『ぺとぺとさん (ファミ通文庫)』:木村航のかんそーぶん
@ ちなみに前期のクリック数統計*1のTOP10は下記のような感じです。
- ことみ大事典:ことみようじ(ISBN4835215672)
- みなごろしの学園-デビル17(1)-:豪屋大介(ISBN482911584X)
- 超変身コス∞プレイヤー コンプリートDVD(1)(Amazon)
- 妃蜜の穴園:TYPE90(ISBN4877347054)
- 変態生理ゼミナール:TAGRO(ISBN488653807X)
- まま姦(1)(ISBN487182635X)
- 悪魔の課外授業:富求乱児(ISBN4896371011)
- お、(オコンマ):いえーい富井(ISBN4765907287)
- ANZU-記憶の薄片-:霧風(ISBN4829678704)
- ぺとぺとさん:木村航(ISBN4757717474)
わーい、エロエロ(笑 非エロが2つしかありません。 「デビル17(1)」が案の定というか強かったですねぇ。 あんだけしつこく煽れば当然という気もしますが(苦笑 「ことみ大辞典」は予想外の検討ですね。 「超変身コス∞プレイヤー コンプリートDVD(1)」については 書き方が大きく影響した好例かなと。
(Permalink)@ 『ぺとぺとさん』:木村航(ISBN4757717474)読み中。8割方。 妖怪と人間が通う中学校を舞台としたほのぼの(?)小説。 舞台設定的には近未来日本で、 妖怪が「特定種族」という 国家認定の種として人間社会に受け入れられつつある世界。 ただし、まだまだ人間からの偏見は強く、総じて妖怪の立場は低い。 人間との軋轢も当然あったりする。 ということでほのぼのといいつつ、 実体はそれなりにハードだったりするわけで。 まあ、それでもほのぼのしてるわけですが。
物語のヒロインは「妖怪ぺとぺとさん」である藤村鳩子ちゃん。通称ぺと子。 「ぺとぺとさん」とは「べとべとさん」の新種で 好きなものや可愛いものに触れるとぺっとりと ひっついて離れなくなってしまったりする。 そんなぺと子さんは柔らかくて温かくてちょっと ぼけーっとしててでも正義と真実の人でひたすらに可愛らしい。 そんな彼女と「ぺっとり」して一夜を共にしてしまった経験から 彼女の事を意識してしまう主人公のシンゴくん。 そして彼女たちを取り巻くのは一癖も二癖もある人間&妖怪の級友たち。 そんな彼らの日常を描いた作品ってところかな。
なんというか独特(ある意味ありがち)の文章というか構成というか…。 キャラクター間の会話に焦点のあたった文章で 感覚的にはギャルゲーのイベントシーンの寄せ集め的な印象が強いです。 日常シーンが飛ばされてイベントシーンが連続してる感じ。 細かいパート分けでエピソードが積み上げられていくので 余計そう感じるのかもしれません。 上記の初期設定的な部分も本編中で小出しに出てくるので 冒頭部分で多少戸惑います。 正直なところこの構成がいいのか悪いのか判断つきかねてます。 この部分だけで人によっては駄目小説と一刀両断されそうです。
ただし、キャラクターは魅力的です。 YUGイラストの魔力に拠る部分も結構大きいとは思いますが ぺと子さんのふにゃ〜っとした可愛らしさやカッパのくぐるさんの チャキチャキっぷりや、 ぬりかべのぬりちゃん&こぬりちゃん姉妹の変な愛くるしさは 良く出てるかと。その部分は高く評価します。 でもやっぱりイラストに騙されてる気も…(汗
つーこって小説としてみたときにどうよと問われると 現状少々答えに窮する感じがあるのですが、 そのへんについては読みきった後でまとまりそうならまとめたいかと。 あー、ただまあこれだけ文章書き連ねてることからわかるように 基本的に気に入ってはいるのですよ。ええ(^-^; (Permalink)
@ 『ぺとぺとさん』。 ファミ通文庫の新刊で、挿絵がYUGさんです。あらすじからすると 妖怪さんと人間さんが通う学園で繰り広げられるほのぼの物語とのこと。 はい、絵で買いました。未読です。 (Permalink)
■関連情報 | |
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タイトル | 『ぺとぺとさん (ファミ通文庫)』 |
作者 | 木村航 |
出版社 | エンターブレイン |
発売日 | 2004-02 |
区分 | 一般 |
カテゴリ | ライトノベル |
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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)