ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・すりー (富士見ミステリー文庫)』:新井輝/さっちのかんそーぶん

@ 『ROOM NO.1301しょーとすとーりーず・すりー』:新井輝(ISBN4829163844)。 富士見ミステリー文庫新刊。ROOM NO.1301シリーズ短編集第三弾です。 ファンタジアバトルロイヤル誌にて掲載された3編に書き下ろし1編を加えた全4本。 まさかのドラマCDも今週発売予定です。Amazonさんで注文済み:D

刻也の彼女 鈴璃さんと綾さんの第一次接近遭遇 …「私と綾さんと不埒な男」。 鈴原に強制的にお試し合コンに連れ出された健一だったが …「俺と鍵原とお試しの合コンプレイ」。 ”週に何回くらいひとりエッチをしてました?”刻也の妹 狭霧ちゃんの津々浦々 …「私と皆と一人の夜」。 早苗さんの喫茶店にやってきた彼女の担当編集者・薫沢だが …「私と今西先生と本気のお仕事」。

『ああんっ!メガネ様☆』の一言に尽きちゃう気もする今回でした(ぉぃ ぼちぼち始まるであろう刻也編の導入なのか、彼絡みの話が多い印象ですね。 白眉は一本目の「私と綾さんと不埒な男」ですね。 後書きでは撲殺キャラとしてさんざおなじみの鈴璃ちゃんが本編でも怒り狂う話ですが 徹底的な勘違いっぷりと、それに気づいても訂正しようが無く大困惑の刻也くんの やりとりがたいへん楽しくてニヤニヤしまくりでしたよ。 鍵原編はいつもの鍵原でしたが、本当に普通にしてりゃ可愛いのに…って感じですわな。 狭霧編は彼女の性格を端的に示すなんでもないエロエピソードをやりつつも、刻也と父との対立の理由の一端を示してみたりと結構上手い構成でちょっと感心。その達観しぶりはエロいよ>狭霧ちゃん 薫沢さん編。生メガネ様ワラタ。新キャラなのにこのキャラ立ちっぷりは流石というかなんというか。

ROOMは無理なのでメガネ様でアニメ化しますという超展開の前ふり…というありえない予想が脳内POPしましたが…さすがにねーわな(笑



■関連情報
タイトル『ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・すりー (富士見ミステリー文庫)』
作者新井輝/さっち
出版社富士見書房
発売日2007-02
区分一般
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ページ執筆者:東雲あずみ

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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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