテンパってる様子が可愛いこと可愛いこと。 いやもうたまりませんでした。

一方のシーラさんは相変わらず健気っ娘っぷりを発揮しまくり。 達哉への想いは通じなさそうですが、救済フラグは立った感じかな。 しかし、てっきり達哉の母親の素性がアレなんかと想ってたのですが この流れだとそれは無さそうなのかな。

新章突入以降、バトル展開はなりを潜めてキャラクター達の内面を重視した 展開が続いていますが、だいたいの落としどころも見えてきたので 引き続きノリは変わらないんでしょうね。 まあ、その分ラブコメ濃度は濃密なんで問題はありません。 この調子なら今年後半には最終巻発売でしょうから、楽しみに待ちたいと想います。

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■関連情報
タイトル『碧海のAiON 10 (ドラゴンコミックスエイジ)』
作者影崎由那
出版社富士見書房
発売日2012-06-07
区分一般
カテゴリ漫画
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ページ執筆者:東雲あずみ

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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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