『かりん 増血記〈7〉 (富士見ミステリー文庫)』:甲斐透/影崎由那のかんそーぶん
@ 『かりん 増血記(7)』:甲斐透(ISBN4829163682)読了。富士見ミステリー文庫9月の新刊。 ドラゴンエイジ誌にて連載中のマンガ、 影崎由那「かりん」本編を補完する1冊読み切り型サイドストーリーシリーズの7冊目。 今回はコミック版最新刊に続くくらいの時期に起きたお話。 昨日発掘されたので読みました<………
ついに健太と恋人同士になったかりんは周りにひやかされながらも幸せ一杯の日々を送っていた。 しかしある日、一通の間違いメールから親友である麻希の様子がおかしいことに気づき 日頃の恩返しも含めて力になろうとする。 一方、衰退気味のヴァンパイア種にしては 異様に子沢山なマーカー家の噂を聞きつけた伝説のはぐれ吸血鬼が椎八場市にやってきて…。
殺人だの放火だの暴行だのレイプだのが日常茶飯事の増血記シリーズにしては大人しい内容でした。 メインはかりんと麻希の女の友情で、他の要素については今後への種まきといった感じですかね。 コミック版の補完エピソードという立場から、 いままでは完全に続刊に続く伏線というのは無かったのですが 終盤に向けての準備というところでしょうか。 みどころはやはり初々し過ぎるかりんと健太のできたてバカップルっぷりですかね。 読んでるこっちが恥ずかしくなります(笑 コミック版のファンの方は読んでおくと良いシリーズです。 (Permalink)
■関連情報 | |
タイトル | 『かりん 増血記〈7〉 (富士見ミステリー文庫)』 |
作者 | 甲斐透/影崎由那 |
出版社 | 富士見書房 |
発売日 | 2006-09 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | ライトノベル |
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ページ執筆者:東雲あずみ
Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)