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バカとテストと召喚獣(3.5) (ファミ通文庫)

タイトル:
バカとテストと召喚獣(3.5) (ファミ通文庫)
著者:
井上堅二/葉賀ユイ
出版社:
エンターブレイン
発売日:
2008-01-30
ISBN13:
978-4-7577-3979-6
ISBN10:
4757739796

書影

日記での紹介内容

2009年01月03日(土)
崩壊日記 20090103
『バカとテストと召喚獣(3.5)』:井上堅二/葉賀ユイ9784757739796。ファミ通文庫2008年2月頃の新刊。シリーズ初の短編集。
  • 明久が出会った一人の少女。元気の無い姉を元気づけたいという彼女のために明久が取った行動とは。バカテス・ゼロ、<観察処分者>吉井明久誕生の物語…『バカとテストと召喚獣〜予習編〜』
  • 明久の靴箱に押し込まれていた一通のラブレターが巻き起こす大暴走の顛末…『僕と暴徒とラブレター』
  • 明久の陰謀により恐怖のウエディングプランが待ち受ける如月アイランドに霧島翔子とふたりっきりで行く羽目になった雄二。適当にお茶を濁して帰ろうとするも、見えな…もとい見え見えの罠が至る所に待ち受けていたりして…『俺と翔子と如月アイランド』
  • 休日に罰当番としてプール掃除を命ぜられた明久と雄二。これ幸いと女性陣など誘ってどきどき水着な一日を演出したけれど…『僕とプールと水着の楽園』
  • 仕送りを止められた明久は毎度のメンツと一緒に喫茶店でのアルバイトに挑むが、当然のようにワケありなわけで…『僕とバイトと危険な週末』

ファミ通文庫FB Onlineなどで発表された短編に書き下ろしを加えた、シリーズ初の短編集。 どれも単行本の1巻より前〜3巻直前までの期間のお話です。 長編2巻での登場がやや唐突に思えた葉月ちゃんは発表時系列的には こちらが先だったということで納得出来ました。 どうも、長編短編どちらも発表順で読むことを前提にした作りになってしまっていて この順序が入れ替わると首を捻る場面が出てしまうってことみたいですね。 まあ、もうちょっと上手く処理すべきだとは思いますけれど(^-^;

エピソードとしては「俺と翔子と如月アイランド」と 「僕とプールと水着の楽園」がお気に入りですかね。 前者は霧島さんのやや病的な一途っぷりが前面に押し出されていて素敵なのと なぜ雄二が彼女の想いに応えようとしないのかの本音部分がちらっと明かされるのが 今後を含めて楽しかったですし、総出で陥れ…もとい盛り上げようとする 毎度のメンバーの奮戦が良かったかな。 後者に関しては…そりゃもう化学兵器の破壊力もさることながら 期待を裏切らない秀吉の役者魂にやられましたよ:D

とまあ、長編読者は読むの必須的な感が漂う短編集でした。 相変わらず挿絵の破壊力が全体に高すぎるのは必見です。特に秀吉(ぉぃ 著者: バカとテストと召喚獣 井上堅二

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詳細情報
分類:
1
登録日:
2011-10-18 19:42:26
掲載回数:
1回
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