碧海のAiON 4 (ドラゴンコミックスエイジ か 1-1-4)』:影崎由那のかんそーぶん

@ 『碧海のAiON(4)』:影崎由那(ISBN9784047126398)。ドラゴンエイジ連載。 ”海から来るモノ”達を狩る魔女の少女と、彼女に関わった少年が辿る運命とは? 現代ダークファンタジーの4巻目。

「気づいているんでしょう?人魚達が蟲を使うのを一旦止めたことを…」。 夏…人が海に集まり、蟲達の活動も活発化するはずの時期… だが奴らは突如姿を見せなくなってしまう。 仇たる人魚への道標を失い焦燥感に駆られる星音。 一方、魔女「星音」抹殺のため転校生として地上に現れた 人魚「シーラ」は着々と学園に罠を張り巡らせていた。 そんなシーラにも達哉との交流の中で変化が…?

今巻は、達哉くんの両親の四十九日に絡んだお話を中心に 達哉とシーラ、達哉と星音それぞれとの関係の変化、 そして5巻への溜めの巻ってところでしょうか。 達哉くんの良い子っぷりは、 司おにーさんでなくても思わず ハァハァしたく猫可愛がりたくなるのもわかるかなぁ(^-^;;;;; 達哉の父に代わって社長となったというおじさん、どんな嫌なキャラが出てくるかと 思ったら、わりと人格者な感じですか? ちょっと予想外でした。 …まあ、事故の訴訟云々の話がちらちら出てきてたので もう一ひねりくらいはありそうかもしれません。

今回の見所はやっぱりシーラさんと達哉の関係でしょうね。 魔女に対しては非情、人間に対しても手駒程度の意識しか感じられない彼女が 達哉に対しては妙にかわいらしい反応を返してて、ニヤニヤ度高めでした。 …まあ、今後の展開がヘビーそうな分、 ここで萌やしといてあとで炎上させる罠を感じずには居られませんけれど(苦笑

今回も順調に楽しく、お話もきっちり進んでいる感があって良いと思います。 続刊楽しみ:D

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■関連情報
タイトル『碧海のAiON 4 (ドラゴンコミックスエイジ か 1-1-4)』
作者影崎由那
出版社富士見書房
発売日2009-12-09
区分一般
カテゴリ漫画
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ページ執筆者:東雲あずみ

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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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