@ 『肉辱委員長』：まるキ堂(ISBN9784887742864)。エロ漫画。 ティーアイネット系のCOMIC Mujin及びバスターコミックにて発表された短編、連作短編を中心に収録。メインは催淫フェロモンネタの「○○が餌食」シリーズ前後編２エピソード。 エロエロ重視。全体にダークさは薄めで、ややコミカルな印象が強めかな。

• クラスの女生徒から蔑まれているキモメンのチビデブ男・斬毛澤剛一。だが彼は自身が発する特殊なフェロモンに適合した女を性欲に狂わせることが出来るのだ。幼い頃からその力を使って『餌食』となった女を狂わせ壊し続けてきた斬毛澤。新たなターゲットはクラスメートのギャル系生意気女・柿原。さあ、プライドをズタボロにして壊れるまで従わせてやるよ…『あたしが餌食』前後編
• クラスで起きたとある騒動以来、斬毛澤がなぜか気になってしょうがないクラス委員長の薔薇慈りんご。心では明らかに拒絶しているのになぜか身体が反応してしまうことに業を煮やした彼女は、柿原の協力を得て斬毛澤を退学させるため、彼が女生徒を犯している現場に忍び込むが…『私が餌食』前後編
• クラスの非モテ軍団と女委員長との秘密の関係。「我がクラスから性犯罪者を出さないためにも、非モテ男子の肉欲全て私が請け負います♥」。ツンツン?マゾっ娘いいんちょと♥…『肉欲請負い委員長』
• 憧れの先輩のむちむちボディに今日も欲求不満気味の少年。その解消のため、悪友の誘いにのって「犯り部屋」と呼ばれる肉便器女の待つ部屋に通う日々。目隠しで顔を隠したその女の正体に気づいたとき全ての関係に変化が…『犯り部屋先輩』
• メガネを無くして視界がほとんどないという女先輩のセクシーボディに我慢しきれず、痴漢に扮して悪戯しちゃった少年。しかし翌日も先輩の様子は普段と変わらず、疑問に思いながらも痴漢行為はエスカレートしてゆく。狼さんと赤ずきんちゃん、小狡いのはどっちだ？…『ヒ・ミ・ツ…？の送り狼』
• 真面目で清楚という周囲の評判に反して、実態はセルフ緊縛でオナニーに狂うマゾっ娘の女の子。ある日クラスメートの男の子に縄の痕を見られてしまい、必死に否定するも説得力ゼロ。ついにはマゾではないことを証明するために二人でSMプレイに興じることになってしまい…。マゾっ娘と少年の蜜月SM関係…『証明プレイ』

作者通算5冊目の単行本。ティーアイネット系では初単行本になります。 ややだらしなさも感じるほどに肉付きの良いムッチムチボディの女の子たちが繰り広げる ハードなプレイが満載の一冊。涙や涎を垂れ流しながら快楽に白目を剥く痴態っぷりが ぐりぐりとリビドーに訴えかけてきます。 特徴的なのは前述の通りの女の子の極めて肉感的なむちむち感。 それも水をたっぷりと吸ってぐっちょりとしめったスポンジ的な印象です。 衣装からこぼれ落ちそうなほどに強調された胸や腰まわりは迫力満点です。 あとは表紙イラストでもわかるように存在感を 力強く主張する摘みがいのありそうな乳首や透けブラあたりですかね。 画面処理等は丁寧さより荒さが旨になっていて独特の泥臭さがありますが 逆にそれが世界観の湿度を高めていて、粘度の高いぐちょぬるプレイを際だたせています。

お気に入りのエピソードはやはり単行本のメインになっている「○○が餌食」シリーズですかね。 鼻っ柱の強い生意気女の子を肉体から否応無く籠絡し、精神も屈服させるキモデブくんという 征服感に溢れるシチュエーションはいいものです。 抗いようのない快楽に堕落し、精神を犯される女の子達の痴態がたっぷりと楽しめます。 エピソード的にはいくらでも続けられる格好なので、続編があるならぜひ読みたいところ。 他は「犯り部屋先輩」あたりが楽しかったかな。

全体にＳＭ的要素はあれど、 どれもマイルド寄りで抵抗感を感じるようなものは無し。 エロさに関しても 汁気たっぷり、アヘ顔たっぷり、上目遣いフェラ最高!!と申し分無し。 ネックはやはり絵柄の癖の強さになりますが、 プレイ内容の方で読者への間口はだいぶ広めにとってある印象ですかね。 発情しまくったむちむち女の子の肢体にむしゃぶりつきたい欲求のある旨には 強くオススメの一冊です:D (Permalink)