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ご愁傷さま二ノ宮くん (富士見ファンタジア文庫)

タイトル:
ご愁傷さま二ノ宮くん (富士見ファンタジア文庫)
著者:
鈴木大輔
出版社:
富士見書房
発売日:
2004-09-16
ISBN13:
978-4-8291-1644-9
ISBN10:
4829116447

書影

日記での紹介内容

2005年03月17日(木)
崩壊日記 20050317
『ご愁傷さま二ノ宮くん』:鈴木大輔4829116447読了。 富士見ファンタジア文庫既刊。2巻が先日発売されています。 ちょっとカタブツな主人公二ノ宮くん。 そんな彼が頭の上がらない凶悪な姉の策略によって 男性恐怖症のサキュバス少女・月村真由ちゃんの恐怖症解消のための 当て馬役として、彼女と同じ部屋で寝泊りするハメに陥って…。 って感じのちょっぴりエッチっぽい寸止め小説。 なお、サキュバスと言っても異界の超常的存在ではなく、 遺伝症による特殊能力扱い。

わりと基本に忠実に王道的な展開。 並よりもお色気要素をより即物的な側面で推し進めてみたけど、 やっぱり寸止め、読者も主人公も寸止めという感じ。 「デビル17」みたく行くトコまで逝っちゃってるわけじゃない 等身大のお色気なんで、より間口は広いでしょう。 真由ちゃんの純情&健気っぷりや可愛らしさは存分に味わえます。 サブキャラのお嬢様も分かりやすいツンデレ系っぷりがなかなか:D 読んでてちょっとテンポ良くいかない部分がある気もしますが、 まあ、デビュー作ですしね。 読まなくてもどうともないけど、読んでも悪くないってところですかね。

んで、何がんなに気に入らなかったかというと 2章におけるクラスメート連中が生理的に大嫌い(^-^;;;; 簡単に言えばやり過ぎってこと。 友人関係の上にたった悪ふざけの域を越えてる。 いじりやすいとか何とか言ってますが、これっていじめの構図ですがな。 展開的要求による描写偏向なだけつー気もしますが 享楽的なのは別に構わんのですが、あまりにも動物的になーんも考えてない 迷惑行動っぷりが勘に触ってしょうがないのですよ。

書籍検索
詳細情報
分類:
1
登録日:
2011-10-18 20:15:52
掲載回数:
1回
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