四月、新学期。 父親譲りの鋭い相貌から周囲に無駄に恐れられていることに悩む普通の少年、高須竜児。 かたや、人形のような華奢で小さな身体。 それに似つかわしくない極めて激しい気性から 周囲に「手乗りタイガー」と呼ばれ怖れられる少女、逢坂大河。 ある日、ひょんなことから逢坂の重大な秘密を知ってしまった竜児は、 彼女の密かな望みのために…また目覚ましに、家事洗濯にとアゴでこき使われる羽目に。 …でもそんな竜児だけが知っているのだ。「手乗りタイガー」の本当の素顔を。
甘酸っぺぇぇぇぇぇ!。いや、期待以上に面白かった。 竜児くんのいい奴度合いも相当なもんですが、 やはり「手乗りタイガー」の破壊力がいろんな意味で凶悪です。 圧倒的な迫力と暴力の中に隠された手乗りタイガーの真実を、 不器用な二人の七転八倒の戦いをどうぞご覧あれ。 個人的にはやっぱりやっちゃんが可愛(以下略
田村くんで見せた軽妙な語り口は今回も健在。 テンポよくするすると入ってくるため、 読んでて顔がニヤけるんだってばさ。ラブコメ好きは読んどけ。オススメです。 続刊予定はちゃんとあるようなので、続きが楽しみであります。 でもどうやって広げるのかしらん。次は多分竜児サイドなんだろーけれども。