『ROOM NO.1301#2-同居人は×××ホリック?-(富士見ミステリー文庫)』:新井輝/さっちのかんそーぶん
@ 『ROOM No.1301 #2 -同居人はXXXホリック?-』(ISBN4829162600)読了。 「僕は恋愛に向いていない」という漠然とした思いに囚われる主人公・健一。 彼はクラスメートの大海小夜子に告白されたその日に、 不思議なめぐり合わせで出会った女性・桑畑綾と肉体関係を持ってしまう。 綾に導かれ、12階建てマンションの 存在しないはずの13階に部屋を与えられた健一は 綾を始めとする13階の住人と関わりを持ち、 何かを満たされ、そしてなにかが欠けたままの生活を送っていくのだった。 そんなある日、 今度は男性絡みで黒い噂の絶えないクラスメート有馬冴子と 13階にて同居することになって…。というのが1巻から2巻冒頭までの話。 2巻はプロローグ「友達は恋愛をしている その2」と本編「私を好きにならないでと彼女は言った」前後編、エピローグにしてホタル姉メインの過去話「弟は私を嫌っている」を収録。
綾さんや小夜子ちゃんやホタル姉も美味しい部分はありますけれども 今回のヒロインは有馬冴子嬢ですね。 1巻のプロローグでも意味ありげに名前だけが出ていましたが、 やっとこ本格登場です。 これまた難儀で複雑な子でしたが、まあ可愛いんで良しというか やっぱり主人公ケダモノ(誉)だよとかそういう感じで(^-^;;;; 15ページあたりで深読みして思いっきり仰け反った後、 怒涛の210ページあたりで悶絶というのがありがちなコースでしょうか?(意味不明
まあ、なんというかある意味ですごく淡々とした作品で、 萌えも不思議もあるけれど、 主体はそれらを含んださらに上の方にあるんだろうなーというか、 ギミックは本当にただの舞台装置でその存在を疑うようなものではないのだなとかetc.etc... 私の感性系はもの凄く気に入ってる作品なんですが、 それをいまひとつ具体化出来ません(苦笑 あとやっぱり非常にエロゲー的な構造ですね、どこがというか…もう全てが(苦笑 読んでていろいろとニヤケる事が多すぎますわ。 個人的にはオススメしたいんですが、 どこにオススメしていいのやらわかりません(苦笑 私は好きです。気になったら読んでみてください。
なお、3巻は8月、4巻が早くても年末とのこと。 まだまだ終わりそうにはありません。 (Permalink)
@ 『ROOM No.1301 #2 -同居人はXXXホリック?-』(ISBN4829162600)。 富士見ミステリー文庫の問題作(当時はね…*1)9ヶ月ぶりの続刊です。 1巻(ISBN4829162244)の感想はこのへん。未読なので詳細は省きますが、かなーーーり待ってましたから楽しみです。
とりあえず、人物紹介のところで爆笑(苦笑 (Permalink)
■関連情報 | |
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タイトル | 『ROOM NO.1301#2-同居人は×××ホリック?-(富士見ミステリー文庫)』 |
作者 | 新井輝/さっち |
出版社 | 富士見書房 |
発売日 | 2004-06 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | ライトノベル |
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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)