4年前の単行本ですが、作風は今と大差無く…というかこのあたりから現在の路線が固まっていたというべきでしょうか。人体なぞはしょせん肉の筒と言わんばかりの太モノぶち込み、ゴムが如く伸びる皮、体内で起きる変化を余すところ無く伝える断面図、ところてん式に舞散るゲロと糞尿etcの人体破壊一歩手前のえげつないプレイの数々、そして全てを台無しにする脱力オチが満載です。 絵柄は確かに変化していて、人体の描き方などが現在よりもクセが強い面はありますが ブラッシュアップが進んでいるかどうかの差なので、 クオリティ的には大きく見劣りするものではありません。
展開としてはアバズレ女orアホ女に男の子が激しいセックスで仕返しというパターンが基本。 学生さん主体。性行為?と思わず首を捻りたくなるむっちゃくちゃなハードプレイが主体ながらも 徹底的に「壊れ」はしません。このため凄惨な印象は皆無。さらにまさしく「とってつけた」ような 脱力オチで全てを薄めてしまうのが特徴です。このへんは好き嫌いが別れる所だと思いますが この手の描写を試してみる…には最適の一冊かと。読後感の気楽さはお墨付きです。
なお、追加の「狂い咲きデストロイ」シリーズのみ触手モノになります。 人体串刺し、眼球射精、子宮引きずり出しなど、かなり濃いプレイが満載なので 注意です。特に描きおろしの続編は珍しく人体破壊やっちゃってますので…。 精液ボテはよくありますが、こういう形の「噴水」は初めて見たよ。 それでもオチはいつもの通りで誰も怪我が無いのが凄いよなぁ(苦笑