2006年01月11日
20060111どくしょかんそーぶん
『護くんに番外編で祝福を!(2)』:岩田洋季/佐藤利幸4840232725読了。
電撃文庫新刊。『護くんに女神の祝福を!』の短編集第二弾。
恋の鞘当てドタバタ体育祭「雪降る日のハート・オン・ザ・ラン」。
汐音さんのちょっぴり切ない初恋話「心の中に日傘をさしながら」。
絢子さんの心の傷に触れる護くん。それは深く、どこまでも暗い…「BLACK & WHITE」。
立派なジョシコウセイにならねばならぬ
決意のエメレンツィアの運命は?「ジョシコウセイ・クエスト」。
事故により記憶を失った絢子は回復のために護とのデートに望むが…「《魔女ベアトリーチェ》が消えた日」。電撃hp誌に掲載された3本に加えて書き下ろし2本を収録。
今回はおなじみドタバタ劇から、初心に戻ろう激ピュアラブコメ、 そしてちょっと(かなり?)ヘビィなお話までバラエティに富んだ一冊ですね。 特に気に入ったのは「心の中に…」と「ベアトリーチェが消えた日」、「BLACK…」かな。 普段と立場が逆転してしまった汐音さんがなんとも可愛らしかったり、 絢子さんのどきどき満載だったり、 えげつないまでに徹底して落とし込む様がグっと来たりしました。ハイ。
挿絵は今回もいいお仕事です。可愛く凛々しい絢子さんが沢山なのはもちろんのこと
魔王お兄ちゃんのロリおさなエメレンツィアグラフィティやら、
やっちゃった感いっぱい(苦笑)のエメ艶姿など見所がいっぱい。
お気に入りは体育祭で汗に濡れた絢子さんかなー? しおらしい汐音さんもいいですが。