『ボクのセカイをまもるヒト (電撃文庫 (1168))』:谷川流のかんそーぶん
@ 『ボクのセカイまもるヒト』:谷川流(ISBN4840232067)。 電撃文庫新刊。新シリーズ予定? 平凡な少年・朝凪巽の前にある日突然現れた二人の少女・<妖精>綾羽、<科学者の人形>猫子。 彼女達は自分は巽の命を守るためにそれぞれ別々の世界からやってきたのだと いうが、巽がなぜ命を狙われているかは知らないという。 わけもわからないままに、奇妙な争い巻き込まれた巽くんの運命や如何に?…という感じで。
うーん、こういうベタベタな素材に対して、妙にメタっぽい神視点の文章は苦手です。 筆者が読者に対してひどく斜に構えたように映るので、あんまりいい気分がしません。 特にネコソギ(下)を読んだ直後というのがタイミング的に最悪です。 あらすじで追ってしまうと徹頭徹尾ベタな展開で、そこをから何かを 見せてくれる前に終わってしまうので、今回だけだとちょっと評価し辛いですね。 ひたすらになついてくる猫子は可愛いですし、綾羽も良いツン具合なんですけど 前述の通り、地の文章がうっとしすぎて、私にはちょっと合いませんでした。 (Permalink)
■関連情報 | |
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タイトル | 『ボクのセカイをまもるヒト (電撃文庫 (1168))』 |
作者 | 谷川流 |
出版社 | メディアワークス |
発売日 | 2005-11 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | ライトノベル |
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ページ執筆者:東雲あずみ

Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)