『ブルー・ハイドレード―融合 (集英社スーパーダッシュ文庫)』:海原零のかんそーぶん
@ 『ブルーハイドレード-融合-』(ISBN4086301911)。 「銀盤カレイドスコープ」の海原零氏のおくるオリジナル海洋SF小説。 謎の伝染病によって地上を追われ、海中へとその住みかを移した人類。 2大強国の軍事緊張の中、 両軍にとって恐怖の象徴であった伝説の海賊が討たれ、その均衡は崩れ始める。 そんなおり、エリート士官候補生を乗せ演習中だった 戦艦アルファレスは敵国艦と遭遇、無能な選任官らは 人類の運命を左右する引き金を引いてしまうのだった。 候補生達の命を掛けた戦いはそこから始まった。
「銀盤」とはまるで方向性の違う結構シビアな展開ですね。 萌えれそうな子は居ますが、なんか狂気が美しい的な気も(汗 前半は 延々と愚か者同士のぶつかり合いって感じなので 正直かなり読むのが(悪い意味で)苦痛でしたが 後半、話が展開してからは一気に読みやすくなります。 視点は固定ではなくて、主要登場人物で移り変わりますが 転換時に倒置的な手法が多様され、これが分かり難さを助長してるかと。
なんというか「プロローグ」ってところなので 出来たら本編は読みたいなーと。 (Permalink)
■関連情報 | |
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タイトル | 『ブルー・ハイドレード―融合 (集英社スーパーダッシュ文庫)』 |
作者 | 海原零 |
出版社 | 集英社 |
発売日 | 2004-06 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | ライトノベル |
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ページ執筆者:東雲あずみ

Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)