機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト(4) (カドカワコミックス・エース)』:長谷川裕一のかんそーぶん

@ 『機動戦士クロスボーンガンダム ゴースト(4)』:長谷川裕一(ISBN9784041207390)。 ガンダムエース連載。ザンスカール帝国と手を結んだ木星帝国急進派と戦うため 甦った宇宙海賊たちと、その戦いに巻き込まれてしまった少年の物語4巻目。 少年はついに自らの進むべき道を見定める…。

  • コロニーの子供達をギロチンに掛けようとする卑劣なザンスカール帝国と木星帝国の傭兵集団サーカスに対抗するため、失敗作として放置されていた一騎当千機「EMS-TC02 ファントム」に乗り飛び出したフォント・ボー。 だが、動作すら不安定なファントムでは為す術もなく、取り押さえられてしまう。 迫るギロチン執行の瞬間、しかしフォントの諦めない心は奇跡を呼び起こす。 目覚めた「ファントム」の真の力、 それは嵐のように煌めき、全てを切り裂き焼き尽くす!!!

新たなる主人公機「ファントム」こと「ファントムガンダム」の真のお披露目と フォント君が真に主人公として立ち上がるという、物語の序章の終わり的な お話でした。よちよち歩きながらも、 自分なりに守るべきものと進むべき道を見いだしたフォント君が頼もしくて良いですね。 そりゃシュラク隊の褐色お姉さんもドキドキですよ:D_____ 彼の姿におそらくはかつての自分の姿を重ねているだろう カーティスの視線も微笑ましく、良いモノでした。 まあ、ベルさんとの関係に関しては当面お許しが出そうにもありませんが(笑

「ファントム」の真の力の無茶設定っぷりには思わず苦笑い。 でもまあ、この中二病感がクロスボーンらしさという気もします。 ミノフスキードライブよりもIフィールド発生器の方がよほど技術として胡散臭いよ!! なんだかんだいって高性能汎用機的だったクロスボーンガンダムに対して どうしようもなくピーキーな機体ですが、相手が化け物揃いですから これくらいじゃないと対応しきれないということかもしれません。

物語としてはここからが本番とも言えるわけで、さあどんな状況が 新生クロスボーンバンガードを待ち受けているのか。次巻も楽しみなところです。 V2ガンダム出てきたりしないかなぁ…。

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■関連情報
タイトル『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト(4) (カドカワコミックス・エース)』
作者長谷川裕一
出版社角川書店
発売日2013-06-24
区分一般
カテゴリ漫画
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ページ執筆者:東雲あずみ

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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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