『かりん 増血記〈6〉 (富士見ミステリー文庫)』:甲斐透/影崎由那のかんそーぶん
@ 『かりん-増血記-(6)』:甲斐透(ISBN4829163216)読了。 富士見ミステリー文庫新刊。 ドラゴンエイジ連載中のコミック『かりん』:影崎由那の番外編小説シリーズ6冊目。 単体でも完結してますが、コミック版とは補完関係にあるのでどちらも読むのが吉です。 コミック版が昼メロなら、こちらの増血記は火サスという位置付けと考えるといいかも<ほんまかいな なお、この6巻はコミック最新の7巻直後の時期の物語です。
雨水健太の不幸の原因が解決し、二人を隔てていた問題の一つが解決したことで 一人幸せな妄想に悶えるかりん。 しかし、そんなある日かりんの前に、かりんの父、ヘンリーの 息子であると名乗る青年ジェイクが現れて、真紅家に大騒動が勃発。 また、かりんとジェイクの関係が面白くない健太は誤解に誤解を重ね、 事態はさらに複雑な方向へ転がってしまう。 はたして事件の行く末は…ってな感じで。
よくもまあ毎度毎度、命の危険に足を突っ込むシリーズですな、これも(^^;;;; 今回の見所はかりんと健太のすれ違いっぷりですかね。 ちょうどいい所で終わっているコミック最新刊直後のお話ですので 二人の関係の変化が出てて興味深いです。カラー口絵のかりんの色ボケっぷりに乾杯(笑 富士見ミステリーにしてはちゃんとミステリーしてるシリーズで、 原作ではスポイルされているヤバイ目の事件は全部こっち任せ状態なので 少々雰囲気は違いますが、これはこれで面白いので結構オススメです。 (Permalink)
■関連情報 | |
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タイトル | 『かりん 増血記〈6〉 (富士見ミステリー文庫)』 |
作者 | 甲斐透/影崎由那 |
出版社 | 富士見書房 |
発売日 | 2005-10 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | ライトノベル |
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ページ執筆者:東雲あずみ

Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)